校長室から

2019年7月の記事一覧

充実の1学期を終えて!

 本日、7月19日(金)をもって令和元年度1学期の授業はすべて終了しました。昨年はうだるような暑さの中での終業式、今年はそこまででないとはいえ、蒸し暑さを感じる中、風通しをよくしたうえで扇風機をまわすなど熱中症の予防措置をとりながら実施しました。
また、式の前に行われた吹奏楽部の素晴らしい演奏も心を落ち着かせる効果があったのかなと思っています。
さて、1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や合唱コンクールといった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、たくさんの成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である湖北中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることに繫がったのではないかと考えています。生徒たちにも感謝…です。
 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、イソップ童話「うさぎとカメ」を題材にして(但し油断大敵とか油断は禁物という話ではなく)、カメの生き方・考え方から、結果(他に勝つこと)ばかりを目標とするのではなく、ゴールに向かって努力を積み上げていくこと、負けそうになる自分の弱い心に打ち勝つことの大切さについて話し、今、頑張って戦っている葛南大会はもちろん、1学期の生活や学習への自分の取り組み姿勢を改めて振り返って、夏休みからの諸活動への取り組みに活かしていこうという話をしました。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の湖北中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめ等一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。

   

心温まる学びの時間!我孫子特別支援学校との交流会

 9日(火)、我孫子特別支援学校との交流会を実施しました。本校からは生徒会役員を含む28名の生徒が参加して我孫子特支の生徒と触れ合いました。最初は緊張気味?特に1年生は初めてだったこともあって戸惑っている表情が見られましたが、交流を深め、お互いに慣れてきた頃には、すっかり明るい表情で笑顔も見られ、3年生はゴールボール、1・2年生はTボールとボーリングゲームに楽しく取り組んでいました。
 私も我孫子特支には、前任校の吹奏楽部が「あび特フェスタ」で演奏させていただいていることもあり何度も訪れていますが、その度に子どもたちの素直で嘘偽りのない表情・喜怒哀楽や何事にも一生懸命に頑張る姿に感動しています。本校の生徒たちも、そんな我孫子特支の生徒たちの様子を見て、何か心に感じるものがあったり、勇気をもらったり、自分たちの次の活動への意欲に繫がればこんなにうれしいことはありません。
 閉会式では、両校の生徒たちからの活動報告や合同でのダンスを行い、馴れてきた我孫子特支の生徒たちが積極的に話しかけてくれる場面も見られました。できればもっと多くの生徒にも体験させたい気持ちですが、また12月にも計画されていますので、次年度も含めてさらに交流が深まるように応援していきたいと思います。
 我孫子特別支援学校の先生方・生徒のみなさん、ありがとうございました。

※他校の生徒で顔が特定できる写真は掲載できませんので、枚数が少ないことをご容赦ください。

 

 

 

決意を胸に!葛南壮行会

 4日(木)、3年生にとっては部活動の最後の集大成となる大切な葛南総合体育大会・コンクールに向けた壮行会を行いました。
 先週の土日に女子テニス部とバレーボール部が前哨戦となる市内大会を終え、今週も最後の夏に向けて全ての部活動が一生懸命に練習に励んでいます。今日の壮行会に向かう表情も心なしか引き締まって「絶対に勝つ」という決意に溢れているようにも感じました。
 「努力は裏切らない」という言葉があるように、生徒たちにはその言葉とここまでの自分たちの頑張りを信じ、最後まで夢や目標を追い、葛南大会優勝→県大会出場、さらに関東・全国と勝ち抜いてほしいと願っています。ただ、目先の勝ち負けではなく、もっと長い目で見ると、ここまで精一杯努力してきた生徒たち、特に3年生はこの2年半で厳しい練習、苦しくプレッシャーのかかる試合、辛かった冬季トレーニング等々、たくさんの経験を積んだことで努力することの大切さ、我慢や忍耐力、積み上げていくことの大切さを自然と身につけ、今、取り組んでいる競技や種目の楽しさや奥深さを学ぶこともできたと思います。そして、これが大人になってからの自分の長い人生に必ずや大きな糧となっているはずです。
 生徒たちには、そういう意味で「努力は人生を裏切らない」ということを信じ、負けを恐れることなく、苦しいときこそ笑顔で、何よりも精一杯の自分の力を出し切ったプレーが見られることを期待して応援していきたいと思っています。
 フレー!フレー!湖北中部活動

  

※葛南大会壮行会の様子(写真)は、「生徒活動の様子」のページにアップしています。