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郷土資料館体験講座「しめ縄を作って新年を迎えよう」を開催しました

令和5年12月17日(日)の午前・午後に体験講座「しめ縄を作って新年を迎えよう」を開催しました。

今年は会場の都合上、1日で2回開催という職員的には過密スケジュールです(笑)

 

講座の中でもお伝えしましたが、しめ縄の藁(わら)には事前の下拵えが必要です。

そんな準備風景を少し、、

稲わらの調達

農家さんにお願いして、9月末頃に稲わらの調達をするところから準備は始まります。

そして教育センターでは、物干しざおに結んだ藁(わら)をひっかけ1~2週間ほど干します。

そこから“藁すぐり”という藁のハカマをとる作業です。

未処理状態の稲藁

処理後の稲藁

講座で使える量はもらってきた藁(わら)の半分程度の量になります。

講座当日には藁を水につけてやわらかくする藁打ちをして準備完了です!

 

講座では、当館の館長より挨拶をさせていただいた後、春日部に伝わる伝説の紙芝居を1つ読ませていただきました。

紙芝居の読み聞かせ

アンケートをみると紙芝居に興味を持ってくれた方もいたようで、うれしい限り♪紙芝居は郷土資料館で貸し出しも行っているのでお気軽にお問い合わせください。

 

そしていよいよしめ縄作りに入ります。

まずは“紙垂(しで)”の作成から。しめ縄から垂れ下がっている稲妻のような形をしたアレです。半紙を切ったり折ったりしながら、割とスムーズに皆さん作れていました!

 紙垂作り風景

そして次が最大の難関“縄ない”です。

藁(わら)を撚(よ)って縄を編んでいくのですが、毎年この作業で皆さん悪戦苦闘します!しかしながら今年は、初めのほうこそ難しそうでしたが、コツをつかむのが早い方が多く、上手になえていました!

 講座風景

しめ縄の本体を作る作業では、ねじった束を組み合わせるときに、ねじりが緩まないようにするのが綺麗なしめ縄を作る秘訣です!

完成した品がこちら!

しめ縄完成!

こちらもしめ縄完成!

立派なしめ縄ができました!

 

講座後のアンケートでは毎年「大変だった」「難しかった」でも「楽しかった!」というご意見を多くいただきます!やりがいのある講座の証でしょうか♪

また来年も開催を予定していますが、しめ縄作りの講座は人気のがあり、募集早々に埋まってしまうこともあるため、募集開始日になりましたらお早めにご連絡ください!

皆さまご参加ありがとうございました♪