ほごログ
常設展示「ベッドタウンとしての春日部」に写真を追加しました
昭和36年には一面に水田が広がっていた春日部駅西口は、9年後の昭和45年には、ふじ通りをはじめとした現在とほぼ同様の街路が整備されています。
なお、国土地理院の空中写真は下記のサイトから閲覧することができます。さまざまな年代の全国の空中写真が閲覧できます。
国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
「ベッドタウンとしての春日部」コーナー
昭和36年国土地理院撮影の空中写真
郷土資料館体験ワークショップを開催しました♪
春日部の伝説をもとにした紙芝居や、蓄音機によるレコード鑑賞を楽しんだあと、昔のおもちゃ「からくり屏風」を作りました。
屏風にみたてた板を動かしていくと、4つの絵柄が出てくる不思議な屏風に、参加した子供たちは大変喜んでいました。
ワークショップは、小学生までを対象とした、昔の遊びを気軽に体験できるイベントです。事前申込み不要、当日の飛び込みも大歓迎です。
次回ワークショップは、令和元年11月17日(日)に「ぴょんぴょんカエル」や「紙てっぽう」を作ります。ご参加をお待ちしています!
博物館実習7日目
こんにちは、博物館実習生の岡本悠香です。
本日は、白岡市生涯学習センターのこもれびの森と、幸手市郷土資料館に見学に行きました。
午前中に行った白岡市生涯学習センターのこもれびの森から紹介します!
こもれびの森は平成30年10月に出来たばかりで、図書館と資料館、生涯学習施設が揃っている複合施設です。
一階は、展示室や児童書コーナー、地域・行政コーナー、多目的ホールがあり、二階には一般書コーナーや学習室、創作室、会議室、防音の音楽スタジオが設置されています。
本日は見学ということで、一般の方が入れないような場所である収蔵庫や特別収蔵庫、閉架書庫も学芸員の杉山さんに案内して頂きました!
出来たばかりということで、収蔵庫や特別収蔵庫にはまだまだ資料が入るスペースがありましたが、受け入れる資料によってはすぐにいっぱいになってしまうと話していました。
特別収蔵庫
閉架書庫も見せて頂きましたが、一般には置いていない図書から市役所で取り扱っていた資料まで置いてありました。
こもれびの森では、毎月の第三土曜日にはハンズオン・デイが実施されているそうなので、ぜひ参加してみてくださいね!
お昼をはさんで、午後からは幸手市郷土資料館に見学に行きました。
原さんと岩澤さんにお話を聞きました!
幸手市郷土資料館もこもれびの森と同様で平成30年10月に開館し、もともと准看護学校の校舎を幸手市郷土資料館として使っています。
入口はバリアフリーが行き届いていて、足が不自由な方でも安心して見学できると思いました。
まず初めに、歴史展示室から見学させていただきました。
歴史展示室では、今の幸手ができるまでの歴史や、幸手にゆかりある人物の展示がされていました。
民具資料展示室は別館で、元々は吉田中学校だったとお話を聞きました。約80年前の建物で、くらす、まもる、つくるをテーマに展示されていました。
民具資料展示室~まもる~ 消防やまつり行事の道具の展示
こうして二つの資料館を見て、それぞれの館で大事にしていることや、それぞれの館の悩みなど、利用者側からだと見られないような、考えられないようなところまで、実習生のみんなで考えることができたと思います。
二つの館の見学を終えてからの感想会
今日で令和元年度の博物館実習生のブログはおしまいですが、とても楽しく、そしてなにより自分の身になることがたくさん学べたと思います。
学芸員になったら、どんな博物館にしたいのか。
最後の実習の日までしっかり考えて、答えを出し、実習を終えたいと思います!
(令和元年度博物館実習生 岡本悠香)
「成金鈴久」展、始まっています
本展では、小説や映画では語られなかった、鈴木久五郎の実像を紹介するものです。
「こんな人が春日部出身にいるなんて知らなかった」「こんなに鈴木久五郎の資料があるなんてびっくり」など、観覧された方にも、こ好評いただいているようです。
今回の展示では、「成金気分で↑↑記念撮影こーなー」や、週替わり展示「今週の鈴木久五郎日記」も用意して、子どもからご高齢の方まで、またリピーターの方にも楽しんでいただけるようにしています。
先日は、高齢者施設のみなさんに、記念撮影コーナーをお楽しみいただきました。お札の帽子にタスキをかけて、大きなお金と金の延べ棒をもって、ニッコリ笑顔でハイチーズ。お金が嫌いな人はいないようですね。
「元祖!成金鈴木久五郎」展は、9月8日(日)まで。関連イベントも用意していますので、あわせてお楽しみください。
博物館実習6日目
本日は、台風で天気が荒れる心配がされましたので、午後1時から実習が開始されました。
初めに博物館における資料の受け入れから、整理、保存に至るまでの過程を学びました。
これからこの過程の内に関わる緊張感と好奇心でいっぱいになりました!
以前の実習生が作成した資料カードを参考に、いよいよ粕壁の塩問屋の資料整理が始まりました。
資料館の駐車場にて作業を行いました。
実習生一人が一箱ずつ担当し、作業を進めました。中に入っているものを取り出し、調査カードに書き留めていく作業です。
作業の様子
私が担当した箱には、塩販売の金銭書類や取引先の名称等が書かれた書類が多かったです。
出来上がった調査書
約2時間、一人につき3、4箱の資料整理を終え、本日の実習は終了しました。
受け入れた‘’モノ‘’が、博物館の‘’資料‘’に変わるまでの大変さを実感したとともに、学芸員の仕事の重要さを改めて理解しました。
(令和元年度 博物館実習生)