二小ダイアリー

二小ダイアリー

6年生総合的な学習の時間(農政課来校)

 トマトマフィン販売活動を終えて、子どもたちは「二小の活動の様子やトマトのおいしさを伝えることはできたが、我孫子市のよさについては伝えられなかった」という課題意識をもっていました。

 そこで、「我孫子市の農業の現状についてよく知りたい」という思いから、我孫子市の農政の専門家である、我孫子市役所の農政課の方のお話を聞くことにしました。

 1月24日(金)に我孫子市役所農政課より、地産地消係の星野 翼さん、直売所「あびこん」を経営している、株式会社 あびベジの代表取締役、大炊 三枝子さんが二小に来てくださいました。

 星野さんからは、我孫子市の農業の現状について、最新のデータをもとにスライドで解説していただきました。今まで、5年生の田んぼ学習などの経験から、感覚的に知っていた農家の減少の問題について、星野さんのお話を通して、改めてデータをもとに理解していました。

 大炊さんには、主に子どもたちからの質問に答えていただきました。「あびこん」で売れる野菜のことや、野菜を加工したり、販売したりする方法を尋ねるなど、子どもたちはこれまでの経験をもとに熱心に質問していました。また、自分たちが栽培している畑を見てもらい、よりよい栽培の仕方についてアドバイスをいただきました。

 今回の特別授業を通して、子どもたちは、自分たちのプロジェクトへの意欲をさらに高めていました。今回学んだことをもとに、自分たち自身が我孫子市をよりよいまちにするため、3学期はさまざまな発信活動に取り組んでいきます。

6年生平和リレー講座

 1月20日(月)に、6年生は平和リレー講座を実施しました。

 我孫子市では、平和事業の一環として「広島・長崎派遣中学生リレー講座」を開催しています。このリレー講座は、平成27年度に戦後70年の記念事業としてスタートしたそうです。今日も6年生の児童が派遣中学生の先輩たちから平和をテーマにした授業を受けました。

 授業では、派遣中学生から広島や長崎で自分が体験したこと、見たこと、感じたことを聞きました。「原爆は世界のいくつの国に落とされたでしょう?」というクイズに、子どもたちはいくつか数を答えていましたが、日本にだけ落とされたという答えを聞き、中には声が出てこない子もいました。世界で唯一の被爆国であるということ、また、その影響で多くの人が亡くなったことなどを学びました。

 その後、グループワークで身近な平和について考え、授業の最後には「平和な世の中にするために今日から自分ができること」をテーマに、「平和の木」の葉っぱに平和のメッセージを記入しました。

 子どもたちはこの学びを通して、「自分の大切な人が亡くなったらとても悲しい」「今の生活を続けていくことができなくて困る」「たくさんの人が亡くなる戦争を絶対にしてはいけない」など、戦争の恐ろしさや悲惨さを学び、自分事として捉えることができました。そして、そのような世の中にしないためにも今日から自分ができることについて考え、葉っぱに記しました。

 今年8月には戦後80年を迎えますが、実際に戦争を体験した方々は本当に少なくなってきています。しかし、中学生の先輩から言葉のバトンを渡された子どもたちには、戦争の恐ろしさや悲惨さを風化させることなく、平和の大切さを次の世代に繋げる・伝えていくという使命ができました。今日のこの学びを基に、これからも平和について学校でも各学習の中で取り上げていきます。

  今日のリレー講座でお世話になった講師の先生方、アシスタント、スタッフの皆さん、そして我孫子市民会議委員と我孫子市役所企画政策課、教育委員の皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました! 

 

※うれしかったこと…

 本校卒業生がアシスタントとして講座に参加してくれたこと。堂々とした立ち振る舞いに成長を感じました!また二小に来てください、先輩!

校内書き初め展

「校内書き初め展」を体育館にて実施します。

 〇1月15日(水)9:00~16:00

 〇1月16日(木)9:00~16:00

    子どもたちの力作を是非ご覧ください!

                    ※保護者のみ参観可となります。

3学期始業式

 1月7日(火)、第3学期がスタートしました。14日間という長い冬休みが終わり、元気に登校してきた子どもたち。大きな声で挨拶をしてくれる子、冬休みの出来事を話してくれる子など様々でした。

 3学期の始業式では、まず子どもたちと冬休みの生活を振り返り、「学校生活のスイッチをオンにする」「3学期は学年のまとめをする」や、二小の合言葉である「笑顔で 仲良く 最後まで 一生懸命」を確認しました。久しぶりに会った子どもたちはとても落ち着いた態度で、そして真剣な表情で話を聞いていました。

 最後に、昨年石川県で起きた地震について触れ、「普段の生活ができることに感謝して、今の自分にできることに精一杯取り組もう」と締めくくりました。

 子どもたちは最後まで静かに真剣に話を聴いていました。二週間ぶりの再会でしたが、子どもたちの表情は少し凛々しく、そして引き締まっているように見えました。どの子も、新学期や新年の始まりにそれぞれの目標や抱負を思い描いていたからかもしれません。

 3学期も二小の合言葉である「笑顔で なかよく 最後まで」を念頭に、自分の夢や目標に向かって努力する、協力する子どもたちを応援していきます!

     3学期の抱負を発表する児童会役員

     1月の生活目標「寒さに負けない体を作ろう」を

            寸劇を入れて発表する保健委員会

2学期終業式

 12月23日(月)は第2学期の終業式です。体育館に集合した子どもたちは、どの子もこの4ヶ月間の成長が伺える表情で、式に臨む態度もとても立派でした。

 終業式の前に2学期の表彰がありました。絵画、陸上競技大会など、子どもたちの頑張りを全校でお祝いしました。

 そして終業式。まず初めに3年生と6年生の児童から、「2学期を振り返って」の発表がありました。どちらの児童も2学期に頑張ったこと、あいさつや委員会活動について発表しました。「取り組みを通して成長できた」という発表者には、全校から大きな拍手が送られました。

 続いて私から、子どもたちに次のようにお話をしました。

 77日あった2学期も色々な行事がありました。がんばったこと、できるようになったことがたくさんありますね。成長した自分をたくさんほめましょう!でも、反省も大事です。「こうすればよくなる」とか、「次はこうやってみよう」など、もっとよくなるように振り返って見直しをしてください。

 さて、明日からいよいよ冬休みですね。冬休みには是非こんなことをしてみてください。(ステージ上のスクリーンで、大掃除・手伝い・家族団らん・1年の計画を立てる等を紹介しました)そして最後になりますが、冬休み中、事故やケガには十分気をつけて過ごしてください。では1月7日、3学期の始業式で会いましょう!

 

 最後に生徒指導主任から、冬休みの過ごし方についてお話がありました。お休みも規則正しい生活をしてほしい・お金に関すること・安全について・不審者対策・情報モラル等についてお話がありました。子どもたちは「うんうん」と頷きながら真剣に話に聞き入っていました。

 2学期、保護者の皆様には本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。冬休みをお子さんと楽しく過ごしください。そして、新年を素敵な年にするために、是非ご家族で「一年の計」を立ててほしいと思います!