R4年度 給食紹介

R4年度 今日の給食

令和5年1月27日(金)の給食

【献立】黒米ごはん 紅白肉団子 野菜のおかか和え お煮しめ

  「全国学校給食週間」4日目の今日は、おはなし給食です。『男子★弁当部 あけてびっくり!オレらのおせち大作戦!』という本にちなんだ料理です。

 小学6年生男子が結成した弁当部で、おせち料理に挑戦するというお話です。黒豆ごはんや紅白肉団子など、日本料理の五色にこだわった料理が登場するので、そのイメージで献立を考えました。

 紅白肉団子は、ひき肉に、玉ねぎ、干し椎茸、筍などを混ぜた肉団子に、もち米をまぶして作りました。もち米の半量は、食紅をといた水に漬けておきました。予備も含めて1180個作り、オーブンで蒸しました。ピンクと白のもち米をまとった、華やかな肉団子ができました。

 野菜も多く、盛りだくさんの献立のため、調理員さんは給食開始時間ぎりぎりまで頑張って下さいました。肉団子も自宅で試作して、作業工程をしっかり考えてから当日に臨んで下さり感謝の気持ちでいっぱいです。

 子供達からは「肉団子が美味しかった!」という声が多く聞かれました。サイズが大きめだったので満足感があったようです。黒米ごはんは、紫色の外見から敬遠する子もいたので「見た目は紫だけど、豆じゃなくて、普通のお米だよ」と説明しました。

令和5年1月26日(木)の給食

【献立】牛乳 コーンピラフ シェパーズパイ スコッチブロス

 「全国学校給食週間」3日目の今日は、イギリス料理です。

 シェパーズパイの「シェパード」は「羊飼い」という意味で、羊のひき肉で作ったミートソースの上に、マッシュポテトをのせて焼いた料理だそうです。給食では、羊の代わりに豚肉で作りました。

 じゃがいもは、95kgも使用しました。大量なので、朝一番で皮むき器にかけ、調理員さん5人で芽取りをし、1時間かけて下処理をしました。じゃがいもは半分に切ってやわらかくゆでてつぶして、牛乳やバターと合わせてなめらかなマッシュポテトを作りました。食缶にミートソース、マッシュポテトの順で入れたら、フォークで模様をつけ、オーブンで焼いて出来上がりです。焼き目がついてきれいに仕上がりました。

 スコッチブロスは、スコットランドの郷土料理で、本校ではたびたび登場させているスープです。鶏肉のうまみと、大麦のプチプチした食感が美味しいです。

 今日もよく食べられていました。

令和5年1月25日(水)の給食

【献立】牛乳 いしりだしのいか飯 さばのごまみそだれ 治部煮

 「全国学校給食週間」2日目は、流山市の姉妹都市、石川県能登町の料理です。

 今年は、能登町の「するめいか」を購入できることになったため、毎年作っている「いか飯」がさらに美味しくなるはずと楽しみにしていました。米は、いかのうまみを味わえるよう、能登の調味料「いしり」を加えて炊飯しました。能登産のするめいかは、解凍すると生の透き通るような色で、新鮮であることが伝わってきます。このような新鮮ないかを給食で使うのは初めてです。小さく刻んで、しょうがやしょうゆなどと炒り煮にすると、いか焼きのような美味しそうな香りが漂いました。

 治部煮は、鶏肉や季節の野菜、麸を煮た、石川県の代表的な郷土料理です。鶏肉に小麦粉や片栗粉をまぶしてから煮るのが特徴的で、煮汁にとろみがつき、冬にぴったりの煮物という感じがします。片栗粉をつけた鶏肉は、別釜で調味料と一緒に煮てから、野菜と合わせました。具材にしっかり味が付き、美味しく仕上がりました。

 いか飯は、普段とひと味違うことが、子ども達にも伝わったようです。「昨日のいか飯、美味しかったよ」と翌日にも声をかけてくれる児童がいました。

令和5年1月24日(火)の給食

【献立】牛乳 自分で作るサケおにぎり(のり) ハリハリ漬け 芋煮汁 みかん

 今日から「全国学校給食週間」です。明治22年、山形県鶴岡市のお寺内の小学校で、貧しい子ども達に出された昼食が学校給食の始まりと言われています。献立は「おにぎり、塩鮭、菜の漬け物」だったそうです。

 これにちなんだ「給食の始まり献立」です。サケごはんはラップを使い、自分でにぎってもらいます。おにぎりは、5年生の新藤さんの給食リクエストにもあったのですが、1150人分を作るのは無理と考えていました。しかし、自分でにぎってもらうなら出来る!と考え直し、取り入れることにしました。

 ハリハリ漬けは、切り干し大根をゆでて、水冷して、絞って、調味液に漬けて…と作業工程が多く大変ですが、調理員さんは、理想の歯ごたえと味を目指して、こだわって作って下さいました。

 教室では、担任の先生がおにぎりの作り方を説明した後、子ども達のおにぎり作りがスタート!丸や三角、ハートなどいろいろな形、特大~極小サイズなど、楽しみながら、様々なおにぎりが完成しました。パリパリの千葉県産のりで巻いて出来上がりです。1年生も上手ににぎっていました。自分でにぎったおにぎりは、特別美味しかったのでしょう。今日はごはんがほとんど残りませんでした!

令和5年1月19日(木)の給食

【献立】牛乳 カレー南蛮うどん すき昆布の煮物 ずんだもち

 ずんだもちは、宮城県の郷土料理。粗く刻んだ枝豆や水あめ、砂糖で作ったずんだあんを、もちにからめたお菓子です。1年2組担任の小野寺先生(宮城県出身)のリクエストメニューです。給食では、白花豆のペーストも加え、あんの緑色を薄めに作りました。

 ずんだもちは、初めて食べるという児童がほとんどで、3年生教室では「抹茶の色?」「どうやって作ったの?」と質問ぜめに会いました。「ずんだあんは、枝豆と砂糖と水あめで作ったよ。あんこは入ってないよ。白玉もちをゆでて、ずんだあんと混ぜたんだよ。」と説明すると、納得した様子。最初は少なめによそう子が多かったのですが、一口味見して安心しておかわりする子もいました。初めてのずんだもちはどうだったでしょうか・・・?初めて出す料理の時は、説明が大事だと再認識させられました。

令和5年1月18日(水)の給食

【献立】牛乳 ジューシー フーチャンプルー もずくの天ぷら マンゴープリン

 今日の献立は、6の5の窪田さんが考えました。献立のタイトルは「新!冬沖縄」です。沖縄出身だそうで、沖縄の料理で完ぺきに統一されているのは流石です!

 工夫したところは、主菜がないかわりに、主食にタンパク質源の豚肉を入れて、栄養バランスをとったところ。彩り、美味しさを重視したところだそうです。

 フーチャンプルーも、もずくの天ぷらも本校で出すのは初めてでしたので、調理員さんは試作をし、十分イメージトレーニングを積んで、調理に臨んで下さいました。

 かき揚げは、クッキングシートにタネをのせることで、一度に60個~100個ずつ、揚げました。

 フーチャンプルーは、車ふに味を染み込ませつつ、生卵に十分火が通るようにしなければなりません。調理員さんは、野菜から出てくる水分を利用しながら、効率よく調理していました。

 どの料理も好評でしたが、特に「もずくの天ぷら」は初めて食べる人が多く大きな反響がありました。沖縄料理献立の新たな定番になりそうです。

令和5年1月17日(火)の給食

【献立】牛乳 ハニーマスタードチキンサンド ブロッコリーのサラダ もち麦入りトマトスープ

 ハニーマスタードチキンは、給食で出してほしいメニューアンケートに応募のあった料理です。5年生の田原さんがリクエストしてくれました。「”みたらし”みたいでおいしいので検討お願いします!!」とのこと。

 マスタードは辛くなりすぎないよう控え目にして、はちみつやしょうゆと合わせて作ったタレに、鶏肉を漬け込みました。オーブンで、こんがりしっとりするよう調整しながら焼いて出来上がりです。今回は、パンにはさんで食べてもらうことにしました。

 サラダは、6の4大須賀さんの立てた給食献立にあった料理で、好評だったものです。キャベツときゅうりとブロッコリーと具材がシンプルなのが良いのか・・・皆よく食べるので定番メニュー化決定です!

 スープは、お肉もたっぷり、野菜も柔らかく煮えて、美味しく仕上がりました。

 子ども達は、パンをスープにつけたり、サラダをはさんだり、肉を細かくして入れてみたり、好きな組み合わせで楽しんで食べていました。今日はどの料理もほとんど残りませんでした。

令和5年1月16日(月)の給食

【献立】牛乳 麦ごはん さばのみそ煮 野菜の梅のり和え 沢煮椀

 さばのみそ煮は、1150人分を2釜に分けて作ります。釜に、みそダレとねぎの青みを入れ、冷凍のさばを重ねていきます。1釜当たり575切れです。その上にクッキングシートをのせて、蓋をして1時間ほど煮ます。

 釜の上の方の切り身は、味が付かないのではないだろうか?煮えないのではないだろうか?と心配になるのですが、途中、凍ったさばから水分が出て、全体がタレに漬かり上手に煮えるのです。調理員さんの熟練の技です!柔らかく煮えて、味の染みたさばのみそ煮は、子ども達にも人気の一品です。

令和5年1月13日(金)の給食

【献立】牛乳 はちみつチーズトースト 豚肉とキャベツのケチャップ炒め かぶの米粉シチュー

 はちみつチーズトーストは、初登場です。はちみつは冷えると固まってしまうので、ボトルごと湯せんしておきます。はちみつとチーズをたっぷりのせた後は、焼き目をつけながらもしっとりふんわり仕上げるために、オーブンの蒸気やファンの量をどう調整するかが調理員さんの腕の見せ所。今日も理想通りの焼き上がりでした♪

 実は難しい大量調理の炒め物。調理員さんは、キャベツは軽く炒めてザルに開けて水気を切っておく。豚肉と玉ねぎを炒めたら、出てきた水分を取り除いてから、調味料などと合わせる。等、調理工程をよく考えて下さいます。その結果、水っぽくなく、キャベツのシャキシャキ感が残り、美味しく仕上がりました。

 トーストは「次出すときは、100枚出して!」「パン1枚なのに食べ応えがあって美味しかった」等、好評でした。

 シチューや炒め物も、それぞれ美味しかったという声を聞くことができ、どれもよく食べられていました。

令和5年1月12日(木)の給食

【献立】牛乳 春の七草あんかけご飯 だて巻き風卵焼き 白玉雑煮

 今日は、1月7日に「七草がゆ」を食べる風習にちなんだ「人日の節句献立」です。

 ごぼうや豚ひき肉を使った炊き込みご飯に、七草を入れた和風あんをかけます。

 だて巻きは、給食委員会が募集したリクエストメニューにあった料理です。3年生の小川さんリクエストです。大量に巻いて切るのは難しいので、カップに生地を入れて焼くことにしました。

 すけそうだらのすり身は、みりんと一緒にフードプロセッサーにかけてなめらかにします。これを卵や砂糖などの調味料と合わせ、こし器でこして生地を作りました。焼き加減が難しく、調理員さんが蒸気やファンを調整して試行錯誤した結果、しっとり仕上がるようになりました。小川さんは、これにミリューちゃん焼き印を押すこともリクエストしていました。1クラス2~3個かな、と思っていたのですが、調理員さんから「全員分できそうです!」との心強いひと言。1人で1150人分、焼き印を押して下さいました!おつかれ様でした。

 ミリューちゃん焼き印を全員分押すのは、今回が初めてです。1年生教室では、ミリューちゃんをスプーンでくり抜いて、最後に食べようと大事に残している子が何人もいました。「ミリューちゃんが死んじゃうと嫌だから、最後に食べる」とのこと。

 だて巻きをリクエストした小川さんも、実物を前に嬉しそうな表情でした。