校長室

校長室から

3/24(木) 令和3年度 修了式

 3月24日(木)令和3年度修了式を無事終えることができました。

 1年生から5年生までの474名が修了証を受け取り,今年度のすべての課程を修了しました。

 新しい生活様式の中で,様々な学校行事や学習活動を行うことは不自由なこともあり,子どもたちはもっとこんなことができたらいいなと感じた1年間だったと思います。

 そんな中でも,いつも元気いっぱい頑張る高野山小学校の子どもたちに,たくさんのパワーをもらった1年間でした。

 保護者の皆様,地域の皆様には,この1年間温かいご支援,ご理解,ご協力をいただき心から感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

 来年度も,高野山小学校の子どもたちのために,職員一同力を合わせて頑張っていきますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

     高野山小学校 校長 中野 直美 

3/17(木)第46回卒業証書授与式

3月17日(木)106名の卒業生全員が卒業証書を受け取り,高野山小学校を無事巣立っていきました。

卒業生のみなさん,ご卒業おめでとうございます。

卒業生の保護者の皆様,お子様のご卒業,誠におめでとうございます。

 まん延防止等重点措置期間が延長され,我孫子市内の感染者もなかなか減らない中,卒業式の練習も感染症対策を優先しなければならないことが多々あり,決して十分なものではありませんでした。

卒業式当日,卒業生が元気に式に参加できるようにするために,卒業式予行では卒業生が一言も声を発しないという異例の対応を取りました。

しかし,卒業式予行に臨む卒業生の姿勢は大変素晴らしく,小学校生活6年間の思い出を胸に,卒業式を成功させたいという思いが,ひしひしと伝わってきました。

予行が終わった後,校長より卒業生へ「卒業式当日には,生の歌声,生の呼びかけで,最高の卒業式にしましょう!」と伝えました。

卒業式の前夜に,突然大きな地震が発生し,誰もが驚いたことと思いますが,卒業生のために5年生が準備してくれた会場は,きれいな状態を保っており,無事,第46回卒業証書授与式を迎えることができました。

卒業生一人一人が大きな声でしっかりと返事をし,とても凛々しい姿で卒業証書を受け取りました。

そして,この6年間お世話になったすべての方々に感謝の気持ちを込めて行った呼びかけと歌声は,一人一人の思いが込められた,とても素晴らしいものでした。

それぞれの思いを胸に卒業していった106名のみなさんの中学校での活躍を,心よりお祈りいたします。

               

   高野山小学校 校長 中野 直美

 

 

 

1/7(金) 3学期スタート!

新年あけましておめでとうございます。

1月6日(木)関東地方に突然の大雪が降り積もり,3学期は,一面の雪景色の中でのスタートとなりました。

高野山小学校の通学路は坂道が多いことから,地域の見守り隊の皆様,保護者の皆様,及び本校職員の見守りの中,子どもたちは一歩一歩凍った地面を踏みしめながら慎重に登校してきました。

令和4年「壬寅」年こそは,「子どもたちが自由にのびのびと活動できる年になりますように」と願ったところですが,年明け早々「オミクロン株」の感染拡大のニュースが舞い込み,学校現場としては再び慎重な対応を取らざるを得ない状況となってしまいました。

3学期は,学年のまとめとなる大切な学期です。6年生にとっては,中学校進学に向けての大事な準備期間となります。

子どもたちが,進級・進学に向けて充実した学校生活が送れるよう,引き続き基本的な感染症対策を取りながら,子どもたちの健康を第一に考えて学習や行事に取り組んで参ります。

高野山小学校職員一同力を合わせて子どもたちのために頑張りますので,本年も,皆様の御理解と温かい御支援,ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

         高野山小学校 校長 中野 直美

12/23(木) 2学期終業式

12月23日(木) 無事,2学期終業式を迎えることができました。

緊急事態宣言が発令される中スタートした2学期は,様々な面で皆様にご心配をおかけいたしましたが,9月30日に緊急事態宣言が解除されてからは,落ち着いて学習や学校行事を進めることができました。

保護者の皆様や,地域の皆様の温かい見守りと御協力の中,2学期大きな事故・事件に巻き込まれることなく子どもたちが活動できましたことに,心から感謝申し上げます。

校内音楽会や持久走記録会,6年生の修学旅行,5年生の林間学校,1~4年生の校外学習など,昨年度はできなかった行事を,決してベストな状態ではありませんでしたが実施できたことをうれしく思います。

子どもたちは,行事を通して様々な力を身につけていきます。

友達と協力することの素晴らしさ,お互いを思いやることの大切さ,自ら計画を立て実行することの難しさ,試行錯誤しながら行事を成功させたときの達成感。普段の学習の中では経験することのできないことを,様々な行事を通して経験し,成長していきます。

1年生から6年生まで,この2学期に皆,心も体も大きく成長しました。

時には,お友達ともめてしまい悲しい思いをすることもありますが,そのたびに,きちんとお互いの気持ちを伝えあい,相手の気持ちを理解することで,確実に成長していきます。

学校は,友達と仲良く協力して生活していく場ではありますが,ぶつかり合う中で,相手の個性を受け止め認め合う力を身につけていく場でもあります。

「みんなちがってみんないい」

自分と違う考えを互いに認め合いながら,互いに協力し,助け合える子どもたちの育成に向け,高野山小学校職員一同力を合わせて取り組んで参ります。

令和3年,皆様の温かい御支援と御協力に心から感謝いたしますとともに,令和4年も引き続き皆様の御理解と御支援,ご協力を賜りますよう,よろしくお願いいたします。

        高野山小学校 校長 中野 直美  

 

10月の全校集会「読書の秋」

10月1日(金)には,台風16号の影響から,子どもたちの安全を第一に考え,給食終了後の早帰りとさせていただきました。急な変更であったにもかかわらず,保護者の皆様の御理解と御協力のもと,児童全員を無事下校させることができ,ありがとうございました。

災害時の緊急対応につきましては,今回様々な課題が見つかりましたので,職員から「課題と改善策」をあげてもらい,次の対応に生かせるよう,情報を整理しているところです。

子どもたちの安全を守れるよう,校内体制を整えてまいります。

 

さて,10月4日(月)に,10月の全校集会を放送にて実施しました。

校長からの話は,「読書の秋」にちなみ,絵本の読み聞かせを行いました。

本の題名は「コブタの気持ちもわかってよ」作者は「小泉吉宏」さんです。

この絵本と出会ったのは,私の息子が小学校低学年のころで,主人公の「コブタ」のつぶやきが,まさに息子の心の叫びのように思えて,大人は,子どもの気持ちがわかっていないんだなとつくづく反省させられた本です。

この本の帯には「泣きたいときは 泣いてもいいのにね。」と書かれています。

子どもたちの喜びや悲しみを,しっかりと受け止めて,一緒に喜んだり悲しんだりできる親であり,教師でありたいなと思わせてくれた素敵な絵本です。

 絵本は,決して子どもたちだけのものではなく,読んだ時の年齢,立ち場,心の状態によって,伝わってくるメッセージがかわる,素敵な本だなと個人的には考えています。

この絵本も,子どもたちにとっては,コブタのつぶやきに「そうそう」「あるある」「大人はわかってないんだよね」などと共感を覚え,大人にとっては,忘れてしまった子供心を思い出して懐かしく感じたり,子育てに悩んでいるときには,「ああそうか。そうだよね。」と納得するものであったりする絵本です。

この絵本は,しばらく校長室に置いておきますので,興味のある方はお声掛けください。

 

「読書の秋」

子どものころに読んだ絵本を再び開いて,新たな感動を覚えるのも素敵かもしれませんね。

                高野山小学校 校長 中野 直美