校長室から

校長室から

5年生 田植え

 5月10日(金)に5年生は田植えを行いました。4月末に田んぼに入り田慣れをしましたが、その後田植えができるように田を均す(ならす)代かきをしていただき、いよいよ苗を植えます。

 この日も田んぼ委員の方をはじめ、20名を超える5年生保護者の方々がお手伝いに駆けつけてくださいました。

 まず、田んぼの先生小川さん、百瀨さんから田植えの際の注意事項を聞きました。「一度田んぼに入ったら畔(あぜ)には上がらない(戻らない)こと」「苗は5本を束からとって植えること」「植える際はロープの目印に植えること」「苗はピースサイン(人差し指と中指)で挟み、流れていかないようにしっかりと土の中まで押し込むこと」など、植える際の気を付けなければいけないことを確認しました。

 最初は、苗を5本に分けることや、どれくらいの深さまで植えればよいかなど、勝手や加減がわからず悪戦苦闘していた子どもたちでしたが、繰り返し植えていくうちにどんどん上達していきました。時折後ろを振り返り、植えた苗が曲がっていないかを確かめながら植え進めました。しっかりと土に手際よく差し込むこともどんどん上手になり、予定時間内に無事に田植えは終了しました。

 

 田植えを終えた子ども達からは、「土の感触は慣れるととても気持ちいいね」「おいしいお米ができるといいな」「米作りは大変な作業だと分かった」などの感想が出ました。

 田んぼの先生からは、「たくさんの人の支えがあってできるこの学習です。感謝の気持ちを忘れないでください」と最後にお話をいただきました。この貴重な体験を通して、子どもたちにはお米一粒を大事にする人になってほしいと思います。

 これからは苗が稲に成長していく様子を観察記録にまとめていきます。秋にはおいしいお米が収穫できますように!

田んぼに慣れよう!

 5年生は総合的な学習の時間に「米作り」に挑戦しています。

 4月30日(火)に田んぼに慣れるため、今年度も田んぼの先生である小川先生と百瀨先生にご指導をいただきます。

 この時期は、土をかき混ぜ空気に触れさせることで土壌の養分を活性化させる作業である田おこしを行います。今年度は機械で田を耕す様子も田んぼの先生である香取さんから見せていただきました。百瀬先生から田に入る際の注意とアドバイスを受け、いざ活動開始です!

 

 子どもたちの田んぼに入った際の第一声は「キャー!」という叫び声でした!でも、田んぼに入る前は少々怖がっていた子どもたちも、入ってみて踏みしめた土の何とも言えない感触にすぐに慣れ、大喜びでした。「よーいドン!」とかけっこをする場面も。転んで泥だらけになった子もいましたが、子どもたちからは「楽しい!」「田植えが待ち遠しい」等の感想を聞くことができました。

 これから半年間に及ぶ米作りの学習がスタートします。この学習によってどんな気づきがあり、どんな学習と結びついていくのか、可能性は無限大です!

 ゴールデンウィーク明けには田植えに挑戦します!お手伝いくださった保護者の方々ありがとうございました!

1年生を迎える会

 4月25日(木)に1年生を迎える会を行いました。入学してから2週間、授業や給食はすでに始まっていますが、改めて1年生のために迎える会を実施することによって、在校生には上級生としての自覚と思いやりの気持ちを育てること、1年生にはこの二小の一員として、お兄さんお姉さんと一緒に活動する楽しさを味わったり、学校生活への期待の気持ちを育てたりすることを目的として実施しました。

 まずは1年生の入場です。6年生と手をつなぎ、4年生が作ってくれたアーチをくぐって元気に入場しました。続いて歓迎の言葉です。代表児童が、「たくさん友だちを作って、楽しい6年間を過ごしてください!」と挨拶をしてくれました。

 次に、二小にまつわる〇×クイズです。「二小の羊の名前は?」や「二小の年齢は何歳でしょう?」などのクイズで全児童が楽しみました。

 クイズの後、各学年からプレゼントの紹介と贈呈がありました。2年生は「あさがおの種」を、3年生はこの迎える会の招待状を、4年生は入退場の際にくぐる花のアーチの準備を、5年生は入場の際に頭につけるお面を、6年生は歓迎のための体育館装飾と、手をつないで入場することなどを紹介・贈呈しました。

 続いてはレクリエーションです。「お誕生月の歌」に合わせて、それぞれの誕生月の1年生が体育館中央に出てきて、6年生と手をつないで円を描きながら踊りました。なんと8月生まれの1年生は1人でした!自分の出番で踊った子どもたちは皆笑顔でした。

 最後に1年生からお礼の言葉です。「楽しい会やプレゼントをありがとう」「これからの行事も楽しみです」などのお礼を全校に向けて堂々と、大きな声で発表しました。

 私からは、1年生に「1日も早く学校に慣れて、どんどん活躍してほしい」「2年生から6年生のお兄さんお姉さんをお手本にしてほしい」ということ、そして2年生から6年生には、「1年生に二小の合言葉を教えてあげてほしい」ということを話しました。

 最後は校歌を全校児童で歌いました。1年生はまだ習いたての校歌でしたが、大きく口を開けて一生懸命歌っていました。二小の子どもたち全員の元気のよい歌声が体育館いっぱいに響き渡りました。

 以上のように、全校で集まって行った初めての活動は大成功でした!これからも職員と子どもたちが一丸となって、笑顔が絶えない学校づくりを進めていきます!

第1回避難訓練

 4月23日(火)に、避難訓練を実施しました。今回は我孫子市でマグニチュード7の地震が発生したという想定での訓練でした。

 「地震発生」のアナウンスが流れると、すぐに1次避難です。机の下に素早く潜り「落下物」から身を守りました。1年生は小学校で初めての避難訓練だったにもかかわらず、黙って静かに避難をしていてとても立派でした。

 地震が収まったアナウンスの後は、2次避難です。事前に避難の際の合言葉、「おかしもち」(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、ちかよらない)を学んでいた子どもたちは、この「おかしもち」をよく守り、教室から避難場所の下校庭に素早く移動していました。全学年全児童が自分事として移動する姿がとても素晴らしかったことです。

 校庭集合後に行った訓練の振り返りでは、子どもたちに教頭先生から「おかしもち」の「し」についてお話しがありました。

 「「し」はしゃべらないです。しゃべってしまうと、先生の指示が聞こえなくなるのはもちろん、周囲を不安にしてしまいます。その結果、走ったり押したりということが起こってしまいます。これは、二次災害につながります。教室に帰って担任の先生と一緒に今日の避難訓練について振り返って、次回の避難訓練に生かしてほしいと思います。」

 

 災害が起きないことを日々願うばかりですが、学校外での避難方法や地域の避難場所等について、日頃からご家庭でも是非話題にしてみてください!

令和6年度 入学式

 4月10日(水)、昨日の大雨が嘘のように空は晴れ渡り、絶好の天候のもと令和6年度の入学式を行いました。新1年生73名全員が出席できたことが何よりも喜ばしいことでした。

 音楽に合わせて体育館に入場してきた1年生は、周りをキョロキョロと見渡して少し緊張した面持ちでしたが、着席後はどの子も話をしっかりと聞き、担任の呼名にも大きな声で返事をすることができました。

 私からは、「この我孫子第二小学校は今年で136歳、学校ができて136年目を迎えるということ」「門を入ったところにある大きなくすのきと一緒に、先生やお兄さんお姉さん、うさぎや羊、ヤギが1年生の入学を心待ちにしていたこと」「これから学校では、先生と一緒に楽しく勉強したり、美味しい給食を食べたりして、お兄さんお姉さんのように大きく成長していってほしいこと」などをお話ししました。

 式の後半では、6年生が入学をお祝いして、二小の紹介と校歌を歌ってくれました。1年生は二小の紹介を聞いて、早く自分の目や手で確かめたいと思ったことでしょう!

 退場後は各教室で担任の先生から学校生活の説明を聞き、その後体育館で記念撮影をして、入学式を終えました。敷地内に咲く桜の木の下で、笑顔で写真撮影をする姿が印象的でした。1年生の皆さんには早く学校生活に慣れて、毎日笑顔で元気に、そして車に気をつけて登校してほしいと思います!

 

 入学式を終え、全校児童が揃いました。令和6年度も本校教職員一丸となり、本校の合い言葉「笑顔で 仲よく 最後まで 一生懸命取り組む子どもの育成」に努めて参ります。そのためには、ご家庭と学校が手を携えてお子様の成長を見守ることが何よりも大切です。今後も本校教育活動へのご理解ご協力をよろしくお願いします。

令和6年度 着任式・1学期始業式

 春休みが終わり、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。4月5日(金)は新年度のスタート、まずは新しく二小で勤務をされる先生方をお迎えする着任式を行い、その後1学期の始業式を行いました。

 始業式では子どもたちに次のように話しました。

 皆さん進級おめでとうございます。春休みは楽しく過ごしましたか?新しい学年になった気持ちはどうですか?今日は新年度のスタートにあたり、皆さんに3つのお話をします。

 1つ目は、3月の修了式でもお話をしたように、今年度も色々なこと、新しいことにチャレンジ(挑戦)して成長してほしいということ。二小の合言葉である「笑顔で 仲よく 最後まで」を忘れずに過ごせば、必ず成長します!でも自分の笑顔だけでいいのかな?(子どもたちからは、「みんなが笑顔!」の答えが)

 2つ目は、みんなが毎日を安心・安全に、楽しく学校生活をおくるために、学校やクラスのルールを守ってください。また、自分がされていやなことは絶対にしない!みんなで声掛けができるといいですね。困ったことがあったらすぐに教えてください。

 最後の3つ目は、「感謝を忘れずに」ということ。色々な場面で「ありがとう」が言える人になってください。まずは皆さんに私から、しっかりとお話を聴いてくれてありがとう!

 校長先生も二小に来て3年目になりました。今年も皆さんが笑顔で仲よく最後まであきらめずに学校生活を送り、成長できるよう、二小の先生たち全員で、一生懸命応援したり、手助けをしたりします。令和6年度も頑張りましょう!(以上)

 

 話しを聞いていた子どもたちからは「新しいクラスでワクワクするね」「新しいことに挑戦してみよう」等、力強い返事が返ってきました。「今日の自分は何をすればよいのか」を考え、1日1日を、目標を持って大切に過ごしていって欲しいと思います。

 この後、代表児童による抱負の発表や生活目標の発表がありました。

 保護者の皆様や地域の皆様には本校の応援団として、今年度もご理解とご協力をよろしくお願いします!

 

令和5年度 修了式・辞校式

 3月22日(金)、今年度の修了式を行いました。卒業した6年生がいない分、体育館が広く感じられましたが、全校で集まる最後の式ということもあり、子どもたちの表情は皆逞しく引き締まっていて、今年度の締めくくりに相応しい態度で臨んでいました。

 私からは子どもたちに次のように話しました。

 この1年間で成長したことはどんなことでしょう?この1年間で心も体も大きく成長しましたね。そして、できることがたくさん増えました。でも、成長はできることが増えただけでは成長とは言わないのです。皆さんに成長について4つお話をします。 

 1つ目、この1年間、今の学年で過ごしたことがすでに成長ということです。中にはできなかったことがある人もいると思います。でも成長は「できる」や「できない」ではなく、また、それを人と比べることでもありません。成長は、皆さんそれぞれがそれぞれのペースでしていくものなのです。

 2つ目、この1年間の中には、苦労したこと、大変だったことなどもあったと思います。これらの大変だった経験が皆さんの成長を助けてくれたことでしょう。本当の成長は、困難や苦労を避けて通ることではなく、自ら取り組み、自ら学び、乗り越えていくことで身についていきます。

 3つ目、君たちの成長には、自分を取り巻く環境、お家の人、クラスメイト、担任の先生などの助けや支えがあってのことです。今日この日を迎えるに当たって感謝しなければならい人を思い起こし、感謝の気持ちを伝えてください。

 最後の4つ目です。成長にはチャレンジ、挑戦することが必要です。これからもどんなことにもどんどんチャレンジしてみてください。「できる」や「できた」よりも、やってみたという経験が大切です。そして、ここで二小の合言葉「笑顔で なかよく 最後まで」が役に立ちます。どんなことにもこの合言葉を思い出し、チャレンジしてみれば、きっと成功することでしょう。是非この成長に大切な4つのことを振り返り、自分はどうだったか当てはめてみてください。

 いよいよ明日から春休みですね。春休みは楽しく遊んだり、お家の人とお出かけしたりすると思いますが、新しい学年の準備をしっかりとしてください。新学年になった4月5日、春休みの間に成長した皆さんに会えるのを楽しみしています。新学年も頑張りましょう!

 修了式の後は、今年度でこの二小を去る先生方とのお別れの式、辞校式を行いました。担任だった子どもたちからは、「なんでいなくなっちゃうの?」「さみしい」「もっと一緒にいたかった」など、別れを惜しむ声があちらこちらから聞こえてきました。また、別れを惜しんで涙を流す子もいました。勤務年数に違いはあれども、どの先生も二小の子どもたちのために、常に精一杯ご尽力くださいました。お別れは名残惜しいですが、皆さんの4月からの新天地でのご活躍を心よりお祈りしています!

 保護者の皆様、地域の皆様、そしてその他多くの方々のおかげで今年度も無事に終えることができました。これも皆様が本校教育活動にご理解とご協力、そして、多大なるお力添えをくださったからです。今年度の反省を生かし、来年度の準備をして参ります。来年度もどうぞよろしくお願いします!

令和5年度 卒業証書授与式

 3月15日(金)、快晴の中、ご来賓の皆様、保護者の皆様の温かい眼差しに見守られ、卒業証書授与式を挙行することができました。卒業証書を手にした、五十七名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

 担任の先生の、万感の想いを込めた呼名に応えた「返事」。

 卒業証書を受け取る時の卒業生の表情は,緊張の中にも喜びにあふれ、希望に輝いていました。立派になった卒業生の「姿」。

 本校での六年間の生活を頑張りぬいた満足感と、未来を切り開いていこうとする強い決意が感じられ、とても頼もしく、とても嬉しく思いました。

 伝統ある我孫子第二小学校を未来に向かって今日巣立つ卒業生。

 四年前、皆さんが二年生も終わりに差し掛かった三月に突然の休校、それから三・四・五年生の三年間は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の中での学校生活を余儀なくされました。

 そして最上級生となった六年生。昨年の五月八日にコロナウイルスの分類が五類に引き下げられ、以前の日常が戻り始めた今年度は、児童一人一人が活躍するよう、できる限りの学校行事を皆さんと共に実施してきました。それは、我が二小が「体験こそ全ての礎」とし、体験によって「生きる力」を育むことが最も大切だと考えている学校だからです。

 予測困難な未来だからこそ、本校での学習・生活・飼育・体験活動で培った、「元気でやさしい」「力をあわせる」「必ずやりぬく」ことをいつまでも大切に、そして生かし、中学生として、そしてその先の人生でも更なる成長と活躍を期待しています。「ピンチはチャンス」です。ピンチではなかったけど、台風で十二月に延期した修学旅行。「今度は実施できますように」と無事に終わるまで、実はハラハラしていました。しかし雪の舞い散る日光での活動は、私にとっても貴重な体験となり、皆さんとの一番の思い出になりました。

 このように、予定や計画通りとならないことがこれからも必ずあります。そんな時は、この二小での貴重な学びや体験を思い出し、自分にとっての「正解」を探していってください。いつまでも、いつまでも応援しています!

いよいよ明後日卒業式です!

 先週から始まった卒業式練習もあっという間に時間が過ぎ、3月13日(水)に予行練習を行いました。13日の本番に向けて6年生はもちろんのこと、在校生代表で卒業式に参加する5年生も、練習に余念がありません。式の流れに沿って、自分がすべきことに黙々と取り組んでいました。

 小学校生活で「最後の授業」となる卒業式。6年生が新年度、新生活に夢と希望をもって堂々と卒業できるように職員も在校生も一丸となって最終準備を進めていきます。

「6年生を送る会」を行いました!

 2月22日(木)に「6年生を送る会」を体育館で行いました。在校生は、お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えること、6年生は、小学校生活の思い出を振り返ると共にこれからも二小の卒業生としてがんばっていこうとする気持ちを持つこと、そして、在校生・6年生共に心に残るような会にすることなどをねらいとして実施しました。

 

 1年生と手をつないで入場した6年生。今日の主役はステージから参観です。1~5年生は体育館のフロアで発表を行いました。「6年生ありがとう 今度は私たちが恩返し」をスローガンに、6年生にこれまでの感謝の気持ちを伝えるために各学年工夫を凝らした発表を行いました。

 3年生は「This is for you!」と呼びかけでスタート。6年生へ感謝の気持ちを込めて、運動会の時のダンス、ソーラン節を披露し、最後は歌のプレゼントでした。威勢の良い掛け声や伸びやかな歌声が響き渡りました。

 2年生は「かさこじぞう2024 二小バージョン」と題して寸劇とダンスと歌のプレゼントをしました。一人一人が自分の役割を見事に果たしました。かわいらしいダンスに会場が大いに盛り上がりました。

 4年生は「時をかけろ!6年生」と題して、懐かしいあの頃にご案内、6年生にまつわるクイズを出しました。クイズの後はリコーダー、キーボード、タンバリンを使い演奏を披露しました。

 1年生は、6年生と過ごした今年1年間を振り返り、「応援団」になり、感謝の気持ちを込めてエールを送りました。「6年生はいつも助けてくれるスーパーマン」のセリフもあり、最後はお礼の歌を歌いました。

 5年生は「6年間の宝箱」と題して、思い出スライドショーを上映しました。6年間の学校生活や行事を通して活躍した6年生の姿がたくさん映し出されました。最後に、5年生にとっても思い出である歌をプレゼントしました。

 どの学年の発表も6年生を大いに喜ばせました。発表後、各学年からのプレゼントの紹介があり、最後はいよいよ6年生の発表です。6年生からは、歌のプレゼント。最高学年の歌声はやはり素晴らしいものでした。最後は全校合唱でこの会を締めくくりました。どの学年も心を込めて、卒業する6年生に感謝の気持ちを届けることができました。「6年生大好き!」と声をかけた1年生が何人もいました。

 在校生は、6年生の姿を見て育ちました。お手本となった6年生の姿や態度をこれからは受け継ぎ、繋げていってくれることでしょう。また、この6年生を送る会は、新旧児童会役員と4・5年生の各クラスから出た実行委員によって運営されました。企画・準備・当日の分担まで、互いに協力しながら、そしてそれぞれが自分の仕事を立派にやり遂げました。子どもたち一人一人に成長を感じました!

 残すは卒業式、皆で万全の準備をしていきます!

 

「ようこそ先輩!二小へ」

 2月19日(月)・20(火)の2日間、6年生は総合的な学習の時間に青木章我孫子市副市長を講師にお迎えし、「ようこそ先輩」と題して特別授業を行いました。青木副市長はこの我孫子第二小学校の卒業生でもあります。後輩でもある6年生にたくさんのメッセージをくださいました。

 1日目は自己紹介から始まり、ご自身の小学校時代の様子、二小の歴史や学校とゆかりのある有名人など、第二小学校を中心にお話しくださいました。

 2日目は、地方自治の仕組みや市区町村の仕事、税金、さらに副市長の仕事についてお話してくださいました。

 2日目の休憩時間には、一昨年まで理科支援員として、現在は学校運営協議会の委員として二小にご尽力くださっている香取典男先生と渡邉貞治先生も参加してくださり、「昔の遊び」を紹介してくださいました。

 青木副市長は終始笑顔で、そして力強く熱い想いをもって子どもたちに語りかけてくださる姿が印象的でした。子どもたちの質問にも、身振り手振りを交えて丁寧に答えてくださいました。休み時間には副市長を取り囲む輪ができました。質問をする児童もいれば、サインをねだる児童もいて、人気の高さが伺えました。

 話のキーワードとして、「縁や出会いを大切に」「仕事に対してプロ意識を持つ」「社会貢献の大切さ」「感謝・恩返し」等がたくさん出てきました。そして、「二小の持つ素晴らしさ、地域と学校が団結している二小独自の教育をこれからもずっと続けてほしい」「自分の考えを、自信を持って言える人になってほしい」と人生の先輩としても貴重なアドバイスをくださいました。 

 子どもたちからは、「素晴らしい先輩がいて誇りに思う」「二小は地域の人たちに支えられているんだね」「副市長の我孫子市や二小に対する熱い思いをたくさん感じた」などの感想が出ました。

 創立135周年の際にも伝えましたが、この学びがいつか花を咲かせ、郷土を愛し我孫子のために活躍する大人に成長することを期待します!

全校で誕生日を祝いました!

 2月20日(火)は第二小学校の誕生日、学校ができて135回目の誕生日です!今は令和の時代ですが、その前の平成、昭和、大正、明治の22年に我孫子第二小学校がスタートしました。でも、作られた当時は我孫子尋常小学校岡発戸分教場として、白泉寺というお寺を校舎としていたそうです。皆さんのおじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんの中にも二小の卒業生という方がいると思います。6年生は19日・20日と青木副市長からお話を聴きましたが、青木副市長も第二小学校の卒業生です。

 今回は体育館で、全校で二小の誕生日を祝いました。現在高校生である卒業生の司会に始まり、青木副市長からのお祝いの言葉、児童会役員による二小クイズや二小のマスコットキャラクターの発表がありました。

 

 そして、「二小の子どもたちのために何かできることはないかな?」と申し出てくれた卒業生が所属する「HAPPA ENTERTAINMENT」の皆さんによる、歌やダンスのパフォーマンスショーを皆で楽しみました。

 バンドの迫力ある音、シンガーの歌やオリジナリティー、ダンサーの表現力とユーモアを体験した子どもたちは、喜びに満ち溢れていました。職員も一緒になってダンスを踊り、子どもたちからたくさんの拍手をもらいました。

 ショーを見た子どもたちからは「いつかあんな風に歌ったり踊ったりできたらいいな」「こんな素敵な卒業生がいてうれしい!」という感想も聞かれました。本当に素敵な時間をありがとうございました!

 二小の誕生日を祝うこの記念式典を通して、卒業した先輩が立派に活躍していることを実感した子どもたち。二小の児童であることを誇りに思い、同じように活躍する将来の自分の姿をイメージした子もいたかもしれません。今はまだ夢や自分のやりたいことが見つからなくても、今できることに一生懸命に取り組み、また、毎日仲間と過ごせる日々の素晴らしさを大切にしてほしいと思います。

 そして今度はみんなの番!いつかの日か、立派に成長した姿を見せに二小に戻ってきてください!

 

5年生田んぼお礼の会

 2月16日(金)に5年生は、「田んぼお礼の会」を体育館で行いました。5年生の1年間、田おこしから始まり田植えや稲刈り、脱穀や精米などを経て、最後は給食や家庭で食べたこの学習。振り返ると、他では学ぶことができないたくさんのことを体験できた米作りでした。今回はお世話になった田んぼの先生の百瀨さん、小川さん、香取さんをご招待して感謝の気持ちをこのお礼の会で伝えました。

 まず、子どもたちからは「お礼の言葉」がありました。1年間を通して学んだ様々なことや感じたことを伝えましたが、中でも、「一生の思い出になりました」という感想がとても印象に残りました。

 続いては、この田んぼ学習を通して、新たに興味関心や疑問を持った内容について調べ、まとめた内容の発表です。代表児童が米に関する「祭り」「米作りの現状」「歴史」「料理」「外国のお米」「田んぼの生き物」について発表しました。クイズも交えての発表を聴いて、子ども達一人一人が調べ上げたテーマの発表はどれも立派でした。

 発表の後は、「お礼の手紙(米作りの1年間を振り返り、感想と学んだこと)の贈呈」を行いました。感想の中には、「お米一粒も大切にしていきます」「農家の人の苦労を知ることができました」「大きくなったら農業に携わる仕事をしてみたい」「生き物を育てるのってとっても大事」などが書かれていました。

 田んぼの先生方からは、「二小でしか学ぶことのできない貴重な体験学習」であることや「この体験や経験をこれからの生活や学習に生かしてほしい」、「感謝の気持ちを忘れずに」などのお言葉をいただきました。

 この貴重な学びを今後の学習や自分の人生にどう生かしていくかは子どもたち次第ですが、二小の米作りの学習は本校の伝統としてできる限り継続していきたいと思います!

手をつないで仲よく(幼保小連携)

 2月8日(木)に柏鳳保育園の年長園児の皆さんを、2月15日(木)に川村学園女子大学附属保育園と東あびこ聖華保育園の年長園児の皆さんをお迎えして、交流会を実施しました。これは幼保小連携の一環として、園児との交流を通して、1年生も園児も来年度の生活への見通しを持てるようすることを目的としています。

 来年1年生となる園児たちは、まず1年生の教室に入り体験活動です。1年生の担任から、「楽しく安心して小学校に通えるように」と学校生活の様子を紹介しました。また、1年生が教室にあるものを紹介したり、あやとりの技を披露したりしました。

 続いて校内案内です。コンピューター室、職員室、校長室、図書室と、園児たちは1年生と手をつないで各教室を見学して回りました。園児たちは、初めて見たものも多く、「わぁ」「すごい!」など感嘆の声を漏らしていました。

 1年生は、1年生になったばかりの時に2年生に連れられて回った校内案内(学校探検)でしたが、今回は自分たちがその時のようにお兄さんお姉さんとなって、園児の皆さんを張り切って案内しました。途中園児たちに優しく声掛けをしたり、「疲れていない?」「大丈夫」と気遣ったりする様子を見て、子ども達のこの1年の成長ぶりに感心しました。

 これからも幼稚園や保育園と連携して、園児の皆さんに小学校生活の場に足を運んでもらう機会を作っていきます。ともに活動することが、小学校生活への夢と期待を膨らませることや、心配や不安を少しでも取り除くこと、見通しを持ってもらうことにつながればいいなと思います。

小中一貫の日

 1月30日(火)に6年生は我孫子中学校区の「小中一貫の日」ということで我孫子中学校に出向きました。この小中一貫の日は、6年生に中学校生活への希望や期待をもたせることや、中学校の授業や部活動の様子を見たり聞いたりすることで、中学校生活への不安(中1ギャップ)等の解消を促進する目的で実施しています。

 早めに給食を済ませ、徒歩にて我孫子中学校に子どもたちは向かいました。この日は天気も良く、中学校への道を歩く子どもたちはワクワクドキドキしている様子でした。

 中学校に到着し、まずは体育館に集合です。同じ中学校区の三小、高野山小の児童と並んで座りました。説明を聞き、グループに分かれて特別教室の見学をしました。2年生が先導してくれましたが、その丁寧な説明ときびきびとした行動に、子どもたちは中学校生活を送る自分の姿を重ね合わせていました。

 

 次に授業見学です。1年生の授業を見学しましたが、昨年まで小学校にいた先輩を見つけ、「4月から待ってるよ」と声をかけてもらうと、お互いに笑みがこぼれました。授業見学が終わると再び体育館に戻り、中学校生活について説明を聞いたり、部活動の紹介動画を見たりして説明や紹介を受けました。鈴木校長先生からは、我孫子中学校の学校目標が「自律」であり、自分で考え行動する生徒になってほしいとお話がありました。

 この訪問を終えた子ども達は、中学校生活のイメージを持つことができたと同時に、夢と希望、期待に胸を膨らませていました。

 いよいよ卒業まで残り30日あまり、小学校生活のまとめとよい準備を子どもたちと一緒にしていきます。

4年生谷津田観察(冬)

 1月30日(火)に、4年生は今年度最後の谷津田観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。10月上旬に行った秋の観察の時は30度近くあった気温が、4ヶ月後のこの日は13度あまり、まもなく暦の上では春を迎えますが、日が差してもまだまだ寒さが続く中での観察となりました。 

 植物では、藤の花の種を見つけ、からの大きさや種が柿の種に似ていることに子どもたちは驚いていました。

 生き物では、シジミチョウが葉の間に集まって越冬する様子やオオカマキリの卵を見つけました。

 

  子どもたちは、1年の観察を通して、季節の移り変わりと共に変わる生物の姿に感動したり、それらを守っていくことの大切さに気づいたり学んだりすることができました。

 これからは我孫子市、千葉県、日本各地の自然や生き物にも目を向けて、さらに多くのことを学んでいきます!

校内書き初め展

 

「校内書き初め展」を体育館にて実施します。

  〇1月17日(水)9:00~16:00

  〇1月18日(木)9:00~16:00

     子どもたちの力作を是非ご覧ください!

     ※保護者のみ参観可となります。

3学期始業式

 1月9日(火)、第3学期がスタートしました。17日間という長い冬休みが終わり、元気に登校してきた子どもたち。大きな声で挨拶をしてくれる子、冬休みの出来事を話してくれる子など様々でした。

  3学期の始業式では、子どもたちと冬休みの生活を振り返り、今日やってほしいこととして、「学校生活のスイッチをオンにする」こと、3学期にしてほしいこととして、「学年のまとめをして進級の準備をすること」を話しました。また、これからのこととして、メジャーリーガーの大谷翔平選手からいただいたグローブの紹介をしながら「夢を持つこと」についても話しました。

 最後に、先日石川県で起きた地震について触れ、「普段の生活ができることに感謝して、今の自分にできることに精一杯取り組もう」と締めくくりました。子どもたちは静かに真剣に話をきいていましたが、どの子も新学期や新年の始まりにそれぞれ目標や抱負を思い描いているようでした。

 3学期も二小の合言葉である「笑顔で なかよく 最後まで」を念頭に、自分の夢や目標に向かって努力する子どもたちを応援していきます!

     3学期の抱負を発表する児童会役員

     1月の生活目標を発表する保健委員会

2学期終業式

 12月22日(金)は第2学期の終業式です。体育館に集合した子どもたちは、どの子もこの4ヶ月間の成長が伺える表情で、式に臨む態度もとても立派でした。

 終業式の前に2学期の表彰がありました。絵画、ポスター、陸上競技大会など、子どもたちの頑張りを全校でお祝いしました。

 そして終業式。まず初めに3年生と6年生の児童から、「2学期を振り返って」の発表がありました。どの児童も2学期に頑張ったこと、反省、3学期の抱負を述べました。中でも、6年生は「広島・長崎派遣中学生リレー講座」で学んだことを発表し、「戦争は絶対に起こしてはならないことを学びました。」と力強く発表しました。発表者には全校から大きな拍手が送られました。

 続いて私から、子どもたちに次のようにお話をしました。

 先週まで暖かい日が続いていましたが、今週は寒い日が続き、ようやく冬本番となりました。

 77日あった2学期も色々な行事がありました。各学年の校外学習、歌声集会、持久走記録会、5年生は米作りが終わりました。6年生は修学旅行、市内音楽発表会、市内陸上競技大会、たくさんの場面で活躍しました。

  では、学習ではどうでしょうか?人は1回聞いただけではなかなか覚えきれません。どんなこともずっと覚えているためには「くりかえす」ことが大切です。何回も何回も繰り返せばずっと覚えていることができます。2学期の学習した内容も冬休み中にもう一度くりかえしてみてください。

 ところで、2学期始業式のお話を覚えていますか。そう、「新学期、生活も気持ちもスイッチを切り替えよう」と話しましたね。明日から17日間という長い冬休みに入ります。どのように過ごそうかなとたくさん計画していることでしょう。2学期の初めに入れた学校生活や学習のスイッチをいったん切って、家庭で冬休みをたくさん楽しんでください!

 それでは「冬休みにはこんなことをして過ごしてほしい」をスライドで紹介します。(ステージ上のスクリーンで、大掃除・手伝い・家族団らん・1年の計画を立てる等を紹介)

 そして最後になりますが、冬休み中、事故やケガには十分気をつけてすごしてください。それではまた1月9日、3学期のスタートの日に元気に会いましょう!

 最後に生徒指導主任と2年生から、冬休みの過ごし方についてお話がありました。お金に関すること・安全について・不審者対策・情報モラル等についてお話がありました。子どもたちは「うんうん」と頷きながら真剣に話に聞き入っていました。

 2学期、保護者の皆様には本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。冬休みをお子さんと楽しく過ごしください。そして、新年を素敵な年にするために、是非ご家族で「一年の計」を立ててほしいと思います!

6年生修学旅行⑫

 江戸の町並みの中を子どもたちは歩き、体験し、食べて楽しみました。同じ班の友だちと相談し、計画的に回ることができました。また、集合時間に遅れることなく集合するなど、各自の行動に自覚が芽生えてきました。これから江戸村を出発し、我孫子へと向かいます。

 

6年生修学旅行⑪

 ホテル出発の会を済ませた子どもたちは、バスに乗り込み日光江戸村へと移動しました。

 いろは坂の下りが雪の影響で心配でしたが、何事もなく予定どおり江戸村に到着しました。なんと!江戸村でも雪がチラチラと舞っています!子どもたちは現在村内を自由散策中です。

6年生修学旅行⑩

 おはようございます!修学旅行2日目がスタートしました。外は雪が降っていて、現在の気温はマイナス5度という奥日光です。子どもたちは現在朝食中、食べ終わったら荷物をまとめてホテル出発の会を行い、日光江戸村に向かいます。

 

6年生修学旅行⑨

 実行委員・部屋長・班長合同会議が終わりました。「班でまとまってスムーズに行動できた」という感想もあれば、「テンションが上がって騒いでしまった」という反省も。今日の反省を部屋に持ち帰り、全員で共有します。明日の2日目も、自ら考えて行動することで「最高の修学旅行になった」と言えるよう、頑張りを期待します。

 慣れない寒さや雪の中の活動もあり、疲れから子どもたちも眠そうです。ゆっくりしっかりと体を休めて、明日に備えてほしいと思います。良い夢を見るかな?今日1日お疲れ様でした。おやすみなさい!

6年生修学旅行⑧

 「どんな作品にしようかな?」とアイデアを膨らませてきたふくべ細工作り。講師の先生から製作の説明やポイントを聞いて意欲的に取り組みました。世界で一つだけの素晴らしい作品が次々と出来上がりました!

 この後は実行委員・部屋長・班長による合同会議を行い、今日一日を振り返って反省をし、明日の活動の準備をします。

6年生修学旅行⑦

 夕食タイム!友だちと楽しく談笑しながら晩御飯を食べています。友だちの湯呑みに進んでお茶を入れてあげる、率先して食べ終わった食器を片付ける姿があちらこちらで見られました。この後は一旦部屋に戻り、準備してふくべ細工作りに挑戦します!

6年生修学旅行⑥

 只今お風呂&お買い物タイム!この後は夕御飯が待っています。

6年生修学旅行⑤

 華厳の滝見学後、三本松園地で学年全員で記念撮影をしたまではよかったのですが、急に天候が悪化して猛吹雪となりました。戦場ケ原の展望台や源泉に行くのは難しいと判断し、早めに宿泊のホテルに入りました。子どもたちは皆元気で、ホテル到着の会を済ませ、各自の部屋に移動して荷物の整理等を行っています。

6年生修学旅行④

 いろは坂を上って華厳の滝に到着!「いざ見学!」とバスを降りたら、そこは気温0度の雪が横向きにふぶく世界でした。

 奥日光は空気がピンと張りつめていて、普段味わえない景色と寒さです。しかし、エレベーターで100m降りて見た華厳の滝はとても雄大で、子どもたちの良い思い出の一つとなりました。

6年生修学旅行③

 東照宮見学後、五重塔前に集合した子どもたち。昼食会場への移動中に、なんと雪が舞ってきました!

 昼食は磐梯日光店さんで、「大杯膳」をいただきます。昼食後は、再びバスに乗り、いろは坂を上って華厳の滝に向かいます。

6年生修学旅行②

 高速道路の渋滞もなく、予定より少し早く子どもたちを乗せたバスは日光東照宮に到着しました。記念撮影を済ませた子どもたちは現在東照宮内を見学中です。教科書や写真でしか見たことのない歴史的建造物を見た子どもたちからは、「すごい!」「綺麗!」と感嘆の声が聞かれました。この後は五重塔前に集合し、昼食会場に移動します。

6年生修学旅行①

 6年生は12月17日(日)、18日(月)の2日間、栃木県日光方面に修学旅行へ出掛けます。本来9月に出発予定でしたが、台風のため12月に延期となっていました。寒さが気になりますが、負けずに多くのことを学んできます!

 出発の会を終え、いざ出発です!

 見送りに来てくださった保護者の皆様ありがとうございました!

書き初め練習

 12月11日(月)、12日(火)に、3~6年生は体育館で書き初め練習を行いました。今年度も講師は戸沼先生です。今回のお題は3年生「ふじ山」、4年生「松かざり」、5年生「羽根つき」、6年生「初春の空」です。子どもたちそれぞれが大きな用紙に大きな筆で力強い字を書いていました。

 3年生は初めての書き初め練習で、体育館の広さや準備の手順に戸惑っている様子も見られましたが、背筋を伸ばした良い姿勢で練習に臨みました。普段半紙に練習をしている書写ですが、長い書き初め用紙に大きく書くことに最初は悪戦苦闘!しかし、書けば書くほどどの子もどんどん上達していきました。今日学んだことを冬休みの練習にも是非生かし、世界で一つだけの素晴らしい作品を作り上げてほしいと思います。

6年生平和リレー講座

 12月6日(水)に、6年生は平和リレー講座を実施しました。

 我孫子市では、平和事業の一環として「広島・長崎派遣中学生リレー講座」を開催しています。このリレー講座は、平成27年度に戦後70年の記念事業としてスタートしたそうです。今日も6年生の児童が派遣中学生の先輩たちから平和をテーマにした授業を受けました。

 授業では、派遣中学生から広島や長崎で自分が体験したこと、見たこと、感じたことを聞きました。「原爆は世界のいくつの国に落とされたでしょう?」というクイズに、子どもたちはいくつか数を答えていましたが、日本にだけ落とされたという答えを聞き、中には声が出てこない子もいました。世界で唯一の被爆国であるということ、また、その影響で多くの人が亡くなったことなどを学びました。

 その後、グループワークで身近な平和について考え、授業の最後には「平和な世の中にするために今日から自分ができること」をテーマに、「平和の木」の葉っぱに平和のメッセージを記入しました。

 子どもたちはこの学びを通して、「自分の大切な人が亡くなったらとても悲しい」「今の生活を続けていくことができなくて困る」「たくさんの人が亡くなる戦争を絶対にしてはいけない」など、戦争の恐ろしさや悲惨さを学び、自分事として捉えることができました。そして、そのような世の中にしないためにも今日から自分ができることについて考え、葉っぱに記しました。

  今年で戦後78年を迎え、実際に戦争を体験した方々が少なくなってきています。しかし、中学生の先輩から言葉のバトンを渡された子どもたちには、戦争の恐ろしさや悲惨さを風化させることなく、平和の大切さを次の世代に繋げる・伝えていくという使命ができました。今日のこの学びを基に、これからも平和について学校でも各学習の中で取り上げていきます。

  今日のリレー講座でお世話になった講師の先生方、アシスタント、スタッフの皆さん、そして我孫子市民会議委員と我孫子市役所企画政策課の皆さん貴重な機会をいただきありがとうございました!

持久走記録会

 11月28日(火)に持久走記録会を実施しました。この日はお天気がとてもよくて、走る子どもたちには少々暑すぎたかもしれませんが、子どもたちは約1ヶ月間の練習の成果を発揮し、見事に走りぬきました。この記録会は、練習前と練習後でどれだけ持久力が身についたかを計るものです。多くの子どもたちが練習を開始する前のタイムより速いタイムでゴールし、自己ベストを更新しました。これから本格的となる寒さに負けない丈夫な体を作ることもできました。

 ご多用の中応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、熱い声援をありがとうございました!

6年生校外学習

 11月20日(月)に、6年生は校外学習に出かけました。行き先は科学技術館と国会議事堂です。6年生にとっては延期となっている修学旅行前に、再度「自ら考動し、楽しい校外学習にしよう」を確認するための絶好の機会となりました。この日も少し風がありましたが、太陽の日差しが降り注ぐ絶好の校外学習日和でした。

 学校を出発して、道中渋滞により予定のルートを迂回するハプニングもありましたが、その分普段間近で見ることの少ない東京の街並みを堪能するバスの旅となりました。東京スカイツリー、浅草駅、墨田川の脇とバスは進みます。都心に近づくにつれ次々と現れるビル群を見た子どもたちは「高い建物がたくさんあるね」「我孫子と違うね」と興奮気味に話していました。バスガイドさんがしてくださる丁寧な説明にも真剣に耳を傾け、たくさんの情報を得ていました。

 

 科学技術館に到着すると早速見学開始です。科学技術館は、科学を利用して技術を発展させてきた営みを、さまざまな展示とワークショップによって紹介しています。子どもたちは2階から5階までの展示を順番にグループごとに見て回り、見て・触って・からだ全体を使って体感していました。また、初めて目にする内容でも、楽しみながら科学と技術に興味・関心を深めていました。グループに分かれての班行動でしたが、見学のルールや集合時間等の約束を皆で守る姿に、「自分たちで考えて行動できるようになってきたなぁ」と感心しました。昼食の時間も30分と短い時間でしたが、「遅れると次に利用する団体に迷惑がかかるから」と声を掛け合って楽しく時間内に済ませることができました。

 次は国会議事堂に移動しての見学です。今回は衆議院議場の見学を予定していましたが、急遽本会議が入ったので、参議院議場の見学に変更となりました。日本の政治が実際に行われている議場を見学した子どもたちからは、「テレビで見たあの場所を見られるなんてすごい!」「これからはもっと政治に興味を持ってみよう」などの感想が聞かれました。

 これまでの校外学習を経て、子どもたちは実際に体験しなければ得ることのできない貴重な学びの大切さを肌で感じてきました。12月には延期になった修学旅行が控えています。小学校生活の集大成として、これまでの学びを活かす場になればと思います。そして、卒業までの1つ1つの行事や学校生活でも「新たな気づき」を得ていくことでしょう。将来への期待と希望を抱かせつつ、1つ1つの気付き、1つ1つの学びを大切にしながら卒業までの道のりを歩んでいけるよう職員も一丸となってこれをサポートしていきます。6年生のさらなる成長に期待します!

5年生校外学習

 

 11月16日(木)に、5年生は幕張にあるカンドゥーへ職業体験にでかけました。「出発の会」では、「将来に向けて色々な体験を積極的に楽しもう」というめあてを皆で確認しました。これから数々の職業が体験できるとあって、子どもたちの目はとても輝いていました。

 現地に到着し、説明を聞いていざ体験開始!体験ブースでは、それぞれの仕事着やユニフォームを着せてもらって、見た目も気持ちもすっかりその職業に染まっていた子どもたち。楽しむ中にも仕事人として引き締まった表情を見せる子もいました。また、他の体験者、特に小さいお子さんと一緒になったときは、親切に優しく手伝ってあげる姿も見られ、とても微笑ましかったです。

 

 

 

 学校に戻ってきて、「到着の会」子どもたちの感想として、「学校ではできない仕事をたくさん体験できてよかったです。」との声もあり、将来の夢や希望が広がったようでした。どの職業もとても魅力的、子どもたちの可能性は無限大です!

 普段学校では、学年・学級の単位で活動する子どもたちですが、今日のこの体験は、「自分自身で決めて行動すること」が求められました。「体験したい仕事の予約を取る」「体験開始時間に遅れずに集まる」など、各自が体験スケジュールを組み、それに沿って行動することを通して、うまくいったこといかなかったことなど、それぞれの新たな課題にたくさん気づきました。この気づきは、これからの学校生活や家庭生活で活かされ、そして、将来の夢や職業選択にもきっと繋がっていくでしょう!

2年生町はっけん

 11月15日(水)に、2年生は町はっけんを行いました。生活科の授業の一環で、6月・9月の探検に続いて3回目です。今回は、学区内にある事業所の店舗や施設などを見学したりインタビューしたりすることが目的です。先週の茨城への校外学習はまだ暑いぐらいの日差しの中でしたが、この日は曇天の広がる肌寒いお天気でした。朝の会を終え、準備を済ませた子どもたちは各事業所へと出発しました。

 各事業所では、挨拶の後、「質問してもいいですか?」と準備してきた質問をインタビューしたり、施設内を案内してもらったりしました。どの施設にも初めて見る発見があり、子どもたちは気づいたことや説明してもらった内容をしっかりと書き留めていました。

 

 学校に帰って来てからは振り返りとまとめの時間です。子どもたちからは、「どんなお仕事をしているのか初めて知った」「働いている人たちの工夫や大変なことがよくわかった」「みんなのために働いてくれて感謝だね」等の感想がありました。町はっけんによって自宅や学校の周辺にどんな店舗や施設があるのかを知ると共に、そこで働く人たちや仕事内容も学ぶことができました。今後はこの学習の範囲をさらに広げて、3学期には「自分発見」を、3年生では社会科で我孫子市についての学習を進めていきます。

 ご協力いただいた事業所の皆様、また、子どもたちに付き添ってくださった保護者の皆様寒い中ご協力ありがとうございました!

5年生が育てたお米!

 11月13日(月)の給食で、5年生が今年度作ったお米が出ました!そのお米はツヤツヤ、ピカピカで、味は噛めば噛むほど甘く、とても美味しかったです!昼の放送で各クラスでもこのお米の紹介をしたので、子どもたちからは「美味しいね!」「甘いね!」など感想がたくさん出ました。

 半年間大切に育ててきたお米をようやく口にすることができ、5年生はこの学習から食物を育てることの大変さや一粒一粒を大切にする心、昔の人の米作りの苦労など、多くのことを学びました。

 二小でのこの貴重な学習を、これからもずっと受け継いでいってほしいと思います。

2年生校外学習

 11月8日(水)に、2年生は校外学習に出かけました。行先は茨城県にある自然博物館です。11月に入っても良い天気が続き、この日も絶好の校外学習日和となりました。さらに嬉しいことに、この日は全員参加!今日のめあては「ルールをまもって、はんでなかよく見学を楽しもう」です。出発の会でこのめあてを全員で確認し、いざ出発です!

 バスに揺られて約1時間、目的地に到着です。まず館内を通り抜け、「ゆめの広場」まで歩いて移動し、担任の先生の注意をよく聞きます。とにかく広い園内、迷わずはぐれず、意見が分かれたときはよく話し合うことや集合時間と場所の確認をして、いよいよグループ活動開始です。

 

 子どもたちは園内のいたる所にあるクイズを探して回ります。しかし、やっと見つけたクイズはどれも三択ですが、なかなか難しい!途中で出会った他のグループと、クイズのある場所や答えを情報交換するなどのやりとりも見られました。移動の様子を見ていると、丘になっている所を上ったり走り下りたり転げたり、大きなトランポリンを飛んだり跳ねたりと、各グループ思い思いに楽しみながら活動をしていました。

 午前のグループ見学の後は、再び「ゆめの広場」に集合し、待ちに待ったお昼タイムです。作ってもらったお弁当を口いっぱいに頬張っていました。昼食後のおやつタイムも皆ニコニコ、笑顔が弾けていました!

 

 昼食後は、館内の見学です。自然博物館は、①宇宙のすがた、②地球の生い立ち、③自然のしくみ、④生命のしくみ、⑤人間の環境、⑥ディスカバリープレイス(茨城の自然)とテーマ別に見学をすることができます。子どもたちは、ここでもグループ活動をしましたが、自分の気に入ったテーマのところでは、他のメンバーに頼み込んで少し長めに見学の時間を取っていました。どの子にも人気があったのは宝石の展示で、自分の誕生石の宝石がなんであるかをそれぞれで見つけて、「私4月生まれだからダイヤモンド!」と喜んでいる子もいました。恐竜の骨格の模型や展示物も人気がありました。

 学校に帰ってからは、到着の会です。「校外学習のめあてが守れた人は手を挙げてください。」という実行委員の言葉に、ほとんどの子どもたちが手を挙げていました。子どもたちは実際にきまりを守り、助け合い、協力や声掛けをしながら活動していました。昨年の校外学習で行ったアンデルセン公園の時と比べて、「成長したなぁ」と思うことが至る所で見られました。来月にはまたグループに分かれての町探検を予定しています。今回の成果と課題をこの町探検でも生かしていきます。

歌声集会・歌声発表会を行いました!

 10月26日(木)に全校歌声集会を、28日(土)に保護者へ向けて歌声発表会を実施しました。この2回の発表の日まで、6年生は9月から、他学年は10月から毎日一生懸命練習に励んできました。今回はその練習の成果を十分に発揮し、素敵な歌声を響かせました。  

 全学年で見合う聴き合う歌声集会は1時間余りの発表でしたが、子どもたちの聴く姿勢や態度はとてもよく、他学年の合唱を真剣に聴き入っていました。また、歌声発表会では、保護者の方も子どもたちの歌う様子を見て聴いて、その成長ぶりを喜んでくださいました。各学年の発表は次の通りです。

 

〇3年生

「すてきな友達」…トップバッターとして頑張りました。「愛と仲間それさえあれば」と、大切な友達を思い浮かべながら歌いました。

「YUME日和」…良いお天気がイメージできる歌声でした。「その笑顔を忘れずに」というフレーズは、二小の合言葉にぴったりでしたね。

〇5年生

「Let’s search for Tomorrow」…さすが高学年、声の伸びが違いました。声の大きさや強弱のつけ方が見事でした。

「365日の紙飛行機」…とても元気よく歌いました。途中所々に入るきれいなハーモニーが素敵でした。「風の中を力のかぎり」から力強いクレッシェンド、自分の願いも重ねて歌った人もいたことでしょう。

〇2年生

「おばけなんてないさ」…。2年生は一番人数が多い学年ですが、人数の多さ以上にみんな元気に大きな声で歌いましたね。「だけどちょっと~」は声を小さく歌うことで「ひそひそ」や「心細さ」がよく伝わってきました。

「まあるいいのち」…1曲目よりもゆっくりで、優しい歌声で歌いました。「みんな同じ生きているから 一人に一つずつ大切な命」のフレーズは心を込めて大切に歌い上げました。

〇4年生

「君とぼくのラララ」…声の強弱に気をつけながらしっとりと歌い上げましたね。切なさも寂しさもよく伝わってきました。

「カントリーロード」…最初のアカペラの部分は本当にきれいな、とても澄んだ歌声でした。途中高い音程の箇所もありましたが、全員で頑張って歌い切りました。大きくなったらいつかまたこのメロディーや歌詞の意味を思い出してください。

〇1年生

「しあわせなら手をたたこう」…全校の前で歌うのも、2年生から上のお兄さんお姉さんの発表を聴くのも初めてでしたね。「幸せなら手をたたく、足鳴らす、肩たたく、ほっぺたたく」、そして最後は大きく手を広げて難しい身振り手振りの順番もみんな揃えて歌いました。

「夢をかなえてドラえもん」…赤と青のポンポンを上下に振ってリズムに乗りながら、どんな望みや願いも叶うのではないかと思ってしまうほど明るく元気に発表しましたね!

〇6年生

「変わらないもの」…大人っぽい、しっとりと歌い上げました。市内音楽発表会からもっと上手になっていました。ハーモニーと豊かな表現力で感動しました。

「HEIWAの鐘」…最初のピアノのイントロ、歌詞の「ラ~ララ~ラ」で聴く人全員を引き込みました。さすが6年生!圧巻の歌声でした。

 発表を聴き終えた保護者の方々からは、子どもたちの発表や頑張りに対してたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 保護者の皆様には朝早くから来校いただき、また、スムーズな入退場のご協力や椅子の後かたづけのお手伝いなど、本当にありがとうございました!これからも子どもたちの発表の場をたくさん作っていきます!

  併せて子どもたちは、午後からPTA主催の「二小フェス」を楽しみました!こちらも役員としてお手伝いくださった保護者の皆様ありがとうございました!

市内小学校陸上競技大会

 10月18日(水)に市内小学校陸上競技大会が白井運動公園陸上競技場で開催され、陸上部に所属する6年生27名が参加しました。大会には32名のエントリーでしたが、残念ながらインフルエンザ罹患や体調不良により5名が欠席となってしまいました。

 青空が広がる快晴の中、子どもたちは100m走、1000m走、80mハードル、ジャベリックボール投げ、走り幅跳び、4×100mリレーとそれぞれの出場種目で自己ベストの更新を目指し、大会に臨みました。

 開会式では丸教育長から、「今日の目標は、1位を目指す人、8位までの入賞を目指す人、自己記録の更新を目指す人とそれぞれあると思いますが、ベストを尽くしてください」とお話がありました。

 

 2学期に入ってから、週に3回程度と十分な練習時間ではなかったかもしれませんが、子どもたちは一回一回の練習に一生懸命に励んできました。そして本番の舞台では、その練習の成果を発揮し各々が自己ベストを更新し、活躍しました。「継続は力なり」ということを子どもたち自身が実践し、そして、自信へとつなげました結果でもあります。今日の大会を終え、反省や新たな課題も出ましたが、「目標に向かってどのように努力していけばよいか」、「どのように解決していけばよいか」など様々なことを考えるよい機会でもありました。また、他校の児童とも競技や応援を通して交流を深めました。この経験をこれからの、卒業までの日々に生かしていきます。 

 今日のこの日まで子どもたちのために色々な場面で応援やご協力くださった全ての方々に感謝します。ありがとうございました!

3年生校外学習

 10月13日(金)に、3年生は筑波山登山に出かけました。今回の山登りでは、「山でのマナーを守り、登山の楽しさを学ぶ」「筑波山の動植物を観察して、我孫子との違いを知り、知識を広める」ことを目的としています。出発時の我孫子の空は良く晴れていて、「現地もこんな天気だといいな」とバスに乗って出発しましたが、登山開始の地、つつじヶ丘に着くと、その願い通り、絶好の登山日和が子どもたちを待っていました。

 

 トイレを済ませ、登山口に移動すると、いよいよ登山開始です。登り始めは急な坂道に呼吸も整わず、悪戦苦闘していた子どもたち。しかし、慣れてくるとその足取りも変わり、しっかりと地面を踏みしめ力強く歩みを進めました。岩場が続いたり、アップダウンが続いたりと気を抜いていい箇所はほとんどありませんでしたが、最後まで集中して登りきることができました。道中互いに声をかけて励まし合ったり、危険個所を伝えあったりと、協力する姿に成長を感じました。

 

 「うわ~すごい眺め!」と山頂からの景色は、登り切った子どもたちにとって最高のご褒美となりました。

 「おなかぺこぺこだよ」「空気もおいしいね」と友だちと一緒に食べたお弁当の味は格別でした。

 お昼の後はケーブルカーに乗って下山しました。初めて乗る子が大半でしたが、急勾配を下るケーブルカーのスピードや、車窓からの景色を思い思いに楽しんでいました。

 

 学校に帰ってきた子どもたちは、とても疲れていましたが、その表情は充実感に満ちていました。皆でやり遂げたこの貴重な経験を、次回の学習にも繋げていきます!

1年生校外学習

 10月11日(水)に、1年生は校外学習に行きました。行先は船橋市にあるアンデルセン公園です。天候にも恵まれ、絶好の校外学習日和となりました。1年生は初めての校外学習となりますが、出発の会で実行委員がめあての「ルールをまもってこうどうしよう」「ともだちときょうりょくしよう」を発表すると、めあてを達成させようと子どもたちの目が輝きました。

 バスに乗って約40分、アンデルセン公園に到着です。芝生広場付近まで歩いて移動し、先生の諸注意を聞いた後はいよいよ活動開始です。

 まず、2組は芝生広場の遊具で遊びました。

 「ワンパクボールプール島」「ワンパク城大すべり台」「じゅえむタワー」等のアスレチックに挑戦した子どもたち。ボールプールで飛んだり跳ねたり、大きなすべり台を、風を切って滑り降りたりして休む間もなく楽しんでいました。もちろん移動はグループの仲間と一緒です。お互いに声を掛け合い、話し合って約束を守りながら活動していました。

 

 一方1組は最初に「木のアトリエ」に移動して、「えんぴつ立て」を製作しました。えんぴつ立ての基となる木に、それぞれが思い思いにデコレーションを施し、世界に一つだけのオリジナル作品を作り上げました。中には「帰ったらお母さんにプレゼントするんだ!」という子もいました。

 その後は1組と2組が入れ替わって活動しました。それぞれの活動を終えると、いよいよお待ちかねのお昼ご飯です。芝生にレジャーシートを広げ、持ってきたお弁当を皆美味しそうに食べていました。その後のおやつタイムも含め、子どもたちは互いに歓談しながら楽しくお昼ご飯の時間を過ごしました。青空の下で、友達と一緒に食べるお弁当の味は格別だったことでしょう。

 昼食後は、トイレを済ませ、アンデルセン公園を後にしました。学校に帰ってくると、最後は到着の会です。「今日一日の活動を振り返り、できたところはこれからも続けましょう。よくできなかったところはこれからの学校生活でできるように頑張りましょう。」と声を掛けました。体験して見つかった成果と課題を基に、今後の活動がより一層よいものになるでしょう。

 子どもたちの「楽しかった!」という感想とともに、今後も楽しい活動を、そして子どもたちがより成長できる活動を計画し、実施していきます!

市内音楽発表会

 10月5日(木)に、6年生は市内音楽発表会に出演しました。

 開会式で青木副市長が、「音楽には不思議な力があります。時には励まし、時には慰め、生活に彩(いろどり)を与えてくれます。これからもずっと音楽に親しみ、愛してほしいです。」と挨拶でおっしゃっていましたが、二小の子どもたちも一昨日3日の壮行会で「平和になってほしいという願いが伝わるように歌います。」と力強く挨拶した通り、堂々とした態度で楽しみながら発表をしてきました。聴く人にも元気や勇気を届ける、伝えることができたと思います。客席で聞いていて、魂が揺さぶられる本当に素晴らしい発表でした。

 発表後の子どもたちは、「緊張したけど、歌ってみたら案外リラックスできて、最後まで歌いきれました。」「ステージに立った時はすごく緊張したけど、歌い始めたら歌に入り込めて、聞いている人に伝えることができたと思います。」等、興奮気味に話してくれました。

 二小は2番目の発表だったので、発表が終わると次は他の学校の鑑賞です。どの学校の発表も工夫がされていてとても素晴らしかったです。 

 子どもたちは、他の小学校のハーモニーの美しさに感動したり、楽器を扱うそのテクニックに驚いたりと、鑑賞を通してたくさんのことを感じ取っていました。

 また、中学生の発表を聴いて、「歌い方」「歌声の強弱」「表現力」の凄さに圧倒され、「いつかは自分たちもあんな発表をしたい!」と、とても刺激を受けていました。

 これからまだまだたくさんの行事が控えている6年生。今回のこの貴重な経験を、残りの学校生活にも、歌声集会や半年後の卒業式でも生かしてほしいと思います!

4年生谷津田観察(秋)

 10月3日(火)に、4年生は春・夏と訪れた谷津田に出向き、観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。昨年はこの時期まだ気温が30度近くありましたが、今回は暑さも落ち着き、湿度も低くて過ごしやすくて絶好の観察日和でした。時折吹き抜ける風は清々しい秋風でした。

 植物では、道端を鮮やかに彩る彼岸花(ヒガンバナ)を見つけました。また、落ちている栗を見つけ、子どもたちは大喜びでした。

 生き物では、アキアカネはもうすぐ絶滅してしまうほど貴重なトンボであること、カマキリもこの時期卵を産むとあって、あちらこちらでその姿を見ることができました。

 次回はいよいよ今年度最終、新年を迎えたら谷津田に出向きます!

6年生職業人講話会

 9月29日(金)に、6年生は職業人講話会を実施しました。これは、様々な職業人から、ご自身の職業についてお話を聞かせていただくもので、キャリア教育の一環として行いました。

 今回子どもたちにお話しくださった職業人は建築士、看護師、農家、獣医師美容師、ピアノ講師、消防士の方々7業種です。子どもたちは体育館で「先生」に挨拶をした後、各教室に分かれてお話を聞きました。

 先生方からはまずご自身の職業の説明がありました。子どもたちはそれぞれの業種について調べ学習をしているので、仕事内容ついては大体は知っていましたが、「こんなこともやっているんだね」「色々と苦労もあるんだ」と、自分が知らなかった仕事内容を聞いてとても驚いていました。

 さらに先生方は、「自分がその職業を目指した理由」「何歳の時にその職業を志したか」「その職業の良い点や大変な点」「仕事で一番うれしかったこと」など、子どもたちからの質問にも合わせてその職業の魅力や大変さなどについてもお話くださいました。

 説明や紹介、質問の回答を聞いた子どもたちからは、「コツコツと毎日の努力が大切なんだね」「他にどんな職業があるのかな?」「今日のお話しを聞いて、その職業に興味が沸いてきた」という感想が出ました。

 子どもたちに就きたい職業について聞いてみたところ、「もう自分の夢がある」や「やりたい仕事がある」という子がいる一方で、「まだ将来こんな仕事をしてみたいという希望が無い」という子もいました。個人それぞれ思いや考えは異なりますが、これからたくさんの学習や体験を通して、また、様々な人との関わり、経験を積み重ねていくことで、将来への展望や自己実現への思いがたくさん芽生えてくることでしょう。そして、その目標に向かってどのように取り組んでいくのか、そのためにどんな努力が必要か、実現や達成に向けて具体的に考えて行動に移すことが何よりも大切だと思います。

 昨年の講話会でも書きましたが、「自分の未来は自分でデザインする」

 子どもたちの未来はまだ真っ白なキャンバスです。これからどんな風に自分色で彩っていくのかが今から楽しみです!今日ご講話くださった先生方、たくさんの気づきときっかけをありがとうございました!

2年生学区めぐり

 9月27日(水)に、2年生は学区めぐりに出かけました。生活科の授業の一環で、6月の探検に続き2回目です。前回と異なるのは季節と探検ルートです。

 今回は川村学園女子大学→川村学園付属保育園周辺→下ヶ戸→国道356号を回るルートで、11月実施予定のグループ活動「町はっけん」の下見を兼ねています。

 気持ちよく吹き渡る風を背に受けながら、子どもたちは交通ルールを守り黙々と、そして楽しく歩きました。

 まだまだ緑が目立ちますが、青いどんぐり、黄色くなりはじめたいちょうなど、秋の気配も感じました。次回歩くときは様々な自然が秋色に染まっていることでしょう!

4年生校外学習

 9月26日(火)に、4年生は校外学習に出かけました。行先は千葉市科学館と千葉県庁です。この校外学習は、県内にある公共施設を見学することで、千葉県の特色や科学への関心を深め、今後の社会科の学習に役立てることを目的としています。

 学校を出発したバスは、まず千葉市科学館へ向かいました。千葉市科学館は、中央区にある複合施設きぼーるの7階から10階にあります。7階がエントランスとプラネタリウム、8階の「ワンダータウン」は、「視覚」「昔」「数のふしぎ」を科学的に楽しく探求できます。9階の「テクノタウン」は、くらしを支える技術を通してその原点を解くことができ、最上階10階「ジオタウン」は、「宇宙と地球」「自然や生命のふしぎ」が体験できるようになっています。子どもたちは初めて見たり聞いたりする科学のあれこれに目を輝かせて体験していました。また、プラネタリウムでは夜空に広がる満天の星を見て、その壮大さと美しさに子どもたちからは感嘆の声が漏れていました。

 今回グループ単位での活動でしたが、お互いに声を掛け合い、公共施設でのルールやマナーを意識して行動する姿が見られました。お昼はグループごとに楽しくお弁当を食べました。

 お昼の後は再びバスに乗り、千葉県庁に移動です。まず多目的ホールで係の方から説明を聞きました。千葉県のマスコットキャラクター「ちーばくん」の紹介から始まり、「県庁では、県内の広い地域に渡る仕事をしていて、約3,500人の職員が働いている」と説明を聞きました。

 他にも、今年は千葉県が誕生して150周年を迎えること、三方を海に囲まれている千葉県では、色々な種類の魚がたくさん獲れ、全国でも有数の漁獲量を誇ること、「すずき」や「いせえび」は水産全国順位が1位(令和3年)であること、落花生などの野菜、なしなどの果物もたくさん獲れて全国に出荷していることなども教えてくださいました。この説明を聞いた子どもたちからは、「千葉県ってすごいんだね!」「海に行って魚を見たことがあるよ!」の感想が出ました。中には、「我孫子市が1位ってこと何かないかな?」と考える子も。とにかく千葉県についての発見がたくさんありました!

 説明を聞いた後はエレベーターに乗り19階の展望ロビーに移動し、ロビーを1周しながら東西南北360度の景色を楽しみました。北側には千葉駅をはじめまちのにぎわいを、東側には千葉城や房総丘陵などみどりのきれいさを、南側には蘇我駅など新しい建物群を、そして西側には日本一広い千葉港を中心に東京湾に広がる景色を見た子どもたち。「こんな景色見たことない!」「ここに来れてよかった」「スカイツリーも見えたよ」など、あちらこちらからたくさんの感想が出ました。

 今後子どもたちは、社会科の学習で千葉県について詳しく学びます。今回学んだことを今後の学習に役立てることはもちろんですが、子どもたちには、自分たちがこんなに素晴らしい県で生活している喜びを感じ、もっともっと千葉県について興味を持ち、学びを深めていってほしいと思います。

5年生脱穀

 9月19日(火)に、5年生は脱穀を行いました。脱穀とは、米の粒を穂から取り離すことで、「藁(わら)と籾(もみ)」に分ける作業です。先週刈り終え、おだに掛けて干していた稲は、1週間の乾燥を経て緑色からきれいな黄金色になりました。この日はお天気も良く、絶好の脱穀日和となりました。

 まずは田んぼの先生の小川さん、百瀨さんから脱穀の説明を聞きます。今回は「昔の脱穀」と「最近の脱穀」の2つの脱穀の仕方を紹介・説明していただきました。

 昔の脱穀は、「足踏み脱穀機」を使う方法です。脱穀機についているペダルを踏み、回転させた刃に稲をあてることで、脱穀を行います。稲を脱穀機にかざす際に稲が刃に引っ掛かり、自分の体が引っ張られる危険があるので、稲をかざすことに集中できるよう今回は百瀨さんが回してくださいました。子どもたちは藁をつかむ手に力を入れ、足で踏ん張って作業に臨みました。また、脱穀のためにずっとペダルを踏み続ける百瀨さんを見て、その大変さを子どもたちは実感しました。

 最近の脱穀は、「ハーベスター」という機械を使う方法です。このハーベスターという機械に稲を通すと、きれいに藁と籾に分けることができます。子どもたちからは「昔の人は大変!」「機械は取り残しがないね」とたくさんの感想が出ました。足踏み脱穀機よりも速くたくさんの脱穀ができることにも気づきました。

 脱穀によってできた籾は、このあとさらに乾燥させ、籾摺り(もみすり)の工程を経て、もみ殻と米(玄米)に分けます。今回の脱穀でいよいよ米粒の原型までたどり着きました。いつも見ている白い米まであと少しです。果たしてそのお味は?

 今回の脱穀もたくさんの保護者の方にお手伝いいただきました。ありがとうござました!

6年生租税教室

 9月19日(火)に、6年生は柏税務署の渡邉さんを先生にお迎えして、租税教室を行いました。自分の身の回りにある「税」について多くのことを学ぶ良い機会となりました。

 まず、国にお金で収める税、「税金」について、「道路や学校など私たちの生活の中で至る所に税金で作られたものがある」や「税金は多く納めても少なく納めてもよくなく、約束(法律)に従って正しい額を納税することが大事」ということを学びました。

 その後、税金を集めるのにルールがあることや、税金(の内容)を決めるのは国会議員であること、子どもたちが選挙権を得た際には是非その国会議員を選ぶ投票に行ってほしいなど、さらにたくさんの税金に関することを学びました。

 中でも子どもたちは買い物の際に支払う消費税などをはじめとして、日本には50種もの税金の種類があることを知り、その多さに驚いていました。

 途中途中で税金に関するクイズを解いた子どもたち。最後には全員が一億円のレプリカ(重さは本物)を持たせてもらいました。

 子どもたちからはこの学習を通して、「税金は社会にとってとても大切な役割をしていることがわかった」「税は命なんだな~」「義務教育でたくさんお金がかかると聞いて、ちゃんと学ばなきゃ、今学べるのは、今の世を生きている人々のおかげ」「1億円があんなに重いなんて」などたくさんの感想や感謝が出ました。

 渡邉さんの授業は、子どもたちの今の生活に関係していることや、将来についてなど、身近な話題としても考えやすい内容でした。子どもたちは皆最後まで興味深くお話を聞いていました。

 子どもたちには、今回学んだ知識を是非今後の人生で生かしていってほしいと思います。