ブログ「校長室から」

2022年7月の記事一覧

校長室から(81)7月27日 「いじめ防止研修」「不祥事根絶研修」

 夏休みに入って1週間がたち、本日は個人面談の最終日でした。保護者の皆様には、面談期間中、とても暑い中や大雨の中ご来校いただき、ありがとうございました。担任の体調不良等により、今回の面談を急遽見送らせていただいた学級の保護者の皆様には、大変申し訳ありませんでしたが、お電話または後日の面談という形でご協力をいただくことにさせていただきました。

 さて、今日は午前に職員研修を2つ行いました。

 1つ目は、流山市教育委員会指導課いじめ防止相談対策室のスクールロイヤーと指導主事の先生による「いじめ防止研修会」です。いじめの定義に始まり、法にのっとってすみやかに報告し、組織的対応をすること、日頃からいじめが起きにくい環境づくりに努めること、何より子どもの気持ちに寄り添った対応をすることが大切であると、様々な事例をもとに学ぶことができました。いじめ防止相談対策室の室長からも、ご挨拶やお話をいただきました。

 2つ目は、流山市教育委員会学校教育課の管理主事の先生による「不祥事根絶研修会」です。千葉県内で、全教員の約0.05%の教員による不祥事が後を絶たないという状況から、不祥事を起こしやすい教員のタイプを考察したり、不祥事を起こりにくくするにはどうすればよいか、ということについて、真剣に考える時間となりました。こちらも、日頃からコミュニケーションを大切にし、互いに声を掛け合ったり相談したりできる職場の雰囲気がとても大切であるということ等を再認識しました。

 お忙しい中、講師要請にお応えくださった市教委の先生方、大変ありがとうございました。

  

 

校長室から(80)7月20日 「終業式~明日から夏休み」

 1学期69日(1年生は67日)の授業日を終了しました。本日の終業式はオンライン(teams)で行いました。

 子どもたちは通知票をもらった後、明日からの夏休みがうれしいのでしょう、暑い中ですがにこにこ、うきうき元気よく「さようなら!」を言いながら下校していきました。「1学期、ありがとうございました!」というあいさつをしてくれる子どももいました。

 1学期間、大きな事故なく無事に過ごせましたのは、地域の安全ボランティアの方々や保護者の皆様のおかげです。感染防止対策、熱中症対策にもご理解・ご協力をいただき、ありがとうございました。

 また、ホームページを見てくださっている皆様にもお礼申し上げます。現在1日平均700人もの方に閲覧していただいています。夏休み中は毎日の更新はお休みさせていただきますが、時々、教職員の研修の様子等をお知らせしたいと思っています。

 それでは、子どもにも大人にも楽しい夏休みとなりますように!(教職員もリフレッシュして2学期に備えます!)

 

 

 

校長室から(79)7月19日 「博物館・図書館に行ってみよう」「1学期のまとめいろいろ」

 1学期の終業式が明日にせまりましたが、今日は、子供自身またはご家族の発熱等によるお休みの連絡が、スキットメールに久しぶりに多く入っていました。全国的にも新型コロナウイルス感染流行の第7波に入ったと見られている中なので、本人やご家族が体調に異変を感じた時点でお休みの連絡がいただけるのはありがたいと思っています。それぞれの体調が回復して、楽しい夏休みを迎えられますようにと願っています。

 さて、先日、博物館に本校の企画展を見に行きました。流山市立博物館の方々が思いを込めて企画・開催してくださっています。その中でも、今回の企画の中心となって、何度も本校に足を運んでくださったのが博物館次長の北澤様(写真右側)と学芸員の松本様(写真左側)です。

 展示の中には、大正4年から歌い継がれている校歌とともに、150周年を記念して作られた2曲を紹介するコーナーもあります。そちらの「流小ソング」コーナーでは、本校の児童の歌声で「校歌」「流山小学校にあるもの」「流山スピリット!」の3曲が流されていますので、目と耳の両方で見学をお楽しみいただければと思います。

 博物館は流山市立中央図書館と同じ建物になっています。博物館は夕方5時まで、図書館は夜7時まで開館しています。図書館では、夏休みの読書や自由研究に役立つコーナーを発見しました!身近な公共施設に、楽しく学べるヒントがたくさんあります。子どもたちにぜひ利用してほしいと思います。

 学校では、今日は色々な学級でお楽しみ会をしていました。私が子どもだった昭和の時代にも「お楽しみ会」という言葉があり、変わらず今もあることに感慨を覚えながら見ていました。校庭で、教室で、中にはシスタークラスを招待して行っているところもありました。子ども同士がかかわり合い、自主性を発揮して楽しんでいる姿をうれしく思いました。

 また、夏休み前の植物の世話や、大掃除を頑張っている学級もありました。それぞれに1学期のまとめが気持ちよくできたと思います!

  

校長室から(78)7月16日「流山市立博物館へ行って来ました!」

 本日から、流山市立博物館で本校の150年の歴史を振り返る企画展が行われています。昔の学校日誌や教育勅語、卒業証書や通知表などの他、いつもは学校の玄関のショーケースに入っている額や屋根瓦などが展示されています。

 戦争中も途切れることなく学校が地域の中心になっていたことや、校舎・学校周りの変遷などが大変わかりやすく展示されています。

 学校では、先日子ども達を通じて博物館からの案内チラシを全家庭に配付したところですが、企画展のパンフレットもいただきましたので、夏休み前にお配りします。11月13日まで展示されていますので、ぜひお出かけください!(続く)

校長室から(77)7月15日 「6年道徳」「4年保健」

 本日は若年層の研修の一環で6年生のクラスで道徳の授業が展開されました。きまりを守りながらも、相反する権利の主張があったケースをもとに、2つの対立した立場をどう考えるかを真剣に考え、名前のマグネットで自分の考えを明らかにしながら活発に意見交換をしていました。そこには、自分の考え(本音)を安心して発表できる学級の雰囲気がありました。意見交換によって、最初の自分の考えと変わった人は、マグネットを移動しました。さらに、どうしたら互いが歩み寄れるかを一人一人が考え、タブレットのオクリンクの機能を使って打ち込んで送信し、互いの考えを画面で見合うことができるようにしていました。ICTの効果的な活用を取り入れながら、本校が目指す「考え、議論する道徳」に向かっていた授業だったと思います。放課後の反省会では、話し合いを深めるため本校で用意しているツール「えんたくん」を囲んで活発な議論が行われました。今後も校内外の研修の機会を活用して、授業力・教師力の向上を図っていきます!

  4年生では昨日と今日、2日間かけて、養護教諭による保健の授業が行われました。先週より保健室の春日養護教諭が産前休暇に入り、その代替の森講師が4年生5クラスに出向いて授業をしました。男女の体の成長について、わかりやすい資料が用意されていました。子ども達が、体の変化を自然なものとして前向きに受け入れ、自分の体も人の体も大切に生活していけることを願っています。