校長あいさつ

校長あいさつ

3学期 始業式 校長の話

~始業式の話の前に~

みんなは、1年前の1月1日に起こったできごとを覚えていますか。

石川県能登半島地域に震度7の地震が起こり、500人以上の方が亡くなりました。

また、9月21日~23日に同じ地域で豪雨があり(ものすごい雨が降り)、さらに大きな被害を受けました。

(ここで、能登半島がどこにあるのか確認しました。)

1年経った今でも、自分の家がなくなったので、避難所という所で不自由な生活をしている方がたくさんいます。

能登地域の人の中には、「1月1日(お正月)が来るのが怖い」という人もいると聞きました。

1日も早く、心も体も元気になってほしいです。

そこで、この2つの災害で亡くなった方々のご冥福(安らかに眠れるように)と、1日も早く能登地方が復興する(人々が元通りに生活できるようになる)よう、今からみんなで黙祷(黙って目を閉じて祈ること)しましょう。

(起立して、全員で黙祷しました。)

 

 ~ここから始業式の話~

それでは、あらためて、2025年 明けまして おめでとうございます。

みんなは、どんな冬休みを過ごしましたか?

新しい年のスタートに当たり、今年の目標は立てましたか?

校長先生は、家族や並木っ子、先生方など、自分に関わるすべての人が、健康・無事故で成長する1年であること、そして、体重が○○キロ台になること!を目標にしました。

 みんなの中には、「目標を決めてもすぐダメになるから、決めていない」という人がいるかもしれません。

何かをやろうとしても、長続きしないことを「三日坊主」と言いますが、ある人がこんなことを言っていました。

「目標を決めても三日坊主で終わったら、次の日からまた決意して取り組めばいい。

 三日坊主も、1年間繰り返せば力になります。」

こう考えると気持ちが楽になりますね。

「目標を決めたらやり遂げないとダメ!」なんて思わず、取り組んでみましょう。

My(自分の)『短期目標』を毎週決めて、1週間ずつ取り組むのもいいですね。

 

ところで、今年は干支(十二支)でいうと、巳年(みどし、へびどし)。

みんなはへびは好きですか?

「へび」は、どちらかというと「怖がられる」「嫌われる」生き物かもしれません。

でも、へびは脱皮を繰り返して傷を治したり、成長したりする生き物で、

『再生』『復活』『長寿』を表します。

また、「へびの夢を見ることは、吉兆(良いことがある前ぶれ)」と言われたり、

「へび皮の財布を持ったり、へびの抜け殻を財布に入れたりするとお金がたまる」と言われます。

へびは、運気を上げ、縁起がよくなる生き物なんですね。

では、その「へび年」である2025年は、どんな年かというと・・・

「これまでの努力や準備が、実を結び始める」年のようです。

ただ、すぐ結果が出る人もいれば、あとから結果が出る人もいます。結果が出るスピードは、人それぞれです。

ですから、すぐに結果が出なくても焦らず粘り強く取り組むことが大事です。

マイペースで一歩一歩前に進むことで、最後は自分のこうしたいという結果に近づくことができます。

目標を決めて1日1日を大切に過ごしたら、2025年はどんな年になるでしょう。とても楽しみですね。

 

また、3学期は、今の学年を締めくくると同時に、来年度の準備をする大事な3か月になります。

あっという間に過ぎる短い3学期ですが、みんなで頑張っていきましょう。

 

これで校長先生の話を終わります。