献立紹介
令和7年1月8日(水)
【メニュー】チキンカレーライス 海藻サラダ マスカットゼリー 牛乳
今日から3学期の給食が始まりました。初日は定番の人気メニュー、チキンカレーライスです。今までも紹介したことがありますが、カレーの日は調理員さんが朝からたくさんの野菜を切っています。その中でも、今日はカレーをおいしく作るために欠かせない材料の一つである、玉ねぎについて紹介します。
玉ねぎは、生で食べると辛味が強く感じられますが、加熱することで辛味成分が分解され、甘味が引き出されます。カレーに玉ねぎを加えるのは、甘味と香ばしさが加わるためです。そのため、給食のカレー作りでは、2種類の玉ねぎの切り方をしています。1種類は「あめ色玉ねぎ」と呼ばれる、炒める玉ねぎ用、もう1種類は具材用です。「あめ色玉ねぎ」は、玉ねぎを炒めることで玉ねぎに含まれている「アミノ酸」という成分と、糖分がくっつき、香り成分が引き出されるので、香ばしさがあります。
今日は1400人分のカレーに、玉ねぎを合計85kg、およそ420個分使いました。玉ねぎを味わいながら、しっかりと食べて元気に過ごしましょう。
12月19日(木)
【メニュー】コーンピラフ タンドリーチキン ミネストローネ チョコクレープ 牛乳
今日は、来週のクリスマスにちなんだメニューです。クリスマスカラーといえば、赤、緑、白、そして金、銀などがあります。今日の献立には、赤や緑などを取り入れました。また、タンドリーチキンは、朝からにんにく、しょうが、玉ねぎ、ヨーグルト、ケチャップ、カレー粉を混ぜたタレにしっかりと漬け込み、香り良く焼きました。焼きたてを届けらないのが残念ですが、味がしっかりとなじんでいるので、冷めてもおいしく仕上がっています。
今日で2学期の給食も最終日です。元気に過ごせるように、給食のない日も食事をきちんととりましょう。
12月18日(水)
【メニュー】梅ちりめんごはん 肉豆腐 かぼちゃのみそ汁 牛乳
昨日に引き続き、今日の給食は、今週の土曜日、12月21日の冬至にちなんだ献立です。冬至は暦をあらわす二十四節気の一つで、北半球で太陽の位置が一年で最も低くなる日のことを指します。このため、1年の中で最も昼が短く、夜が長くなります。昨日は冬至の行事の一つである柚子湯について紹介しましたが、冬至に食べると良いと言われている食べ物にはどんなものがあるでしょうか?冬至は太陽の力が一番弱まった日ですが、翌日からは再び強まる、ということから、太陽がよみがえる日ともいわれます。そのため、運が向いてくるようにと、冬至には「ん」のつく食べ物を食べます。そこで、今日の給食には、みそ汁にかぼちゃを入れました。かぼちゃは漢字で書くと「南」の「瓜」と書き、「なんきん」とも読めるためです。これらの食材は、縁起担ぎだけではなく、栄養をつけて寒い冬を乗り越えるための知恵でもあります。ぜひ、冬至の21日にも、家で「ん」のつく食べ物を食べてみましょう。
12月17日(火)
【メニュー】ハヤシライス 野菜のごまサラダ 柚子ゼリー 牛乳
今日と明日の給食は、今週の土曜日、12月21日の冬至にちなんだ献立です。冬至は暦をあらわす二十四節気の一つで、北半球で太陽の位置が一年で最も低くなる日のことを指します。このため、1年の中で最も昼が短く、夜が長くなります。冬至には体を温め、厄払いの意味がある柚子湯に入ることは有名ですね。諸説ありますが、「柚子」は「融通が利く」、「冬至」は「お湯」に「治療の治」と書く「湯治」にかけて、柚子湯に入るようになったとも言われています。
今日は、柚子を使ったゼリーをつけています。さわやかな香りを味わいながら食べましょう。
12月16日(月)
【メニュー】ねぎにんにくチャーハン 厚揚げの中華炒め 白菜と肉団子のスープ 牛乳
今日は「ねぎにんにくチャーハン」について紹介します。この料理には、豚肉、長ねぎ、わけねぎ、しょうが、にんにくを使いました。長ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。豚肉とにんにくには、体を動かすエネルギーをうまく活用するために必要なビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。また、わけねぎは青ねぎとも呼ばれ、流山市内でもたくさん作られている野菜です。ねぎの緑色の部分は、β-カロテンを多く含むので、わけねぎは色の濃い野菜である緑黄色野菜に分類されます。骨を強くするカルシウムや血を造るもととなる、葉酸という無機質も含む、栄養価の高い野菜です。
しっかりと食べて、風邪やインフルエンザに負けないよう、元気に過ごしましょう。