4年生「おとなになる体のじゅんび」
4年生という学年は、そろそろ思春期が始まる年齢です。心も体も、大人になる準備が始まります。
今日は、養護教諭の中川先生が、4年生の全クラスで、保健の授業を行いました。
「おとなになるからだのじゅんび」~思春期には体の中ではどんなことが起こるのでしょう~という学習です。
まず、私たちの体の中には、いろいろな臓器があるけれど、その中に性器というものがあって、男性と女性では性器に違いがあるとう話から始まりました。
子ども達は、変に笑ったり、恥ずかしがったりすることなく、中川先生の話を真剣な顔つきで聞いていました。
男女の性器の違い、性器で作られる卵子と精子のこと、月経や精通が誰にでも起こると言うこと、何億もある精子の中から、たった一つだけの精子が一つの卵子と出合って赤ちゃんが誕生するということ、体の成長に伴って、心も成長していくので、異性を意識するようになることなど、1時間の授業の中で、たくさんのことを学びました。
最後に、“今日学んだことで、疑問に思ったり、さらに調べてみたいと思ったりしたことは、学校の図書室や保健室にある本を見て調べたり、先生やおうちの人に聞いたりしましょう” “インターネットは手軽に調べられるけれど、たくさんの情報があり、しかも間違った情報も紛れ込んでいるので、みんなには、どれが正しくてどれが正しくないかを判断するのは難しいので、インターネットで調べるのはやめましょう”という話がありました。これはとても重要なことだと思います。興味本位にインターネットであれこれ調べることは、正しい性への知識と判断をねじ曲げてしまう恐れがあります。
お子さんに、何か質問されたら、真剣に答えてあげていただきたいと思います。
子ども達は、今日の学習を通して、命の不思議と大切さ、自分も含め一人一人がみなかけがえのない存在であることも感じ取っていたようです。