カテゴリ:食育

江戸川小中学校の2年生が学校給食センターを見学しました

10月31日(木)江戸川小中学校の2年生が、学校から歩いて学校給食センターに見学に来てくれました。

まずは、給食センターを紹介する動画を見たあと、大きなお釜でスープを調理しているところを、見学通路から見てもらいました。


たくさんの食材と、カラフルなエプロンを着けた調理員さんの一挙手一投足に興味津々。
30分以上歩いてきたので「おなかすいた!」「中に入って食べ放題してみたい」なんていう声も聞こえました。

お部屋に戻って、通路から見えた大きなお釜と同じ大きさの輪の中に何人入れるかチャレンジしてもらいました。なんと、来てくれた22人全員が入れちゃいました驚く・ビックリ

また、調理員さんが使っている大きなひしゃくやしゃもじを、みんなに持ってもらいました。


ご飯を炊くお釜もグループで持ってもらいました。中が入っていないので「軽いよ」という声もありましたが、7kgのお米とお水が入ったら、大人の男の人でも一人で持ち上げるのは大変です。

その後は、みんなから事前にもらっていた12の質問に栄養士からお答えしました。


朝は6時半頃から食材の受け取りが始まり、食器を洗って乾かし終わるのは夕方5時頃になることや、トラック4台で給食を運んでいることなどを知ってもらいました。


毎日給食を残さず食べて、元気いっぱい学校生活を送ってもらえるとうれしいです花丸

 

地場産物の畑の見学に行ってきました

10月30日(水)に、給食センターに地場産の野菜を納入してくださっている、椚集落営農組合さんの畑の見学に行ってきました。給食センターからは、歩いて3分で行けるくらいすぐ近くです。

まず、ビニールハウスを案内していただきました。

ハウスの中には、種をまいて3週間くらいの、玉ねぎの苗とほうれん草がありました。

 

▼玉ねぎの苗は、長さが約10cm太さは鉛筆の芯くらいでしたが、ハウスの中はなんとなく玉ねぎの香りがしていました。

玉ねぎは12月頃畑に植え替えて、収穫できるのは5月の終わり頃とのことです。

種をまいてから収穫まで8ヶ月くらいかかるのですね。

 

▼ほうれん草はハウスで水やりをしながら育てて、順調にいけば11月の終わり頃収穫できるそうです。

 

そのあと、大根と白菜が植えられている畑を案内していただきました。

▼大根の葉は10cmくらいでした

 

▼畑の向こうの端まで約50m、ずらりと白菜が植わっています。なかなか圧巻ですね。

 

大根と白菜は、これからのお天気次第ですが、12月から2月の給食で何回か使わせていただけると思います。

時々成長の様子を見に行かせていただくので、その時はまたお知らせします。

保育所と小学校の連携による食育教室を実施しています

本市では、各公立保育所や学校でもさまざまな食育の取り組みを行っています。
その取り組みの一つとして、保育所の管理栄養士と学校の栄養教諭が連携し、保育所のこども達に食育教室を実施しています。

7月25日(木)には庄和第2保育所で実施しました。エプロンシアターなどで食育に興味を持ってもらうほか、就学前に小学校の給食を知ってもらうことで、いわゆる「小一ギャップ」の緩和につなげることも目的の一つです。

▽年中組の様子

 お皿はどこに置くのかな?

▽おはしの練習

▽年長組の様子

 栄養士さんのお話をしっかり聞いていました

8月末までに、公立保育所の全施設の年中組と年長組を対象に実施する予定です。

 

給食センターの食育@葛飾中学校

今年度、葛飾中学校区の小中学校3校(南桜井小学校、桜川小学校、葛飾中学校)では、小中連携授業として食育に取り組んでいます。6月の桜川小学校、前日の南桜井小学校に続いて、7月10日は葛飾中学校2年生のクラスで「健康によい食習慣について学び、規則正しく食事をとることの重要性を理解しよう」をテーマに授業を行いました。

まずは、生徒たちにグループに分かれて「健康によい食習慣とは」について話し合ってまとめてもらったところ、「バランスのよい食事をとる」「1日3食決まった時間に食べる」などの重要なキーワードが次々発表されました花丸

 

また、事前に学校のある日と学校が休みの日の、実際の食事のとり方をアンケート調査していました。

結果は、学校がある日も休みの日も、朝食を食べていない人が2割前後いました。

中学生は成長期真っ盛りです。給食をしっかり食べたほかにも、今日の授業を通じて学んだことを生かして、元気に勉強や運動など好きな活動に取り組んでほしいです。

 

給食センターの食育@南桜井小学校

給食センターには、栄養教諭と栄養技師が1名ずつ勤務していて、普段は献立の作成、食材の選定や発注、調理場内の衛生管理などに従事していますが、食育の担い手として、各学校での食や栄養に関する授業にもかかわっています。

7月9日は、南桜井小学校6年生を対象に「上手な水分補給をしよう」をテーマに授業を行いました。

まずはじめに、冷やしたオレンジジュースと、常温のオレンジジュース(同じ商品)を飲み比べて、味や甘さの感じ方の違いを体感してもらいました。

▽かんぱ~い

▽かんぱ~い

児童たちからは、「ぬるいほうは味がしない」「匂いが違う」「ぬるいほうがすっぱい」「ぬるいほうは甘すぎる」など様々な声があがりました。冷たい飲み物の方が、甘さを感じにくいことが実感できたところで、暑い時期についついたくさん飲みたくなるジュースやスポーツドリンクには、どれくらい砂糖が含まれているのか考えてもらいました。

最初にみんなが飲んだオレンジジュースのペットボトル1本420mlには、なんと48gも!

実は1日にとってよい量の倍の砂糖が含まれていることを学びました。

砂糖をとりすぎるとどうなるか、みんなに考えてもらったところ、「病気や虫歯になる」「太る」という意見が出ました。そのほかに、疲れやすくなったりイライラしたりすることも学びました。

甘い飲み物はおいしいけれど、飲む時はコップに注いで少しずつ飲んだり、甘いおやつを食べるときはお茶や水などの甘くないものを飲んだり、スポーツをする子はスポーツドリンクを水で薄めて飲んだりする工夫も紹介しました。

これからどんどん暑くなりますが、水分を上手に補給して元気に夏を過ごしましょう。