学校の様子
2月の表彰②
2月13日(木)と14日(金)に、「ともなりライブラリー多読賞」の表彰式を行いました。最も多い生徒は191冊も電子図書を借りて読んでいました。賞品として、矢板市教育委員会から矢板市のマスコットキャラクター「ともなりくん」のマグネットが配付されました。
ともなりライブラリーとは、令和2年に矢板市が電子学校図書館として全国に先駆けて整備したものです。「最近ログインできなくなってしまって…」という声も聞きましたので、学校でも確認の必要があると感じました。
2月の表彰①
2月12日(水)、校長室にて表彰式を行いました。
まずは、地区理科研究展覧会 展覧部の部の受賞者です。優秀賞1名、優良賞4名、良賞2名です。研究の内容はそれぞれで、家族が被験者となって協力してもらったり、夏休みばかりでなく冬休みにも実験をして比較したりと、それぞれに工夫が見られました。また来年も頑張ってほしいです。
つぎに、地区書初展の表彰です。1~3年生まで合わせると、金賞9名、銀賞9名、銅賞10名が受賞しました。今回は代表として「特選」の生徒に賞状を渡しました。ほとんどは学校の授業で仕上げて提出しています。中には書道教室に通って出品している生徒もいます。墨の香りに包まれながら、お手本の字と自分の心に向き合う書道は日本の素晴らしい文化の一つです。大人になってなかなか書道をする機会はないので、学生時代だからこそ豊かな学びの時間だと思います。
絵画の寄贈
本校の卒業生で、地元にお住まいの吉岡紘一郎さんより、絵画の寄贈がありました。
矢板市文化会館で展示されていましたが、昨年度より母校である本校への寄贈のお話があり、やっと実現しました。
年末に専門業者に取り付けをしていただき、2月12日(火)のお昼のテレビ放送で、生徒へ紹介させていただきました。絵画の大きさに見合う展示スペースとして、ランチルームに飾らせていただきました。とても素敵です。
定年退職より少し前にお仕事をお辞めになって、趣味だった絵画の勉強をしようとイタリアに渡り、デッサンを学び、ヨーロッパの国々を訪れたそうです。帰国後に作品を仕上げ、展覧会に出品し受賞した作品で、思い出の地イタリアのフィレンツェの街並みを描いたそうです。題名は「トスカーナに立つ」です。留学当時の資料や写真をもとに、説明をしていただきました。
本校には高松宮様が来校された時のお写真と、松を植えられたことが伝えられていますが、なんと吉岡さんは当時の中学生で、そのご様子を覚えていらっしゃるとのことでした。「お手植えの松がこんなに大きくなったとは。」と驚かれていらっしゃいました。
「とても懐かしい。」「学校に来てよかった。」と何度もおっしゃっていらしたのが印象的です。絵画はもちろんのこと、お話を聞かせてくださって、ありがとうございました。お昼の放送で、生徒たちに伝えることができてよかったです。
決意の一文字発表
2月4日(火)、2学年の「将来への決意」発表会の第2部として、生徒による決意の一文字発表がありました。
はじめに、実行委員長より「互いを思いやり、何事にも根気強く、積極的に取り組む姿勢を持ち続け、生きる力を身に付けたい」と力強くあいさつがありました。
その後、色紙に書いた一文字を示しながら、決意発表がありました。文字を選んだ理由、目指す姿、そのためにどんな努力をしていくかなどを、堂々と発表していました。
最後に、保護者に向けて、日頃の感謝の気持ちを込めて合唱のプレゼントがありました。
日本古来の成人式である「元服の儀」にちなみ、15歳になる年の立春に行われてきた立志式を、本校では「将来への決意」発表会の形で実施しています。将来への決意や目標などを明らかにすることで、大人になる自覚を深めたり、誓いを立てたりする機会です。同時に、これまで自分を支えてくださった方々へ感謝の気持ちを表すことも大事にしています。参加された保護者の皆様に、生徒の思いが伝わったでしょうか。今後、本校の最高学年として活躍していくであろう生徒たちを誇らしく思う日でした。
とちぎ未来大使「夢」講座
2月4日(火)、本校では2年生が保護者に向かって行う「将来のへの決意」発表会を実施しました。第1部はとちぎ未来大使による「夢」講座、第2部は生徒による決意の一文字発表です。2部制ですので、今回は、第1部について御紹介します。
「夢」講座の講師は、J2の大宮アルディージャのフットボール本部長であり、この1月にレッドブル大宮の代表取締役社長に就任した「原 博実」氏です。栃木県那須塩原市出身で、高校時代は宇都宮線を利用して矢板東高等学校へ通って学ばれ、矢板市にとってはゆかりのあるサッカー界のレジェンドです。演題は「後輩たちに伝えたいこと」です。
映像をもとに説明をしてくださったり、生徒の質問に答える形で話を進めてくださったりし、生徒との掛け合いを楽しみながら大切なことを伝えてくださいました。
生徒の感想の一部を紹介します。
・チャンスは突然やってくる。だから、その時のために日頃から準備と覚悟をしておくことが大切であると思いました。
・タイミングが大事だということと、チャンスに向けて備えておくことが大切だということが分かりました。
・他人の意見を聞いて、自分で決定するということを大切にしたいです。
・気になったこと、やってみたいと思ったことに、すぐに行動できるのが今の若い私たちにできることだと思いました。
「夢」講座は、広く活躍する「とちぎ未来大使」を講師とし、中学校時代の経験や自らの目標を達成した過程等を講話や実演、交流等をとおして中学生に伝えることにより、中学生が「夢」を持つ大切さや、将来について考える機会を提供する栃木県の事業です。
我が郷土の大先輩のお話を伺うことができ、生徒たちはとても勇気を得ることができました。ありがとうございました。