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献立紹介

12月17日(火)

【メニュー】ハヤシライス 野菜のごまサラダ 柚子ゼリー 牛乳

 今日と明日の給食は、今週の土曜日、12月21日の冬至にちなんだ献立です。冬至は暦をあらわす二十四節気の一つで、北半球で太陽の位置が一年で最も低くなる日のことを指します。このため、1年の中で最も昼が短く、夜が長くなります。冬至には体を温め、厄払いの意味がある柚子湯に入ることは有名ですね。諸説ありますが、「柚子」は「融通が利く」、「冬至」は「お湯」に「治療の治」と書く「湯治」にかけて、柚子湯に入るようになったとも言われています。

 今日は、柚子を使ったゼリーをつけています。さわやかな香りを味わいながら食べましょう。

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12月16日(月)

【メニュー】ねぎにんにくチャーハン 厚揚げの中華炒め 白菜と肉団子のスープ 牛乳

 今日は「ねぎにんにくチャーハン」について紹介します。この料理には、豚肉、長ねぎ、わけねぎ、しょうが、にんにくを使いました。長ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。豚肉とにんにくには、体を動かすエネルギーをうまく活用するために必要なビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。また、わけねぎは青ねぎとも呼ばれ、流山市内でもたくさん作られている野菜です。ねぎの緑色の部分は、β-カロテンを多く含むので、わけねぎは色の濃い野菜である緑黄色野菜に分類されます。骨を強くするカルシウムや血を造るもととなる、葉酸という無機質も含む、栄養価の高い野菜です。

 しっかりと食べて、風邪やインフルエンザに負けないよう、元気に過ごしましょう。

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12月13日(金)

【メニュー】わかめごはん 焼きししゃも 豚肉のしぐれ煮 じゃがいものみそ汁 牛乳

 今日は「豚肉のしぐれ煮」について紹介します。

しぐれ煮とは、三重県の桑名市という所が発祥と言われており、元々は貝のむき身や魚介類、牛肉としょうがを使った佃煮の一種です。江戸時代には、貝のはまぐりなどを使っていたことから、「時雨蛤」などと呼ばれていたそうです。また、時雨は漢字で書くと、「時の雨」と書きます。時雨とは、短時間に降る雨のことを指すため、短時間でさっと煮る調理方法から、この名前がついたといわれています。

 今日は豚肉と一緒にごぼう、玉ねぎなどの野菜を加えて作りました。しょうがの風味がおいしいです。ごはんと一緒に合わせて食べましょう。

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12月12日(木)

【メニュー】豚キムチ丼 春雨スープ 杏仁豆腐 牛乳

 今日は「春雨スープ」について紹介します。春雨は、じゃがいもやさつまいものでんぷんから作られているものと、緑豆やえんどう豆といった豆のでんぷんから作られているものの2種類があります。一般的に出回っているものや、今日のスープに使っている春雨は緑豆から作られている「緑豆春雨」が多いです。元々、春雨は中国発祥の食品で、緑豆のでんぷんから作られた麺が原形とされています。この緑豆春雨は、熱に強く、煮崩れしにくいというのが特徴です。そのため、スープなどに向いています。一方、いも類のでんぷんから作られている春雨は、緑豆春雨よりも太いものが多く、モチモチとした食感で、サラダや炒め物などに向いています。どちらの春雨も、だしや調味料をよく吸わせることでおいしくなります。食感や味わいを楽しみながら食べましょう。

 明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

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12月11日(水)

【メニュー】ごはん さばの香味みそだれ 厚揚げの煮物 鶏肉の和風スープ 牛乳

 今日は、「さばの香味みそだれ」について紹介します。さばには様々な栄養が含まれていて、エネルギーをつくる栄養素であるたんぱく質を多く含んでいます。たんぱく質は体の中で細胞を構成する大切な成分で、筋肉や皮ふ、ホルモンなどの成分として存在しています。不足すると体の中の免疫機能が低下してしまうおそれがあります。感染症予防のために、免疫機能を高めることはとても大切です。給食だけでなく、家庭でも食べる機会があれば積極的に食べるようにしましょう。今日は、香味野菜であるねぎ、しょうが、にんにくをごま油で炒めてから、みそなどの調味料を加えて煮詰めた、特製だれをかけています。ごまの風味と、甘味がおいしいたれです。小骨に気をつけて食べましょう。

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12月10日(火)

【メニュー】

コッペパン メンチカツ マカロニのトマトソテー キャベツとコーンのスープ 牛乳

 今日は「コッペパン」について紹介します。コッペパンは、給食の定番のパンの一つで、最近では色々な具材を挟んだサンドイッチのようなコッペパンサンドも人気です。コッペパンは、日本独特のパンといわれており、戦後に学校給食が再開してから一気に広まっていったと考えられています。コッペパンという名前も諸説ありますが、「切った」という意味のフランス語である「クーペ」と、「山」などを意味するドイツ語の「コッペ」などが有力といわれています。その後、学校給食ではコッペパンを油で揚げた「揚げパン」などの人気メニューも登場するようになりました。

メンチカツを挟んだり、マカロニソテーと一緒に食べたり、アレンジしながら楽しんで食べましょう。

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12月9日(月)

【メニュー】マーボー豆腐丼 中華卵コーンスープ みかん 牛乳

 今日は、「中華卵コーンスープ」について紹介します。このスープは、本来「ユイミータン」または地域によって「スーミータン」と呼ばれています。漢字で書くと、「玉」「米」「湯」でユイミータン、もしくは、「玉」を「粟」という字にして、スーミータンとなります。「玉の米」や「粟の米」でとうもろこしを表し、「湯」の漢字を書く「タン」は、スープという意味です。やさしい甘味があり、とろみのついているスープは、寒くなってきた今の時期に、ぴったりの料理です。給食では玉ねぎや人参、小松菜を入れて具だくさんにしていますが、クリームコーンの缶詰と、卵があれば十分おいしく作ることができるので、興味のある人は、ぜひ家庭でも作ってみましょう。

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12月6日(金)

【メニュー】ごはん 根菜酢鶏 ワンタンスープ 牛乳

 今日は「根菜酢鶏」について紹介します。今日は中華料理として人気のある「酢豚」を、豚肉ではなく、鶏肉を使った「酢鶏」として、アレンジしました。元々の料理である酢豚は、人気のある中華料理の一つですが、「酢豚」という料理名は日本でつけられた呼び名です。この料理の元となったものは、大きく分けて2つあると言われています。ひとつは、クゥラオローという名前の広東(カントン)料理で、中国南東部の広東省という地域が発祥です。もうひとつは、タンツゥロウカイという北京(ペキン)料理です。このように、酢豚は広い中国の南北それぞれに起源を持つ料理とされています。今日はたけのこも鶏肉と同様に油で揚げて、さっくりとした食感にしています。味付けは甘酸っぱく、さっぱりと仕上げました。ご飯と一緒にしっかりと食べましょう。

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12月5日(木)

【メニュー】ごはん すけとうだらのフライ ひじきの炒り煮 薩摩汁 牛乳

 今日は、「薩摩汁(さつまじる)」について紹介します。薩摩汁の「薩摩」とは、現在の鹿児島県にある、地域の名前で、さつまいももこの地域名に由来します。薩摩汁は、鹿児島県の郷土料理のひとつで、鶏肉を使った具だくさんの汁物のことです。江戸時代に武士が鶏同士を闘わせており、そこから生まれた料理といわれています。昔は、お祝いの席など特別な場で食べられていましたが、現在は特に決まりはなく、寒い冬によく作られています。鶏肉のうま味がみそ汁に溶け出し、体が温まる料理です。今日は、さといもや大根、ごぼう、人参といった根菜類を豊富に取り入れています。この時期ならではの味を味わいましょう。

 明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。

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12月4日(木)

【メニュー】

じゃこのガーリックピラフ オムレツのデミグラスソースかけ 

                         米粉のクリームスープ 牛乳

 今日は「米粉のクリームスープ」について紹介します。最近は寒くなってきたので、野菜と牛乳をたっぷり使った温かいスープにしています。とろみつけに使っているのは、米粉です。米粉はお米を細かくくだいて粉状にしたものです。数年前まで米は、主食として食べる食べ方が中心でしたが、最近は小麦粉の代わりに、パンやお菓子作りの材料としても活用されるようになってきました。米粉自体は、奈良時代頃からだんごやもちなどの材料として使われていたので、長い歴史があります。また。小麦のアレルギーがある人でも、おいしく食べることができます。

今日は、米粉を水で溶いたものをスープのとろみつけに使いました。仕上げにバターやクリームを少し加え、コクを感じられるようにしました。しっかりと食べて、体を温めましょう。

明日は、箸の日です。忘れないようにしましょう。

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12月3日(火)

【メニュー】ねぎ塩豚丼 大根とわかめの中華スープ ぶどうゼリー 牛乳

  

 今日は「ねぎ塩豚丼」について紹介します。このメニューは、香味野菜をたっぷりと使っていることが特徴です。

まず、豚肉をにんにく、しょうが、ねぎと一緒にごま油で炒めます。さらに、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、もやしなど、たくさんの野菜と一緒に炒め合わせます。そして塩を中心としたさっぱりとした味付けをして完成です。

豚肉は食べたものを効率よくエネルギーに変える働きをするビタミンB₁が豊富です。ビタミンB₁をしっかりととって、体を動かすエネルギーを作り出すことが元気に過ごす秘訣です。今週もしっかりと食べて元気に過ごしましょう。

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12月2日(月)

【メニュー】キーマカレー ABCスープ ヨーグルト 牛乳

 今日は、「ABCスープ」について紹介します。給食では定番ともいえる、このスープですが、今から50年近く前の昭和50年頃に栃木県の桐生市の給食で登場し始めたといわれています。今では色々な地域で登場するABCスープは、アルファベット型のマカロニと、たっぷりの野菜が入っていることが特徴ですが、家庭で再現する場合は、その他の形のマカロニでも大丈夫です。そもそも、マカロニとはイタリア料理で使われる麺類である、パスタの一つで、イタリア語ではマッケローニと呼ばれます。パスタは「小麦粉を練って作った食品の総称」で、たくさんの種類があります。

 給食でも、今日のようなアルファベット型のマカロニの他、色々な形のマカロニを使うことがあります。それぞれの食感の違いなどを比べながら、食べてみましょう。

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11月29日(金)

【メニュー】

    小松菜ごはん いわしフライ わけねぎの彩り炒め 流山みりん豚汁 牛乳

 今日は、地元の食材を多く取り入れた献立です。今月は地産地消月間ということで、千葉県産や流山市産の食材を取り入れた献立にしています。千葉県は周りを海に囲まれていて、自然が豊かな地域も多く、海の幸、山の幸ともに恵まれています。今日は千葉県産の米、豚肉、いわし、人参、小松菜、わけねぎ、牛乳を使っています。ごはんには、流山市産の小松菜をたっぷりと使いました。小松菜は相性がよいごま油でしっかりと炒めて、塩で味付けをし、ごはんに混ぜ合わせました。いわしは、人の体内で作ることができないDHAやEPAという成分を豊富に含みます。今日はいわしをフライにして香ばしく揚げました。豚汁には流山市産の特産物でもある、本みりんを加えて、いつもと少し違う風味にしています。千葉県の農産物に感謝しながら食べましょう。

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11月28日(木)

【メニュー】

   ごはん 鶏の塩こうじ漬け焼き 浦上そぼろ 白菜と油揚げのみそ汁 牛乳

 今日は、「鶏の塩こうじ漬け焼き」について紹介します。こうじとは、蒸した米、麦、豆にカビの一種である「こうじ菌」をつけて繁殖させたものです。

カビ、というと体に毒なのでは…と思ってしまいますが、むしろ役立つ良いカビです。体内でたくさんの良い働きを促す、「酵素」という成分が含まれていて、栄養成分を消化吸収しやすくして胃腸の働きを助けてくれます。

 今日の鶏肉に使った塩こうじは、こうじに塩を混ぜて作られている調味料ですが、日常的によく使っている調味料である、しょうゆやみそ、酒も、こうじを使って作られているものです。昔から利用されている食材に注目して、食べてみましょう。

明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

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11月27日(水)

【メニュー】

 豚肉と大豆の中華ライス いかのチリソース 春雨スープ レモンヨーグルト 牛乳

 今日は「いかのチリソース」について紹介します。いかは、昔から日本で食べられていた食材の一つで、色々な種類があります。世界には450種類の「いか」がいるといわれますが、日本では主に、するめいか、やりいか、あかいか、などが食べられています。今日のいかは、主にいかの胴体部分ですが、いかは海水を取り込み、吹き出しながら海を泳いでいます。この動きを生み出す胴体部分の筋肉によって、いかの独特の食感が生まれると言われています。いかは、今日食べる胴体部分以外にも食べることができ、ほとんど捨てるところがない食材です。

今日は、いかを油で揚げて、ピリッと辛めのチリソースをかけました。よくかんで食べましょう。

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11月26日(火)

【メニュー

  ごはん、鶏肉とさつまいもの甘辛炒め、揚げなすと豆腐のみそ汁、みかん、牛乳

 今日で、2年生の考案献立は最終日です。2年6組の生徒が考えた献立で、献立名は「秋の味覚献立」、PRポイントは「さつまいもと秋なすを使い、旬のものを取り入れました。」とのことです。さつまいもは、10月から11月の献立にたくさん取り入れているように、1月頃にかけて千葉県でもたくさん栽培されている食材です。なすは、夏から秋にかけて旬を迎える野菜で、一般的に夏のなすは、皮が厚めで実がしっかりめ、秋のなすはしっとりと水分を多く含んだやわらかめの実が多いといわれます。

 今日は、さつまいもを素揚げしてから、れんこんや鶏肉と一緒に甘辛く炒めました。なすは油を含ませてから、みそ汁に加え、コクがある味になりました。もうすぐ冬です。もうすぐ終わる秋の味覚を味わって食べましょう。

みかんの皮は食缶の中に入れてください。

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11月25日(月)

【メニュー】

  豚肉と野菜のしょうが炒め丼 青ねぎのかきたま汁 マスカットゼリー 牛乳

 明日まで、南流山中の2年生が考えた献立が続きます。今日は2年3組の生徒が考えた献立です。献立名は「おいしい給食」、PRポイントは「みんなが食べたいと思うように考え、食品ロスを減らせるような献立を作りました。」とのことです。しょうがには、ジンゲロールという辛味成分が含まれています。この成分には血行促進作用があり、冷え性の改善などの効果があります。しょうがは寒くなってきた今の時期に積極的に取り入れたい食材の一つです。今日はたっぷりの野菜と一緒に、みじん切りにしたしょうがを炒め、ご飯にかけて食べます。しょうがを食べて、体を温めましょう。

明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

 

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11月22日(金)

【メニュー】ごはん いわしかば焼き 筑前煮 玉ねぎのみそ汁 牛乳

 今日は、南流山中の2年7組の生徒が考えた献立です。献立名は「日本らしい給食」、PRポイントは「単純な栄養だけでなく、給食でも可能そうなメニューであること、季節の食材を使うように意識しました。彩りも豊かになるようにしました。」とのことです。そして今日は11月24日が「いい日本食の日」の語呂合わせから「和食の日」と制定されているので、それにちなみ、この和食献立を取り入れました。和食は日本の自然や歴史から生まれ、昔から受け継いできた世界に誇る食の文化です。和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されてから、今年で11年目を迎えました。和食文化の特徴は、様々ですが、中でも「多様で新鮮な食材の味わいを活用していること」などがあります。これは、日本列島の地形が南北に長く、色々な環境を含むため、世界でも有数の生物多様性をもつ地域であることが関係しています。

 他にも、和食の特徴として、「自然の美しさの表現していること」や「年中行事とのかかわりがあること」、そして「バランスが良く健康的な食生活」という特徴もあります。日本列島には季節の移ろいがあり、食材の旬を活かしていることもあげられます。和食について知ることで、もっとおいしく食べることができます。自分の好きな和食について、調べてみるのもおすすめです。ぜひ探してみましょう。

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11月21日(木)

【メニュー】ごはん サケフライ きゅうりとツナの酢の物 大根のみそ汁 牛乳

 今日は、南流山中の2年2組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋の旬の魚を使ったサケ定食!」、PRポイントは「無機質を多く含む食品が不足しがちなので、わかめを取り入れました。主菜は秋が旬のサケを使いました。」とのことです。サケは身が赤く見えるので、赤身魚と思われがちですが、白身魚に分類されます。赤く見えるのは、エサであるエビやプランクトンなどの赤い色素であるアスタキサンチンが蓄積されるためです。このアスタキサンチンには体内の様々な炎症を抑え、老化を遅らせる働きがあり、シミやシワの予防にもつながります。今日はカリッとした食感がおいしいフライにしました。小骨に気をつけて食べましょう。副菜は、さっぱりとした酢の物です。お酢は強い殺菌力や食欲増進効果など、色々な作用があり、日本で古くから利用されてきた食品です。酸味は苦手、という人もいるかもしれませんが、甘めの食べやすい味付けにしているので、ぜひ食べてみてくださいね。

 明日も箸の日です。

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11月20日(水)

【メニュー】豚の角煮風丼 けんちん汁 フルーツのぶどうゼリーあえ 牛乳

 今日は、南流山中学校2年5組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋に暖まりたいほかほか給食~!」、PRポイントは「カルシウムが豊富な小松菜を取り入れました。けんちん汁でたくさんの野菜(基礎食品群の3群と4群)がとれます。」とのことです。今日は給食の角煮風、ということで小さく切った豚肉と、他の野菜を合わせて煮ていますが、一般的な角煮というと、ごろっとした豚肉とゆで卵、などのシンプルな材料を甘じょっぱく煮付けた料理です。

 また、けんちん汁は神奈川県鎌倉市の郷土料理といわれ、建長寺というお寺が発祥と伝えられています。秋冬においしくなる根菜類をたっぷりと使い、体が温まる料理です。よく味わって食べましょう。

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