ほごログ(文化財課ブログ)

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第6回民俗文化財講習会を開催しました。

3月4日(日)教育センターの視聴覚ホールにて、「第6回民俗文化財講習会」を開催しました。例年、市内の指定無形民俗文化財の保持団体を対象に講習会を開催しています。今回は、「お囃子」などの音声の保存を目的に、銚子口獅子舞保存会、やったり踊り保存会、赤沼民俗文化財保存会、東中野獅子舞保存会の計4団体の参加をいただきました。

民俗芸能には楽譜がなく、先輩方の笛の指先の所作を見たり、奏でられる音色を耳で覚える方法でお囃子などが伝承されています。そのため近年では、伝承方法に限界があり、各団体でお囃子の音色の変化が危惧されています。こうしたことから、音声を録音し、記録することで後継者の養成にお役立ていただくものです。
改まって舞台での音声の録音ということもあり、終始、緊張した空気が流れていました。皆様のご協力のお陰で、無事録音が終了しました。各団体の皆様には、お忙しい中ご出席いただき大変ありがとうございました。
今後の後継者の養成や地域で育まれた伝統の技の継承の一助になればと思っております。

【銚子口獅子舞保存会では12曲を録音しました】


【やったり踊り保存会では3曲を録音しました】



赤沼民俗文化財保存会では神楽を含め14曲を録音しました


【東中野獅子舞保存会では獅子舞10曲を録音しました】