ほごログ(文化財課ブログ)

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【ミニイベントやります】オリジナル缶バッチ製作体験【開館30周年】

令和2年7月20日をもって、春日部市郷土資料館は開館30周年を迎えます。30年前についてはこちら。

本来であれば大々的に30年を祝いところですが、「ステイ・ホーム」が勧奨されるこのご時世。本望ではありませんが、皆さんの安全・健康を考えて細々としたイベントを開催することになりました。30年のご愛顧を記念し、7月18日(土)より随時、郷土資料館のオリジナル缶バッチ製作体験イベントを開催します。

郷土資料館のオリジナル缶バッチとは、春日部の郷土資料館や文化財ゆかりの資料やイラストをモチーフにしたものです。職員が練りに練ったウィットに富んだ(?)、地味で渋い(?)図柄です。図案の一部を紹介するとこんな感じです。

画像:バッチ図柄見本

あくまでも見本です。当日変更があるかもしれませんが、ここでしか手に入りません。

イベントについて詳しくは下記のとおりです。この機会にぜひご来館ください。

 

                  記

 

日時:令和2年7月18日(土)9:00~(随時) 材料がなくなり次第終了

場所:郷土資料館 常設展示室(春日部市粕壁東3-2-15教育センター内)

対象:どなたでも(大人の方も歓迎します)

費用:無料

定員:限定100個(材料がなくなり次第終了)

その他:コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用等をお願いしております。

【予告】「ほるたま展inララガーデン春日部」を開催します

埼玉県埋蔵文化財調査事業団と共催で「ほるたま展inララガーデン春日部」を開催します。

 

春日部市からは、今年3月にめでたく国の史跡に指定されました神明貝塚の展示を行います。この度初公開となる資料も展示する予定です。

埼玉県埋蔵文化財調査事業団からは、春日部市の遺跡から発掘されたものということで、豊春地区の花積貝塚、粕壁地区の八木崎遺跡(春日部高校)の発掘調査でみつかった土器などを久しぶりに展示する予定です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるところではありますが、お買い物でお立ち寄りの際には、「密」を避けご覧になっていただければと思います。

 

【日時】令和2年7月22日(水)~25日(土)(全日とも10時から、水~金は16時30分、土は16時まで)

【場所】ララガーデン春日部1階 催事スペース(リブロ前)

 手をふるキャラクター

【1960年代の春日部】1967年埼玉国体の審判員ブレザー

1967年(昭和42年)10月22日から27日にかけて、埼玉県で第22回国体秋季大会(国民体育大会)が開催されました。春日部市(旧)では、大沼運動公園グラウンドで、女子ソフトボールが行われました。

今回ご紹介する国体審判員のブレザーは、上尾運動公園陸上競技場で開催された陸上競技で、東中野ご出身の鈴木文一さんが身につけられていたものです。ブレザーには、N.R.R(当時の日本陸上競技連盟の略称)のワッペンや徽章、埼玉国体のワッペンなどが付けられています。

鈴木さんは、ともにご寄贈いただいた審判員証によると、1967年の5月に審判員の資格を取得し、国体の予選会や国体後は、11月に埼玉で行われた第3回全国身体障害者スポーツ大会でも審判員をつとめられました。 

1967埼玉国体の審判員ブレザー

宮川小学校で出張授業を行いました

  7月14日(火)に宮川小学校の6年生を対象に縄文時代の生活や食に関する出張授業を行いました。今学期は八木崎小、備後小に続いて3校目となりました。 教科書では国特別史跡である千葉県の加曾利貝塚や青森県の三内丸山遺跡が取り上げられていますが、春日部市の遺跡や国史跡に指定された神明貝塚について学び、縄文時代の遺跡が身近にあること、また実体験をとおして縄文人の生活を学習することが狙いです。

 

▲授業導入では神明貝塚の紹介動画と学校近くの遺跡を紹介。宮川小学校付近では花積地区や内牧地区で旧石器時代からムラがつくられていました。住んでいる場所が昔どんな様子だったか知ることで、歴史をより身近に感じられます。動画を見たり説明を聞きながら、気づき感じたことをメモする児童たちの姿も見られ、一生懸命の授業風景です。

 

 体験のコーナーでは、市内の遺跡から発掘された土器や石器、神明貝塚で発掘された貝がらに触れたり、担当者が加工した黒曜石の石器を使って段ボールを切る体験をしました。教科書の写真や記述だけではなく、体験をとおして縄文人の生活をより一層、理解してもらえたのではないでしょうか。

 

 ▲実物の土器や貝殻を観察し、触れることで、それぞれの特徴や違いを直に感じとってくれました。

 

児童からの率直な感想や質問が飛び交い、各コーナーとも楽しく学ぶことができました。

この出張授業は学校の依頼に応じて2学期初めまで取り組みます!

備後小学校で出張授業を行いました

7月10日(金)に備後小学校の6年生を対象に縄文時代の生活や食に関する出張授業を行いました。

 教科書では国特別史跡である千葉県の加曾利貝塚や青森県の三内丸山遺跡が取り上げられていますが、春日部市の遺跡や国史跡に指定された神明貝塚について学び、縄文時代の遺跡が身近にあること、また実体験をとおして縄文人の生活を学習することが狙いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲授業導入では神明貝塚の紹介動画と学校近くの遺跡を紹介。現代と縄文時代の暮らしの違いについては児童が気づき感じたことをメモする姿がみられました。一生懸命の授業風景です。 

体験のコーナーでは、市内の遺跡から発掘された土器や石器、神明貝塚で発掘された貝がらに触れたり、担当者が加工した黒曜石の石器を使って段ボールを切る体験をしました。教科書の写真や記述だけではなく、体験をとおして縄文人の生活をより一層、理解してもらえたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲実物の土器や貝殻を観察し、触れることで、それぞれの特徴や違いを直に感じとってくれました。

 

この出張授業は学校の依頼に応じて2学期初めまで取り組みます!