校長あいさつ
5月の全校朝会での話
おはようございます。
今日から5月ですね。5月3日からは、4日連続でお休みですが、それぞれなんという休みの日か知っていますか?
5月3日は、「憲法記念日」です。今の日本の中心になる決まりの日本国憲法をもとに、日本が動き始めた日です。
5月4日は、「みどりの日」です。人々が自然に親しみ、自然の恵みに感謝しようという日です。
5月5日は、「こどもの日」です。昔は男の子の成長を祝う日でしたが、今は男の子も女の子も区別なく、子どもの幸せを願う日。そして、お母さんに感謝する日です。
5月6日は、振替休日です。休日が日曜日などと重なった場合、休日が減らないようにするためにある日です。
その中でも、5月5日の「こどもの日」にまつわることで、どんなものがあるでしょう?
こいのぼり 五月人形(よろいかぶと) かしわ餅 ちまき 菖蒲湯
では、なぜ、こどもの日に「こいのぼり」を上げるのか、また、なぜ「鯉」なのか知ってますか。
そこには、次のような願いがあるそうです。
①中国に「登竜門」伝説があります。中国の川に竜門というとても急な流れの場所が
あり、そこを登り切った鯉は、龍になるという伝説です。困難に出会っても、それ
に立ち向かい、乗り越え、力をつけてほしい、という願いです。
②鯉は生命力があり、どんな環境でもたくましく生き抜く魚だそうです。子どもたち
には、健やかに育ち、強く、たくましく成長してほしい、という願いです。
他にもいろいろな理由がありますが、校長先生も、みんながこいのぼりの鯉のように
「困難に立ち向かい、乗り越え、力をつけてほしい。」
「健やかに育ち、強くたくましく成長してほしい。」と願っています。
ですから、
「嫌なこと、苦しいこと」から逃げない、
そして、
「嫌なこと、苦しいこと」は、自分を成長させてくれるチャンスだと捉えましょう。
自分を信じ、失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。
最後に1つ。
朝の挨拶を、もっと盛り上げたいと思います。
そこで、昨年度も行いましたが、校長先生はこれからあいさつの時にみんなとハイタッチしようと思います。
朝、校長先生の手を見つけたら、ぜひハイタッチしてください。
これで、校長先生の話を終わります。
第45回入学式 お祝いの言葉
おだやかな花曇りのお天気の中、桜の花や緑の木々も今日の入学式を祝い、みなさんを笑顔で迎えてくれているようです。
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
みなさんが体育館に入ってくる姿、また、名前を呼ばれた時の返事、とても立派にできていました。
みなさんが入学してくるのを、並木小のお兄さん、お姉さん、先生、そして、昨年誕生した「わんぱくん」も、とても楽しみにしていました。
今日からみなさんは、「並木っ子」の仲間入りです。そこで、校長先生と3つの約束をしましょう。
1つ目は、『笑顔で元気にあいさつしよう』です。
笑顔やあいさつには、自分や周りの人を幸せにする、すごい力があります。今日のみんなの笑顔も、おうちの人や、体育館にいる人たちを幸せにしてくれています。
「おはようございます」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「ただいま」と、笑顔で元気にあいさつできる並木っ子になりましょう。
2つ目は、『たくさん勉強して、力をつけよう』です。
みんなが勉強する場所や方法は、いっぱいあります。
並木小には、少ない人数で自分のペースで勉強できる「こだま学級」や、いろいろな人とお話が上手にできるように勉強する「ことばの教室」もあります。
1年生の先生、こだま学級の先生、ことばの教室の先生など、たくさんの先生が皆さんの力になってくれます。たくさん勉強して、力をつけましょう。
3つ目は、『いろいろなことに挑戦しよう』です。
学校に来ること、勉強すること、みんなと仲良くすること・・・・、すべて挑戦です。苦手なこともあきらめず、勇気をもって挑戦し、「心やさしく」「かしこく」「たくましい」並木っ子になりましょう。
この3つの約束を守り、並木っ子として大きく育っていきましょう。
保護者の皆様、本日はお子様のご入学、おめでとうございます。大切なお子様をお預かりし、学校教育目標『ー未来を見つめ、今を生き抜く並木っ子ー 心やさしく、かしこく、たくましい子どもの育成』に向けて、教職員一同、保護者や地域の方々と連携・協力しながら精一杯努力してまいります。ご支援のほど、よろしくお願いします。
最後に、我孫子市教育委員会学校教育課主幹、本校PTA会長をはじめ、ご多用の中ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、本日はありがとうございました。
新入生をはじめ、並木小学校全児童のために、今後もお力添えいただきますよう、よろしくお願いいたします。
一年生のみなさん、これから、毎日元気に登校してくるみなさんの姿を楽しみにまっています。
令和七年四月十日
我孫子市立並木小学校
校 長 海野 義彦
令和7年度 1学期始業式での話
令和7年度がスタートしました。元気に登校してきた並木っ子たちと、新年度を迎えることができて、とてもうれしく思います。保護者の皆様、令和7年度も並木小の教育活動へのご理解ご協力、よろしくお願いします。
以下、1学期始業式での校長の話です。
並木っ子のみなさん、みなさんは、今日からそれぞれ1つ上の学年になりました。進級おめでとうございます。
今日は、令和7年度スタートの大切な日です。そこで、みんなが学校目標である「心やさしく、かしこく、たくましい並木っ子」に成長するために、1年間を通して頑張ってほしい、3つ話をします。
1つ目は「毎日元気よくあいさつしよう!」です。
あいさつはお互いの心の窓を開いてくれます。お互いに話しやすくなり、一緒に頑張れます。まずは学校で、みんなといる時だけでなく1人の時も、誰かとすれ違ったら、元気にあいさつしましょう。
2つ目は「お互いの違いや良さを認め合おう!」です。
並木小には、「こだま学級」と「ことばの教室」があります。
こだま学級は、少ない人数で、自分のペースで勉強できる場所です。
ことばの教室は、いろんな人と話が上手にできるように勉強する場所です。
勉強する場所は違っても、自分のために一生懸命勉強に取り組んでいることに違いはありません。それを認め合える並木っ子であってほしいです。
3つ目は「笑顔で過ごそう」です。これは1年前の始業式でも話しました。では質問です。みなさんは、どんなときに笑顔になりますか?
今から言うことにあてはまれば、手を挙げてください。何度でもOKです。
①休み時間に友達と遊んでいるとき
②先生にほめられたときや、友だちに感謝されたとき
③給食を食べていて「おいしい」と思ったとき
④授業中に「あっ、わかった!」というとき
この他にも、笑顔になるときはたくさんありますね。
笑顔になると、誰でも元気がでます。
元気になれば、「ようし、がんばるぞ!」とやる気がでます。
やる気がでれば、いろんなことにチャレンジしたくなります。
チャレンジしたくなると、学校に来ることが楽しくなります。
みんなにとって「明日も来たくなる、学びがあり楽しい並木小」になるために、笑顔はとても大切なものです。
「毎日元気よくあいさつする」こと「違いや良さを認め合う」こと、「笑顔で過ごす」ことは、学校目標の「心やさしく、かしこく、たくましい」につながっています。並木っ子のみなさん、ぜひ、この3つのことに取り組んでいきましょう。もちろん、校長先生も取り組んでいきます。
以上で話を終わります。素晴らしい1学期、そして、1年間にしていきましょう。
令和6年度修了式での校長の話
今、学年の代表の人に、修了証を手渡しました。修了証は、その学年に必要な学習や生活していく力を付ける(修める)ことができたという証明書です。
先日、6年生が卒業式を行いましたが、今日の修了式は、皆さんにとってこれまでの学年からの卒業式だと思います。ですから、今日は、卒業式の時のようにステージの上から話をします。卒業していっ た6年生のように、立派な態度で話を聞いてください。
今年1年間、どの学年も、大きく成長しました。
【1年生】 担任の先生の話をよく聞いて、新しいことを吸収しようと毎日楽しく有意義に勉強や運動に取り組みました。漢字もたくさん覚えました。ぐんぐん成長した1年生です。
【2年生】 かけ算九九を覚えました。まち探検も行い、自分たちの住む場所についてたくさんのことを学びました。4月からは3年生です。中学年の仲間入りです。頑張りましょう。
【3年生】 3年生になって新しく始まった理科の実験や社会科の見学、総合的な学習の時間をがんばりました。4月からは4年生、クラブ活動も始まります。楽しみにしていてください。
【4年生】 勉強もだんだん難しくなっていく中、色々なことに意欲的に取り組みました。校外学習や社会科見学も楽しかったですね。4月からは5年生。委員会活動が始まります。4年生の皆さんなら大丈夫、並木小の力になってくれると信じています。
【5年生】 今年1年間で高学年としての意識が高まりました。林間学校や校外学習など、楽しい思い出がたくさんできました。卒業式に参加した態度もすばらしかったです。4月からは並木小学校の最高学年となります。皆さんなら、今年の6年生に負けないすばらしい6年生になれると信じています。
皆さんは、並木小の「な・み・き」にどんな意味があるか知っていますか?
「な」 仲良しみんなが優しいハートの並木っ子
「み」 自ら進んで学ぶハートの並木っ子
「き」 気持ちも体もファイトいっぱい並木っ子
この一年間、すべての並木っ子が、「心やさしく かしこく たくましい」姿で、学校生活を送ることができました。みなさん一人一人の成長は、今日渡される通知表に書いてありますが、頑張ってきたことは、通知表に書かれていることだけではありません。春休み中に、自分ができるようになったことをもう一度振り返っておきましょう。
来年も、「心やさしく かしこく たくましい」並木っ子として、頑張ってほしいと思います。
最後に、2つの発表をします。
はじめに、3学期の短期目標達成クラスベスト5を発表します。
第5位 1年2組(賞状7枚) 第4位 3年2組と4年2組(賞状8枚)
第3位 5年2組(賞状9枚) 第2位 2年1組と6年2組(賞状10枚)
第1位 5年1組(賞状11枚) でした。
つぎに、図書室の本を借りた人ランキングです。
(ここで、3学期にたくさん本を借りた人の上位ベスト3と、1年間でたくさん本を借りた人の上位ベスト5を発表しました)
来年度も、短期目標や読書にみんなでチャレンジしていきましょう。
春休み、事故やケガなく過ごし、新学期、元気に会いましょう。
これで校長先生の話を終わります。
卒業式での式辞
3月14日(金)卒業証書授与式が行われました。
53名の卒業生が全員出席し、とても思い出に残る卒業式になりました。
保護者の皆様には、お忙しい中参列いただき、ありがとうございました。
以下、校長式辞になります。
式 辞
『あなたがいて わたしがいて
振り返れば 笑顔がある
桜が咲き 季節めぐり
それでも そこに あなたがいた』
柔らかな、春の日差しにつつまれた、今日の良き日、我孫子市教育委員会 学校教育課様をはじめ、多くのご来賓の皆様をお迎えして、卒業証書授与式を挙行できますことをたいへん嬉しく思い、心より御礼申し上げます。
6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんは、最高学年として、この1年間、1人ひとり自分の役割を果たし、運動会や修学旅行をはじめ、様々な学校行事や部活動、委員会活動で、すぐそこにいる仲間とともに、並木小を支えてくれました。
そんな皆さんは、今年、並木小に2つの新たな歴史を刻みました。
1つ目は、「わんぱくん」の誕生です。
「並木小をより良い学校にするために、マスコットキャラクターを作ろう!」と、6年生の児童会が呼び掛けて誕生した「わんぱくん」。この先、ずっと並木小のシンボルとなる「わんぱくん」を、皆さんが中心になって誕生させてくれました。
2つ目は、体育館通路に描かれた「壁画」です。
並木っ子にとって大切な思い出の「わんぱく丸」と「桜やチューリップの風景」で、体育館通路が華やかになりました。今後も、在校生によって思い出が刻まれていく、きっかけをつくってくれました。
ずっと先の話ですが、将来、皆さんに子どもや孫ができて、「わんぱくん」や「壁画」のことを聞かれたら、「私が6年生の時に取り組み、誕生したものだよ。」と胸を張って伝えていってください。
『チャイムが鳴った
最後の授業の終わりを告げて・・・』
卒業生の皆さんにとって、「最後の授業」・・・。
昨日、その授業を終え、最後のチャイムを聞いたと思いますが、今、この体育館での、この卒業式が「最後の授業」だと思っています。
以前、卒業式練習の時、皆さんに「並木小で自分にとって一回しかない卒業式をどうしたい?どうする?」と問いかけ、自分の思いを書いてもらいました。その「私は、こんな卒業式にする!」の思いが結集された、まさに今、この時間が並木小での、本当の「最後の授業」ではないでしょうか。
主語は、「私」である皆さんです。もちろん、「私」だけでなく、隣にいる、ともに過ごした仲間と、皆さんがつくり上げる最後の授業です。
このあと、今日の主役である皆さんの姿を、しっかり見届けようと思います。
保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。私たち教職員一同、子ども達の健やかな成長を願い、精一杯教育活動を行って参りました。行き届かぬこともあったかと思いますが、皆様からお力添えいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
今は、人生百年の時代です。人の一生を24時間に例えると、小学校卒業は、「午前3時頃」だという話を聞いたことがあります。午前3時頃は、外はまだ暗く、その日がどんな1日になるのか、全然わかりません。
同じように、卒業する皆さんも、これから誰と出会い、どんなことがあって、どんな人生を送るのでしょう。
すべて、これから、ここからが始まりです。
卒業を祝う会での1年生からのメッセージ。覚えていますか。
「自分にしかないものを 自分の知恵を
自分の命を 大切にしていってください。」
「人と違うことを恐れずに 自分のことを
大好きでいてください。」
並木小学校の卒業生であることを誇りに、自信を持って、感謝の気持ちを忘れず進んでいってください。皆さんが、元気に活躍されることを心から願い、式辞といたします。
「今、卒業のとき
さよならの向こうには
何かがきっと待っている」
令和7年 3月14日
我孫子市立 並木小学校長 海野 義彦
3月の全校朝会(校長の話)
おはようございます。
今日は3月3日、ひな祭りです。「桃の節句」といいます。
ひな祭りには「ひな人形」を飾りますね。ひな人形にもいろいろあるようです。
でも、今日はひな祭りの話ではありません。
この漢字、何と読むか分かりますか?
( 『啓蟄』という漢字を見せました。)
正解は、「けいちつ」と読みます。
1年を24の節目で分けた二十四節季のうちの1つで、
「冬、眠っていた虫などが地中から出てくること」です。
今年の啓蟄は、3月5~19日だそうです。虫たちも動き出す春は、すぐそこですね。
そこで、並木小学校の敷地内に、春を探してみました。
残念ながら、アリや他の虫、カエルなどはまだ活動していませんでしたが、
色々なところに春を見つけました。
~学校の敷地内の、どこを写したか質問しながら写真を見せました~
このように、並木小の敷地内でも、ちょっとした春が見つかりました。
並木っ子のみんなも、校庭に出た時や登下校の時、春を探してみてください。
そんな「春・3月」ですが、1年の締めくくりです。
別れがあり、出会いもあります。
6年生はもうすぐ卒業です。並木小とお別れして、新しい中学校の仲間と出会います。
1~5年生も、クラス替えがあるので、今のクラスの仲間とお別れして、一つ上の学年に上がり、新しい仲間との出会いがあります。
春は、別れがある寂しい季節ですが、出会いがあるので嬉しい季節でもあります。
良い別れとさらに良い出会いのために、この3月は1年間の自分の取り組みを振り返り、次の一つ上の学年への出発の準備をしておきましょう。
以上で、校長先生からの話を終わります。
2月の全校朝会(校長の話)
2月3日(月)に行われた全校朝会での校長の話です。
昨日(2月2日)は、「節分」でした。
毎年、節分は大体2月3日なのですが、今年は1日早かったです。
ところで、並木っ子のみなさん、昨日は豆まきしましたか?恵方巻を食べましたか?
「節分」は「季節を分ける」という意味なので、昔は立春・立夏・立秋・立冬の前日の季節の変わり目をすべて「節分」と呼び、 1年に4回、節分がありました。その中で、「立春」は新しい年を健やかに迎える特別な日だったので、立春の前日だけ「節分」と呼ぶようになったようです。
ちなみに、節分の時、ほとんどの地域で豆まきに大豆を使いますが、北海道や東北地方では、大豆の代わりに落花生をまくそうです。雪が多い地域なので、まいた豆を拾うのに楽だし、殻に入っている方が衛生的という理由のようです。節分の豆も、地域によって違いがあるのですね。
では、節分の時の鬼は何種類いるか知っていますか。
「赤鬼」「青鬼」「黄鬼(白鬼)」「緑鬼」「黒鬼」の5種類です。
人間が持つ負の感情を「5つの鬼」に例えて色分けしたとのことですが、
それぞれの性格は
赤 鬼・・・何でも欲しがる「欲しがり鬼」
青 鬼・・・悪い考えや憎しみを持った、「怒りんぼ鬼」
黄 鬼・・・自分勝手、自己中心的な「わがまま鬼」
緑 鬼・・・怠け者で不健康な「なまけ鬼」
黒 鬼・・・悪口や疑い愚痴の多い「人のせい鬼」
この5種類の鬼って、よく考えてみると、私たちの心の中にひそんでいる『心の鬼』のことですね。
ですから、豆をまく時「鬼は外」と言いますが、これは、「自分の中の『心の鬼』よ、出て行け!」ということなのです。
並木っ子のみんなも、節分の時に限らず、いつでも強い気持ちをもって『心の鬼』の鬼退治をしましょう。
残り2か月。1年間のまとめを行い、進学・進級に向けてがんばっていきましょう。
これで、校長先生の話を終わります。
3学期 始業式 校長の話
~始業式の話の前に~
みんなは、1年前の1月1日に起こったできごとを覚えていますか。
石川県能登半島地域に震度7の地震が起こり、500人以上の方が亡くなりました。
また、9月21日~23日に同じ地域で豪雨があり(ものすごい雨が降り)、さらに大きな被害を受けました。
(ここで、能登半島がどこにあるのか確認しました。)
1年経った今でも、自分の家がなくなったので、避難所という所で不自由な生活をしている方がたくさんいます。
能登地域の人の中には、「1月1日(お正月)が来るのが怖い」という人もいると聞きました。
1日も早く、心も体も元気になってほしいです。
そこで、この2つの災害で亡くなった方々のご冥福(安らかに眠れるように)と、1日も早く能登地方が復興する(人々が元通りに生活できるようになる)よう、今からみんなで黙祷(黙って目を閉じて祈ること)しましょう。
(起立して、全員で黙祷しました。)
~ここから始業式の話~
それでは、あらためて、2025年 明けまして おめでとうございます。
みんなは、どんな冬休みを過ごしましたか?
新しい年のスタートに当たり、今年の目標は立てましたか?
校長先生は、家族や並木っ子、先生方など、自分に関わるすべての人が、健康・無事故で成長する1年であること、そして、体重が○○キロ台になること!を目標にしました。
みんなの中には、「目標を決めてもすぐダメになるから、決めていない」という人がいるかもしれません。
何かをやろうとしても、長続きしないことを「三日坊主」と言いますが、ある人がこんなことを言っていました。
「目標を決めても三日坊主で終わったら、次の日からまた決意して取り組めばいい。
三日坊主も、1年間繰り返せば力になります。」
こう考えると気持ちが楽になりますね。
「目標を決めたらやり遂げないとダメ!」なんて思わず、取り組んでみましょう。
My(自分の)『短期目標』を毎週決めて、1週間ずつ取り組むのもいいですね。
ところで、今年は干支(十二支)でいうと、巳年(みどし、へびどし)。
みんなはへびは好きですか?
「へび」は、どちらかというと「怖がられる」「嫌われる」生き物かもしれません。
でも、へびは脱皮を繰り返して傷を治したり、成長したりする生き物で、
『再生』『復活』『長寿』を表します。
また、「へびの夢を見ることは、吉兆(良いことがある前ぶれ)」と言われたり、
「へび皮の財布を持ったり、へびの抜け殻を財布に入れたりするとお金がたまる」と言われます。
へびは、運気を上げ、縁起がよくなる生き物なんですね。
では、その「へび年」である2025年は、どんな年かというと・・・
「これまでの努力や準備が、実を結び始める」年のようです。
ただ、すぐ結果が出る人もいれば、あとから結果が出る人もいます。結果が出るスピードは、人それぞれです。
ですから、すぐに結果が出なくても焦らず粘り強く取り組むことが大事です。
マイペースで一歩一歩前に進むことで、最後は自分のこうしたいという結果に近づくことができます。
目標を決めて1日1日を大切に過ごしたら、2025年はどんな年になるでしょう。とても楽しみですね。
また、3学期は、今の学年を締めくくると同時に、来年度の準備をする大事な3か月になります。
あっという間に過ぎる短い3学期ですが、みんなで頑張っていきましょう。
これで校長先生の話を終わります。
2学期 終業式 校長の話
おはようございます。
まず初めに、先ほど発表があった並木小マスコットキャラクター『わんぱくん』の考案者に、認定証書と記念品を贈りたいと思います。(考案者に贈呈)おめでとうございます。
この『わんぱくん』は、これからずーっと並木小のマスコットキャラクターです。何年たっても、みんなの子どもや孫が並木小に通うことになっても、ずっとそうです。「『わんぱくん』は、自分たちが並木小にいた時に誕生したんだ。」ということを忘れないでください。
さて、今日で2学期が終わりますが、2学期の始業式の時に校長先生が何を話したか覚えていますか?
こんな話をしました。
何かに挑戦すれば、失敗することもある。
『失敗』するのはイヤだけれど、『失敗』は「成功」のために必要なこと。
『失敗』も「成功」もする、挑戦する2学期にしよう!
市内音楽発表会や市内陸上大会、校内音楽集会、持久走記録会・・・、他にも、目立たないけれど大切な日ごろの勉強や運動、係や委員会の仕事など、いろいろあった2学期でしたが、並木っ子のみんなはどうでしたか?何かに挑戦できたでしょうか。ここで自分自身を振り返ってみましょう。
(20秒間目を閉じて、自分を振り返りました)
では、この2学期も、1学期と同様に2つの取り組みについて見てみましょう。
まずは、「短期目標への取り組み」についてです。
ちなみに、2学期は、全部で16週間ありました。その中で、短期目標達成クラス上位ベスト5を発表します。
第5位は6クラスあります。2年2組、3年2組、4年2組、5年1組、こだま4組、こだま5組です。賞状6枚獲得しました。
続いて第4位は2年1組。賞状11枚獲得しました。
第3位は1年2組。賞状12枚獲得しました。
第2位は6年2組。賞状14枚獲得しました。
第1位は5年2組。賞状の獲得枚数は15枚でした。16週間のうちの15枚というのは、とても素晴らしいことです。おめでとうございます。
3学期は期間が短いです。賞状も新しくするので、また新たにクラスで取り組んでみてください。
次に、2学期、図書室の本を何冊借りたか調べました。
9月2日から12月13日までで、並木っ子が借りた図書室の本の合計は、5,404冊です。
これは、ひとり平均「17.6冊」借りたことになります。
この2学期の数と1学期の数(3,694冊)を合計すると9,098冊。1人当たり平均29冊です。
校長先生は、1年間で1人当たり20冊読んでほしいという目標を立てましたが、2学期までに達成しました。すごいです!
このまま、3学期も頑張れば、1人平均40冊を越えられるでしょう。是非、チャレンジしましょう。
次に、2学期にたくさん本を借りた人のランキングです。
(ここで、2学期にたくさん本を借りた人の上位ベスト5も発表しました)
このように、2学期もいろんなことにチャレンジしてきました。
もちろん、日ごろの学習や運動、係や委員会の仕事など、地道に日常のことに頑張ってくれた並木っ子はたくさんいます。
目立っても、目立たなくても、成功しても、失敗しても、頑張ったことや挑戦したことは、必ず全部自分の力になって戻ってきます。3学期も、チャレンジをいっぱい頑張りましょう。
この冬休みは令和6年から令和7年になる、1年の切り替えにもなる休みです。
家では、家族のみなさんとどんな1年間だったか振り返ってみてください。
そして、1月7日(火)の3学期始業式、ここにいる全員、事故やケガ、病気にならずに元気に集まりましょう。
では、良いお年をお迎えください。
12月の全校朝会(校長の話)
今年、ディズニーリゾートに行った人?または、これから行く予定の人はいますか?
ディズニーリゾートには毎年、1500~2000万人もの人が訪れるそうです。
ディズニーリゾートが目指しているのは、「お客様に夢と感動をプレゼントすること」です。
ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、いろいろな乗り物やアトラクションがあり、訪れた人を夢と感動でいっぱいにしてくれます。
では、そのディズニーリゾートが、特別に大切にしている仕事はなんでしょう?
ミッキーやミニーたちを演じる仕事?、ショーやアトラクションを考える仕事?、それともお客さんを案内する仕事でしょうか?
これらも大切ですが、もっと大切にしている仕事があります。
それは「カストーディアル・キャスト」という仕事をする人たち。「ほうき」と「ちりとり」を持っている掃除係の人たちです。
夢と感動をプレゼントするために、一番気を遣っているのは、ゴミ1つないきれいな場所にすることなんです。
ミッキーが出てきて、素敵なショーを見せてくれても、周りにゴミがたくさん散らかっていては、「楽しい、かわいい」とは感じないでしょう。
ですから、ディズニーランドではゴミ1つないきれいな場所を目指し、掃除を徹底しています。
夜中から朝にかけても、広い園内をブラシで水洗いしたり、トイレ掃除をしたりしています。
何しろ「赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらいきれいにする」というのが目標だそうです。
そのくらい徹底的にきれいにしているおかげで、私たちはディズニーランドで楽しく過ごすことができるのです。
では、私たちの並木小はどうでしょうか?
学校には、カストーディアル・キャストのような掃除係の人たちはいません。
でも、302名の並木っ子がいます。そして、並木小の掃除の約束「さ・し・す・せ・そ」があります。
みんなが本気になって掃除をしたら、きっと赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらいきれいな学校になります。
もちろん、いくらキレイになっても、みんなはハイハイしてはいけません。
2学期の終わりには、大掃除もあるので、みんなで力を合わせて、きれいな学校にしましょう。
持久走記録会の講評
今日の持久走記録会は、どの学年も自分の走りと、走っている仲間への応援を頑張っている姿が見られました。
保護者の方も応援に来てくれていたので、さらにみんなのパワーになったのではないでしょうか。
今回の持久走記録会は、「試走の時の自分の記録と比べてどうだったか。」が大事でした。
誰かさんより速かったとか、遅かったとか、順位がどうとかではなく、まさに自分との戦いでした。
途中で、「苦しい。これだけ頑張ったんだから、もう歩いてもいいよ。」という、自分をあきらめさせようとする自分の声や、反対に「あの場所までもうちょっとだから我慢しよう。もう少しだけあきらめずに頑張ろう。」と、自分を励ます自分の声が聞こえていたかもしれません。
いずれにしても、最後まであきらめなかった人は、みんな勝利者です。
自分の記録(タイム)が、試走の時よりどのくらい短くなったのか、楽しみですね。
11月の全校朝会(校長の話)
並木っ子のみなさん、おはようございます。
今日は、2つお話をします。
1つ目は、先週11月1日(金)に行われた「音楽集会」についてです。
数年ぶりに全校児童と保護者が集まって音楽集会を行うことができましたが、この集会を成功させるため、何日も前から音楽委員会の皆さんが準備に取り組んでくれました。
音楽委員会のみなさん、その場に立ってください。準備等、大変だったと思いますが、そのおかげで、当日はスムーズな運営や進行でした。ありがとうございました。(みんなで拍手)
また、全校合唱や各学年の発表で指揮や伴奏をしてくれたみなさん、その場に立ってください。放課後や朝早く、誰も見ていないところで毎日努力していたはずです。当日は緊張してしまい、上手くいかなかった人もいたかもしれませんが、とても素敵な指揮や伴奏をありがとうございました。(みんなで拍手)
並木っ子の皆さん、何かしら行事等を行うときには、みんなの見ていないところで頑張って準備に当たってくれている仲間が必ずいます。普段の生活でもそうです。学級では係の人が、全校では委員会の人たちがいろいろな仕事をしてくれているから、みんな困らずに学校生活送ることができるのです。陰で頑張ってくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れないでください。
2つ目の話をします。
校長先生が、先月(10月)の全校朝会で何の話をしたか覚えていますか。そうです、あいさつについてお話ししました。では、先月、あいさつを頑張ったという人は手を挙げてください。(半分程度が挙手)あいさつをするには、勇気がいります。例えば、朝の会や帰りの会の時、大勢の仲間がいれば元気にあいさつすることができますが、ろう下などで1人になるとあいさつできなくなることが多いです。
先日、学校にお客さんが来られましたが、ろう下ですれ違う時に元気にあいさつする並木っ子に出会いました。そのお客さんは、「元気にあいさつしてくれてうれしい。素晴らしい。」と喜んでいました。
あいさつは、コミュニケーションの第一歩です。11月は、多くのお客さんが学校に来られます。用事があって学校に来られるお客さんに、元気にあいさつできるようにしましょう。
これで、校長先生の話を終わります。
10月の全校朝会(校長の話)
10月2日(火)全校朝会を行い、次のような話をしました。
やっと朝晩が過ごしやすくなってきました。
体育館で、みんなの顔を見ながら全校朝礼ができることをうれしく思います。
はじめに、昨日から教育実習生として並木小に勉強に来ている3人の先生に、自己紹介してもらいます。
(ひとりずつ話をしてもらいました)
並木っ子のみんなも、教育実習の先生といっぱい話をしたり、勉強を教えてもらったりしながら、仲良くなりましょう。
「あかるく」 「いつも」 「さきに」 「つづける」
さて、これは何のことか分かりますか?
そうです。バナナ階段のところにある、「あいさつする時に意識したい4つのこと」です。
並木小では、生活委員会が毎朝昇降口で「あいさつ運動」をしたり、給食の時「あいさつマスター」を紹介したりしていますが、みんなは自分からあいさつできていますか?
朝、校長先生が昇降口にいてあいさつしたり、休み時間に廊下にいたりすると、自分からあいさつしてくる子もいれば、あいさつしても返してくれない子など、反応は様々です。
あいさつを返してくれるとうれしいですが、返してくれないと悲しいです。
そこで、「なぜ、あいさつしないんだろう?」と考えてみました。
たぶん、「はずかしい」「めんどうくさい」「自分にしたの?」「なぜ、あいさつするの?」「タイミングがずれた」「あいさつなんてしなくても良いでしょ」
といった理由でしょうか? みんなはどう思いますか?
「あいさつは大切」ということはみんな分かっていると思います。
そこで、今日は 「あいさつ」について考えてみたいと思います。
調べてみたら、「あいさつ」には5つの良いことがあるそうです。
1つ目は、「感謝を伝えられる」ということです。
感謝を伝える言葉の代表は「ありがとう」ですが、「おはよう」「こんにちは」「さようなら」という言葉に感謝の気持ちを込めることができます。
例えば、「今日も元気に会えてうれしい」という気持ちで「おはよう」「こんにちは」
「今日は一緒に勉強できて楽しかった。明日もよろしく」という気持ちで「さようなら」こんな気持ちであいさつできたら、素敵だと思います。
2つ目は、「相手の存在を認める」ということです。
「あいさつ」は、相手がそこにいるのが分かって、声を掛けようと思ってするものです。
もし、「あいさつ」しなければ、「あなたのことを無視します、認めません」ということになってしまいます。もし、自分がそんなことされたら、とても悲しいですね。
逆に、あまり関わったことのない相手でも、「あいさつ」されると
「私に気づいてくれている」という気持ちになって、うれしくなるでしょう。
3つ目は、「仲良くなるきっかけになる」ということです。
「あいさつ」は、人と関わる「はじめの一歩」です。その人と何度か「あいさつ」しているうちに、話しをするきっかけができて仲良くなったり、相手の方から「この人、話しかけやすい人だな。もっと話してみよう。仲良くなりたい。」という気持ちになったりします。
「あいさつ」をきっかけに、一生大切にしたい人と出会えるかもしれません。
日ごろ話をしない人と「あいさつ」することほど、大切なことはないかもしれません。
4つ目は、「印象が良くなる」ということです。
「あいさつ」は、人と出会ったらすぐにすることです。5秒もかかりません。
「この人、あいさつしてくれるから、みんなに優しくて良い人だろうなあ」と思われるか、「この人、人と会っても、あいさつもしてくれない。感じ悪い人だな」と思われるか、
どっちの方が、自分に対する印象が良いでしょう。
5つ目は、「緊張をほぐせる」ということです。
緊張している時に、相手から「あいさつ」されると安心するし、自分から相手にあいさつを返すと、緊張がとれるものです。
緊張するときほど、笑顔で元気にあいさつすれば、気持ちが楽になります。
以上が、「あいさつ」が持つ5つの良いことです。
もしかしたら、もっと良いことがあるかもしれません。みんなも見つけたら、校長先生に教えてください。
では、気持ちの良い「あいさつ」をするために大切なことは何でしょう?
そうです。最初に話をした、
「あかるく」 「いつも」 「さきに」 「つづける」
ここに、あいさつについての大切なヒントがいっぱいあります。
「あかるく」・・・・(笑顔で、相手を見て、元気な声であいさつ)
「いつも」・・・・・・(いつでも、何度でも、誰にでもあいさつ)
「さきに」・・・・・・(相手より先に、自分からあいさつ)
「つづける」・・・・(途中でやめずに、続けるあいさつ)
とても大切ですね。
このことを意識し、「相手にとどく、元気なあいさつ」を心がけて、
今まで以上に「あいさつあふれる並木小」にしていきましょう。
校長の話(2学期 始業式)
並木っ子のみなさん、おはようございます。
とても暑い日が続きましたが、身体の調子は悪くなりませんでしたか。
今朝、昇降口で元気に登校してくるみんなに会えて、嬉しかったです。
この夏休み、みんなはどう過ごしたでしょうか?
みんなにとって一番の思い出や、心に残った出来事は何でしたか?
ぜひ、みんなから直接聞いてみたいです。
いつでも校長室は開いているので、昼休みなど、話をしに来てください。
この夏休み、校長先生が一番心に残ったのは、「パリオリンピック」です。
今日は、オリンピックを通じて『挑戦』することの大切さのお話をします。
ちなみに、オリンピックが開かれたパリは、どこの国の首都でしょうか?
そうです、フランスです。ヨーロッパにあります。
では、オリンピックは何年に一度行われますか?
正解は、4年に一度です。選手たちは、この大会でメダルを取ることを目標に、
4年間つらい練習に耐えて力をつけ、大会に出場するのです。
このオリンピックで、日本は、海外の大会では一番多いメダルを獲得しました。
すごいですね。メダルを目標に4年間も頑張ってきた選手に頭が下がります。
でも、校長先生の心に一番残ったことは、そのことではありません。
「どの選手も、最後まで『挑戦(チャレンジ)』し続けることをやめなかった。」
ということです。
メダルが取れても取れなくても、勝っても負けても、どんな結果になっても、
『挑戦』し続けたことは、とてもすごいことだと思います。
『挑戦』しなければ、『勝ち』も『負け』もありません。
今回のパリオリンピックに女子レスリングで出場した松戸市出身の須崎選手は、
前回の東京オリンピックで金メダルを取り、今回も金メダルの有力候補でしたが、
最初の試合でインドの選手に負けてしまいました。
しかし、その後、気持ちを切り替え、敗者復活戦で銅メダルを獲得しました。
その須崎選手が、こんな言葉を残しています。
「負けたことがあるということが、いつか大きな財産になるという言葉を信じて、
また頑張っていきたいと思います」
1学期の終業式で、校長先生は短期目標への取り組みに触れながら、
「『成功』の反対は『失敗』じゃない。『何も挑戦しない』こと。」という話を
しました。
ここで、『勝ち』『負け』を、『成功』と『失敗』に言い換えてみましょう。
何かに『挑戦』しなければ、『成功』も『失敗』もない。
『失敗』しても、あきらめずに繰り返し『挑戦』し続けることが
『成功』につながるのです。
みなさんは、エジソンを知っていますか?電気の発明で有名ですね。
エジソンは、成功するまでにたくさんの失敗を繰り返しましたが、
「私は失敗したことがない。1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」
という言葉を残しています。
また、バスケットボールの神様と言われるマイケル・ジョーダンは、
「失敗することには耐えられるが、挑戦しないでいることには耐えられない。」
と言っています。
もしかすると、『失敗』は『成功』するまで自分を挑戦し続けさせてくれる
『成功のタネ』ではないでしょうか。
誰でも『失敗』は嫌なことですが、『成功』のために必要なものだと思います。
さあ、今日から始まる2学期。並木っ子のみんなは、
『成功も失敗もする、挑戦する2学期』
『成功も失敗もしない、挑戦しない2学期』
どちらを選びますか?
校長先生は、『成功も失敗もする、挑戦する2学期』を過ごします。
みんなにも、『成功も失敗もする、挑戦する2学期』を過ごしてほしいです。
これで、校長先生の話を終わります。
校長の話(1学期 終業式)
1学期が終了しました。保護者の皆様には、授業参観や運動会等の学校行事をはじめ、学年行事、校外学習、環境ボランティア等々、様々な場面でご協力いただきました。至らない点が多々あったかと思いますが、皆様のおかげで並木っ子304名、この1学期大きな怪我や事故、病気等なく終えることができました。ありがとうございました。
7月19日(金) 1学期の終業式で、次のような話をしました。
おはようございます。今日は、まずはじめにお別れの話をします。今まで、通訳として1年2組に入ってくださっていた 南 覚子先生と、今日でお別れになります。並木っ子のために力を貸してくださった南先生に、お礼の拍手を送りましょう。ありがとうございました。
さて、今日で1学期が終わり、明日から夏休みですね。
この1学期、並木っ子のみんなは色んなことに取り組み、頑張ってきたので、いくつか紹介します。
まずは、「短期目標への取り組み」です。
各クラスで話し合って短期目標を決め、達成するために努力してきました。校長先生も短期目標達成の賞状を作り、給食の時に届けに行きました。ここで、1学期の短期目標達成クラス上位ベスト3を発表します。
第3位は2クラスあります。3年2組と6年2組で、賞状を8枚ゲットしました。
第2位も2クラスあります。2年1組と4年2組で、賞状を9枚ゲットしました。
第1位は5年1組です。獲得した賞状は、全部で13枚。おめでとうございます。
もしかすると、達成していたけれど短期目標カードを校長先生に届けていなかったクラスがあったかもしれません。1学期は終了ですが、2学期もクラスで目標を決めて、みんなで目標達成を目指していきましょう。
また、中には目標が達成しなかったクラスもあったでしょう。でも、達成しなかったからダメではありません。目標に向かってチャレンジすることが大事です。チャレンジしたから失敗したんです。じゃあ、失敗したら...、もう一度同じ目標を立てて、成功するまでチャレンジすればいいんです。チャレンジしなければ、成功も失敗もないですね。
次に、「1学期、並木っ子が図書室の本を何冊借りたか」調べました。
7月12日までの分ですが、並木っ子が借りた図書室の本の合計は、3,694冊です。
これは、ひとり平均12冊借りたことになります。
校長先生は、みんなに1年間で20冊借りて欲しいと思っています。2学期から、並木っ子全員が1か月に1冊以上の本を借りれば、達成できます。是非、チャレンジしましょう。
(ここで、1学期にたくさん本を借りた人の上位ベスト5も発表しました)
最後にもう一つ、「校長先生との朝のハイタッチチャレンジ」です。7月3日から18日まで、昇降口やつくし野門で、あいさつしながらみんなとハイタッチをしました。合計は1,306回でした。これは毎日約130人、並木っ子の3人に1人とハイタッチしたことになります。協力ありがとうございました。また、やりましょう。
このように、1学期色んなことにチャレンジしてきました。2学期も、チャレンジがんばりましょう。
最後に、大切な話をします。
並木っ子のみんなには、「この夏休み、交通事故にくれぐれも気をつけて欲しい」というお話です。
(ここで、今から26年前、私が起こした交通事故のことについて話をしました。)
交通事故は、起こそうと思わなくても、相手を傷つけてしまう加害者になったり、巻き込まれてケガをしてしまう被害者になったりします。自転車に乗っていても同じです。みんなが交通事故に合ったり、事故を起こしたりしてしまうかもしれません。並木っ子のみんなには、校長先生のような辛い思いをしてほしくありません。夏休み、絶対に交通事故に合ったり、起こしたりしないように願っています。
9月2日は2学期の始業式です。
ここにいる全員、事故やケガ、病気にならずに元気に集まりましょう。
これで校長先生の話を終わります。
7月の全校朝会
7月の全校朝会では、まず初めに七夕にまつわる○×クイズを出題しました。
①「たなばた」は漢字で「七」に「夕」。これは、7日の夕方という意味。
②七夕の日に食べるものと言えば「そうめん」。これは、そうめんを夜空に広がる「天の川」に見立てている。
③そうめんを食べるのは、1,000年ほど前の奈良時代頃から行われていた。そうめんのルーツは、小麦でできた中国の「索餅(さくべい)」という食べ物。7月7日に索餅を食べると1年間病気にならないという伝説があったそう。
④七夕飾りの短冊に願い事を書くようになったのは、江戸時代から
⑤「ささの葉さ~らさら…」の歌い出しで有名な歌のタイトルは、「たなばたさま」。七夕の童謡としておなじみの曲。
クイズのあと、こんな話をしました。
体育館にある七夕飾り、これは先日1年生がふれあいサロンの方と作ったものです。
そこには、色々な願い事を書いた短冊が飾られていますが、みんなも「自分ならどんな願い事を書くかな?」と考えてみてください。
考えたら、その願い事が実現するように、何をしたらよいか考えて実行しましょう。
願い事を書いてお願いするだけでは、決して叶うことはありません。
「空を飛びたい」という願い事、そんなの無理だと馬鹿にされた人が一生懸命考えて、失敗しても諦めずに努力を重ねて、今の飛行機のもとを考えたのです。
”願い事を決めて、願いをかなえるまで努力し続ける。”
この気持ちで、みんなも頑張りましょう。
1学期の終わりを迎えるにあたり、振り返りをしているクラスも多いでしょう。
この振り返りも同じです。振り返っただけで終わりにしてはいけません。
しっかり振り返りをして、頑張ったことや頑張れなかったことをはっきりさせ、次に、自分の力を伸ばすために何をしたらいいか考えましょう。
それが、夏休みや2学期の目標につながります。
校長先生も、並木小がみんなにとって「明日も来たくなる楽しい学校」になるために、何ができるのか考え、努力していこうと思います。
6月の全校朝会
6月3日(月)、数年ぶりに全校児童が体育館に集まり、6月の全校朝会を行いました。
校長からは、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーの言葉、
『宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも( ? )には多くの宝が眠っている。
そして、宝を毎日味合うことができるのだ。』
を紹介し、( ? )に当てはまる言葉を考えてもらいました。
正解は、 本 です。
「本」には多くの宝物が眠っていて、多くの情報を手に入れることができたり、歴史上の人物と交流できたりします。
これからの梅雨の時期は、雨のため外で遊べない時間が増えることが予想されます。そんな時は、図書室でたくさん本を読みましょう、と進めました。
保護者の皆様も、できればお子さんに、「今どんな本を読んでいるの?どんな内容?あなたはどう思った?」など、是非、読んだ本について親子で話をする時間を作ってあげてください。
また、「今度は、こんな本を読むといいよ。」とお薦めの1冊を紹介してあげてください。
きっと、子ども達にとって、更に読書に励んでいくきっかけになります。
よろしくお願いします。
5月の全校朝会(校長の話)
並木っ子のみなさん、おはようございます。
1学期も1か月たちましたが、新しい生活にはなれましたか?
最近、嬉しかったことがあります。それは、みんなの挨拶のことです。朝、登校するみんなに挨拶や声掛けをしていますが、校長先生より先に元気よく挨拶してくれる並木っ子が増えています。それがとても嬉しいし、良いことだと思います。
人と出会ったら、挨拶するのは自然のことです。挨拶は、人と人が仲良くなる第一歩です。これからも、みんなで並木っ子の挨拶の輪を広げていきましょう。
さあ、今日から五月です。五月の別名(日本での古い呼び方)を知っていますか? そうです。「さつき」です。
この名前は、田植えの月「早苗月(さなえつき)」が省略されてなったという説があります。もうすぐ、田んぼでは「田植え」が始まり、一面が緑色になります。田んぼだけでなく、周りの木々もぐんぐん成長していきます。
並木っ子のみんなも、この五月はどんどん成長する時です。勉強や運動にたくさん取り組み、自分を成長させていきましょう。
話は変わります。今はゴールデンウィークの真っただ中です。
あさって(5月3日)から4連休です。楽しみにしているみんなに気を付けて欲しいことが3つあります。
1つ目 交通ルールを守りましょう。歩いている時や自転車に乗っている時は、よく周りを見て、事故に合わないようにしましょう。
2つ目 水の事故に気をつけましょう。休み中に川や海に行くことがあるかもしれません。深みにはまっておぼれることの無いようにしましょう。
3つ目 知らない人について行かないようにしましょう。SNSなどで知り合った人でも、誘われて危険な目に合うことがあります。日頃から良く知っている人以外に誘われても、ついて行かないようにしましょう。
以上、命を守るために、3つの約束を守って、楽しいゴールデンウィークを過ごしてください。
4月10日(水) 入学式 校長式辞(お祝いのことば)
お祝いのことば
おだやかな春の日差しに恵まれ、今日のこの日を寿ぐように、桜の花や緑の木々が出迎えてくれています。 また、昨日の雨や風が、つくし野門や並木門のまわりに桜の花のじゅうたんを敷き詰めてくれています。
夢と希望に胸をふくらませた新入生四十七名を迎え、本日、令和六年度入学式を挙行できますことを、心より嬉しく思います。
さて、元気いっぱいの新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんが入学するのを、並木小のお兄さん、お姉さん、先生方、みんなとても楽しみにしていました。
さあ、今日から皆さんは、「並木っ子」の仲間入りです。そこで、校長先生から3つのお願いがあります。
1つ目は、『笑顔で元気にあいさつをしよう』です。
笑顔は、みんなを幸せにする不思議な力があります。朝は「おはよう!」と笑顔であいさつして、一日を気持ちよくスタートしましょう。
また、お友だちやまわりの人から親切にしてもらったら、「ありがとう!」とさわやかな笑顔で心をこめてお礼を言いましょう。
2つ目は、『何でも勇気をもって挑戦しよう』です。
学校に通うことも、勉強することも、すべて挑戦です。いろいろなことに勇気をもって挑戦して、強い心を育てましょう。苦手なことがあってもあきらめず努力して、どんなことにも負けない心を育てましょう。
3つ目は、「本をたくさん読もう」です。
本は、みんなの心の中にたくさんの栄養とパワーを貯めてくれます。その栄養とパワーは、みなさんの心を「やさしく」「かしこく」「たくましく」してくれます。「なみキッズルーム」という図書室が、みんなの来るのを待っています。
この3つのお願いに取り組んで、並木っ子として大きく育ってください。
保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。大切なお子様をお預かりし、本校の学校教育目標『21世紀を生き抜く並木っ子 心やさしく、かしこく、たくましい子どもの育成』に向けて、教職員一同、保護者の皆様や地域の方々と連携・協力しながら精一杯努力してまいります。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、我孫子市教育委員会 教育長 丸 智彦(まる のりひこ)様、PTA会長 坂場一夫(さかば かずお)様をはじめ、ご多用の中ご臨席を賜りましたご来賓の皆様方、本日はありがとうございました。本日入学した一年生をはじめ、並木小学校全児童のため、今後ともお力添えいただけますよう、よろしくお願いいたします。
一年生のみなさん、明日も元気に登校してくるみなさんの姿を楽しみにまっています。
令和6年4月10日
我孫子市立並木小学校
校 長 海野 義彦
4/5 1学期 始業式の話
並木っ子の皆さん、進級、おめでとうございます。
今日から、新しい教室で新しい学年の勉強が始まります。今、こうしてお話を聞いている皆さんの表情や背筋のピンッと伸びた姿から、新しい目標に向かって頑張ろうとする気持ちが伝わってきます。
今日は、大切な1学期のスタートです。そこで、みなさんが「心やさしく、かしこく、たくましい並木っ子」に成長するために、校長先生から1年間を通して頑張ってほしい、2つのお願いをします。
1つ目は「笑顔をつくる」ということです。笑顔は健康にも良いし、まわりを幸せにする不思議な力があります。ですから、家だけでなく、学校生活の1日の中でも、笑顔をたくさんつくってほしいと思います。
笑顔になる方法はたくさんあります。友だちや先生とお話しすると、楽しさから笑顔が生まれます。勉強やいろいろな活動に一生懸命に取り組むと、達成した喜びや満足から笑顔が生まれます。また、自分の笑顔が相手の笑顔も誘います。
校長先生も、みなさんにたくさんの笑顔を見せていきたいと思いますので、みなさんも友だちや先生方に、すてきな笑顔を1日1回は見せていってください。
2つ目は、「ありがとう」という言葉をたくさん使ってほしいということです。この言葉を使うことも、笑顔を生み出す方法です。
みなさんは、1日に何回、「ありがとう」と言えていますか。1回も言えていないという人もいるかも知れませんが、ちょっと寂しいですね。友だちやお家の方、先生に何かしてもらったとき、忘れずに「ありがとう」と伝えていきましょう。何気ない、ちょっとしたことでも「ありがとう」の言葉をたくさん使えば、自分も相手も気持ちよくなり、もっと人と仲良くなることができます。
「笑顔を」つくることと「ありがとう」を言うことは、学校目標の「心やさしく・かしこく・たくましい」につながっています。並木っ子のみなさん、ぜひ、頑張って取り組んでいきましょう。校長先生も、毎日取り組んでいきます。
以上で話を終わります。
素晴らしい1学期、そして、1年間にしていきましょう。