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献立紹介

11月22日(金)

【メニュー】ごはん いわしかば焼き 筑前煮 玉ねぎのみそ汁 牛乳

 今日は、南流山中の2年7組の生徒が考えた献立です。献立名は「日本らしい給食」、PRポイントは「単純な栄養だけでなく、給食でも可能そうなメニューであること、季節の食材を使うように意識しました。彩りも豊かになるようにしました。」とのことです。そして今日は11月24日が「いい日本食の日」の語呂合わせから「和食の日」と制定されているので、それにちなみ、この和食献立を取り入れました。和食は日本の自然や歴史から生まれ、昔から受け継いできた世界に誇る食の文化です。和食は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されてから、今年で11年目を迎えました。和食文化の特徴は、様々ですが、中でも「多様で新鮮な食材の味わいを活用していること」などがあります。これは、日本列島の地形が南北に長く、色々な環境を含むため、世界でも有数の生物多様性をもつ地域であることが関係しています。

 他にも、和食の特徴として、「自然の美しさの表現していること」や「年中行事とのかかわりがあること」、そして「バランスが良く健康的な食生活」という特徴もあります。日本列島には季節の移ろいがあり、食材の旬を活かしていることもあげられます。和食について知ることで、もっとおいしく食べることができます。自分の好きな和食について、調べてみるのもおすすめです。ぜひ探してみましょう。

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11月21日(木)

【メニュー】ごはん サケフライ きゅうりとツナの酢の物 大根のみそ汁 牛乳

 今日は、南流山中の2年2組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋の旬の魚を使ったサケ定食!」、PRポイントは「無機質を多く含む食品が不足しがちなので、わかめを取り入れました。主菜は秋が旬のサケを使いました。」とのことです。サケは身が赤く見えるので、赤身魚と思われがちですが、白身魚に分類されます。赤く見えるのは、エサであるエビやプランクトンなどの赤い色素であるアスタキサンチンが蓄積されるためです。このアスタキサンチンには体内の様々な炎症を抑え、老化を遅らせる働きがあり、シミやシワの予防にもつながります。今日はカリッとした食感がおいしいフライにしました。小骨に気をつけて食べましょう。副菜は、さっぱりとした酢の物です。お酢は強い殺菌力や食欲増進効果など、色々な作用があり、日本で古くから利用されてきた食品です。酸味は苦手、という人もいるかもしれませんが、甘めの食べやすい味付けにしているので、ぜひ食べてみてくださいね。

 明日も箸の日です。

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11月20日(水)

【メニュー】豚の角煮風丼 けんちん汁 フルーツのぶどうゼリーあえ 牛乳

 今日は、南流山中学校2年5組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋に暖まりたいほかほか給食~!」、PRポイントは「カルシウムが豊富な小松菜を取り入れました。けんちん汁でたくさんの野菜(基礎食品群の3群と4群)がとれます。」とのことです。今日は給食の角煮風、ということで小さく切った豚肉と、他の野菜を合わせて煮ていますが、一般的な角煮というと、ごろっとした豚肉とゆで卵、などのシンプルな材料を甘じょっぱく煮付けた料理です。

 また、けんちん汁は神奈川県鎌倉市の郷土料理といわれ、建長寺というお寺が発祥と伝えられています。秋冬においしくなる根菜類をたっぷりと使い、体が温まる料理です。よく味わって食べましょう。

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11月19日(火)

【メニュー】ごはん チャプチェ 肉団子のキムチ中華スープ みかん 牛乳

 今日は、南流山中学校2年1組の生徒が考えた献立です。献立名は「韓国風給食」、PRポイントは「チャプチェ、キムチと韓国料理で統一したところです」とのことです。しょうがやにんにく、長ねぎなどの香味野菜や、キムチの辛味を取り入れた、体が温まるような献立になっています。ちなみに、チャプチェは伝統的な韓国料理の1つで、家庭でもよく作られ、お祝いの席でも食べることが多いです。チャプチェの「チャプ」は“数々のものを混ぜ合わせる”という意味で、「チェ」は“細切りにした食材やおかず”を意味します。色々な野菜の食感と、うまみをしっかりと吸った春雨がおいしい料理です。よくかんで食べましょう。

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11月18日(月)

【メニュー】きんぴら丼、かきたま汁、さつまいもの塩バタースティック、牛乳

 今日から26日までは、10月の続きとして、南流山中の2年生が1学期の家庭科の授業で考えた献立を元にした給食メニューになっています。この授業では、中学生に必要な栄養バランスを考えた昼食の献立を立てています。各クラスの中から、11月は7名の考案献立が採用されています。

 初日の今日は、2年7組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋が旬のおいしい給食」、PRポイントは「さつまいもやごぼうといった、秋が旬の野菜をたっぷりと使い、健康に配慮しつつ、みんながおいしく食べられるように考えました。」とのことです。ちなみにさつまいもの塩バタースティックは違う料理名でしたが、小学校でも人気のメニューで、それが印象的だったそうです。

固めの食感の食材も多く使っているので、しっかりと噛んで味わいましょう。

明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

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11月14日(木)

【メニュー】茶めし おでん ごまあえ ヨーグルト 牛乳

 今日は「おでん」について紹介します。おでんは、拍子木という四角い形に切った豆腐を竹串に通して焼いた「田楽」が語源です。この「田楽」は、元々笛や太鼓に合わせて、田植えの豊穣を願って舞い踊る踊りのことです。四角い豆腐を串に刺している形が踊っている様子に似ていることから、この料理は「田楽」と呼ばれるようになり、頭に「お」をつけて「おでんがく」、そして省略して「おでん」となりました。その後、おでんは発展を遂げ、明治時代になると現在のような煮汁の多いおでんが登場しました。

 今日は、練り物や大根、じゃがいも、うずら卵をだしのきいた煮汁でコトコトと煮込みました。具材のうまみをよく味わって食べましょう。

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11月13日(水)

【メニュー】

ツナピラフ オムレツのベジタブルソースかけ こぼれ梅の和風クリームシチュー 牛乳

 今日は、「こぼれ梅の和風クリームシチュー」について紹介します。こぼれ梅、と聞いて、「クリームシチューにすっぱい梅が入っているの?!」と驚いた人がいるかもしれません。こぼれ梅とは、調味料のみりんを作るときに出る、しぼり粕のことです。昔ながらの伝統的な製法で作られる本みりんは、蒸したもち米に米こうじ菌とアルコールを混ぜて、熟成させて作られます。この後、みりんを絞る時に残ったものがみりん粕です。みりん粕は白くてぽろぽろとしているので、それがこぼれる様子が梅の花に形が似ていることから「こぼれ梅」と呼ばれています。みりんの香りが残り、濃厚な甘味とともに原料由来の粒感が感じられます。

流山は、「白みりん」発祥の地として、現在でも伝統的な本みりんを作り続けています。地元の食材について、理解を深めながら食べましょう。

明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

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11月12日(火)

【メニュー】

 ひじきのガーリック混ぜごはん 韓国風肉じゃが キャベツと油揚げのみそ汁 牛乳

 今日は「ひじきのガーリック混ぜごはん」について紹介します。ひじきは縄文時代から食べられている食材の一つです。おなかの調子を整える働きのある食物繊維の他、無機質であるカルシウム、マグネシウムなど、様々な栄養素を含みます。日本では古くから食べられていますが、現在は国内産が少なく、多くは韓国などから輸入されています。ひじきは、茎の部分を集めた「長ひじき」と、芽の部分を集めた「芽ひじき」の2種類が、市場に出回っています。

 今日はいつものひじきごはんと、ひと味違った、にんにくをきかせた味付けにしています。スパゲッティーのペペロンチーノのような味で、ごはんが進みます。しっかりと食べましょう。

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11月11日(月)

【メニュー】マーボー大根丼 水ぎょうざのスープ フルーツのヨーグルトあえ 牛乳

  今日は、「マーボー大根丼」の大根について紹介します。大根は、1年を通して市場に出回っていますが、特に秋から冬にかけて本来の旬を迎えます。この時期の大根は寒さから身を守るために、細胞に糖分を蓄えるため甘味が増し、おいしくなります。白い部分には、体内において様々な化学反応を促進させる「酵素」という成分が数種類含まれています。例えば、食べ物の中のでんぷんの消化を助ける酵素は、「アミラーゼ」といいます。そのため、日本では古くから胃腸が弱ったときに、大根を食べる習慣があったそうです。また、大根は白い根の部分を食べることが多いと思いますが、緑色の葉の部分にも多くの栄養分が含まれています。

今日は甘辛い中華風の丼の具に、旬の大根を取り入れました。ごはんと一緒にしっかりと食べましょう。

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11月8日(金)

【メニュー】高菜じゃこチャーハン わかめスープ チキンチキンごぼう 牛乳

 今日は、「チキンチキンごぼう」について紹介します。変わった名前のこの料理は、元々今から30年近く前に山口県内の学校給食で提供されたのが始まりといわれています。甘辛い味付けと、食べ応えのある食感が人気となり、今では全国の学校給食の他、家庭、飲食店でも食べられている料理です。そんなチキンチキンごぼうは、その名の通り、鶏肉、ごぼう、それぞれにでんぷんをつけて油で揚げ、砂糖やしょうゆの甘辛いタレを合わせて作ります。仕上げに枝豆を散らして完成です。

 そして今日、11月8日は「いい歯の日」です。特にチキンチキンごぼうのごぼうは、かみ応えがある食材です。よく噛むことであごが鍛えられるなどの効果があります。

 しっかり噛み、おいしく食べて強い歯を作りましょう。

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11月7日(木)

【メニュー】

  コッペパン メンチカツ ガーリックポテト いわしの洋風トマトスープ 牛乳

 10月27日から11月9日まで、全国読書週間です。今日の「いわしの洋風トマトスープ」は、南流山中の図書館司書の先生おすすめの「妖怪アパートの幽雅な日常」という小説に登場します。

主人公の男子高生、夕士は、事情があり、親戚の家で肩身の狭い思いをしながら中学生活を過ごします。一刻も親戚の家を出たい夕士は、高校から念願の寮生活をすることになりますが、寮が火事にあってしまいます。怪しげなアパートを紹介されますが、そのアパートは、妖怪や幽霊が棲み着く、不思議な「妖怪アパート」でした。主人公は妖怪アパートでの生活に困惑しながらも、様々な試練を乗り越え、価値観を広げながら、少しずつ成長していく…という物語です。

妖怪アパートには、おいしい料理を作ってくれる、「るり子さん」という手首だけの幽霊が棲んでいます。るり子さんの料理は、どれも四季折々の旬のものを使った、おいしそうな料理ばかりです。小説の本編とは別に、るり子さんのお料理レシピ集もあります。

読書週間にちなみ、今日の給食は、小説の中に登場する「いわしの洋風トマトスープ」を取り入れました。いわしのつみれは、和風のイメージが強いかもしれませんが、いわしやさばなどのいわゆる青魚は、トマトやチーズを使った洋風スープにもよく合います。家庭では、つみれにしなくても、魚の水煮缶を使ったトマト煮などもおすすめです。

「妖怪アパート」シリーズには、妖怪や幽霊たちからの名言が多く、読んでいて心に響く場面がたくさんあります。気になった人は、ぜひ読んでみてくださいね。

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11月6日(水)

【メニュー】

 ごはん さばのカレー醤油かけ つくねと野菜の煮物 じゃがいものみそ汁 牛乳

 今日は、「さばのカレー醤油かけ」について紹介します。さばには様々な栄養が含まれていて、エネルギーをつくる栄養素であるたんぱく質を多く含んでいます。たんぱく質は体の中で細胞を構成する大切な成分で、筋肉や皮ふ、ホルモンなどの成分として存在しています。不足すると体の中の免疫機能が低下してしまうおそれがあります。感染症予防のために、免疫機能を高めることはとても大切です。給食だけでなく、家庭でも食べる機会があれば積極的に食べるようにしましょう。今日は、甘塩っぱい和風のしょうゆ味にカレー粉を加えて煮詰めた、特製だれをかけています。小骨に気をつけて食べましょう。

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11月5日(火)

【メニュー】ポークカレーライス、ツナサラダ、ぶどうゼリー、牛乳

 今日は、「ツナサラダ」のツナについて紹介します。家でも手軽に食べることができる魚として、ツナの缶詰を利用する人も多いかもしれません。ひとくちにツナ、といっても、実は様々な種類の原料からつくられていることを知っていますか?ツナの原料となる魚は、大きく分けて、「まぐろ」と「かつお」の2種類があります。今日のツナは、まぐろです。さらに、まぐろは主に3種類使われていることが多く、「びんながまぐろ」と「きはだまぐろ」、「めばちまぐろ」があります。魚が苦手な人でも、食べやすく、からだをつくる素となる栄養素であるたんぱく質を摂取することができます。

 今日は、ツナを野菜と一緒に混ぜて、さっぱりとした味付けのサラダにしました。カレーと合わせて、しっかりと食べましょう。

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10月31日(木)

【メニュー】

  牛乳 ベーコンとツナのトマトスパゲティ ウィンナーポトフ パンプキンパイ

 今日10月31日「ハロウィン」です。日本の子どもたちの間でもすっかりおなじみとなった欧米のお祭りですが、元々はキリスト教の行事のひとつで、万聖節という祝いの日の前夜祭のことをいいます。アメリカでは、子どもたちが仮装して近所の家を訪ね歩き、「トリック・オア・トリート」と玄関で言い、もらったお菓子を持ち帰ってパーティをします。ハロウィンのシンボルとして有名なのは、目と鼻、口を切り抜き、中にキャンドルを灯したかぼちゃのランタンですが、これは元々かぼちゃではなく、かぶが使われていたそうです。アメリカにハロウィンが伝わった頃、アメリカではかぶの生産量が少なく、多く作られていた、かぼちゃが使われるようになりました。

今日はかぼちゃのクリームをのせて焼いた手作りパンプキンパイです。かぼちゃの甘味を味わいながら食べましょう。

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10月30日(水)

【メニュー】牛乳 ごはん 油淋鶏 きゅうりのナムル 春雨入り野菜スープ

 今日は、「油淋鶏」について紹介します。油淋鶏は、揚げた鶏肉に、刻んだ長ねぎの入った甘酸っぱいタレをかけている料理です。諸説ありますが、中国発祥の料理といわれ、料理名は中国語で「肉に少なめの油をかけて揚げる鶏肉料理」というような意味があります。また、ゆでた鶏肉に衣をつけずに揚げる、という方法で作る場合もあるそうです。外側のパリッとした食感に、タレをかけて味が染みこみ、しっとりとした感じが加わるのが、おいしい理由の一つです。

 今日は、鶏肉に一枚ずつ衣をつける方法で作っています。長ねぎの食感と甘酸っぱくさっぱりとした風味を味わいながら食べましょう。

 

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10月29日(火)

【メニュー】

  牛乳 ごはん かつおの甘辛しょうがソース ねぎすきじゃが 豆乳みそ汁

 今日は「かつおの甘辛しょうがソース」について紹介します。かつおは、世界中の温帯から熱帯海域に分布している回遊魚です。旬が2回あり、初夏に北の海でとれるかつおは「初がつお」、そして秋から冬にかけて、南の温かい海でとれるかつおは、「戻りがつお」と呼ばれます。かつおには脂肪酸と呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれていて、その量は数多くの魚の中でもトップクラスです。これらは脳のはたらきを活性化させる、また、血液の流れを良くする他にも、健康や美容にも良いはたらきがあります。また、かつおは鉄分を効率よく摂取できるため、貧血の予防につながります。栄養たっぷりのかつおをぜひ味わっていただきましょう。

明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

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10月28日(月)

【メニュー】

 牛乳 ココアミルク揚げパン 鶏肉とじゃがいものトマト煮 白菜とベーコンのスープ 

 今日は「ココアミルク揚げパン」について紹介します。ココアは、カカオという木の果実の中にある種子のことで、西アフリカ、中南米、東南アジアなど、高温多湿な環境で育てられています。ちなみに、ココアとカカオは同じもので、昔スペインから持ち込まれたときに、イギリスでカカオからココア、という発音に変わったといわれています。また、ココアには腸の中をきれいにする働きがある食物繊維が豊富に含まれています。今日の揚げパンは、ココアと一緒にスキムミルクを加え、ミルクのコクがあり、おいしく仕上がっています。強い骨をつくるために欠かせない栄養素、カルシウムも入っているので、しっかりと食べましょう。揚げパンの袋は、パンの食缶の中に入れてください。

明日は箸が必要な日です。

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10月25日(金)

【メニュー】牛乳 厚揚げと白菜のあんかけ丼 大根ともやしのピリ辛スープ 杏仁豆腐

 今日は「厚揚げと白菜のあんかけ丼」について紹介します。白菜は秋から冬にかけて旬を迎える中国原産の野菜で、日本に導入されたのは、明治時代初期です。定番の黄緑色の品種の他、最近はオレンジ色の品種も出回っています。水分がとても多い野菜ですが、免疫力を高めるビタミンCや高血圧を予防する無機質であるカリウムを含みます。また、白菜にはうま味成分のグルタミン酸が豊富に含まれているので、煮込んでスープにする、または今日のような「あんかけ」にすると、うま味を丸ごと摂取することができます。

 今日は、白菜と相性の良いたけのこやチンゲンサイ、そしてたんぱく質が豊富な豚肉、いか、厚揚げを入れ、中華丼風のあんかけにしました。白菜の甘味と、色々な野菜のうま味を味わいながら食べましょう。

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10月24日(木)

【メニュー】牛乳 回鍋肉丼 わかめスープ 黒糖きなこ大豆

 今日は「回鍋肉丼」について紹介します。ホイコーローは、漢字で書くと、「回す」「鍋」「肉」と書きます。日本語で直訳すると、「鍋を回す」となってしまいますが、中国語では「鍋に戻す」という意味を表しているそうです。元々は、お祭りで貢ぎ物として捧げられていた、ゆでた豚の塊を、鍋に戻して炒められたのが、語源であると言われています。本場の回鍋肉は、ゆで豚と、にんにくの若い葉を、豆板醤と一緒に炒めた辛い味の料理が一般的ですが、日本の回鍋肉は、キャベツを使い、味付けも本場より甘辛いのが特徴です。今日の味付けにも、テンメンジャンという調味料を使い、甘めに仕上げています。ご飯と一緒に、しっかりと食べましょう。

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10月23日(水)

【メニュー】

牛乳 さけとしめじのバターじょうゆご飯 大根と鶏肉の春雨煮 キャベツのみそ汁

 今日は「さけとしめじのバターじょうゆご飯」について紹介します。さけは、一般的に日本では「シロザケ」「ギンザケ」「ベニザケ」の3種類が出回っています。他に、「マスノスケ」などの、いわゆる「マス」も学術的には、さけと同じと言われています。サケやマスは、淡水と海水に対応できる魚であることが特徴です。

 さけは河川で産まれ、海で成長し、産卵で河川に戻ります。これを母川回帰といいます。身が赤く見えるので、赤身魚と思われがちですが、サケやマスは白身魚に分類されます。赤く見えるのは、エサであるエビやプランクトンなどの赤い色素であるアスタキサンチンが蓄積されるためです。このアスタキサンチンには体内の様々な炎症を抑え、老化を遅らせる働きがあり、シミやシワの予防にもつながります。

 今日は、さけと相性の良いバターでしめじと一緒に炒め、しょうゆで味付けし 、ご飯に混ぜました。秋らしく香ばしい香りを味わいながら食べましょう。

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10月22日(火)

【メニュー】牛乳 さつまいもご飯 さばのみそ煮 ごま酢あえ すまし汁 

 今日は南流山中の2年1組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋の旬!献立」、PRポイントは「秋の旬をたくさん入れ、和食を意識しました。さつまいもをメインにしたかったので、ごはんに入れ、他にもできる限り旬のものを入れました。」とのことです。秋らしく、魚も人気のさばのみそ煮なので、おいしく食べられそうな献立です。考案では、かきたま汁だったところを行程の都合上、すまし汁にしましたが、十分栄養満点な組み合わせになりました。2年生の考えた献立の中には、秋をイメージしやすい食材である「さつまいも」が多く使われていました。さつまいもは、ちょうど10月頃から1月頃にかけて旬を迎えます。千葉県は、全国でも毎年上位に入る産地の一つです。また、さつまいもはでんぷんなどの糖質を多く含みます。そのため、6つの基礎食品群では、野菜のグループではなく、炭水化物の多い食品である5群に分類されます。油などを多く含む食品は、6群です。献立表に、食品群別に材料を分けてあるので、見てみましょう。

 今月の家庭科献立は今日で終わりです。また11月にも取り入れるので、楽しみにしていてください。明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。

 

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10月21日(月)

【メニュー】牛乳 ナン バターチキンカレー 海藻サラダ ヨーグルト

 今日は南流山中の2年5組の生徒が考えた献立です。献立名は「インド献立」、PRポイントは「あまり給食に出ないナンに、カレーをつけて食べることで、給食がより一層楽しくなると思います。また、野菜も多く取ることができます。」とのことです。最近日本で人気のあるバターチキンカレーは、ナンと相性ぴったりです。ちなみに、給食のバターチキンカレーは、お店で出てくるものや市販のものより、野菜の具が多めです。海藻サラダを合わせると、バランス良く、味もさっぱりと食べられるのが良いですね。バターチキンカレーは北インド発祥の料理で、元々はスパイスやヨーグルトに漬けこんでから焼いた鶏肉、いわゆるタンドリーチキンを、別に作ったカレーと合わせて作るものが多いようです。本場のものは、トマト、各種スパイス、乳製品の他、カシューナッツを入れるのが特徴です。今日は、カシューナッツは入れず、代わりに生クリームでコクを加えました。スパイスの風味を味わいながら食べましょう。

 

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10月18日(金)

【メニュー】牛乳 そぼろ丼 玉ねぎのみそ汁 大学いも

 今日は2年3組の生徒が考えた献立です。献立名は「彩りが良い献立」、PRポイントは「食品群別摂取量を参考にして、それに合うような献立にしたことです。黄色や緑色を入れて、彩りを良くしました。」とのことです。彩りを意識して、多くの人に好まれる献立になっています。考案では「ひき肉・卵・ほうれん草」の三種類のシンプルなそぼろ丼でしたが、給食ではボリュームとうま味アップのために、玉ねぎ、人参、干ししいたけ、切り干し大根を追加しました。また、混ぜやすさからほうれん草を枝豆にしています。大学いもも、秋らしさ満点な和風のデザートですね。食品群別摂取量については、昨日も紹介しましたが、5大栄養素のうち、どの栄養素を多く含むかで食品を6つのグループに分けたものを、それぞれどれ位食べたら良いのかを示したものです。野菜も2種類に分けることができ、人参など、色が濃い野菜である、緑黄色野菜は3群、玉ねぎなど色のうすい野菜は4群、というように分けます。色々な食材に注目して食べましょう。

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10月17日(木)

【メニュー】牛乳 ごはん、豚肉と野菜のしょうが炒め、セルフポテトサラダ、

   大根と油揚げのみそ汁

 今日は南流山中の2年2組の生徒が考えた献立です。献立名は「健康に良い!献立」、PRポイントは「1食で食品群別摂取量の1/3をなるべく目指して、バランスの良い食事になるようにし、おいしく食べられるようにしました。」とのことです。中学生だけでなく、大人にも好まれそうな、おいしくバランスの良い献立になっていますね。しょうが焼きに、豚肉だけではなく、野菜も入っているところが良かったです。食品群別摂取量とは、5大栄養素のうち、どの栄養素を多く含むかで食品を6つのグループに分けたものを、それぞれどれ位食べたら良いのかを示したものです。例えば、体をつくるもとになる、たんぱく質を多く含む食品である魚や肉などは1群、体の調子を整える、骨や歯の材料となる無機質を多く含む食品である乳製品や小魚は2群、というように分類します。採用された献立は、6つのグループをバランス良く取り入れられているという所も特徴の一つです。色々な食材に注目して食べましょう。明日は、和食の丼もののため、スプーンがつきますが箸があるとより和食らしく食べることができます。必要な人は各自持参してください。

 

 

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10月15日(火)

メニュー】野菜コロッケバーガー、野菜ソテー、米粉のクラムチャウダー、牛乳

 今日も、先週の金曜日に引き続き、南流山中学校2年生が家庭科の授業で考えた献立を元にしています。献立名は「野菜たっぷり!コロッケバーガー」、PRポイントは「乳製品と野菜が取りにくかったので、他の料理にも合うように組み合わせを考えたこと」とのことです。野菜をコロッケの中に入れる他、ソテーで炒める、煮てスープの中に入れる、など、調理方法を工夫し、野菜をたっぷり摂取することができる献立です。そしてクラムチャウダーは、あさり入りのスープやシチューのことです。あさりには、血液中の赤血球を作るのに欠かせない成分である鉄分が豊富に含まれています。鉄分が不足しがちな中学生にとって、きちんと摂取したい食品の一つです。クラムチャウダーは冬のイメージが強いですが、今日は米粉を使っているので、さらっとした口当たりです。野菜と一緒にしっかりと食べましょう。

 明日は箸が必要な日です。

 

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10月11日(金)

【メニュー】

牛乳 さつまいものごはん いなだの照り焼き きんぴらごぼう 

                            豆腐とわかめのみそ汁

 今日から22日までは、南流山中の2年生が1学期の家庭科の授業で考えた献立を元にした給食メニューになっています。この授業では、中学生に必要な栄養バランスを考えた昼食の献立を立てています。各クラスの中から、2名ずつが代表として選ばれ、10月に7名、11月に7名の考案献立が採用されています。 
初日の献立名は「秋に食べたい、おいしい給食」、PRポイントは「秋なので栗ご飯にした他、季節感のあるものや、秋に食べたくなるものを取り入れました。海藻類が不足しやすいので、みそ汁にわかめを入れました。」とのことです。 
秋らしさと、栄養と彩りのバランスがきちんと考えられている献立になっていますね。ちなみに、今日の魚の「いなだ」は、「ぶり」の若い時期の魚のことで、脂質が少なめであっさりとした風味が特徴です。 
 秋の味覚が取り入れられた献立を味わいましょう。 

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10月10日(木)

【メニュー】

牛乳 サフランライスのミートソースかけ キャベツとコーンのスープ 

ブルーベリーゼリー

 今日10月10日は、「目の愛護デー」です。目は起きている間、常に動いている大切なものです。しかし、パソコンやテレビ、スマートフォンなどを使いすぎてしまうと、疲れてしまいがちです。

 目に良い食品というと、ブルーベリーが有名です。ブルーベリーには、アントシアニンという成分が含まれています。物が見えているときに、目の中では「ロドプシン」という成分が働いているのですが、このロドプシンの再合成に関わるのが、アントシアニンです。アントシアニンとは、青や紫色の色素の成分で、ブルーベリーの他にも、なすやぶどうに含まれています。アントシアニンの他にも、色の濃い野菜に多く含まれているビタミンAはロドプシンの材料となります。目に良い食品を食べるとともに、定期的に目を休めて、大事にしていきましょう。

明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。

 

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10月9日(水)

【メニュー】

 牛乳 わかめごはん 厚焼きたまご じゃがいものそぼろ煮 根菜のごまみそ汁

 今日は、「根菜のごまみそ汁」について紹介します。根菜とは、土に埋まっている根や茎の部分を食べる野菜やいも類のことです。今日の食材では、人参、大根、ごぼうが根菜類に当てはまり、これらは土の中で成長する根の部分です。その他、今日の煮物に使っているじゃがいもも、根菜類ですが、いもやれんこん等は、根ではなく茎の部分です。根菜類には、食物繊維が豊富に含まれていて、おなかの調子を整える働きがあります。

 今日は、根菜入りのみそ汁に、質の良い脂質を含む、ごまをたっぷりと加えてコクのある汁物です。ごまも、栄養分を吸収しやすいすりごまと練りごまにしています。この頃は気温の変化もあり、体調を崩しやすいので、汁物をきちんと飲んで、栄養補給をしましょう。

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10月8日(火)

【メニュー】牛乳 ごはん アーモンドと小魚のふりかけ 肉豆腐 みそ味だまこ汁

 今日は、「みそ味だまこ汁」について紹介します。だまこは、炊きたてのご飯をつぶして丸めた、「ご飯のお団子」のことです。このだまこを使った「だまこ鍋」は、秋田県の家庭でよく作られている伝統料理です。現在は鶏肉でとった「だし」に野菜、だまこを入れることが多いですが、元々はワカサギ、フナ、シラウオなどの魚類を使っていたそうです。

また、「だまこ」という言い方は、秋田でお手玉のことをだまこと呼び、ご飯のお団子の形がお手玉に似ているため、「だまこ」と呼ばれるようになったといわれています。

だまこに似ている料理に、「きりたんぽ」があるのは知っていますか?「きりたんぽ」もご飯を使ったものですが、きりたんぽは潰したご飯を棒に巻き付けて、表面を焼いています。それに対して、だまこは丸い形をしていて、焼かないのが特徴です。

 だまこは、醤油味の汁で作られることも多いようですが、今日はだしをきかせ、みそ味にしました。よく味が染みこんでいておいしいので、よくかんで食べましょう。明日も箸が必要な日です。

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10月7日(月)

【メニュー】

   牛乳 きのこのキーマカレー チーズ卵スープ フルーツの梨ゼリー和え

 今日は、「きのこのキーマカレー」について紹介します。キーマカレーは、カレーの本場、インド発祥のカレーで、ひき肉を使ったカレーのことを指します。インドではひき肉の種類も様々で、羊や山羊、鶏肉が使われることが多いようです。

 ちなみに、キーマカレーに似ているカレーにドライカレーがありますが、ドライカレーは日本生まれのカレー料理です。「ドライ」という名前の通り、汁気のほとんどないカレーを指します。

今日のカレーはひき肉と一緒に、たっぷりのみじんぎり野菜ときのこをよく炒めてから煮詰めて作りました。きのこは、人工栽培のものがほとんどであるため、一般的には旬というよりも、「秋を代表する食材」ですが、野生のものは、夏から秋にかけて旬を迎えます。野菜の甘みときのこのうまみを味わいながら食べましょう。

明日は箸が必要な日です。

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10月4日(金)

【メニュー】

  牛乳 ごはん いわしの薬味ソースかけ アーモンド和え じゃがいものみそ汁

 

今日は、「いわしの薬味ソースかけ」について紹介します。今日、10月4日は1、0、4の語呂合わせから「いわしの日」です。いわしは、背中に黒い斑点があり、料理によくつかわれる「まいわし」、丸干しに加工される「うるめいわし」、稚魚はしらす干し、成長すると煮干しになる「かたくちいわし」の3種類の総称です。栄養素は体を作るたんぱく質、強い骨を作るカルシウムなどが豊富です。また、いわしは漢字で書くと「魚へんに弱い」と書きます。由来には諸説ありますが、いわしは陸にあげるとすぐに弱ってしまうことから、この漢字がついたといわれています。

 これから秋らしい陽気になり、高い空に小さな固まりがたくさん集まったように見える雲があります。これは「いわし雲」や「うろこ雲」と呼ばれています。いわし雲は、漁師さんが、いわしの大漁の兆しとしていたそうです。栄養たっぷりの秋の味覚を味わいましょう。

 

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10月3日(木)

【メニュー】牛乳 スタミナ焼き肉丼 ワンタンスープ はちみつレモンゼリー

 今日は、「スタミナ焼肉丼」について紹介します。この料理には、豚肉、長ねぎ、しょうが、にんにくを使いました。長ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。豚肉とにんにくには、体を動かすエネルギーをうまく活用するために必要なビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。

今日は疲労回復に効果的なクエン酸を含む、はちみつレモンゼリーもつけました。しっかりと食べて、元気に過ごしましょう。

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10月2日(水)

【メニュー】

  牛乳 コーンピラフ オムレツのトマトソースかけ カレースープ ヨーグルト

 今日は、「カレースープ」について紹介します。カレーは、家庭で食べる機会が多く、毎月給食で登場するメニューでもあるため、あまり深く考えることはないかもしれません。今日のスープには、いわゆる「カレー粉」を仕上げに加えています。日本で純国産のカレー粉が登場したのは、今から約100年前の1923年です。そもそも、「カレー粉」というスパイスそのものがあるのではなく、「カレー粉」は色々な香辛料をブレンドしたものです。有名なものでは、赤唐辛子、こしょうなどが入っています。そのほかに、カレー独特の香りや色を出すために、ターメリック、クミン、コリアンダー、といった香辛料が含まれています。このように、色々な香辛料が少しずつブレンドされ、カレー粉が出来上がっています。今日は、スープから少しカレーの香りがするように加えました。明日は体育祭なので、カレーの香りで、元気に過ごしましょう!

 

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10月1日(火)

【メニュー】

 牛乳 青ねぎチャーハン 厚揚げの中華炒め 鶏肉とキャベツの白湯スープ みかん

 今日から10月です。朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだ暑さが残ります。体育祭に向けて、引き続き体調管理をしていきましょう。 

 今日は、「みかん」について紹介します。みかんは、柑橘類の中でも皮が柔らかく、簡単にむけて手軽に食べられる果物です。その中でも、9月下旬頃から出回るものは「極早生みかん」と呼ばれています。今日のみかんも、熊本県産の「極早生みかん」です。地域によっては、「青切りみかん」とも呼ばれ、さわやかな酸味があるのが特徴です。みかんの実にはビタミンCが多く含まれることは有名ですが、白い筋には毛細血管を強くする成分、また、薄い皮にも、お腹の調子を整える食物繊維が含まれています。丸ごと食べられるみかんは、栄養たっぷりです。冬のみかんよりも甘さは控えめですが、残暑の残る今の時季に、極早生みかんはぴったりなので、ぜひ季節の味を味わいましょう。

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9月30日(月)

【メニュー】牛乳 高菜チャーハン ヤンニョムチキン 大根とわかめの中華スープ

「ヤンニョムチキン」について紹介します。ヤンニョムチキンは、韓国風のフライドチキンのことで、甘辛いタレを塗っているのが特徴です。タレは、コチュジャンという発酵調味料を使っています。コチュジャンは、朝鮮半島が発祥の調味料で、米やもち米を麹菌で発酵させ、唐辛子を加えて熟成させたものです。ヤンニョムチキンが韓国内で広まったのは、1980年代ですが、今ではヤンニョムチキンのお店がファストフード店より多く、4万軒近いといわれています。

 今日のヤンニョムチキンも甘味と辛み、そしてごまの風味がおいしく仕上がっています。よくかんで食べましょう。

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9月27日(金)

【メニュー】

   牛乳 キムチチャーハン ひじきの春巻き キャベツと肉団子の中華スープ

 「ひじきの春巻き」について紹介します。ひじきは縄文時代から食べられている食材の一つです。おなかの調子を整える働きのある食物繊維の他、無機質であるカルシウム、マグネシウムなど、様々な栄養素を含みます。日本では古くから食べられていますが、現在は国内産が少なく、多くは韓国などから輸入されています。ひじきは、茎の部分を集めた「長ひじき」と、芽の部分を集めた「芽ひじき」の2種類が、市場に出回っています。

 今日は、ひじきと一緒に色々な具材を炒め、一個ずつ皮で巻き、カラッと油で揚げた春巻きです。栄養満点のひじきをしっかりと食べましょう。

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9月26日(木)

【メニュー】牛乳 プルコギ韓国風丼 春雨スープ フルーツのレモンゼリーあえ

「プルコギ韓国風丼」について紹介します。プルコギとは韓国の焼き肉の一つです。韓国料理には、肉の部位や種類、焼き方によって、様々な焼き肉があります。韓国語で「プル」は火を、「コギ」は肉を表します。そこから、「プルコギ」は「火であぶって食べる肉」という意味になります。本場のプルコギは、薄切りの牛肉を野菜と一緒にタレに漬け込んで焼く料理です。このタレは、醤油や砂糖、にんにく、しょうがなどの他に、本場ではりんごや梨などを使い、甘めの味になっています。今日は、たっぷりの野菜と一緒に炒め合わせました。ご飯と一緒に、しっかりと食べましょう。

 

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9月25日(水)

【メニュー】

牛乳 ごはん 豚肉と根菜の黒酢炒め 玉ねぎのみそ汁 いもけんぴパリッシュ(小袋)

「豚肉と根菜の黒酢炒め」について紹介します。黒酢という調味料を使った味付けの炒め物に、油で揚げたれんこんとじゃがいもを入れました。れんこんは、これから旬を迎える食材で、蓮の地下の茎が大きくなったものです。水上の葉とつながり、酸素を取り入れるために穴が空いています。免疫力を上げるビタミンCや、腸内の環境を整える食物繊維を多く含んでいます。じゃがいもは、先週の給食でも紹介しましたが、加熱しても壊れにくいビタミンCを多く含みます。また、黒酢は玄米を使って作られ、独特の味わいがある調味料です。れんこんやじゃがいもの食感と、黒酢のまろやかな味を味わいながら食べましょう。

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9月24日(火)

【メニュー】牛乳 ねぎ塩豚丼 スープフォー レモンヨーグルト

 「スープフォー」について紹介します。フォーは、ベトナム料理の中でも人気のある麺料理の一つです。ベトナム北部が発祥といわれていて、米が原材料の麺です。米粉を水で溶き、蒸し器の上に生地を広げて、クレープのような形のものを平たく切って作ります。ベトナム北部のフォーは、スープの上に、ライムなどの柑橘をのせていることが特徴です。それに対し、ホーチミン市などの南部では、ハーブ類やもやしなどの具がたくさん入っているそうです。

今日のフォーは、たくさんの野菜を入れて、具だくさんにしました。よくかんで食べましょう。

明日は箸が必要な日です。ヨーグルトのふたはプラゴミ、カップは、燃えるごみです。

 

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9月20日(金)

【メニュー】牛乳 ひじきごはん いわしフライ ごまあえ じゃがいものみそ汁

「じゃがいものみそ汁」のじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、給食や家庭でよく食べる食材の一つです。日本は南北に長い地形のため、各地で気候などの違いがあり、じゃがいもに限らず、同じ野菜でも収穫時期や旬が異なります。そこで、時期によって産地を変えながら野菜が出荷されており、「産地リレー」などと呼ばれているそうです。春先から今までの給食では、九州産のじゃがいもを使っていましたが、今週から北海道産に変わりました。じゃがいもの生産量は、国内で北海道が半分以上を占めます。じゃがいもは、体を動かすエネルギー源となる、炭水化物の他、加熱しても壊れにくいビタミンCを多く含みます。まだまだ残暑が厳しく、紫外線をたくさん浴びている時期は、ビタミンCの摂取が欠かせません。みそ汁は水分補給にもなるので、きちんと飲みましょう。

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9月19日(木)

【メニュー】

 牛乳 アーモンドトースト 肉団子と野菜のトマト煮 うずら卵入り野菜スープ

「アーモンドトースト」について紹介します。アーモンドは種実類のひとつで、りんごなどと同じバラ科の植物です。原産地はアジア西部の高原や山地のため、生産量の少ないものでしたが、後にアメリカのカリフォルニアで生産される量が増え、世界中に供給されるようになったといわれます。ビタミンやミネラルを豊富に含み、特に銅は、皮膚や粘膜の代謝を活発にする働きがあります。脂質も多く含むため、食べ過ぎには注意です。

 今日はバターや砂糖と一緒に、粉末にしたアーモンドを練って、特製クリームを食パンに塗りました。さらにスライス状のアーモンドを散らして、オーブンで焼いています。香ばしさと、カリッとした食感を味わいながら食べましょう。

明日は箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

 

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9月18日(水)

【メニュー】 牛乳 さんまごはん のりあえ 豚汁 ブドウゼリー

 「秋刀魚ごはん」について紹介します。さんまは漢字で書くと、「秋」「刀」「魚」と書きます。諸説ありますが、「秋にとれる刀のような形をした魚」という事から、この漢字になったと言われています。秋刀魚は秋の味覚を代表する魚で、質の良いたんぱく質や脂質を含み、江戸時代から色々な料理で親しまれてきました。今までは手頃な価格の魚でしたが、ここ数年は日本の近くの海洋環境の変化による不漁などが続き、価格が上昇していました。今年は少し価格が落ち着いてきたとも言われているので、ぜひ家庭でも食べてみてください。

 今日は、小さく切った秋刀魚にでんぷんをつけて、油で揚げてから、甘辛いタレと一緒に、ご飯に混ぜ込みました。小骨に気をつけながら食べましょう。

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9月17日(火)

【メニュー】牛乳 豚肉と野菜のしょうが炒め丼 豆乳担々春雨スープ 冷凍みかん

 「豚肉と野菜の生姜炒め丼」について紹介します。生姜は、熱帯アジア原産の野菜で、日本では古くから栽培されている野菜です。さわやかな香りと辛味が特徴で、主に香辛料として使われています。生姜の辛味成分は、血行促進効果があります。そのため、胃腸の働きを刺激して、内臓の動きを活発にします。また、殺菌力が強いことから、暑い時期に、食べ物が傷むのを防ぐ働きもあります。生姜は身体を温める作用があることから、冬にも重宝される香辛料ですが、まだ残暑の厳しい今の時期にも、免疫力を高め、元気に過ごすために摂取したい食材の一つです。

 今日は、生姜と相性の良い豚肉、キャベツなどの野菜をたっぷりと使い、仕上げに生姜をたくさん使いました。辛味はそれほど強くないので、辛さが苦手な人でも、さっぱりと食べられます。さわやかな風味を味わいながら食べましょう。

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9月13日(金)

メニュー】

  牛乳 わかめごはん さけのみそマヨネーズ焼き けんちん汁 みたらし団子

 今日は、来週の十五夜にちなんだ献立です。十五夜とは、正確には旧暦の毎月15日の夜のことですが、いわゆるお月見や中秋の名月でいわれる十五夜の月は、旧暦の8月15日の夜に見える月のことをいいます。今年の十五夜は、9月17日火曜日です。この時季の月は、1年で最も空気が澄んでいて、月が美しく見えます。十五夜の月を鑑賞する習わしは、古くから行われており、中国では、今から1000年以上昔の唐の時代から、日本では平安時代に貴族の間で広まりました。十五夜にお団子をお供えするのは、満月に見立て、収穫の感謝を表現するため、などといわれています。また、今の時期に里芋が収穫されることから、十五夜は「芋名月」と呼ばれることもあります。そこで今日の給食は、みたらし団子と、けんちん汁の中に里芋を取り入れました。今年は残暑が厳しく、まだまだ秋にはほど遠い気温ですが、夜の月はとてもきれいです。秋の風情を味わいながら食べましょう。

 

 

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9月12日(木)

【メニュー】牛乳 ごはん 厚焼き卵 韓国風肉じゃが いも団子汁

 「韓国風肉じゃが」について紹介します。肉じゃがは、人気メニューの一つで給食でも登場していますが、今日はひと味違った風味にしています。特徴的な調味料は、「コチジャン」です。コチジャンは、コチュジャンとも呼ばれている、朝鮮半島で発達した辛味のある調味料です。主に米に麹を加えて、「糖化」という状態にし、そこに唐辛子を加えて発酵させたものです。そのため、コチジャンは甘味と辛味があるのが特徴です。ちなみに、間違えられやすい調味料に「トウバンジャン」がありますが、トウバンジャンは、そら豆や唐辛子の塩漬けを材料にしているので、塩味と辛味がある調味料です。今日は、肉じゃがににんにくやコチジャンを加えています。いつもとひと味違った風味を味わいましょう。明日も箸が必要な日です。

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9月11日(水)

【メニュー】牛乳 セルフチリドック ABCスープ アセロラゼリー

 「セルフチリドック」について紹介します。各自でコッペパンにウィンナーを挟み、チリコンカンをのせて食べます。ホットドックといえば、特にアメリカでたくさん食べられている料理です。そこに、ひき肉やみじん切りにした野菜、そして豆を加えて煮詰めて作った、少し辛めのソースをのせるのが、アメリカ式のチリドックと言われています。チリコンカンは、メキシコ料理が由来のアメリカの郷土料理です。豆をたっぷりと使っており、大豆、金時豆、ひよこ豆の3種類が入っています。豆が苦手な人でも、ウィンナーと一緒に食べると食べやすいです。よくかんで食べましょう。

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9月10日(水)

【メニュー】牛乳 ごはん あじの竜田揚げ 五目煮 豆腐のみそ汁

  「あじの竜田揚げ」について紹介します。竜田揚げの語源については色々な説がありますが、中でも有名なものは、奈良県にある紅葉の名所、「竜田川」という川に由来するというものです。竜田揚げは、魚や肉を醤油・みりん・酒・しょうがに漬け込み、片栗粉などのでんぷんを漬けて油で揚げて作ります。揚げた時に、醤油に色が赤くなり、切り身の所々にでんぷんの白い粉が浮かぶ見た目が、川に紅葉の赤い葉が流れている情景に似ていることから、この料理名が考えられたと言われています。唐揚げと竜田揚げは似ていますが、味付けに醤油を使うこと、衣にでんぷんを使うことが竜田揚げの特徴とされています。

 

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