北京日本人学校から
ご無沙汰しております。北京日本人学校の髙橋です。
1学期はあまり心配のなかった大気汚染状況も,冬場に入ってからは悪化の一途をたどっています。
日本でも報道されたように,当校も赤色警報(北京市環境局)による臨時休校を余儀なくされました。
(街中では,昨年あまり見られなかった中国人のマスク姿が多くなっています。)
さて,今学期は,軍事パレード(抗日戦争勝利70周年記念行事)によるものものしい雰囲気の中で始まり,
大気汚染の赤色警報による混乱で締めくくられるという落ち着きのない日々を過ごしました。
途中,周辺の大規模工事開始による騒音・粉塵に悩まされ,工事車両による学校前道路の混雑ぶりもこれまでにない状況となりました。
しかし,そんな中でも運動会等の学校行事は予定どおり盛大に実施することができました。
また,世界陸上代表選手など著名人とのふれあいや,北京師範大学の学生による教育実習など,
子どもたちの笑顔を増やす新しい試みにも挑戦できました。
来学期に向けて英気を養うべく,職員は本日より休みに入りました。
世界中でテロの脅威が増す中ですが,せっかくの機会ですので,
安全に留意しつつ,さらに視野を広げる体験をしてもらいたいと望んでいます。
以上,今学期の活動について報告いたします。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。