校長あいさつ

2024年7月の記事一覧

校長の話(1学期 終業式)

1学期が終了しました。保護者の皆様には、授業参観や運動会等の学校行事をはじめ、学年行事、校外学習、環境ボランティア等々、様々な場面でご協力いただきました。至らない点が多々あったかと思いますが、皆様のおかげで並木っ子304名、この1学期大きな怪我や事故、病気等なく終えることができました。ありがとうございました。

 7月19日(金) 1学期の終業式で、次のような話をしました。

おはようございます。今日は、まずはじめにお別れの話をします。今まで、通訳として1年2組に入ってくださっていた 南 覚子先生と、今日でお別れになります。並木っ子のために力を貸してくださった南先生に、お礼の拍手を送りましょう。ありがとうございました。

さて、今日で1学期が終わり、明日から夏休みですね。

この1学期、並木っ子のみんなは色んなことに取り組み、頑張ってきたので、いくつか紹介します。

まずは、「短期目標への取り組み」です。

各クラスで話し合って短期目標を決め、達成するために努力してきました。校長先生も短期目標達成の賞状を作り、給食の時に届けに行きました。ここで、1学期の短期目標達成クラス上位ベスト3を発表します。

第3位は2クラスあります。3年2組と6年2組で、賞状を8枚ゲットしました。

第2位も2クラスあります。2年1組と4年2組で、賞状を9枚ゲットしました。

第1位は5年1組です。獲得した賞状は、全部で13枚。おめでとうございます。

もしかすると、達成していたけれど短期目標カードを校長先生に届けていなかったクラスがあったかもしれません。1学期は終了ですが、2学期もクラスで目標を決めて、みんなで目標達成を目指していきましょう。

また、中には目標が達成しなかったクラスもあったでしょう。でも、達成しなかったからダメではありません。目標に向かってチャレンジすることが大事です。チャレンジしたから失敗したんです。じゃあ、失敗したら...、もう一度同じ目標を立てて、成功するまでチャレンジすればいいんです。チャレンジしなければ、成功も失敗もないですね。

次に、「1学期、並木っ子が図書室の本を何冊借りたか」調べました。

7月12日までの分ですが、並木っ子が借りた図書室の本の合計は、3,694冊です。

これは、ひとり平均12冊借りたことになります。

校長先生は、みんなに1年間で20冊借りて欲しいと思っています。2学期から、並木っ子全員が1か月に1冊以上の本を借りれば、達成できます。是非、チャレンジしましょう。

 (ここで、1学期にたくさん本を借りた人の上位ベスト5も発表しました)

最後にもう一つ、「校長先生との朝のハイタッチチャレンジ」です。7月3日から18日まで、昇降口やつくし野門で、あいさつしながらみんなとハイタッチをしました。合計は1,306回でした。これは毎日約130人、並木っ子の3人に1人とハイタッチしたことになります。協力ありがとうございました。また、やりましょう。

このように、1学期色んなことにチャレンジしてきました。2学期も、チャレンジがんばりましょう。

 

最後に、大切な話をします。

並木っ子のみんなには、「この夏休み、交通事故にくれぐれも気をつけて欲しい」というお話です。

(ここで、今から26年前、私が起こした交通事故のことについて話をしました。) 

 交通事故は、起こそうと思わなくても、相手を傷つけてしまう加害者になったり、巻き込まれてケガをしてしまう被害者になったりします。自転車に乗っていても同じです。みんなが交通事故に合ったり、事故を起こしたりしてしまうかもしれません。並木っ子のみんなには、校長先生のような辛い思いをしてほしくありません。夏休み、絶対に交通事故に合ったり、起こしたりしないように願っています。

9月2日は2学期の始業式です。

ここにいる全員、事故やケガ、病気にならずに元気に集まりましょう。

これで校長先生の話を終わります。 

7月の全校朝会

7月の全校朝会では、まず初めに七夕にまつわる○×クイズを出題しました。

 

①「たなばた」は漢字で「七」に「夕」。これは、7日の夕方という意味。

②七夕の日に食べるものと言えば「そうめん」。これは、そうめんを夜空に広がる「天の川」に見立てている。

③そうめんを食べるのは、1,000年ほど前の奈良時代頃から行われていた。そうめんのルーツは、小麦でできた中国の「索餅(さくべい)」という食べ物。7月7日に索餅を食べると1年間病気にならないという伝説があったそう。

④七夕飾りの短冊に願い事を書くようになったのは、江戸時代から

⑤「ささの葉さ~らさら…」の歌い出しで有名な歌のタイトルは、「たなばたさま」。七夕の童謡としておなじみの曲。

クイズのあと、こんな話をしました。

体育館にある七夕飾り、これは先日1年生がふれあいサロンの方と作ったものです。

そこには、色々な願い事を書いた短冊が飾られていますが、みんなも「自分ならどんな願い事を書くかな?」と考えてみてください。

考えたら、その願い事が実現するように、何をしたらよいか考えて実行しましょう。

願い事を書いてお願いするだけでは、決して叶うことはありません。

「空を飛びたい」という願い事、そんなの無理だと馬鹿にされた人が一生懸命考えて、失敗しても諦めずに努力を重ねて、今の飛行機のもとを考えたのです。

”願い事を決めて、願いをかなえるまで努力し続ける。”

 この気持ちで、みんなも頑張りましょう。

1学期の終わりを迎えるにあたり、振り返りをしているクラスも多いでしょう。

この振り返りも同じです。振り返っただけで終わりにしてはいけません。

しっかり振り返りをして、頑張ったことや頑張れなかったことをはっきりさせ、次に、自分の力を伸ばすために何をしたらいいか考えましょう。

それが、夏休みや2学期の目標につながります。

校長先生も、並木小がみんなにとって「明日も来たくなる楽しい学校」になるために、何ができるのか考え、努力していこうと思います。