ブログ「校長室から」

2023年3月の記事一覧

校長室から(225)3月24日「令和4年度修了式・辞校式」

 令和4年度の教育活動が無事終了しました。3月末をもって、自身を含め、20名の教職員が転退職します。今日は、雨の後でグランドが少しぬかるんでいましたが、オンラインではなく、子ども達の顔をじかに見ながら転退職職員全員からあいさつをさせていただきたかったので、校庭で修了式と辞校式を行いました。辞校式では、特に代表であいさつをしてくれた新児童会長さんの言葉や校歌に感動しました。

 その後、子ども達は教室で担任から通知票が渡されましたが、休み時間や帰り際に、お別れのあいさつをしに行ったり手紙を書いて渡しに行ったりする子ども達がたくさんいました。私のところにも来てくれました。流小の子どもはほんとうに優しいな、とあらためて思いました。

 この、素直な子ども達、ひとり一人の将来が幸せなものであるよう、祈っています。保護者の方、地域の方、先生方、4年間、ほんとうにお世話になりました。ホームページもたくさんの方に閲覧をいただきました。ありがとうございました。

 

 

校長室から(224)3月23日「年度末の学校風景&ワックスがけボランティアの皆さんに感謝」

 いよいよ明日は修了式。学年末の学校では、こんな風景が見られます。

 まず、教師用教科用図書の回収です。新年度に担任する教員に渡せるよう、集めています。ボールやタンブリンも見えます。

 そして、教室の掃除、ワックスがけ。児童の下校後、学校支援コーディネーターさんの呼びかけに応じてくださった方々が、床のワックスがけをしに来てくださいました。その間、担任は通知票の仕上げなどの仕事をすることができ、とても助かりました。ボランティアで来てくださった皆様、ありがとうございました!

 最後は、落とし物コーナーです。明日は今年度最後の登校日なので、子ども達に見てもらおうと並べています。

 明日は、一年間学んだ教室やクラスメイト、先生方と気持ちよく「さよなら」ができるといいですね!

校長室から(223)3月22日「桜咲く校庭で」

 今日はとても良いお天気で、校庭でレクをするクラスも見られました。校庭の南側には、例年よりも早く桜が満開に近く咲き誇っていました。明日の日中は雨が降るようですが、あさっての修了式には、全校児童が校庭に集えるように、雨が落ち着いてくれることを願っています。

校長室から(222)3月20日「柳は緑 花は紅」

 17日の卒業式の式辞で、中国の詩人 蘇東坡(そとうば)が春爛漫の美しさを詠んだ「柳は緑 花は紅 真面目(しんめんもく)」の詩を引用してお話させていただきました。

 「柳が緑色の葉をゆらし、花が紅色などそれぞれあるがままの色の花を咲かせている、その姿が真面目、本来の姿であり、柳が紅くなる必要はなく、花が緑になる必要もない、ただそのもの、そのままの姿が尊く美しい」というような意味で、柳が緑であり、花が紅であるのが、自然ありのままの美しさであることと同じように、私達人間も、一人一人が、人と比べることできない大切なものを持ってこの世に生まれてきたのではないか、あなたはあなたらしく生きてください、というメッセージを伝えました。

 昨日、たまたま出かけたあけぼの山農業公園(柏市)で、ちょうど詩に出てきた「柳」と「紅色の花(椿)」を見つけました。柳の緑にすがすがしい美しさを、椿の紅に華やかな美しさを感じました。

 校庭の桜も開花し始め、いっきに春めいてきました。

 6年生が卒業したので、今日から5年生が学校の最高学年です!今まで6年生がしてくれていた校長室の清掃も、5年生が来てくれ、てきぱきと気持ちよく掃除をしてくれました。

 今週はどの学年も、進級を前に今の学年のまとめと春休みの過ごし方を指導していきます。午前中で授業が終わるので、放課後の交通事故や公園等での過ごし方には、特に注意してほしいと思います。

校長室から(221)3月17日「感動あふれる卒業証書授与式」

 本日、171名の卒業生全員に、無事、卒業証書を手渡すことができました。卒業生それぞれが、証書授与や歌、呼びかけに全力を出している姿がとても素晴らしく、感動しました。退場の時は涙あり笑顔ありでしたね。卒業式に精一杯の思いをこめた子ども達の姿に、教職員は感無量でした。

 今日の日まで保護者の皆様にあたたかく見守っていただけたこと、令和になって初めてご来賓においでいただけたこと、全教職員が心を一つにして子ども達の卒業をお祝いできたこと、すべてに感謝の一日でした。

 卒業式後、職員は体育館に集合し、卒業学年の担任一人一人にスピーチをしてもらいました。子ども達が立派に巣立っていったので、担任達もこれまでの苦労も吹き飛んで、周りへの感謝と、担任できた幸せをたっぷり感じたようです。こういう経験を共有しながら教員は成長していくんだなと思いました。