2023年6月の記事一覧
令和5年6月22日(木)の給食
【献立】牛乳 ねぎ飯 チキンみそカツ じゃがいものそぼろ汁
ねぎ飯は埼玉県川越市の郷土料理です。もともとは、新米と同じ時期に収穫するねぎを、豚肉と炒めてしょうゆで味付けし、ご飯に混ぜたものだそうです。豚肉とねぎの甘みがよく合います。
みそカツの揚げ担当の調理員さんは、ビニール製のアームカバーとニトリル手ぶくろを着けて、完全防備で作業していました。油が跳ねるので火傷に注意が必要です。また、釜の前はとても暑いので、ずっと立っていると顔が真っ赤になってしまいます。
そぼろ汁は、昆布と鶏ひき肉のうまみが出た汁を、でん粉でとろみ付けして美味しく出来ました。今日は釜の湯気が多く、釜の中が見えないほどでした。
令和5年6月20日(火)の給食 ~3年生 枝豆もぎ取り~
【献立】牛乳 ごんじゅう飯 枝豆 みそ風味のつみれ汁
千葉県の郷土料理をつめこんだ献立です。枝豆は、流山市農家生活研究会の大作さんと小林さんが育てたものを、3年生がもぎ取りしました。
大作さんと小林さんは、枝豆収穫で多忙な中、3年生のために指導に来て下さいました。3年生は社会で「農家の仕事」について学んでおり、事前にいろいろな質問を挙げていました。畑の写真や動画を見ながら、児童の質問に答える形で枝豆作りについて説明していただきました。
枝豆の収穫時期は、朝4時から収穫する生活が1か月半続くそうです。美味しい枝豆を選ぶこつは、新鮮なものが売っている店で買うこと(例えば直売所など)。農家のお仕事は、ひょうや大雨、雪などの天候の影響が大きいのが大変そうです。今年は大雨の被害で、相当量の枝豆がだめになってしまったそうです…。
小林さんに正しいもぎ取り方を聞いた後、いざ実践!子ども達は枝豆の大きさや葉っぱの様子など観察しながら、楽しそうに取り組んでいました。片付けも協力してスムーズにできました。
枝豆は調理室に運び、待ちかまえていた調理員さんがすばやく洗浄。塩水で5分ゆでて、冷風を当てて冷まし、氷水を入れたたらいに当てて冷却しました。新鮮なため、甘みがあってとても美味しかったです。
3年生教室では、枝豆のおかわりの列ができていました。「今まで食べた枝豆で一番美味しい」「甘みがある!」「枝豆ならたくさん食べられる」など感想をつぶやきながら、子ども達は美味しそうに食べていました。ごんじゅう飯も好評で「年に5回くらい食べたい!作り方を教えて」と言う子もいました。
令和5年6月19日(月)の給食
【献立】牛乳 麦ごはん キャベツと豚肉のみそ炒め 水ぎょうざ さくらんぼゼリー
今日はおはなし給食の日です。図書委員さんが、絵本『キャベツくん』(長新太・作)を読み聞かせしました。
この本には、キャベツくんとブタヤマさんが出てきます。そこで、キャベツと豚肉が美味しく食べられる料理にしました。豚肉は、しょうゆや酒で炒りつけておきました。キャベツは水気が多いので、空炒りして、ざるで水気を切っておきました。全てを合わせ炒め、みそダレをかけて味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油を回しかけて出来上がりです。調理員さんは3人がかりで、手ぎわよく仕上げていました。肉にしっかり味がつき、水っぽさもなく美味しくできました。
1年生教室では、この炒め物が好評だったそうです。きれいに完食するクラスが多く、嬉しくなりました。
令和5年6月16日(金)~千葉県民の日献立~
【献立】牛乳 麦ごはん 房州ひじきふりかけ いわしのみりんスイートポテト焼き こぼれ梅の豚汁 冷凍みかん
15日は「千葉県民の日」で、千葉県は150周年を迎えました!これをお祝いして、千葉県や流山市の食材に着目したスペシャル献立です。
房州ひじきは、かつお節やごまと合わせてふりかけにしました。
千葉県を代表する魚、いわしは、千葉県産さつまいもと流山発祥の白みりん(現在のみりん)で作ったスイートポテトの上にのせて、オーブンで焼きました。上から、酸っぱい青ねぎソースをかけて出来上がりです。丸めたスイートポテトの上にいわしをのせていく様子は、まるでにぎり寿司を作っているよう。「今日はケーキ屋じゃなくて、すし屋?!」と調理員さんも笑っていました。
「こぼれ梅」は、昔ながらのみりん製法の過程でのみ取れる、みりんのしぼり粕です。市内の酒屋「かごや」さんより取り寄せました。ほのかな甘みがあり、料理やお菓子に使えます。豚汁に入れると、優しい甘みが加わり味に深みが出ました。
豚汁には、千葉県のキャラクター「チーバくん」型にんじんを入れました。各クラス2個なので、当たった人はラッキーです♪
いわしのみりんスイートポテト焼きを見た子ども達は、「何これ?」と不思議そうな表情でしたが、説明を聞くとおそるおそる食べ始めました。豚汁はおかわりする子が多く見られました。ふりかけをかけるので、ごはんはとてもよく食べられていました。
令和5年6月14日(水)の給食
【献立】牛乳 麦ごはん さばのスタミナ漬け チンゲンサイの中華和え ちゃんぽんスープ
和え物の野菜は、ゆでてから水冷し、しっかり水気を絞ります。
ちゃんぽんスープには、豚骨や鶏骨などの具材を煮込んで作られる「白湯」を使いました。白濁したコクのあるスープです。野菜に加え、いかやあさり、かまぼこなどが入り、うまみたっぷりです。
3年生教室では、ちゃんぽんスープの盛り残しが多かったのですが、「とんこつスープだからいつもと違うよ。美味しいよ。」と声をかけると、次々とおかわり希望者が現れました。担任の先生も、さばや野菜の和え物を声かけしながら配り、食缶はあっという間に空になりました。
今日はごはんが進むおかずで、よく食べられていました。
★給食用語紹介★ 「保存食」… 食中毒発生の際の原因究明に使います。使用食材、完成品を50gずつ袋に入れ、2週間冷凍保存しています。