カテゴリ:食育
給食まめ知識 ~食育ピクトグラム~
昨年6月から始めたこちらのブログ。
時々、献立の紹介などの左下に、カラフルな四角いマークがあるのに気付きましたか?
SDGsのマークに似ているようで少し違うこちらのマークは、「食育ピクトグラム」です。食育に関する取組の中から代表的なものを誰にでもわかりやすく発信できるよう、農林水産省が作成しました。
マークは全部で12種類あります。
1 みんなで楽しく食べよう
家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。
2 朝ご飯を食べよう
朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。
3 バランスよく食べよう
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。
4 太りすぎない やせすぎない
適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう。
5 よくかんで食べよう
口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんでおいしく安全に食べましょう。
6 手を洗おう
食品の安全性等についての基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。
7 災害にそなえよう
いつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。
8 食べ残しをなくそう
SDGsの目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。
9 産地を応援しよう
地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。
10 食・農の体験をしよう
農林漁業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。
11 和食文化を伝えよう
地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代への継承を図りましょう。
12 食育を推進しよう
生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取組を推進しましょう。
どのマークがどんな献立の日に使われているか、チェックしてみてください。
江戸川小中学校の2年生が学校給食センターを見学しました
11月8日(水)江戸川小中学校の2年生が、生活科の授業の一環として、学校給食センターを見学に来てくれました。
学校から歩きで、途中2か所ほど立ち寄り、出発してから1時間ほどかかったそうですが、みんな疲れも見せず元気にあいさつしてくれました。
まずは、見学通路から大きなお釜で煮物を調理しているところを見学しました。
しっかりと整列して見学です。
大きなお釜と、たくさんの食材に興味津々。
通路から見えなかったところを紹介する動画を見たあと、みんなから、食材をどうやって用意しているのか、献立は誰が考えているのかなどの質問がありました。
栄養教諭からは、調理員30人で給食を作っていること、トラック4台で7校に給食を届けていることなどをお話ししました。
時々メモを取りながらお話を聞いています。
調理に使っている大きなしゃもじとひしゃくを、実際に触ってみました。
長さは2年生の身長とあまり変わりません。
顔より大きなひしゃくにびっくり!
ご飯を炊いているお釜は、重いので4人でもちあげてもらいました 。
一つのお釜で小学生86人分のご飯が炊けます!
通路から見た大きなお釜の大きさを、7人で輪になって再現しました。
こどもたちからは「給食センターのことを知って、すごいと思いました」「これから感謝の気持ちで給食を食べます」などの感想がありました。
毎日みんなの笑顔を想像しながら頑張って調理しているので、見学の時のことを時々思い出しながら食べてくれるとうれしいです。
給食センターの食育@桜川小学校
9月15日に、給食センターの栄養教諭が、桜川小学校6年生の家庭科で「一食分の献立を考える」授業を担当しました。
和食の基本である「一汁三菜」が、それぞれ主食、主菜、副菜、汁物にあたることを学習し、どんな料理があてはまるか考えてもらいました。
一人ひとりで考えた後、近くの席の子と話し合ったり、思いついた料理名を発表してもらったりしました。
スクランブルエッグや野菜炒め、サバの味噌煮など、たくさんの料理名が出てきて、給食時間直前の4時間目の授業だったら、とってもおなかが空いてきそうな授業でした。
給食センターの食育@葛飾中学校
給食センターには、栄養教諭が2人勤務しています。
普段は、献立の作成、食材の選定や発注、調理場内の衛生管理などに従事していますが、食育の担い手として、各学校での食や栄養に関する授業にもかかわっています。
9月13日は、葛飾中学校2年生の家庭科で「6つの基礎食品群」の授業を担当しました。
授業では、食品群ごとの代表的な食材と、主に含まれる栄養素を紹介し、栄養バランスの良い献立を考えるときのポイントを確認しました。
また、実際の給食の献立をもとに、どんな食材がどれくらいの量使われているか、それぞれの食材がどの食品群にあてはまるかを学習しました。
給食の献立は、1日に必要な栄養のおよそ3分の1になるように作成されていて、多くの食材を使用していることに気付いてもらえればと思います。
次の授業では、今回の授業内容を踏まえて、生徒たちに献立を考えてもらう予定です。
地場産物を給食に
今年度、給食センターに「農事組合法人椚集落営農組合」のみなさんが野菜を納めてくださることになりました。
「椚集落営農組合」のみなさん▼
4月28日(金)と6月19日(月)に、玉ねぎ畑へ見学に行ってきました。
畑は、給食センターのすぐ近くにあります。
4月28日(金)に見学に行った際は、直径約3.5㎝の小さな玉ねぎでしたが、
6月19日(月)の収穫の際には直径約7~9㎝に大きく育っていました。
収穫の様子▼
収穫した後の玉ねぎは、ビニールハウスの中で乾燥させていました。
通年出回っている玉ねぎは、保存性を高めるために収穫後1ヶ月程度乾燥させてから出荷します。
周りの茶色い皮がパリパリと乾燥しているのもそのためです。
収穫した玉ねぎをビニールハウスの中で乾燥させている様子▼
この日に収穫した玉ねぎは、7月18日(火)の給食に使用します。お楽しみに。