ほごログ
考古学講座-基礎を学ぶ第1回を開催しました
本日は「考古学講座ー基礎を学ぶ」の第1回目を開催しました。
本日は、「考古学とは?」と「春日部のどこに遺跡があるか?」、「春日部の旧石器時代」についてお話いたしました。
「考古学とは何か?」では、「考古学とは痕跡・モノからその成り立ちを研究する」という定義とともに、海外と日本の考古学史をまとめました。
「春日部のどこに遺跡があるか?」では、市域には台地が4か所あって、台地上から主に遺跡が発見されているが、弥生時代以降は、低地の自然堤防からも遺跡が発見されていることをお話ししました。
「春日部の旧石器時代」は、時間が足りなくなってしまったのですが、常設展示の旧石器6点について、写真を使って解説しました。石器の実物を見ていただいたかと思いますので、次回、補足をしたいと思います。
また、夏季展示でに出展した権現山遺跡の底部穿孔土器の実物を会場でご覧いただきました。
アンケートでは、市内の地形がよくわかった、底部穿孔土器について皆さんとお話しできたことが良かったなどの感想をいただきました。
次回は10月29日、「第2回 発掘調査の方法・層位学/春日部の縄文時代」です。
*考古学講座は、定員に若干の余裕がございます。ご希望の方はご参加ください。
日程 令和5年10月29日、11月26日、12月24日、令和6年1月28日 午前10時30分~正午(すべて日曜日)
講師 郷土資料館職員
募集人数 30人
参加費 無料
申し込み 郷土資料館へ直接、電話(048-763-2455)