2020年2月の記事一覧
4年生「おとなになる体のじゅんび」
4年生という学年は、そろそろ思春期が始まる年齢です。心も体も、大人になる準備が始まります。
今日は、養護教諭の中川先生が、4年生の全クラスで、保健の授業を行いました。
「おとなになるからだのじゅんび」~思春期には体の中ではどんなことが起こるのでしょう~という学習です。
まず、私たちの体の中には、いろいろな臓器があるけれど、その中に性器というものがあって、男性と女性では性器に違いがあるとう話から始まりました。
子ども達は、変に笑ったり、恥ずかしがったりすることなく、中川先生の話を真剣な顔つきで聞いていました。
男女の性器の違い、性器で作られる卵子と精子のこと、月経や精通が誰にでも起こると言うこと、何億もある精子の中から、たった一つだけの精子が一つの卵子と出合って赤ちゃんが誕生するということ、体の成長に伴って、心も成長していくので、異性を意識するようになることなど、1時間の授業の中で、たくさんのことを学びました。
最後に、“今日学んだことで、疑問に思ったり、さらに調べてみたいと思ったりしたことは、学校の図書室や保健室にある本を見て調べたり、先生やおうちの人に聞いたりしましょう” “インターネットは手軽に調べられるけれど、たくさんの情報があり、しかも間違った情報も紛れ込んでいるので、みんなには、どれが正しくてどれが正しくないかを判断するのは難しいので、インターネットで調べるのはやめましょう”という話がありました。これはとても重要なことだと思います。興味本位にインターネットであれこれ調べることは、正しい性への知識と判断をねじ曲げてしまう恐れがあります。
お子さんに、何か質問されたら、真剣に答えてあげていただきたいと思います。
子ども達は、今日の学習を通して、命の不思議と大切さ、自分も含め一人一人がみなかけがえのない存在であることも感じ取っていたようです。
卒業を控えて・・・春の足音
6年生は、卒業に向けて、一日一日を大切にしようと日々頑張っています。
教室には、卒業式まであと何日、という日めくりの手作りカレンダーを掲示しています。
教室前の廊下の何カ所かには、「無言移動」という言葉を書いて掲示しています。そして、朝は、清掃などのボランティア活動を行っています。
そんな6年生の姿を、在校生はきっと見ています。そして、それがまた、次の6年生へと引き継がれていくことでしょう。
この冬は、暖冬だと言われていますが、今朝、職員室前にある紅白の梅の木をふと見てみると、もう両方咲き始めていました。昨年は、2月20日頃に、ようやく2~3輪咲き始めたばかりでしたので、やはり今年は暖冬なのでしょう。業務員さんが育ててくださっている桜草も、どんどん咲き始めているので、卒業式に見頃になるよう、こまめに花芽を摘み取っているそうです。植物は、その生育を気温に大きく左右されるので大変です。
6年生 薬物乱用防止学習
野田警察署生活安全課と東葛地区少年センターの方を講師にお招きし、6年生が薬物乱用学習を行いました。
まず、違法薬物にはどのようなものがあるのか映像で確認しました。
子どもたちには縁のないものと思われがちですが、最近はインターネットで売買されているため、なかなか取り締まりが難しくなっているとのことです。
もしも、検索でヒットしても絶対に手に入れないこと。所持するだけでも法に触れてしまうことを教えていただきました。
また、薬物は心や体をむしばんでいくことも学びました。
一度手を出したらやめられないこと。
やめた後もフラッシュバック現象が起こり一生をだめにしてしまうことも学びました。
最後に、これから中学に進学するにあたって、先輩から飲酒や喫煙を誘われたときの断り方について、役割演技を通して学びました。
その他、SNS上で知り合った人とは絶対に会わないようにと、警察署の方から強くお願いされました。犯罪に巻き込まれないように学級でも指導しましたが、ご家庭でも声をかけをお願いします。
表彰および「くすの木集会」
今日の昼休みに、表彰および「くすの木集会」が行われました。
表彰では、以下の児童が表彰されました。
・「運動能力証」(24名) 新体力テストで基準の記録よりも良い記録を出せた児童
※表彰は代表児童男女1名ずつ
・家庭科作品展入賞(3名) 夏休みに作製した作品で優秀な作品と認められた児童
・明るい社会作りポスター展入選(2名)
・こども県展入選(全24名) ※表彰は代表児童1名
・こども県展学校賞 ※表彰は学校を代表して1名
表彰の後、校長より、インフルエンザや新型コロナウィルスの対応について、算数のノートについて、全てのノートの書き方について話をしました。インフルエンザや新型コロナウィルスについては、子ども達も危機感をもっているようで、マスクを着用して集会に参加している児童が多かったです。私からは、むやみに怖がらず、しっかり予防対策をしましょう、という話をしました。
「くすの木集会」では、飼育委員会と保健委員会の発表がありました。
飼育委員会は、毎日行っている鯉と鶏の世話について寸劇とクイズで紹介しました。
保健委員会は、インフルエンザの予防について、寸劇とパネルで呼びかけました。
どの委員会も、何を伝えたいかをしっかり話し合って準備をしています。
最後に、全校合唱を行いました。無理のない声の出し方で、低学年と高学年が上のパートと下のパートに分かれて、とてもきれいなハーモニーを醸し出していました。
「ありがとうございます。」
今シーズンは暖冬といわれてきましたが、一昨日、昨日、今日は、この時期らしい寒さとなりました。
特に昨日は厳しい寒さとなり、朝7時、北小の中庭の気温はマイナス6度でした。旗振りをしてくださっていた交通指導員さん、保護者の方々には心より感謝申し上げます。私も、さすがに昨日は、足下からしんしんと冷え、思わず「寒い!」と言う言葉を連発してしまいましたが、登校してくる子ども達も、「手が冷たい!」「さむいよ~」と言いながら通り過ぎて行きました。
そんな中、「いつもありがとうございます。」と言って通り過ぎた6年生の女の子がいます。その言葉に、寒さが吹き飛びました。“ありがとう”という言葉は、本当に素敵な言葉ですね。一瞬にして心があったまります。