学校の様子

学校の様子

防災献立

 9月1日は防災の日です。1923年の関東大震災では10万人を超える人々の命が奪われ、あの日からちょうど100年を迎えます。次の震災に備えて教訓を継承していこうと、「防災の日」を中心にさまざまな催しや防災訓練が、各地で行われています。本校は、9月14日に避難訓練を行う予定です。

 

 さて、給食は「防災献立」でした。災害時を想定し、「水や火を使用しない給食」を通して防災意識の向上を図り、食の大切さを学ぶために提供されました。今回は温めたカレー味のご飯の袋を切って直接スプーンで食べる体験をしました。

  

 生徒には、災害時に率先避難者になったり、避難所運営に関わる意識をもったりしてほしいと考えています。9月30日に矢板小学校で行われる「HUGを体験しよう」にも、ぜひ多くの中学生が参加できるとよいと思っています。

1学期期末テスト(5教科)が終わりました!

 今週の月曜日から授業が再開し、8月31日(木)と9月1日(金)の2日間に渡って期末テストを実施しました。今週は、いつもより体調不良を訴えてテストを受けられない生徒もいましたが、これまで休んでいた生徒が受けようと努力する様子も見られました。

   

 なんとかテストが終了。長い1週間をよくぞ乗り切りました。

 今後は、テストの返却があります。学習状況調査において、「家で、テストで間違えた問題について勉強している」の質問に、「はい」と回答した生徒は約4分の1です。「どちらかといえばはい」を含めますと半数以上にはなります。自分ができなかったところはどこかを把握し、それを理解してできるようにすることは、大切な家庭学習の内容になります。ぜひとも、取り組んでほしいです。

健康観察をタブレットPCで

 4月から8月末まで続けてきた「健康観察カード」を、本校では9月からはタブレットPCを使って実施することになりました。

 

 新型コロナウイルス感染症が5類になってから、健康観察カードを使用しない学校が多かったかと思います。本校は、毎朝学年主任・副主任が昇降口に立ち、一人一人からカードを受け取りながら会話をし、心の状態まで把握できるように心がけてきました。昇降口が開く7時30分から生徒を受け入れてきた職員にも感謝です。

 新学年にも慣れ、夏休み明けもこれまでと変わらない様子が多く確認できましたので、9月からタブレットPCを使って心と体の健康観察を始めます。体調はどうか、朝食を食べてきたかどうか、心については天気のイラストを選択する形にしました。9月1日は初日ですので、今後改良を重ねていく予定です。(各担任は、一覧の形で生徒の様子を把握できます。)

 

将来を見据えた堂々とした意見発表(少年の主張発表)

 8月31日、矢板市にある塩谷庁舎にて、少年の主張発表の塩谷地区大会がありました。栃木県生誕150年記念協賛行事でもあります。3年ぶりの集合型の開催となりました。

 地区内の中学校8校から代表が1名ずつ発表しました。

  本校からの発表者の主題は『大きな「夢」を持つ』です。

「世界がここまで発展してきたのは、すべて誰かの夢があったから。夢は自分自身だけでなく他の人の役に立ち、社会に貢献することにつながり、夢を持つことが未来を変える大きな力になる。」と訴えます。自分の夢を語り、その実現に向かって自分がしていることと、今後自分がしなければならないことを明確に述べ、「大きな夢を抱いて行動すれば、よりよい社会を築くことができる。」と堂々と発表する姿は、普段より大きくたくましく輝いて見えました。

 

 惜しくも県大会出場は逃しましたが、結果は優秀賞です。素晴らしい発表でした。この日を迎えるまで夏休みを返上しての練習も大変だったでしょうし、指導してくださった先生に感謝です。

 

 今回は、あえて本人の夢についてはここでは明らかにしません。総合文化発表会で生徒や保護者、地域の皆様にはお聞かせすることができるでしょうから。お楽しみに。

家庭学習ノート(3の2)

 本校は、家庭学習ノート(通称「自学ノート」)を、担任だけではなく、担任以外の教職員も関わって確認をしています。本日は3の2からそのいくつかを紹介します。

    

 とちぎっ子学習状況調査や全国学力・学習状況調査の意識調査から、本校生徒の家庭学習については、次のようなことが分かりました。

 「家庭学習の計画性や時間の確保はされている。ただし、学校や塾の決められた宿題のほかに自分で考えた勉強をしているという割合が少なかった。」

 そこで、夏季休業後集会では、「自分にとって必要な学びを自分で考えて、自分のために学習する学び方を心がける」ように伝えました。1学期期末テストを直前に控え、3年生は問題演習によって学習の確認をする生徒が多かったようです。