学校の様子

地球の未来をお願いします

二酸化炭素の排出量は温暖化とは関係ないといった説もありますが、浜松市で観測史上最高の温度が計測されたことや、レジ袋が有料化したことで、地球温暖化に今まで以上に感心を持つ方も増えたのではないでしょうか?
6年生の道徳も地球環境について扱った題材が多く、地球の未来を担う若者たちに、温暖化に対して問題意識を持ってほしいという願いが伝わってきます。主な内容は「人間の生活を豊かにするためには、自然を破壊してもよいのか?」といったもので、多くの6年生は、野生の生物が亡くなるのは良くない事というのが共通の意見のようです。そこで飛び出してくるのが「野生の生物がいなくなって、日常生活で困ることはありますか?」という、道徳学習特有のやや意地悪な質問。損得勘定で考えれば「ないです。自然を開発します」で終わりですが、6年生は自然を活かしつつも人間の生活を便利にする共存の道を話し合っていました。
人間の生活は、多くの自然の犠牲の上に成り立っていると、改めて考えさせられる授業でした。