校長あいさつ
11月の全校朝会(校長の話)
並木っ子のみなさん、おはようございます。
今日は、2つお話をします。
1つ目は、先週11月1日(金)に行われた「音楽集会」についてです。
数年ぶりに全校児童と保護者が集まって音楽集会を行うことができましたが、この集会を成功させるため、何日も前から音楽委員会の皆さんが準備に取り組んでくれました。
音楽委員会のみなさん、その場に立ってください。準備等、大変だったと思いますが、そのおかげで、当日はスムーズな運営や進行でした。ありがとうございました。(みんなで拍手)
また、全校合唱や各学年の発表で指揮や伴奏をしてくれたみなさん、その場に立ってください。放課後や朝早く、誰も見ていないところで毎日努力していたはずです。当日は緊張してしまい、上手くいかなかった人もいたかもしれませんが、とても素敵な指揮や伴奏をありがとうございました。(みんなで拍手)
並木っ子の皆さん、何かしら行事等を行うときには、みんなの見ていないところで頑張って準備に当たってくれている仲間が必ずいます。普段の生活でもそうです。学級では係の人が、全校では委員会の人たちがいろいろな仕事をしてくれているから、みんな困らずに学校生活送ることができるのです。陰で頑張ってくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れないでください。
2つ目の話をします。
校長先生が、先月(10月)の全校朝会で何の話をしたか覚えていますか。そうです、あいさつについてお話ししました。では、先月、あいさつを頑張ったという人は手を挙げてください。(半分程度が挙手)あいさつをするには、勇気がいります。例えば、朝の会や帰りの会の時、大勢の仲間がいれば元気にあいさつすることができますが、ろう下などで1人になるとあいさつできなくなることが多いです。
先日、学校にお客さんが来られましたが、ろう下ですれ違う時に元気にあいさつする並木っ子に出会いました。そのお客さんは、「元気にあいさつしてくれてうれしい。素晴らしい。」と喜んでいました。
あいさつは、コミュニケーションの第一歩です。11月は、多くのお客さんが学校に来られます。用事があって学校に来られるお客さんに、元気にあいさつできるようにしましょう。
これで、校長先生の話を終わります。
10月の全校朝会(校長の話)
10月2日(火)全校朝会を行い、次のような話をしました。
やっと朝晩が過ごしやすくなってきました。
体育館で、みんなの顔を見ながら全校朝礼ができることをうれしく思います。
はじめに、昨日から教育実習生として並木小に勉強に来ている3人の先生に、自己紹介してもらいます。
(ひとりずつ話をしてもらいました)
並木っ子のみんなも、教育実習の先生といっぱい話をしたり、勉強を教えてもらったりしながら、仲良くなりましょう。
「あかるく」 「いつも」 「さきに」 「つづける」
さて、これは何のことか分かりますか?
そうです。バナナ階段のところにある、「あいさつする時に意識したい4つのこと」です。
並木小では、生活委員会が毎朝昇降口で「あいさつ運動」をしたり、給食の時「あいさつマスター」を紹介したりしていますが、みんなは自分からあいさつできていますか?
朝、校長先生が昇降口にいてあいさつしたり、休み時間に廊下にいたりすると、自分からあいさつしてくる子もいれば、あいさつしても返してくれない子など、反応は様々です。
あいさつを返してくれるとうれしいですが、返してくれないと悲しいです。
そこで、「なぜ、あいさつしないんだろう?」と考えてみました。
たぶん、「はずかしい」「めんどうくさい」「自分にしたの?」「なぜ、あいさつするの?」「タイミングがずれた」「あいさつなんてしなくても良いでしょ」
といった理由でしょうか? みんなはどう思いますか?
「あいさつは大切」ということはみんな分かっていると思います。
そこで、今日は 「あいさつ」について考えてみたいと思います。
調べてみたら、「あいさつ」には5つの良いことがあるそうです。
1つ目は、「感謝を伝えられる」ということです。
感謝を伝える言葉の代表は「ありがとう」ですが、「おはよう」「こんにちは」「さようなら」という言葉に感謝の気持ちを込めることができます。
例えば、「今日も元気に会えてうれしい」という気持ちで「おはよう」「こんにちは」
「今日は一緒に勉強できて楽しかった。明日もよろしく」という気持ちで「さようなら」こんな気持ちであいさつできたら、素敵だと思います。
2つ目は、「相手の存在を認める」ということです。
「あいさつ」は、相手がそこにいるのが分かって、声を掛けようと思ってするものです。
もし、「あいさつ」しなければ、「あなたのことを無視します、認めません」ということになってしまいます。もし、自分がそんなことされたら、とても悲しいですね。
逆に、あまり関わったことのない相手でも、「あいさつ」されると
「私に気づいてくれている」という気持ちになって、うれしくなるでしょう。
3つ目は、「仲良くなるきっかけになる」ということです。
「あいさつ」は、人と関わる「はじめの一歩」です。その人と何度か「あいさつ」しているうちに、話しをするきっかけができて仲良くなったり、相手の方から「この人、話しかけやすい人だな。もっと話してみよう。仲良くなりたい。」という気持ちになったりします。
「あいさつ」をきっかけに、一生大切にしたい人と出会えるかもしれません。
日ごろ話をしない人と「あいさつ」することほど、大切なことはないかもしれません。
4つ目は、「印象が良くなる」ということです。
「あいさつ」は、人と出会ったらすぐにすることです。5秒もかかりません。
「この人、あいさつしてくれるから、みんなに優しくて良い人だろうなあ」と思われるか、「この人、人と会っても、あいさつもしてくれない。感じ悪い人だな」と思われるか、
どっちの方が、自分に対する印象が良いでしょう。
5つ目は、「緊張をほぐせる」ということです。
緊張している時に、相手から「あいさつ」されると安心するし、自分から相手にあいさつを返すと、緊張がとれるものです。
緊張するときほど、笑顔で元気にあいさつすれば、気持ちが楽になります。
以上が、「あいさつ」が持つ5つの良いことです。
もしかしたら、もっと良いことがあるかもしれません。みんなも見つけたら、校長先生に教えてください。
では、気持ちの良い「あいさつ」をするために大切なことは何でしょう?
そうです。最初に話をした、
「あかるく」 「いつも」 「さきに」 「つづける」
ここに、あいさつについての大切なヒントがいっぱいあります。
「あかるく」・・・・(笑顔で、相手を見て、元気な声であいさつ)
「いつも」・・・・・・(いつでも、何度でも、誰にでもあいさつ)
「さきに」・・・・・・(相手より先に、自分からあいさつ)
「つづける」・・・・(途中でやめずに、続けるあいさつ)
とても大切ですね。
このことを意識し、「相手にとどく、元気なあいさつ」を心がけて、
今まで以上に「あいさつあふれる並木小」にしていきましょう。
校長の話(2学期 始業式)
並木っ子のみなさん、おはようございます。
とても暑い日が続きましたが、身体の調子は悪くなりませんでしたか。
今朝、昇降口で元気に登校してくるみんなに会えて、嬉しかったです。
この夏休み、みんなはどう過ごしたでしょうか?
みんなにとって一番の思い出や、心に残った出来事は何でしたか?
ぜひ、みんなから直接聞いてみたいです。
いつでも校長室は開いているので、昼休みなど、話をしに来てください。
この夏休み、校長先生が一番心に残ったのは、「パリオリンピック」です。
今日は、オリンピックを通じて『挑戦』することの大切さのお話をします。
ちなみに、オリンピックが開かれたパリは、どこの国の首都でしょうか?
そうです、フランスです。ヨーロッパにあります。
では、オリンピックは何年に一度行われますか?
正解は、4年に一度です。選手たちは、この大会でメダルを取ることを目標に、
4年間つらい練習に耐えて力をつけ、大会に出場するのです。
このオリンピックで、日本は、海外の大会では一番多いメダルを獲得しました。
すごいですね。メダルを目標に4年間も頑張ってきた選手に頭が下がります。
でも、校長先生の心に一番残ったことは、そのことではありません。
「どの選手も、最後まで『挑戦(チャレンジ)』し続けることをやめなかった。」
ということです。
メダルが取れても取れなくても、勝っても負けても、どんな結果になっても、
『挑戦』し続けたことは、とてもすごいことだと思います。
『挑戦』しなければ、『勝ち』も『負け』もありません。
今回のパリオリンピックに女子レスリングで出場した松戸市出身の須崎選手は、
前回の東京オリンピックで金メダルを取り、今回も金メダルの有力候補でしたが、
最初の試合でインドの選手に負けてしまいました。
しかし、その後、気持ちを切り替え、敗者復活戦で銅メダルを獲得しました。
その須崎選手が、こんな言葉を残しています。
「負けたことがあるということが、いつか大きな財産になるという言葉を信じて、
また頑張っていきたいと思います」
1学期の終業式で、校長先生は短期目標への取り組みに触れながら、
「『成功』の反対は『失敗』じゃない。『何も挑戦しない』こと。」という話を
しました。
ここで、『勝ち』『負け』を、『成功』と『失敗』に言い換えてみましょう。
何かに『挑戦』しなければ、『成功』も『失敗』もない。
『失敗』しても、あきらめずに繰り返し『挑戦』し続けることが
『成功』につながるのです。
みなさんは、エジソンを知っていますか?電気の発明で有名ですね。
エジソンは、成功するまでにたくさんの失敗を繰り返しましたが、
「私は失敗したことがない。1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」
という言葉を残しています。
また、バスケットボールの神様と言われるマイケル・ジョーダンは、
「失敗することには耐えられるが、挑戦しないでいることには耐えられない。」
と言っています。
もしかすると、『失敗』は『成功』するまで自分を挑戦し続けさせてくれる
『成功のタネ』ではないでしょうか。
誰でも『失敗』は嫌なことですが、『成功』のために必要なものだと思います。
さあ、今日から始まる2学期。並木っ子のみんなは、
『成功も失敗もする、挑戦する2学期』
『成功も失敗もしない、挑戦しない2学期』
どちらを選びますか?
校長先生は、『成功も失敗もする、挑戦する2学期』を過ごします。
みんなにも、『成功も失敗もする、挑戦する2学期』を過ごしてほしいです。
これで、校長先生の話を終わります。
校長の話(1学期 終業式)
1学期が終了しました。保護者の皆様には、授業参観や運動会等の学校行事をはじめ、学年行事、校外学習、環境ボランティア等々、様々な場面でご協力いただきました。至らない点が多々あったかと思いますが、皆様のおかげで並木っ子304名、この1学期大きな怪我や事故、病気等なく終えることができました。ありがとうございました。
7月19日(金) 1学期の終業式で、次のような話をしました。
おはようございます。今日は、まずはじめにお別れの話をします。今まで、通訳として1年2組に入ってくださっていた 南 覚子先生と、今日でお別れになります。並木っ子のために力を貸してくださった南先生に、お礼の拍手を送りましょう。ありがとうございました。
さて、今日で1学期が終わり、明日から夏休みですね。
この1学期、並木っ子のみんなは色んなことに取り組み、頑張ってきたので、いくつか紹介します。
まずは、「短期目標への取り組み」です。
各クラスで話し合って短期目標を決め、達成するために努力してきました。校長先生も短期目標達成の賞状を作り、給食の時に届けに行きました。ここで、1学期の短期目標達成クラス上位ベスト3を発表します。
第3位は2クラスあります。3年2組と6年2組で、賞状を8枚ゲットしました。
第2位も2クラスあります。2年1組と4年2組で、賞状を9枚ゲットしました。
第1位は5年1組です。獲得した賞状は、全部で13枚。おめでとうございます。
もしかすると、達成していたけれど短期目標カードを校長先生に届けていなかったクラスがあったかもしれません。1学期は終了ですが、2学期もクラスで目標を決めて、みんなで目標達成を目指していきましょう。
また、中には目標が達成しなかったクラスもあったでしょう。でも、達成しなかったからダメではありません。目標に向かってチャレンジすることが大事です。チャレンジしたから失敗したんです。じゃあ、失敗したら...、もう一度同じ目標を立てて、成功するまでチャレンジすればいいんです。チャレンジしなければ、成功も失敗もないですね。
次に、「1学期、並木っ子が図書室の本を何冊借りたか」調べました。
7月12日までの分ですが、並木っ子が借りた図書室の本の合計は、3,694冊です。
これは、ひとり平均12冊借りたことになります。
校長先生は、みんなに1年間で20冊借りて欲しいと思っています。2学期から、並木っ子全員が1か月に1冊以上の本を借りれば、達成できます。是非、チャレンジしましょう。
(ここで、1学期にたくさん本を借りた人の上位ベスト5も発表しました)
最後にもう一つ、「校長先生との朝のハイタッチチャレンジ」です。7月3日から18日まで、昇降口やつくし野門で、あいさつしながらみんなとハイタッチをしました。合計は1,306回でした。これは毎日約130人、並木っ子の3人に1人とハイタッチしたことになります。協力ありがとうございました。また、やりましょう。
このように、1学期色んなことにチャレンジしてきました。2学期も、チャレンジがんばりましょう。
最後に、大切な話をします。
並木っ子のみんなには、「この夏休み、交通事故にくれぐれも気をつけて欲しい」というお話です。
(ここで、今から26年前、私が起こした交通事故のことについて話をしました。)
交通事故は、起こそうと思わなくても、相手を傷つけてしまう加害者になったり、巻き込まれてケガをしてしまう被害者になったりします。自転車に乗っていても同じです。みんなが交通事故に合ったり、事故を起こしたりしてしまうかもしれません。並木っ子のみんなには、校長先生のような辛い思いをしてほしくありません。夏休み、絶対に交通事故に合ったり、起こしたりしないように願っています。
9月2日は2学期の始業式です。
ここにいる全員、事故やケガ、病気にならずに元気に集まりましょう。
これで校長先生の話を終わります。
7月の全校朝会
7月の全校朝会では、まず初めに七夕にまつわる○×クイズを出題しました。
①「たなばた」は漢字で「七」に「夕」。これは、7日の夕方という意味。
②七夕の日に食べるものと言えば「そうめん」。これは、そうめんを夜空に広がる「天の川」に見立てている。
③そうめんを食べるのは、1,000年ほど前の奈良時代頃から行われていた。そうめんのルーツは、小麦でできた中国の「索餅(さくべい)」という食べ物。7月7日に索餅を食べると1年間病気にならないという伝説があったそう。
④七夕飾りの短冊に願い事を書くようになったのは、江戸時代から
⑤「ささの葉さ~らさら…」の歌い出しで有名な歌のタイトルは、「たなばたさま」。七夕の童謡としておなじみの曲。
クイズのあと、こんな話をしました。
体育館にある七夕飾り、これは先日1年生がふれあいサロンの方と作ったものです。
そこには、色々な願い事を書いた短冊が飾られていますが、みんなも「自分ならどんな願い事を書くかな?」と考えてみてください。
考えたら、その願い事が実現するように、何をしたらよいか考えて実行しましょう。
願い事を書いてお願いするだけでは、決して叶うことはありません。
「空を飛びたい」という願い事、そんなの無理だと馬鹿にされた人が一生懸命考えて、失敗しても諦めずに努力を重ねて、今の飛行機のもとを考えたのです。
”願い事を決めて、願いをかなえるまで努力し続ける。”
この気持ちで、みんなも頑張りましょう。
1学期の終わりを迎えるにあたり、振り返りをしているクラスも多いでしょう。
この振り返りも同じです。振り返っただけで終わりにしてはいけません。
しっかり振り返りをして、頑張ったことや頑張れなかったことをはっきりさせ、次に、自分の力を伸ばすために何をしたらいいか考えましょう。
それが、夏休みや2学期の目標につながります。
校長先生も、並木小がみんなにとって「明日も来たくなる楽しい学校」になるために、何ができるのか考え、努力していこうと思います。