2022年10月の記事一覧
後期始業式
今日から後期が始まります。
後期始業式では校歌斉唱をいたしました。
校歌を歌う機会も減ってしまったので貴重な時間となっています。
委員会から「保健体育委員会」が10月10日の目の愛護デーにちなんで、目の衛生などについてお話ししてくれました。
目の疲れをとる体操についても教えてくれ、一緒に取り組みました。
手を前に出し、それを目で追う体操です。左右、上下、そして手を動かして追う動きを一緒にやりました。
その後、今月の生活目標の話がありました。10月は「心を込めてあいさつをしましょう」です。山にハイキングに行った時のマナーとしてあいさつがあり、あいさつをすると気持ち良くなるという話から、学校でも地域でもあいさつをしましょうというお話でした。
校長からは以下のような話をしました。
・暑さもひと段落しましたのでいろいろな秋を楽しみましょう。(スポーツの秋・芸術の秋・食欲の秋・・)
・その中でも、「読書の秋」はぜひ、行なってください。テレビを消し、スマホを閉じ、ゲームをやめてお気に入りの本を読んでみてください。
・「スマホでも本は読める。」という声があるでしょうが、紙の本を読む楽しさは格別です。また、スマホで長い時間、本を読んでいると視力にも悪い影響があるのでお勧めできません。
・後期はいろいろな行事をします。2年間できなかったPTAバザーも形を変えて今年は行うことをPTA会長さんやPTA本部役員さんたちが計画してくださっています。
・地域の行事も来週の4校合同音楽会や、第2自治会のオータムフェスタなどが開催予定です。
・部活動もミニバス、サッカー部は二ツ塚小さんとの交流試合を予定していますし、自転車部は市内大会があり、吹奏楽部は市内音楽会や地域の行事への出演があります。
・まだ、コロナ前には戻っていませんし、「戻る」というより「ウィズコロナ」「アフターコロナ」という形で新しい形、新しい方法で行事を行っていくことになります。
・ただ、どのような形になろうとも、「挨拶」「笑顔」などといった、人の心と心をつなぐ触れ合い方は変わらずに大切ですし、今まで以上に気を付けていく必要がありそうです。
・また同様に、メールやSNS(ライン・Twitter・Tiktok)などの使い方も注意しましょうね。相手に気持ちが伝わらないことや、逆に相手の気持ちがわからなくてけんかになるなどということは大人でもありますので、皆さんはなおさらです。できるだけあって顔を見て話すことを大切にしてください。また、知らない人とのSNS等でのやり取りやゲームは危険です。やめましょうね。
・いつもの山崎小学校のみんなの目標について
「進んで学習に取り組みましょう」「元気に過ごしましょう」「思いやりのある生活をしましょう」
この後、持久走大会に向けた練習や山小音楽会にむけた練習が始まります。ご協力をお願いいたします。
前期終業式
今日は前期終業式でした。
令和4年度もちょうど半分が終わりました。
まずは表彰です。
読書感想文コンクールで学校代表として選ばれ手出品した人の表彰です。6名いますので代表で6年生を表彰しました。
次は野田市小中学校自然科学作品展で入賞した人の表彰です。標本の部で銀賞、科学論文の部で銅賞に選ばれた2名が表彰されました。
最後に先日の東関東小学生バンドフェスティバルで銀賞になった吹奏楽部の表彰です。
みなさん、がんばりましたね!
校長からは以下のような話をさせていただきました。
・吹奏楽部のみなさん、ご苦労様でした。県大会の時よりも動きも音もよくなり、休日の練習などで頑張った成果が出ていました。家庭でもたくさん練習したのでしょうね、ありがとうございました。次の目標、市内音楽会に向けて頑張ってください。
・前期はたくさんの行事を行うことができました。全校で2年ぶりに行った運動会をはじめとし、各学年でも校外活動、校外学習、宿泊学習などを行いました。
・その中で、6年生も5年生も宿泊学習の際にホテルや施設の方に「挨拶が素晴らしい」「話を聞く姿勢が立派です」とお褒めの言葉をいただきました。とっても嬉しく誇りに思います。
・他の学年の皆さんも5・6年生を見習って学校以外の生活の中でもルール・マナーを守って地域の人に喜んでもらえるように頑張ってください。例えば公園を使う時、自転車に乗るとき、道を歩くときなど、他人の迷惑にならないように気を付けていますか。地域のほかの方の迷惑にならないことはもちろん、喜んでもらえることができたらよいですね。例えばごみを拾うとか道を譲るとかという行為です。
・山崎小学校の子どもの3つの目標について
「進んで学習に取り組みましょう」「元気に過ごしましょう」「思いやりのある生活をしましょう」
以上のような事を話しました。ご家庭でも同様なお話をしてくださると助かります。
それでは、3日間の短い休みですが、楽しく、元気に過ごしてくださいね!
校内授業研修
山崎小学校では国語科の授業研修を行っています。
「主体的に学び合い、豊かに表現する児童の育成 ~ 国語科における読み解く力を育む授業実践を通して ~」という研究主題をもとに研修を進めています。
今日は1年生と3年生が授業を行い、それをもとに話し合いをしました。
1年生は「けんかした山」というお話について学習しました。高さを競っている2つの山のけんかがエスカレートし、周りの動物たちが迷惑している様子を読み取りました。
登場人物の思いを考え、タブレットを使って入力しました。
タッチペンで入力したり、指先で入力したりという操作がスラスラできるようになりました。
このように場面ごとの思いを1枚1枚書き込み、「スタディログ」として残すことで、事後に絵本のような作品を作り上げることも可能です。
3年生は「のらねこ」という物語で学習しました。野良猫と主人公の気持ちがだんだん近づくさまを読み取ってきましたが、一番気持ちが近づいた場面の中で、さらに「2人の気持ちが一番近づいたところはどこなのか」というところを考え、話し合いました。
ここでは第4場面の中で2人の気持ちが一番近づいたと思う文章をそれぞれがタブレットでスプレッドシートに入力(プルダウン方式で選択)し、それをソート(並び替え)して同じところを選んだ友達同士で意見を交換するということを行いました。
このように授業の中のどこにICT活用を盛り込むかということで、子どもたちの学習意欲や学習能率を高めることができるかということも併せて研究しています。
一人1台端末の導入によって今までの授業と少しずつ変わってきています。試行錯誤しながら良い活用方法を学び、主体的に学ぶ子どもたちになるよう、研修していきたいと思います。
新体力テスト
昨日、10月4日(火曜日)に1・2年生が新体力テストを行いました。5・6年生が移動の誘導や運動の指示、結果の記録などの補助を担当してくれました。
コロナ禍で子どもたちの体力の低下が危惧されています。コロナ禍以前より運動能力の低下が指摘されていましたが、ここ3年でさらに低下の度合いが大きくなったといわれています。
この新体力テストはそのような実態調査のため、文部科学省から全国の小中学生を対象として毎年実施・報告するように言われています。
取り組む運動は8種目あります。(上記の写真はソフトボール投げです。)
屋外では、・ソフトボール投げ、・反復横跳び、・20mシャトルラン、・50m走を実施しました。体育館内では、・上体おこし、・長座体前屈、・立ち幅跳びを実施しました。その他に握力を各教室で行います。
上記の反復横跳びは20秒の間、100cmの幅をサイドステップで何回、往復運動ができるかを計測します。
上記の20mシャトルランは一定の時間の間に20mの幅を往復するというものです。1分ごとにその一定の時間が短くなっていきます。
このような競技を行い、タイム、距離、回数などを計測し、それを「項目別得点表」に当てはめて点数化します。最高値は10点満点となります。(項目別得点表は男女別になっています)
8種目を10点満点で点数化し、総得点で総合評価をします。これは学年ごと(年齢ごと)で評価を分け、例えば6年生は71点以上が評価Aとなりますが、1年生は39点以上が評価Aとなります。
ちなみに5年生と6年生のA評価は「運動能力証」の受賞対象となります。6年生は先ほど書いたように71点以上ですので8種目の平均は8.875点となります。すべての競技で9点以上取ると受賞候補となります。5年生は65点以上がA評価ですので8種目の平均は8.125点です。
運動能力は普段の運動が重要となります。学校では外遊びをするように声掛けをしたり、業間休みの時間に持久走(マラソン)や縄跳びをして体力向上を図っています。ぜひ、ご理解の上、ご協力をお願いいたします。
ちなみに今年度の持久走練習は10月14日から1・3・5年生と2・4・6年生に分けて隔日で実施します。(感染予防のため、実施人数を制限しています)
持久走大会は11月15日(火)を予定しています。(4月にお知らせした年間計画と日程が違っていますのでご了承ください。)
今年度は低学年は800m、中学年は1,200m、高学年は1,600mの距離を走ることとなりますのでよろしくお願いいたします。
認知症サポーター講習
昨日は6年生を対象に「認知症サポーター講習」が行われました。
これは県の保健福祉部高齢者福祉課が企画しているもので、県内の全ての小中学校での開催を目指しているそうです。
認知症について正しく理解し、認知症の方やそのご家族を見守る「応援社(サポーター)」となり、ひいては「思いやりの心を育てる」ことで、あらゆる世代で支え合う地域社会をつくることを目的としています。
まずは認知症を正しく理解することが大切です。
今までできていたことができなくなっていく・・このことが自信を失わせ、心を傷つけていきます。初めは通常通りの生活をしている中で、ある一部分だけ急にできなくなる‥曜日の感覚が失われたり、記憶の一部があいまいになったり、行動や感情のコントロールが効かなくなる‥そのようなことが認知症の始まりになることが多いようです。
このことを理解し、「指摘する」「怒る」「咎める」などの対応はかえって逆効果になると知れば、認知症の方を支えることとなります。また、認知症の症状が悪化することを防ぐことにも繋がります。
特別なことをしなくてもよいので、多くの人が認知症の方やそれを支える家族の方について理解し、応援することが重要です。
今日はそのことを学ぶ良い機会となりました。
認知症のサポーター(応援者)となったことの「証し(あかし)」としてオレンジリングが配られました。大切にしてくださいね。