最近の学校の様子から

2021年6月の記事一覧

校長室の窓から417


6月を迎えました。登校時間の8:10前に多くの児童が登校し、昇降口が開くのを待っていました。
これから雨の季節がやってきますが、今日は、爽やかな晴天で、児童の挨拶もそれ以上に爽やかで元気になりました。


今日は、火曜日なので放送による児童朝会がありました。
今日は、次のような話をしました。

【大松台小の子供の良い所①=人の話をよく聞き、相手の気持ちや都合を考えられる】
先週の児童朝会でスーパームーンの皆既月食の話をしたが、よく話を聞いて観測しようと鶴牧東公園のガリバー山まで行った人がいると先生に聞いた。興味をもって見てみた人が多くいるのは、とても嬉しいことだ。残念ながら雲が出て東京では月食を見ることはできなかったが、私はインターネットの中継で北海道のなよろ市立天文台の映像を見た。皆既月食の神秘的な赤銅色を見ることができて感動した。今でもインターネットで「皆既月食、中継」と検索をすると見ることができるので興味のある人は見てみると良いと思う。
話は少し変わるが、校長室に休み時間に遊びに来たり、話しに来たりする人が結構いる。それは、とても嬉しいことだが、更に嬉しいことがあった。それは、先週のある日、中休みに大切な電話がかかってくる約束があったのだが、その時にも色々な学年の人が遊びに来てくれた。私は、その時「この後大事な電話がかかってくるので、電話が来たら校長室の外に出てくれるかな?」と話していたら、本当に電話がかかってきた。そうしたら、その時来ていた10人以上の人たちが、静かにスーッと校長室から出て行ってくれた。お陰で大事な話を落ち着いてすることができた。そうした相手の気持ちや都合を考えられる大松台小の子供たちは、本当にすごいと思った。

【大松台小の子供の良い所②=生き物に優しく、大切にできる】
先週、玄関の所で皆を迎えていたら一人のお友達が写真を見せてくれた。そこには、可愛らしいカルガモの親子の姿が写っていた。話を聞くとカルガモの親子を見付けて、鶴牧西公園まで無事に行けるように見守ってくれたとのことだった。その話を聞いて何と優しい子なのだろうと感動した。そして、今朝、校長室前の魚池にカルガモが来ていたと聞いた。もしかすると公園まで連れて行ってくれたお礼に来たのかもしれない。
前に鶴牧西公園にいる貴重なアカガエルの話をしたが、自然豊かなこの地域の生き物に優しくできる人がいるのは、とても嬉しいことだ。昨日も今日もダンゴムシを捕まえてきた子たちが、最後に土の所に逃がしてあげていた。これからも生き物に優しくし、この地域の自然を大切に守っていこう。
5年生の人たちが、地域のゴミ拾いを継続して行っているという話も見守りの方から伺っている。そうしたことも地域の自然環境を守ることにつながると思う。5年生は、来週に鶴牧西公園の田んぼに田植えに行くそうだが、アカガエルやカルガモの姿が見られるかも知れない。楽しみながら貴重な体験をしてきてほしい。

今日から6月15日と16日の大松スポーツフェスティバルに向けた練習が始まる。運動会の代わりに行う行事だが、兄弟学年やお家の人たちに頑張った成果を見てもらえるように、新たな目標をもって頑張ってほしい。
蒸し暑い季節になってくるので、熱中症にならないよう水分や休憩をとりながら練習をしていこう。