2015年12月の記事一覧
小中高連携・地域連携書き初め大会
23日(水)、布佐中学校武徳館(武道場)にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。祝日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒と多くの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。
子ども達の感想の中には、「地域の先生が丁寧に教えてくれた」「上手な字が書けたし、宿題も終わってよかった」「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、中学生の上手な字が見られて参考になった」「家でやるより集中してはかどった」「来年もまた参加したい」等々の前向きな意見が数多くありました。
この後、子ども達からとったアンケートを基に、多くの子どもの声に応え、来年度もより意義のある書き初め大会にしていきたいと考えます。また、新年1月7日(木)からは布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも開放します。たくさんの方々のご来校をお待ちしていますので、よろしくお願いします。
終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて御礼申し上げます。
※この書き初め大会の様子はケーブルテレビ(JCOM)の取材を受け、当日夕方に放映されたニュースでも紹介されました。
※書き初め大会の様子は「生徒の活動」のページに写真を
アップしますので、ご覧いただければと思います。
学び多き図書ボランティア講習会
16日(水)、7月に続いて2回目の図書ボランティア講習会を行いました。前回は「始めの一歩講座」ということで、言うなれば基礎編でしたので、今回は「次の一歩講座」という形の実践編といってよいかと思います。
午後1時からの開会でしたが、時間前には会場(本校図書室)は満席となり、全部で何と50人前後の方にご参加いただきました。布佐地域の学校・子どもの教育に対する関心の高さが窺えると思います。
会の内容としては、最初に我孫子市民図書館(アビスタ)からお招きした職員の方に学校図書館の役割やボランティアの心構えについてお話ししてもらった後、本校図書ボランティアによる図書室蔵書管理コンピュータ化のデモンストレーション、湖北中学校図書ボランティアのみなさんの自校のボランティア紹介とアドバイス、そしてテーブルごとに図書室ボランティアの在り方についてのワークショップという多彩な内容です。
他にも我孫子中学校と高野山小学校の図書ボランティアのみなさんが学びに来ていたり、教育委員会から来校された3名の先生方や本校学区統括コーディネーターからの提言をいただくなど、本当に意義深く学び多き時間を過ごすことができました。
※図書ボランティア講習会の様子は、「学校支援地域本
部」のページにアップします。
地域ルーム活用Ⅱと放課後補習スタート!
先月、地域ルームで手話のサークルが活動を始め、いずれは興味関心のある生徒たちが、そこに足を運んで一緒に活動できたら素晴らしいという旨のことを記載しましたが、先月の末から今月にかけて、手芸のサークルと囲碁・将棋のサークルで活動している地域のみなさんにも地域ルームを利用していただくことなりました。たくさんの地域の方々が学校を訪れて子ども達を見守り、交流し、一緒に育てていく環境が整いつつあります。これからどのような展開となっていくかがとても楽しみです。
上記に加え、先月から地域の方々の力をお借りして、放課後の補習もスタートさせています。とりあえずは、進路を控えた3年生が対象ですが、やがては1・2年生の希望者や苦手分野の学習がある生徒も学べる場になればと願っています。
「みんなで創る地域の学校」に向けて、一歩ずつ着実に歩んでいる現在の布佐中学校です。引き続きご支援・ご協力をお願い致します。
※地域ルーム活用の様子
放課後補習1.JPG 放課後補習2.JPG 放課後補習3.JPG
手芸サークル1.JPG 手芸サークル2.JPG
囲碁・将棋サークル1.JPG 囲碁・将棋サークル2.JPG
(囲碁・将棋サークルでは生徒たちも一緒に活動しました)
異文化理解!留学生は先生プログラム
12月8日(火)、1年生を対象に「留学生が先生」プログラムを実施しました。これは国際交流協会の支援をいただいて、海外から日本に留学して大学・大学院で学んでいる学生が、自国のことについて工夫を凝らしながら中学生に教える授業です。
今年度は、アメリカ・スリランカ・イラン・アルジェリア出身の4人の留学生が授業を行いましたが、生徒と和気あいあいに和やかな雰囲気の中で進められており、生徒たちも日頃の授業より?集中して熱心に参加していました。授業の最後にはそれぞれの学級から工夫を凝らした贈り物や合唱がプレゼントされ、留学生も思わぬ展開に大変感激し、大喜びでした。
グローバル人材の育成が声高に叫ばれている昨今、英語教育の早期実施が行われたり(小中一貫教育のAbi-Englishで布佐中学区でも取り組んでいます)、小学校での教科化も決定しています。それはそれで大切な側面があることは間違いありません。ただ、本校では「布佐タイム」において「グローバルピース」という講座で異文化について学んでいますが、そういった営みや今回の授業などを通じて異文化と接し、その理解に努めるとともに、日本人としての考え方をしっかりともって交流を深めていくことが、これからのグローバル社会に生きていく生徒たちにとって大事なのだろうと改めて思いました。
※授業の様子です。クリックしてご覧ください。
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平和への祈りを込めて!中学生報告会
6日(日)、広島平和記念式典派遣中学校報告会がけやきプラザのふれあいホールで開催されました。何度もお知らせしていますが、本校からは団長の竹内さん、副団長の藤井君、伊藤さん、大河原君の4人が参加し、広島で学んだ3日間の様子と平和への思いについて堂々と発表しました。また、突然のインタビューなどに対しても、布佐中の生徒はたくさんの希望者の中から厳しい選考を経て選ばれただけあって、自分の言葉を自分の言葉でしっかりと話せていることにとても感心しました。
第2部の「サダコ鶴寄贈式」では、「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんが病床で負った貴重な折り鶴を、遺族の方から我孫子市に寄贈していただくセレモニーでしたが、ここでは、心のこもった感謝の言葉を団長の竹内さんが話してくれました。
第3部では本校の吹奏楽部も出演した「INORI コンサート in Abiko」が行われ、見事な演奏に会場からもたくさんの拍手をいただきました。
全体を通して4時間半という長い時間のイベントでしたが、多くの方々にお集まりいただき、平和への願いを全体で共有するとともに、感動的な発表の数々に時間を忘れて釘付けとなった日曜の午後でした。
※報告会の様子です。クリックしてご覧ください。
布佐中派遣生徒.JPG 贈呈式・感謝の言葉.JPG
布佐タイムでお世話になっている山田きんしん先生の絵です.JPG
吹奏楽部演奏.JPG
地域で生きる生徒たちに!「認知症講座」実施
4日(金)、我孫子市消費者の会のみなさんによる出前授業「認知症講座」を3年生対象に実施しました。パワーポイントを使用したり、ロールプレイングを交えながら大変にわかりやすく丁寧に授業をしていただき、生徒たちも真剣な表情で参加し、ワークシート(「認知症でも安心して暮らせる地域を学校からつくろう」)にも自分の考えをしっかりと記入していました。
我孫子市、特に布佐を含む東部地域は高齢化率が非常に高くなっています。そのような地域に暮らす生徒たちに認知症について学ばせることはとても大切なことだと思います。また、この学習を通して、例えば祖父母と一緒に暮らしている生徒たちが当事者意識をもったり、地域を歩いているときに認知症の疑いがある方と出会ったときにどんな対応をしたらよいかを考えることは、生徒たちに社会参画意識を育てるうえでもとても重要です。このこと自体が地域貢献に結びつくとも考えています。
「みんなで創る地域の学校」を掲げる布佐中学校です。来年度以降もこの学習を継続させ、この地域で生きる生徒たちへの大切な「生きる力」を育てていきたいと思います。
消費者の会のみなさん、ありがとうございました。
※授業の様子です。クリックしてご覧ください。