校長あいさつ
満開の桜を眺めながら
そんな並木小学校の校長室から校庭の桜を眺めながら,今年1年を振り返っています。
昨年4月,並木小学校の子ども達に迎えられて,あっという間の1年間でした。というのも,素直で明るい子ども達との毎日がとても充実していたからだと思います。いろいろな活動を通して「並木っ子」の良いところをたくさん発見することができました。教室や校庭で,学習する子ども達は,とても楽しそうで満足した表情があふれていて,写真に残したい場面がたくさんありました。そこで「1年間毎日欠かさず,ホームページを更新すること」を私の目標に決めました。子ども達の頑張っている様子をできるだけわかりやすく,ホームページでお伝えしたいという思いで,1年間頑張り続けました。
しかし,紹介できる写真は限られているので,たくさんの写真の中から掲載するものを選ぶのがとても大変でしたが,毎日テーマを決めて,厳選した写真にコメントをつけて,更新するように努めました。テーマは,いつも写真を撮りながら決めていきます。子ども達の様子を見ているうちに,「これは」というものが見えてくるのです。それだけ,活動が充実していて,子ども達の満足感が伝わってくるのです。テーマは,子ども達についてだけではありませんでした。先生方の様子や活動の中にもありました。掲示物や学校の環境の中からも発見することができました。
伝えたいテーマは,題名に表すようにしました・・・少々,自己満足的なとことは,お許しください。しかし,お陰様で1年間で30万回以上の閲覧をいただいたことに感謝申し上げます。
もうすぐ,平成30年度が始まろうとしています。新しい先生方を加え,より一層パワーアップして,並木小学校を今以上の素敵な学校になるように頑張りたいと思いますので,ご理解とご協力をお願いいたします。
平成30年3月29日
我孫子市立並木小学校 校長 小 椿 清 隆
初心に立ち帰って
1(ワン)が3つ並んだ(ワン・ワン・ワン)戌年の本日,新春のご挨拶をさせていただきます。
並木小学校が誕生したのが,昭和56年4月。私が,教員になる1年前です。並木小学校の歴史は,私の教員生活とほぼ一致しています。私は年男なので,今年が教員生活の締めくくりとなりますが,並木小学校は,これからも永遠に続いていきます。並木小や私が誕生した「昭和」は遙か昔の年号に感じられるようになってきそうですが,時代の流れを感じる中で,今,改めて教員生活を振り返ってみると,あっという間の36年間だったような気がします。
私は,植物が好きで,植物の研究や育種をしたくて大学で学んでいました。大学では,「植物の特性や育てる適切な環境」について学びました。しかし,大学での学びの中で,徐々に植物よりも,「感情のある人を育てること」に興味を持ち,教員の道へ進みました。感情を持つ人を育てることは,植物を育てる以上に難しく,奥深いものだと気づき,何度も挫折しそうになりましたが,その度に,新たな喜びや充実感も得ることができ,現在に至っています。
私が教員になったときは,携帯電話もなく,コンピュータさえも一般的なものではありませんでした。ホームページで学校の様子をタイムリーに伝えたり,緊急の連絡をメールで知らせたりすることなど,想像もしなかった時代です。こども達を取り巻く生活環境は,昔とは大きく変わってきています。
しかし,教室でのことも達の生活は,36年前とほとんど変わっていない気がします。「元気よくあいさつする」「友達と協力し仲良く活動する」「迷惑をかければ怒られ,頑張れば褒められる」・・・人が成長するためには,人との関わりの中で,適切な環境を保つことが最も大切であることは,昔も今も変わらないと思っています。
「教員としてスタートした36年前の思い」そして,「並木小学校に着任したときにお約束したこと」,私の初心でもある「こども達を立派な社会人として育てるには,より良い環境を作り出していくこと」に立ち帰り,教員最後の1年間を「こども達のために」力一杯務めて参りますので,ご理解とご協力をお願いし,私の挨拶といたします。
平成30年1月11日
我孫子市立並木小学校 校長 小椿清隆
目標に向かってチャレンジGO!!
「夏休みは,どんな思い出ができましたか?」
私は,故郷広島県の代表「広陵高校」(広島県大会決勝で母校「広島新庄高校」が負けた相手)が,甲子園で健闘する姿に元気をもらうことができました。
一方,日本各地で起きた災害やミサイル発射のニュースを見ながら,「平和や安全」について,いろいろと考える場面も多い夏休みともなりました。
8月は記録的な長雨や局地的なゲリラ豪雨など,今までと違った気象現象が多く見られました。自然現象は,私たちにはどうすることもできないものですが,それに対する備えは必要です。
また,今までは,地震や火災を想定した避難訓練は行ってきましたが,ミサイル攻撃に対する備えは,想定もしていなかった新たな課題です。
いろいろな危険に対する備えを見直しながら,安心して過ごせる学校を維持できるように,努力を惜しまない思いをさらに強くしました。
しかし,子ども達には2学期も「明るく 伸び伸び」と,目標を持ってチャレンジして欲しいと思います。
そのためのも「元気なあいさつ」は,欠くことのできないエネルギー源です。
「よく寝て よく食べて 元気にあいさつを交わす」
並木っ子の良さをさらに伸ばしていけるように 教師一丸となった指導を継続します。
環境が人をつくる
着任しての第一印象は,学校の環境がとても素晴らしいということです。自然に囲まれたゆったりとした敷地と広い校舎で,子ども達が元気な声を響かせている並木小学校を大変気に入りました。「人は環境で育つ」「環境が人をつくる」といいます。並木小学校は,この言葉の通り,子ども達を育てる最高の環境にあると思います。
環境には,自然や建物などの「物的環境」とそこで活動する子どもや教師,保護者や地域の方などの「人的環境」の両面があります。並木小学校は,物的環境には大変恵まれています。その環境を生かし,未来の社会をつくる子ども達を育てるために,人的環境を今以上に活かして,教育活動を行っていきたいと思います。
保護者や地域の方々は,とても協力的で熱心だと聞いています。その力と連携し,我々教師も,精一杯,力を発揮していきますので,よろしくお願いします。
校長 小椿清隆
3学期スタート
~ゴールは!!卒業式 修了式~
明けましておめでとうございます。29年が始まりました。わんぱく丸の航海も残りわずかとなりました。
第3学期は、「進級・進学」へ向けて、最後のまとめの学期となります。
教職員は、今まで、学校教育目標の達成のため、様々な教育活動を工夫しながら進めてまいりました。
常に意識したことは、「この学習・体験・交流を通して、並木っ子にどんな力を付けさせるか。」「そのためには
子どもの意欲を大切にし、取り組んだプロセスを評価して認め、励ましの声かけをする。」ということです。
三学期:6年生は49日、1~5年生は53日の限られた時間の中で、「振り返り次に生かす力」「感謝の心」を
大切に育てていきたいと思います。特に6年生には、「最高の姿」を下級生に示すことにより、並木小の伝統の
バトンを5年生につないでほしいと思います。
<心やさしく かしこく たくましい 並木っ子の育成> 〇教職員 ◎児童
1 心やさしく
〇「いのち こころ からだ」の学習を全学年が実施します。学校便り裏面にてお伝えします。
◎なみキッズファミリーのまとめ 交流給食とロングフレンドリーの取組※
◎感謝の心・・・卒業を祝う会※
※5年生にバトンを受け取る意識を持たせる。
2 かしこく
〇道徳 体育 音楽の授業研究実施 授業を参観することにより、学び合います。また、教師の授業改善に生かします。
〇校内の研究・研修の振り返りを行い、29年度の方向性を出します。
◎計算検定への取組に力を入れます。
3 たくましく
◎縄跳びの取組により、集団の中で「力を出す 力を合わせる 力を抑える」ことを学びます。
◎逆上がりは、全校の約70%が到達しました。今年度中に、一人でも多くの子が達成できるように
取り組みます。
「チャレンジ!一生懸命がかっこいい!!~ぼく わたしの一生懸命」
並木っ子はどんな一生懸命を見せてくれるでしょうか?とても楽しみです。
今学期も皆様の御理解・御協力をよろしくお願いします。
校長 山口 祐子
2学期スタート
2学期 チャレンジ!一生懸命がかっこいい!!
~2学期のチャレンジの決定 学力向上~
この夏は、4年に1度のオリンピックが開催されました。あと数日でパラリンピックも始まります。
リオデジャネイロでの日本代表選手の演技や競技は、私たちに「あきらめないでやり抜く心」「楽しむ心」「感謝の心」を伝えました。また、応援の力によって持てる力を最大限に発揮する選手を見て、ひとが「ふれあい かかわりあい つながりあう」ことによって生まれる「絆」の大切さを強く感じました。
並木っ子にも、2学期の目標を持たせ、こつこつ努力を積み重ねることの尊さを、日々の学習や生活の中で味わわせていきたいと思います。今学期も「意欲とプロセス」を大切にしてまいります。
さて、夏季休業中に教職員は、あたたかな人間関係づくりの研修を行いました。「学級の一人一人を見る目」と「集団を育てる目」をもつことの大切さを学びました。子どもの「居場所づくり」「活躍の場:出番づくり」に努めます。
また、学力面では、問題解決型の学習を心がけ、共感的人間関係を土台に「自己決定・自己存在感」を実感できる授業づくりに努めます。豊かな心を育て、学級の素地を整えた上で授業改善に取り組み、学力向上のための手立てを考えてまいりたいと思います。
明日から、いよいよ2学期がスタートします。「心やさしく かしこく たくましい」並木っ子の育成に向けて、教職員一同全力で教育活動に臨みます。一学期に増しての御理解・御協力をよろしくお願いいたします。
校長 山口 祐子
チャレンジ!一生懸命がかっこいい!!
~チャレンジ ぼくのわたしの 一生懸命~
いよいよ明日から「平成28年度」がスタートします。
並木っ子399名と37人の教職員を乗せ、わんぱく丸の出航です。
どんな荒波も「やる気 根気 元気」で乗り越え、成長してほしいと思います。
平成26年度
〇「プレゼントした1粒の種」から自分色の花をたくさん咲かせよう!
平成27年度
〇「やる気 根気 元気」の3本の気(木)を育てよう!!
と、年間を通して話してきました。
たくさんの「花」を咲かせ、枝葉を広げ幹太く成長した並木っ子に、
平成28年度は、
〇チャレンジ!一生懸命がかっこいい~チャレンジ ぼくのわたしの 一生懸命~
と投げかけます。
26年度、27年度でつけた力を土台に、さらに「意欲」をもって挑戦する気持ちを育ててまいりたいと
思います。教職員は、子どもが目標をもって取り組んだとき、「プロセス」を大事にします。認め、
励まし、一人一人の持てる力を十分に引き出していきたいと思います。
意欲は「自分を磨く」原動力です。
ご家庭でも応援してください。
心やさしく
・あいさつ 返事 ・交流、体験を大切に ・並木っ子のきまりを守る
かしこく
・算数科・英語活動・生活科・総合的な学習の充実
・道徳の授業や「いのち こころ からだ」の学習を大切にする。
・歌声響く校舎に!
たくましく
・体育授業、部活動の充実
・逆上がり 目標75%(昨年度3月は68%達成)
・食育 健康管理能力を育てる。
学校教育目標に迫るために、全教職員が一丸となって教育活動にあたります。
御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
校長 山口 祐子
卒業 進級を意識して
3つの気(木)を一年かけて育ててきました。幹太く、枝葉を茂らせてゴールテープを切りたいと思います。
教師:学力・学習状況調査の結果検証を踏まえた取組「わかって楽しい授業づくり」を行う。
並木っ子:学年末の自分の目標を明確にし、ねばり強く努力する力を伸ばす。
1 夢や目標を達成した時の成就感を味わわせる。
2 算数科を中心に、本校の課題を意識し、意欲を高める指導方法を工夫する。
3 「あいさつ」 「返事」に引き続き取り組む。
4 「いのち」・「こころ」の学習に引き続き取り組む。
5 逆上がりに引き続き取り組む。
1学期末の達成率・・・・・・・59.7%
2学期末の達成率・・・・・・・65.4%
①逆さ感覚 ②思考力(試行錯誤) ③協力・思いやり(できる子が伝達)
6 卒業 進級に向けて
・振り返りを次に生かす力
・感謝の心 を育てる。
集団生活の中で、「力を出す」「力を合わせる」「力を抑える」ことを大切に指導したいと思います。
並木小の伝統:1年生から5年生在校生全員で卒業を祝います。
温かな心を育て、バトンをつないでまいります。
3学期も保護者や地域の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
校長 山口 祐子
2学期スタート
並木っ子:行事を通して力を付ける
夏休みが終わり、いよいよ2学期のスタートです。
静かだった校舎に元気な並木っ子414人が戻ってきます。
2学期は、1学期に付けた力と夏休みの様々な体験を土台に、更に教育活動を充実させてまいりたいと
思います。
1 夢や目標を明確に持たせ、それに向かって努力を積み重ねる。
2 算数科を通して、基礎・基本の定着と思考力・判断力・表現力の育成を図る。
3 「あいさつ」 「返事」に引き続き取り組む。
4 「いのち」「こころ」の学習に引き続き取り組む。
5 逆上がりに取り組む。1学期の達成率は59.7%。
①逆さ感覚 ②思考力(試行錯誤) ③協力・思いやり(できる子が伝達)
逆上がりは、心身の成長や今後の運動に必ず役立ちます。
6 修学旅行、各学年の校外学習、市内音楽発表会、市内陸上競技大会、音楽集会、持久走大会、
世代間交流、青少年綱引き大会等の行事を通して、集団生活の在り方、努力することの大切さ、
目標を達成したときの成就感等を感じさせる。
7 総合的な学習の時間と生活科の充実を図る。
◎生活科では、「きっかけ 活動 振り返り」の過程を、
◎総合的な学習の時間では、「課題の設定 情報収集 整理・分析 まとめ・表現」を大切に
学習を進める。
地域や御家庭の御理解・御協力の下、41名の教職員が全力で指導していきます。
2学期もよろしくお願いいたします。
校長 山口 祐子
進級 おめでとうございます
「やる気(木) 根気(木) 元気(木)」
3本の気(木)を育てます!!
平成27年度がスタートしました。
新1年生63名を迎え、並木っ子は「415名」です。
4月6日に415名の乗組員と、「わんぱく丸」の航海がスタートしました。
一番大切にしたいことは、「あいさつ」です。
「あ」・・・明るく
「い」・・・いつも
「さ」・・・先に(「さわやかに」と言ったお子さんがいました。その通りです。)
「つ」・・・伝えよう
今年度は、朝の登校指導や学級指導に加え、部活動でも「あいさつや返事」に取り組みます。
人と人の「間」で、子ども達は成長していきます。
あいさつをして「心を開き」、多くの友達、教職員、地域の方と「ふれあい」「かかわりあい」「つながりあって」
心と体を磨いてほしいと思います。
昨年度もお話しましたが、集団生活の中で、「力を出す」「力を合わせる」そして「力を抑える」ことを学ばせたい
と考えています。
そのためには、行事を大切にし、「目的や目標」を明確に持って指導にあたりたいと思います。
毎日きめられたことをきちんと成し遂げることを定着させます。
当たり前のことを当たり前にできるようになると、必ず、その力を土台に枝葉が伸び、大きな木に成長する力が
育つはずです。大人も「待って」根気よく子ども達にかかわっていきましょう。
3本の気(木)の成長を楽しみにしてください。(いつも温かくお子様を見守り励ましてください。)
教職員一同は、心やさしく かしこく たくましい 並木っ子の育成のため一丸となって進んでまいります。
今年度も、御理解・御協力の程、よろしくお願いいたします。
御心配なことがございましたら、「早めに」御相談ください。
一年間よろしくお願いいたします。
校長 山口 祐子