校長室から

我孫子市小中学校音楽発表会

 10月8日(火)と9日(水)に、柏市民文化会館で「我孫子市小中学校音楽発表会」が開催されました。本校からは、4~6年生までの吹奏楽部員37名が9日の発表会に出演しました。

 当日、あいにくの空模様で雨降りでしたが、最後の朝練習を済ませた子どもたちは、楽器と荷物を持ってバスに乗り込みました。会場に着くと素早く行動し、楽器を所定の場所に置いて観客席に座りました。

 開会式では、渡辺副市長が「自信を持って発表し、楽しんでください。皆さんの楽しく演奏する姿が、聴く人に癒しや感動を与えてくれます。」とご挨拶されました。子どもたちはこの日の発表のために、限られた時間の中で練習をコツコツと積み重ねてきました。聴く人全てに癒しや感動、元気や勇気を届けられたかはわかりませんが、客席で子どもたちの演奏を聴いていた私は、これまでの演奏の中で一番上手だったと思います!

 発表後の子どもたちからは、「緊張したけど、始まったら案外リラックスできて、最後まで吹ききれました。」「ステージに立った時はすごく緊張しました。演奏が始まったら無我夢中でした。あっという間の楽しい時間でした。」等、興奮気味に話してくれました。

 二小は4番目の発表でした。発表が終わると次は他の学校の鑑賞です。

 他校は、吹奏楽の発表だけではなく、合唱の発表もありました。どの学校の発表も工夫がされていて、とても素晴らしかったです。子どもたちは他の小学校のハーモニーの美しさに感動したり、楽器を扱うそのテクニックに驚いたりと、鑑賞を通してたくさんのことを感じ取っていました。

 また、中学生の発表を聴いて、「歌い方」「歌声の強弱」「表現力」の凄さに圧倒され、「いつかは自分たちもあんな発表をしたい!」と、とても刺激を受けていました。

 音楽を通してのこの貴重な経験や交流を、今後の部活動や、歌声集会にも、6年生は半年後の卒業式でも活かしてほしいと思います。