校長室から
5年生林間学校①
6月20日(木)と21日(金)の2日間、5年生は林間学校に出掛けます。この日をとても楽しみにしていた5年生。実行委員を中心に計画や準備を進めてきました。初日の午前中に筑波山登山を予定していましたが、18日の大雨の影響で登山不可となってしまったので、アクアワールド大洗水族館に向かいます。
出発の会を終えた子どもたちはバスに乗り込みました。嬉しいことに67名全員出席です!それでは行ってきます!
6年生租税教室
6月11日(火)に、6年生は社会科の政治の学習として「租税教室」を行いました。我孫子市役所収税課の方を講師に招き、スライドやDVDを使いながら、税のしくみや、なぜ税を納めるのかについて、1時間お話ししていただきました。
税金がなければ、「ごみが収集されない」「信号が動かない」「警察や消防も動かない」「道路や橋も直されない」など、税金が無い社会を舞台にしたアニメを見ながら、税金によって自分たちの社会が支えられているということを学びました。
日本の1年間の税収は、約100兆円だそうです。そこで、税金の規模を実感できるようにと、1億円のレプリカを子どもたちに持たせていただきました。
子どもたちは、税金についての理解を深めるとともに、我孫子市役所の方との出会いを通して、地域を支えるために働いている大人がいることにも気づきました。
私たちの生活と税金は密接に関係しています。子どもたちには今回学んだ知識を、是非今後の人生でも活かしていってほしいと思います。
3年生市内めぐり
6月6日(木)に3年生は社会科の学習の一環として市内めぐりを行いました。2年生の生活科の授業では学区めぐりに出かけましたが、今年度は範囲を広げて市役所と我孫子市の生涯学習センター「アビスタ」を見学しました。
市役所では、本庁舎で市民課をはじめたくさんの課の説明を聞きました。市民の方々の様々な手続きが行われていることを知ることができました。星野市長は公務のため市長室にはいらっしゃいませんでしたが「市長室」にも案内してくださいました。「市長の椅子」に座ることもできました。子どもたちは、「今の市長は何人目ですか?」「市長の仕事は何ですか?」など、積極的に質問をしていました。
議会棟では、本会議場の議員席に座らせてもらい、「ここでは我孫子市民が安全に暮らしていけるように話し合いをする所です」と説明を受けました。見学の最後には我孫子市のマスコットキャラクターである「うなきちさん」と記念撮影をしました。
「アビスタ」は、我孫子地区公民館と市民図書館の複合施設で、毎日多くの方が訪れます。一通り館内を案内していただき、大きな図書館へ。子どもたちは、20万冊以上本が置いてあることや、本だけではなくCDやDVDを借りることができることを知り、とても驚いていました。
また、緑がたくさんの屋上に上がらせてもらい、そこから見た手賀沼の景色の素晴らしさに感動していました。
この市内めぐりを通して、子ども達は我孫子市には市民のための施設や、そこでたくさんの人が働いていることを学びました。他の公共施設についても是非調べて足を運んでほしいと思います。
2年生学区めぐり
6月5日(水)に、2年生は学区めぐりを行いました。この学区めぐりは、学区内を歩くことで近くにある公共施設や商店、自然環境を知るとともに、地域と自分たちの生活とのかかわりに気づき、人々と適切に接することや安全に生活することができるようにと、生活科の授業の一環で行っています。
お天気に恵まれ、爽やかな風が吹く絶好のお出かけ日和となりました。最初は「谷津ミュージアム」です。新緑の中を、友だちと楽しく歩きました。続いて東我孫子まで足を延ばし、「近隣センターこもれび」に寄りました。子ども達からは「知ってるよ!来たことがある」「本がたくさんあったね」等の感想が出ました。
「こもれび」のあとは、成田線の踏切を渡り、児童公園へ。渇いたのどを飲み物で潤した後、ブランコや鉄棒を楽しんだり、鬼ごっこをしたりして遊びました。最後は下ヶ戸(さげと)を通って学校に戻りました。
この学習を通して、公道の歩き方(特に車が多く通る道)や安全対策、公共施設を利用するときのマナーなどについて学びました。「今何をしなければならないか」を自分で考えたり、素早く集合、静かに説明や話を聞いたりする姿に成長を感じました。
是非ご家族でも、お時間のある時にお子さんの案内で学区内を歩いてみてください!
さっぱりしました!
5月30日(木)に本校で飼育している羊、「スペード」の毛刈りを行いました。体育館を会場にして、飼育を担当している4年生、初めて毛刈りを見学する1年生、柏鳳保育園や川村学園女子大学附属保育園、天王台さくら保育園等の園児の皆さんが見守る中、いよいよ毛刈りのスタートです。昨年は7月に実施したこの毛刈りですが、年々暑くなる気候を考慮して、少しでも早くとこのタイミングでの実施となりました。「毛布を身に纏った(まとった)」スペードもこの日を心待ちにしていたと思います。毛刈りの先生は、今年も工藤悟先生にお願いしました。
工藤先生は自己紹介の後、専用のバリカンを使って10分ほどできれいに毛刈りをしてくださいました。刈り取ったあとの「スペード」を見てみんなびっくり!1ヶ月で約1cm、1年間で約12cm以上伸びた毛が見事にきれいに刈り取られたのですから!
ほっそりとして驚きの姿になったスペードを見て、驚いたり喜んだりする声があちらこちらから聞こえてきました。中には「かわいい!」の声も。工藤さんから「量がある割に軽い」と、今回刈り取った毛の重さは2㎏ちょっととのことでした。この量の毛からは、大人の男の人用のセーター3人分ぐらいが作れるそうです。
子どもからの「毛を刈るのが一番難しいのはどこですか?」という質問に、「首回りが筒のようになっていて、皮が柔らかいからバリカンで刈りにくいです。」と答えてくださいました。また、「羊はなんで毛が生えるのが遅いの?」という質問には、「羊には毛が約5000万本もあり、さらに毛が細かいため生えるのが遅いです。」と答えてくださいました。ちなみに、人間の髪の毛は約10万本だそうです。どの回答や説明にも聞いていた子どもたちはみんな「なるほど!」と感心していました。
質問の後は、広げられた毛を触る体験です。「ふわふわだね!」「すごく軽くて柔らかいね」などの感想を聞くことができました。なかなか普段できない体験に子どもたちは終始笑顔でした。
刈った毛は4年生の総合的な学習の時間で使うことになっていますが、「何を作ろうかな?」と子どもたちは想像の幅を広げていました。今年も貴重な体験が出来ました。工藤先生ありがとうございました!