2024年12月の記事一覧
2学期 終業式 校長の話
おはようございます。
まず初めに、先ほど発表があった並木小マスコットキャラクター『わんぱくん』の考案者に、認定証書と記念品を贈りたいと思います。(考案者に贈呈)おめでとうございます。
この『わんぱくん』は、これからずーっと並木小のマスコットキャラクターです。何年たっても、みんなの子どもや孫が並木小に通うことになっても、ずっとそうです。「『わんぱくん』は、自分たちが並木小にいた時に誕生したんだ。」ということを忘れないでください。
さて、今日で2学期が終わりますが、2学期の始業式の時に校長先生が何を話したか覚えていますか?
こんな話をしました。
何かに挑戦すれば、失敗することもある。
『失敗』するのはイヤだけれど、『失敗』は「成功」のために必要なこと。
『失敗』も「成功」もする、挑戦する2学期にしよう!
市内音楽発表会や市内陸上大会、校内音楽集会、持久走記録会・・・、他にも、目立たないけれど大切な日ごろの勉強や運動、係や委員会の仕事など、いろいろあった2学期でしたが、並木っ子のみんなはどうでしたか?何かに挑戦できたでしょうか。ここで自分自身を振り返ってみましょう。
(20秒間目を閉じて、自分を振り返りました)
では、この2学期も、1学期と同様に2つの取り組みについて見てみましょう。
まずは、「短期目標への取り組み」についてです。
ちなみに、2学期は、全部で16週間ありました。その中で、短期目標達成クラス上位ベスト5を発表します。
第5位は6クラスあります。2年2組、3年2組、4年2組、5年1組、こだま4組、こだま5組です。賞状6枚獲得しました。
続いて第4位は2年1組。賞状11枚獲得しました。
第3位は1年2組。賞状12枚獲得しました。
第2位は6年2組。賞状14枚獲得しました。
第1位は5年2組。賞状の獲得枚数は15枚でした。16週間のうちの15枚というのは、とても素晴らしいことです。おめでとうございます。
3学期は期間が短いです。賞状も新しくするので、また新たにクラスで取り組んでみてください。
次に、2学期、図書室の本を何冊借りたか調べました。
9月2日から12月13日までで、並木っ子が借りた図書室の本の合計は、5,404冊です。
これは、ひとり平均「17.6冊」借りたことになります。
この2学期の数と1学期の数(3,694冊)を合計すると9,098冊。1人当たり平均29冊です。
校長先生は、1年間で1人当たり20冊読んでほしいという目標を立てましたが、2学期までに達成しました。すごいです!
このまま、3学期も頑張れば、1人平均40冊を越えられるでしょう。是非、チャレンジしましょう。
次に、2学期にたくさん本を借りた人のランキングです。
(ここで、2学期にたくさん本を借りた人の上位ベスト5も発表しました)
このように、2学期もいろんなことにチャレンジしてきました。
もちろん、日ごろの学習や運動、係や委員会の仕事など、地道に日常のことに頑張ってくれた並木っ子はたくさんいます。
目立っても、目立たなくても、成功しても、失敗しても、頑張ったことや挑戦したことは、必ず全部自分の力になって戻ってきます。3学期も、チャレンジをいっぱい頑張りましょう。
この冬休みは令和6年から令和7年になる、1年の切り替えにもなる休みです。
家では、家族のみなさんとどんな1年間だったか振り返ってみてください。
そして、1月7日(火)の3学期始業式、ここにいる全員、事故やケガ、病気にならずに元気に集まりましょう。
では、良いお年をお迎えください。
12月の全校朝会(校長の話)
今年、ディズニーリゾートに行った人?または、これから行く予定の人はいますか?
ディズニーリゾートには毎年、1500~2000万人もの人が訪れるそうです。
ディズニーリゾートが目指しているのは、「お客様に夢と感動をプレゼントすること」です。
ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、いろいろな乗り物やアトラクションがあり、訪れた人を夢と感動でいっぱいにしてくれます。
では、そのディズニーリゾートが、特別に大切にしている仕事はなんでしょう?
ミッキーやミニーたちを演じる仕事?、ショーやアトラクションを考える仕事?、それともお客さんを案内する仕事でしょうか?
これらも大切ですが、もっと大切にしている仕事があります。
それは「カストーディアル・キャスト」という仕事をする人たち。「ほうき」と「ちりとり」を持っている掃除係の人たちです。
夢と感動をプレゼントするために、一番気を遣っているのは、ゴミ1つないきれいな場所にすることなんです。
ミッキーが出てきて、素敵なショーを見せてくれても、周りにゴミがたくさん散らかっていては、「楽しい、かわいい」とは感じないでしょう。
ですから、ディズニーランドではゴミ1つないきれいな場所を目指し、掃除を徹底しています。
夜中から朝にかけても、広い園内をブラシで水洗いしたり、トイレ掃除をしたりしています。
何しろ「赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらいきれいにする」というのが目標だそうです。
そのくらい徹底的にきれいにしているおかげで、私たちはディズニーランドで楽しく過ごすことができるのです。
では、私たちの並木小はどうでしょうか?
学校には、カストーディアル・キャストのような掃除係の人たちはいません。
でも、302名の並木っ子がいます。そして、並木小の掃除の約束「さ・し・す・せ・そ」があります。
みんなが本気になって掃除をしたら、きっと赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらいきれいな学校になります。
もちろん、いくらキレイになっても、みんなはハイハイしてはいけません。
2学期の終わりには、大掃除もあるので、みんなで力を合わせて、きれいな学校にしましょう。
持久走記録会の講評
今日の持久走記録会は、どの学年も自分の走りと、走っている仲間への応援を頑張っている姿が見られました。
保護者の方も応援に来てくれていたので、さらにみんなのパワーになったのではないでしょうか。
今回の持久走記録会は、「試走の時の自分の記録と比べてどうだったか。」が大事でした。
誰かさんより速かったとか、遅かったとか、順位がどうとかではなく、まさに自分との戦いでした。
途中で、「苦しい。これだけ頑張ったんだから、もう歩いてもいいよ。」という、自分をあきらめさせようとする自分の声や、反対に「あの場所までもうちょっとだから我慢しよう。もう少しだけあきらめずに頑張ろう。」と、自分を励ます自分の声が聞こえていたかもしれません。
いずれにしても、最後まであきらめなかった人は、みんな勝利者です。
自分の記録(タイム)が、試走の時よりどのくらい短くなったのか、楽しみですね。