校長室から

校長室から

終戦記念日


夏休みも残すところあと2週間となってきました。今年の夏は雨模様ばかりで本格的な夏空がほとんど見えません。予報によるとこの後1週間も雨続きとか。今日の甲子園も雨で順延とか。
校長室の前の観察池の水があふれそうです。こんな大雨の終戦記念日はあまり記憶にありません。
 最近、世界の情勢が心配です。「ミサイル」「核」「戦争」「挑発」という言葉が飛び交ってきました。人を挑発し仕掛けようとする状況は決して良くありません。
 本校の隣にある實相寺は第二次世界大戦終戦時の首相鈴木貫太郎さんの菩提寺であり、校長室から見えるところにお墓があります。
関宿出身の宰相に世界と関宿中学校の永遠の平和を祈らずにはいられません。
生徒の皆さんには、残された夏休み、自分の課題を解決すべく充実されることを望みます。

夏休み前日

本校は前後期制ですので、学期末ではありませんが、明日から夏期休業と言うことでひとつの「区切り」の日になります。1年生は入学して85日間、2・3年生は86日間の学校生活を振り返る日でもあります。
  関宿中学校の生徒は、人の話を聞いている時の「目」や「表情」がいいと思います。私は、時々皆さんの授業や活動にお邪魔しますが、本校の生徒の一番いいところだと思っています。温かい目で目線を切らさず話を聞いています。コミュニケーションって話すだけではないのですよね。
 話はちょっとずれますが、朝ドラに出ている有村架純さんという女優は、やはり自分が話してい   ないときの演技(もしかしたら天性?)がすばらしいと思って毎日見入っています。生徒達はそんなこと思って毎日の授業や集会をしているわけではないと思いますが、私の見方なので今まで通りの皆さんでいていいと思います。
さあ、明日から夏休み。42日間を有意義に過ごして、また素晴らしい学校生活を送っていきましょう。

関宿の夏祭り

7月16日は関宿のお祭りでした。地域の方々はこの関宿の神輿渡御を御存知かと思いますが、かなり珍しい勇壮な担ぎ方です。大きな神輿をうねらせる担ぎ方は日本に何カ所もないということでした。
日本の伝統文化を伝承するのは容易ではありません。地域の結束、地域の役員の仕事負担、
若者の地元離れ、賄いの負担等々です。
16時頃学校となりのそば屋さんに集結し、その後、向かいの寿司屋さんでもその勇姿を見させていただきました。すばらしい御神輿です。地元のチームワークも抜群です。
動画に収めましたが、ここに載せられないのが残念です。

千葉県総合体育大会

千葉県総合体育大会葛北支部大会が始まり、小中学校体育連盟の責任として各会場を回らせていただきました。顧問の先生方はもちろん、養護教諭の先生、保護者の方々、審判の方(ほとんどは顧問の先生方が行っている)が猛暑の中、ご苦労様でした。
会場は、熱気で盛り上がり、倒れそうなくらいでした。私は以前顧問をやっていた頃暑い夏だからこそ熱くなれると思っていましたが、この暑さは異常で、生徒の体調の心配ばかりしていました。
選手の皆さんご苦労様でした。
本校の卓球部も団体戦1勝を果たし、今日の個人戦でも2回戦3回戦と進んだ生徒もいて、ダブルスもベスト8と賞状まであと1歩でした。
何かが足らず負けてしまった人には今後、課題を持って取り組んで欲しいと思います。
本校の総合体育大会は、1年生の鳩貝君が県総体への出場を決めています。
26日の県吹奏楽コンクールと併せて応援をお願いいたします。

生徒総会企画家庭学習充実のための討論集会

家庭学習についての意見交換により家庭学習の質・量の向上を図りたいと生徒総会で決まった企画が今日開かれます。縦割り班での討論、挙手制による全体発表という内容らしいが、初めての企画にちょっぴり期待。今までの関宿中はこんな討論会はなかったが、挑戦しようとする生徒の心意気に拍手を送りたいと思います。自分でやる・自分がやる・課題を探してやれるようになるのが家庭学習で、それにより自分の意識が変わっていくのも家庭学習の効果と考えます。これから自分の時間が多い夏休みに入ります。今日の集会の成果を期待します。

最後の大会

  熱い夏は決して嫌いなわけではありません。中学生が3年間の部活動の集大成である総合体育大会があるからです。もちろん高校生も総体予選や甲子園をかけた地方大会が始まっています。吹奏楽部は県の吹奏楽コンクールがあり、名古屋国際ホールを目指します。
この夏は、卒業生や母校を応援したい気持ちになる季節です。
本校の野球部も早々と9日(日)に開会式と試合がありました。千葉県総合体育大会葛北支部大会では、野田一中の吹奏楽部の皆さんが「栄冠は君に輝く」の演奏をして下さり、20校が堂々と入場します。胸がわくわくする瞬間です。この開会式は私が野球専門部長の時にこんな形にした記憶があります。
本校の野球部は真面目な生徒ばかりですが、お世辞にも強い野球部ではなく人数もぎりぎりで、第2シード相手に1回戦突破は難しい状況でした。相手は関東大会を目標にしているらしく、監督も初回から興奮していました。自分のチームを鼓舞していたのでしょうか。
結局3回10点差コールド負けでした。しかも、さよならコールドの10点目は容赦ないランナー3塁からのヒットエンドラン。さよなら飛び道具の勝利に相手はガッツポーズで喜んでいましたがあっけなく1人1回打席に立っただけで最後の大会は終わってしまいました。こちらが弱かっただけの話です。たった1人の3年生がどんな思いで最後を迎えたかは聞きませんでしたが、色々な経験を積んでもっと強くなり次につなげて欲しいと思います。
我々教員は、部活動を通じて、野球を通じて生徒に何を伝え、何を考えさせるかが勝負です。
勝ち負けは当然ですが、仲間、感謝、がんばる、耐える、考える、支えるという事を学ばせたいと思っています。私も50年も野球と関わっていますが、生徒がいつまでも野球や部活動が好きであって欲しいと思います。
 昨日の全国高校野球選手権千葉大会の開会式で選手宣誓をした成田北高校の主将は「私たちはこの熱い夏が大好きです。一緒に練習してきた仲間が大好きです。そして何より野球が大好きです。」と宣誓していました。野球の神様が微笑んでくれるよう最後の最後まで頑張って欲しいと思います。

第67回社会を明るくする運動

第67回野田市社会を明るくする運動に本校吹奏楽部・和太鼓部が呼ばれ、開会式で発表をしました。いつものことではありますが、そのさわやかさは、人に伝えたくてまた書いてしまいました。
世の中で「さわやかな印象」を与え、これからの日本は大丈夫。と思うことはいろいろありますが、
つくられた言葉や行動でなく、ふだんから毎日毎日あたりまえのように行動し、部活動に励み、自分を変え、社会に影響を与えている本校の中学生の姿を見ていただき、保護司会・更生保護女性会の方達の中では思わず涙をぬぐっている方もいらして私までも感動してしまいました。
さわやかなあいさつ。人に接する時の礼儀やふるまいについてことあるたびに指導を続けている先生方や伝統を重んじている「上級生」の意識の賜と感じました。
いつまでもいつまでも明るい社会が続くよう願います。
また、本校の1年男子生徒が、道ばたに落ちていた高額(かなり)のお金を拾って届けてくれました。
これも当たり前のようですが、凄いことです。

イチカシ

小中合同の芸術鑑賞会で柏市立柏高等学校の吹奏楽部がきてくれました。
全国吹奏楽コンクールで金賞を何度も取っており、世界にも名前が知られている吹奏楽部です。
関宿中学校の体育館には、小学生・地域の方々もたくさんお見えになりました。
部員280名のうち一年生以外は全員がきてくださり、本物の音楽そしてエンターテイメントを見せて下さいました。部活動で人間が変わる・社会が変わる・人の心を動かす。そんな1時間30分でした。1時からの演奏で9時から来て、自分たちで演奏準備やリハーサルを行い、あいさつや動きについても洗練されていました。
イチカシ吹奏楽部の皆さん、夢のような楽しい時間をいただきありがとうございました。

運動会ありがとうございました。

代休明けで遅くなりましたが、24日の運動会へのご参加ありがとうございました。
小中合同で行う事でたくさんの方々においでいただき、活気のある運動会となりました。
中には17回連続でこの運動会に参加されている保護者の方もいらして、「今年が最後でさみしい」との声もありました。長い間支えていただきありがとうございました。
それにしても、運動会後の片付けは保護者の方々の力、卒業生の力で素早く片付けが出来ました。毎年の伝統とも言うべき「力」に感謝です。
中学生は、もう全力だったと思います。きっと日曜日はぐったりだったのではないでしょうか。
片付けが終わってから、中学校に戻り、解団式を行いました。中学生が中学生たる式です。
自分たちで精一杯行った運動会に満足したことでしょう。

最後、みんなで写真を撮り、解散しようとしたとき生徒会長が「全校のみんなで先生方にお礼を言います。」「今まで色々なことを教えて下さり、おかげさまで良い運動会でした。ありがとうございました」と。
私は、そこまで考え、人間関係を大切にする生徒達や先生方は素晴らしいと思いました。
言えそうでなかなか言えません。
この運動会でいちばん良かったことでした。
明日、また、小中合同で芸術鑑賞会があります。柏市立柏高等学校吹奏楽部160人が来て演奏をしてくれます。
部活とは?音楽とは?いろいろわかることかと思います。
とても楽しみです。
どなたでも鑑賞できますのでPM1:00本校体育館においで下さい。

運動会前日


運動会の力って凄いと思いました。生徒が成長していくのがわかります。
スポーツの基本である「やる」「見る」「支える」「考える」の全てに対し全力で行っている生徒が多く、感心しています。
明日は天気も良さそうです。
充実した気持ちで1日を過ごせるように祈ります。
保護者の皆様には、ご声援よろしくお願いいたします。

運動会練習で

本日の練習の合間に、小学校5年生の女の子が1人寄ってきて、「中学生は何であんなにテキパキ動けるのですか?」と質問してきました。私は褒められている気がして悪い気はしませんでしたが、答えが見つからずしばらく考えてから「ふだんから鍛えているからかな?」と言ってしまいました。その児童はとてもしっかりした子で「ふうーん」と昇降口に入っていってしまいました。
中学生の姿を小学生が見ていて、伝統というのがあるとするとあの5年生が中学生になると「小学生の見本になるようにがんばろう」という気持ちになるのだろうと思いました。

運動会1週間前

24日に関宿小中合同運動会があります。
中学校の修学旅行の日程がが、学校事情で決められないため、毎年運動会の日程も流動的になります。特に小学校にはご迷惑をおかけいたします。
しかし、昨年もそうでしたが、この6月は比較的雨が少なく、湿度も真夏ほどではないので練習も順調の様子です。
特に中学3年生が最後の運動会に充実した気持ちになれるよう1.2年生も大いに張り切っている様子が見られうれしく思います。
保護者の皆様におかれましては、暑い中の参観となり大変恐縮ですが、生徒の活躍を是非ご覧いただきたくご案内申し上げます。

連携

小中合同運動会があり、小学校の校庭の除草作業に中学生が参加しました。
自分たちも使う校庭ですので積極的に作業しなければなりません。
小学校は、保護者の方も参加していて連携して作業をされていました。
中学校の役員さんからは、中学生の保護者の方も呼びかけてみては?との提案がありました。
ありがたいことです。運動会で使う校庭を家の方が来て掃除をしてくれた場面を児童はありがたく思うに違いありません。
先日行った修学旅行で、足首のねんざをして参加をした生徒の親御さんが修学旅行を終えた到着集会の後、我々のところにわざわざ寄って来られて「息子がお世話になりました。足手まといで迷惑をかけたことでしょう。ほんとすみませんでした。おかげさまで思い出になりました。」とわざわざ言いに来て下さいました。確かに担任や養護教諭は特別に気にかけていましたが、その言葉で担任や養護教諭は救われたかと思います。保護者の方との連携で我々がありがたい連携の一コマです。遠くで親が先生方にお礼を言っている姿を子どもが見ていましたので、生徒はたくさんのことを感じ取ってくれたことでしょう。(本人は、弱音を吐かず3日間かなりがんばっていましたが。)
学校は、「連携」という言葉がはやりで保護者の方や地域の方といろいろな取組があります。
逆に迷惑をかけることもあり、申し訳なく感じることもありますが、
「おかげさまで」と言われるとがんばろうという気持ちになることは最高の連携だと思います。
学校も保護者の方や地域の方に「おかげさまで」という気持ちを大切にしたいと思います。

表現すること


  5時間目ダンス、6時間目音楽の授業を見ました。自分を表現することは難しいのですが、関宿中学校の生徒が最近伸びてきた部分だと思います。先生方も恥ずかしがらず、にこやかにやっています。我々の年代はダンスなど学習指導要領にありませんでしたので運動会で照れながら「むらさき音頭」を踊ったくらいでした。何という曲かわかりませんが、速いテンポの曲を3年生のダンスリーダーはすでに完璧に踊れています。男子の表現は声も出てきました。
いつ覚えたのでしょうか。一緒に修学旅行に行ったはずなのに。流石です。
続けて音楽の授業を見ました。音楽の2人の先生(1人は教育実習生)はとてもにこやかに授業をします。歌っている曲は多少気になりましたが、実習生の精錬授業の都合だと思い、黙ってみていました。音を楽しむ雰囲気としては良いものでした。本校の音楽室は大きな桜木、埼玉県、茨城県と眺めは抜群です。生徒達は「眺めを何にたとうべき」♪とさわやかな合唱です。
滝廉太郎作曲 武島羽衣作詞の日本最古の合唱曲です。
春のうららの(7) 隅田川(5) のぼりくだりの(7) ふなびとが(5) 櫂のしずくも(7)花と散る(5)眺めを何に(7)たとうべき(5) 
まだ初めての授業で歌詞の意味を解釈をしていましたが5・7調で出来ています。と先生。
「情景を思い浮かべながら歌おう」と黒板に書いてあります。そのあともう一度歌いましたが生徒の表現力は確実に上がっていて、表情も豊かです。思わず私も口ずさんでしまいました。
昔から教科書にある曲で私も知っています。
職員室に戻ってそこにいた先生に得意げになんていう曲か知ってる?と尋ねるとみんな「わかりません。」若手の先生は「隅田川」と答えました。
この曲は、曲名当てクイズで必ず出る曲です。「花」という曲です。


誇り


 修学旅行に行ってきました。「9年間の集大成」としての修学旅行です。
1年生の入学から「修学旅行を成功させよう。」「自分たちで創る旅行にしよう。」と日々の生活から見直してきました。東京駅の出発集会から学校での到着集会まで、自分たちが友を意識し、クラスを意識し、旅行の成功を意識し、気遣い「やる・見る・支える」の課題を十分に実践してきました。
この生徒と旅行し、恥ずかしい思い・怒りたくなるような思い・情けなくなるような思いは全くありませんでした。むしろこの生徒を誇らしい気持ちになり、優れていると確信して得意な気持ちになり、自慢したく名誉に思う気持ちでいっぱいです。
お互いに、声を掛け合いながら笑顔で生活する。うざ。きも。面倒。えーっ?・なんで?なんマイナス言葉はまず使わない。帰りの新幹線では添乗員の栗原さん(もちろん仕事で来ている)がヒーローになる。(そういう雰囲気に生徒がしていく)そして3日間持ち続けてきた手作りのプレゼントまで渡す。
神戸の豪華客船ではとなりの部屋で行っていた結婚式に参加し、「変わらないもの」という合唱を披露したときは、新婦(大阪府堺市の方らしい。)や出席者の目に涙が出ていたような温かい雰囲気になったものでした。
神戸のメリケンパークには今年、BE KOBEとモニュメントがありました。震災から20年。昨年はなかったモニュメントの前で誇らしく撮った写真です。
ビーコウベ 和訳は難しいのですが、私はこう訳しました。「神戸ここにあり」
「いや関中生ここにあり」と。BE SEKIYDO 
素晴らしい生徒とそれを支えた素晴らしい職員とよい旅になりました。

職場体験学習


5月29日より3日間、2年生が職場体験学習を行います。例年9月に行っていましたが、新人戦、期末テストなどと重なることから今年からこの時期に変えてみました。新年度始まって間もないため、準備は大変でした。それにしても2年生は成長しましたね。家庭学習帳の提出、歌声の大きさ、そうじ、あいさつ、礼儀、表情、に勢いが感じられます。
「働く」ということはとても大変だし尊いことです。たとえ3日間でも学校や家庭以外の「大人」から指導を受けることが生徒にとって貴重な経験になることと思います。
2年生がこの体験を通して、社会や職業、勤労について考え、人間的に更に成長できることを願います。3年生の修学旅行と並行して行われる行事ですが、大きな行事です。

修学旅行直前


私の写真のテクニックが低く見にくいのですが、修学旅行のしおりが実行委員から届けられました。いかにも京都らしいところで地図を片手にみんなが仲良く班別行動をしている様子が描かれています。京都の東山界隈かも知れません。作者(村松遥菜さん)の思いが詰まっています。9年間の集大成としていくこの旅行は、生徒達にとってかけがえのないものになるようになると思います。しおりを校長室に届けてくれた実行委員の人が描いたのでしょうか。ミッキーマウスの付箋が貼ってあって 「今まで私たちを見守って下さりありがとうございます。」 「当日3日間は私たちそして先生の思い出に残る修学旅行にしましょう。」3年一同と書いてありました。すばらしいクラスの修学旅行です。天気予報は上々です。
大成功の修学旅行であることは間違いありません。

健康診断

                                           本日は、西村卓也先生(しろくま歯科)をお迎えして歯科検診が行われました。
先生は、一人ひとりにアドバイスをしながらの検診でとても有意義な検診になりました。生徒の受診態度も立派です。
4月から養護教諭を中心とした身体計測、視力・聴力検査、永瀬 大先生(ながせ耳鼻咽喉科)の耳鼻科検診、森田一之先生(関宿いちおか眼科)の眼科検診、西川俊郎先生(東葛飾病院)の内科検診、尿検査、心電図検診、教職員の結核検診、と続きました。夏休み明けも脊柱側湾症検診、身体測定、生活習慣病検診、更に歯科検診(再検)と続きます。学校薬剤師さん(篠原 剛先生・かえで薬局)には定期的に照度・空気検査をしていただいています。学校医の先生方には、生徒の健康状態を熱心に把握していただき、流行性の感冒が流行ってきたり、健康に関しての困り事があったりしたときは相談をさせていただくことになっています。
校長や養護教諭は、生徒の健康を司る事を職務の1つとしていますが、家庭、地域と連絡を取り合いながら心身ともに健康な生徒の育成を目標にしていきたいと思います。毎月出されている保健便りや診断等のお知らせを是非お読み下さい。HPにも載せてあります。

見てる

「神様が見てる」「お天道様(おてんとさま)が見てる」「罰(ばち)がたかる」からと小さい頃死んだ祖母や母親からよく言われました。
もちろん神様の存在は確認したことはありませんでしたが、そのことは信じていました。時代劇で北町奉行「遠山の金さん」が「お天道様(おてんとさま)はお見通しだ」と言っているのも記憶にあります。
実は57才になった今でもお天道様が見てると思ってびびっていることもあります。いつも神様や先になくなった人が常に見ていて、生きている人にはわからないけど、私の中身が見透かされていると思って恥ずかしい思いをしています。
最近はお天道様でなく、死んだ母親が天から見てると思っているのかも知れません。
 誰かに見てもらって認めてもらいたいと思ってがんばる。そんなこと意識なくがんばる。悪い(と思った)ことをする時は、誰かが見ているのではないかと気にして挙動不審になってしまうのはそのせい?かとも思います。誰かが見てる。誰かが認めてくれる。いつかは。
関宿中学校の生徒は、一生懸命掃除をします。校長室前の廊下は1年生の担当ですが、膝をつき、なめるように黙々と拭いています。廊下はいつもぴかぴかです。その人は、お天道様が見ているとか点数稼ぎとか考えていない様子なので余計うれしくなります。(本人に聞いたことはありませんが)

今年も小中連携教育

関宿小中学校は今年度も小中連携教育を研究の柱にしています。教師による授業交流・運動会・芸術鑑賞会などの合同行事
学力向上と生徒指導の充実をねらい先生方による部会も行われています。
小学校の吉野先生は2年連続で本校の家庭科を見ていただいています。
本校の小幡教諭は5,6年生の英語、和泉教諭は6年生の音楽も担当しています。

写真は中3の家庭科を担当する小学校吉野先生