校長室から
さらに安全・安心な学校にするために
今年度の6年生は14日、その他の学年も18日と、学校で活動できる日が、残り少なくなってきました。子ども達は、6年生を送る会や学年のまとめに、真剣に取り組んでいます。
川崎の中学生が、刃物で傷つけられ、大切な命を失うと言う、大変悲しい事件が発生したことは、他人ごとではなく、学校の安全管理や危機意識を見直す、重要なできごとだと受けとめています。
小学校でも、カッターナイフなど図工で使う機会も多く、子ども達は紙を切ったり、木を削ったりできる便利な道具だという認識で使っています。
今日の集会では、便利な道具も使い方を誤れば、大変危険な道具になってしまうこと、傘や棒きれ、小さな石ころでさえ、人にむかって振り回したり、投げたりすれば、たいへん危険であることを話しました。
また、物だけでなく、悪口や脅すような言葉も、人の心を傷つけ、時間がたっても治らないことなど、友達との関わりの中で、許されない行為があることを話しました。
さらに、もうひとつ、おこずかいの使い方についても話し、むやみに、買ったものを友達にあげたり、もらったりしないようにとの約束をしました。
最近、高野山小学校でも、おこずかいで買った不要なものを友達にあげて、トラブルの原因になっている出来事がありました。各家庭でも、お金の管理同様、子ども達の持ち物にも、十分注意していただき、トラブルの回避に努めていただきたいと思います。
学校においても、子ども達の言動を十分把握し、困っている児童の相談には、親身に対応していくことを、全職員で申し合わせ、本年度のまとめに取り組んでいくことを、確認いたしました。