給食センターの食育@南桜井小学校
給食センターには、栄養教諭と栄養技師が1名ずつ勤務していて、普段は献立の作成、食材の選定や発注、調理場内の衛生管理などに従事していますが、食育の担い手として、各学校での食や栄養に関する授業にもかかわっています。
7月9日は、南桜井小学校6年生を対象に「上手な水分補給をしよう」をテーマに授業を行いました。
まずはじめに、冷やしたオレンジジュースと、常温のオレンジジュース(同じ商品)を飲み比べて、味や甘さの感じ方の違いを体感してもらいました。
▽かんぱ~い
児童たちからは、「ぬるいほうは味がしない」「匂いが違う」「ぬるいほうがすっぱい」「ぬるいほうは甘すぎる」など様々な声があがりました。冷たい飲み物の方が、甘さを感じにくいことが実感できたところで、暑い時期についついたくさん飲みたくなるジュースやスポーツドリンクには、どれくらい砂糖が含まれているのか考えてもらいました。
最初にみんなが飲んだオレンジジュースのペットボトル1本420mlには、なんと48gも!
実は1日にとってよい量の倍の砂糖が含まれていることを学びました。
砂糖をとりすぎるとどうなるか、みんなに考えてもらったところ、「病気や虫歯になる」「太る」という意見が出ました。そのほかに、疲れやすくなったりイライラしたりすることも学びました。
甘い飲み物はおいしいけれど、飲む時はコップに注いで少しずつ飲んだり、甘いおやつを食べるときはお茶や水などの甘くないものを飲んだり、スポーツをする子はスポーツドリンクを水で薄めて飲んだりする工夫も紹介しました。
これからどんどん暑くなりますが、水分を上手に補給して元気に夏を過ごしましょう。
タグ 食育