校長室より

2020年5月の記事一覧

分散登校が始まります

 6月より学校再開となり、分散登校が始まります。今週は、今日と明日の2日間、その準備として、実際に分散で登校し、6月からの生活や学習に向けての確認や各教科のガイダンスが行われました。午前組と、午後組に分かれ、その間には職員が消毒作業。これから、しっかりと感染予防をしながら、子どもたちの笑顔を増やしていきたいです。

 

 

 

 

5/7 課題提出日の生徒の様子について

 本日の午前中、課題提出のため生徒たちが登校しました。1年生は初めての登校で緊張気味。真新しい上履きが印象的でした。2,3年生は、いつもの明るい表情で、少しほっとしました。
 体育館及び多目的室を使って、できるだけ密にならぬよう分散での登校でしたが、生徒たちは落ち着いて行動し、一人ひとり課題を提出し、新たな課題について説明を受けました。まだ休校は続きますが、生徒には、時間を無駄にしないで、学びのある日々を送ってほしいと思います。

 

 

 

  

 

5/7 生徒のみなさんへ

令和2年5月7日

我孫子市立湖北台中学校

校 長   大島 慎一

湖北台中生のみなさんへ

  台中生のみなさん、今日は久しぶりの登校(1年生は初めての登校)でしたが、どんな感想を持ちましたか?「久しぶりで緊張した」、「友達に会えて嬉しかった」、「朝起きるのがきつかった」、「特に何も・・」などそれぞれ思いは違ったことでしょう。先生方はというと、久しぶりの再会にたぶんドキドキしていたと思います。

 3月の始めから臨時休校になり約2カ月が過ぎました。今回さらに休校が延長となってしまいました。もちろん理由は新型コロナウイルスの集団感染を防ぐためです。早く終息すれば、5月の途中から学校が再開することもありますが、状況によってはさらに延びることもあります。1年生は入学式もまだ行えず、中学生になった実感もあまりない中、気になるのは新しいクラスや先生のことではないでしょうか。2,3年生は「勉強の遅れが心配!」、「学校行事はどうなるの?」、「部活動の大会は?」と心配している人が多いでしょう。本当に残念ですが1学期の行事の多くは中止、修学旅行や林間学校は延期、部活動も多くの大会が中止となってしまいました。

 みなさんが何かすっきりしないもやもやした気持ちになっているのは当然で、それは先生方も同じです。何となく、先生方もいつもの元気さがないような・・。ですが、今は休校中の課題の作成や6月からの再開に向けてしっかりと準備をしています。

 こうした先の見えない状況ですが、ただ一つ確かなことは、「今の状況はいつの日か必ず終わりを迎える」ということです。その時は、学校も再開され、学校には皆さんの元気な姿、元気な声、歌声の響き、活気が戻ってきます。そして必ず、この休校の時期を振り返る時がきます。その時に皆さんには「休校の3カ月は、自分にとってはそんなに無駄な時間じゃなかったよ」と言えるようになってほしいのです。自主学習はついつい甘さが出て継続することは大変です。ですが、これが身につけば、これから一生学び続けていく皆さんにとって、大きな武器を得ることになります。読書でも、生まれてきてこれだけ本を読んだ3カ月はないよと言えたら、これほど価値のある3カ月はありません。今までさぼって、この2カ月をちょっと無駄にしてしまったなと思っている人。まだ、あきらめるのは早いです。時間を、無駄にするのか自分のものにするかは、あなた次第です。頑張ってください。

 市内で、一部の小中学生が複数でコンビニなどで長時間滞在し、いろいろな商品をさわったり、マスクをつけずに大きな声を出していることを心配する声が聞こえてきます。「集団で集まらない」「マスクの着用」「手洗いやうがい」を徹底してください。