校長室

校長室から発信

カリキュラムでつなぐ小中連携

 10月26日 布佐の3校で公開研究会を!
   みなさん、見に来てください

  新しいカリキュラムを3校で作りました。どうして作ったのか?それには3校の教職員には
 ある思いがありました。それを研究紀要の冒頭に書きました。
 ぜひご来校いただき、布佐小、布佐南小、布佐中と連続した実践を見ていただきたいと願
 っています。
    布佐のまちを支える小中の子どもを育てるという発想

学校は、子どもをよき社会人として生きるに必要な資質、能力をはぐくむ場所です。小学校、中学校の子どもは、同じ地域で生活しています。小学校から中学校と成長しながら、生活の範囲を広げつつ、地域とのつながりを深めています。 私たちは、改めて、子どもたちのすこやかな成長の鍵は地域にあると考えています。

朝、夕に路地に立ち、「おはよう」「おかえり」と声をかける街角の大人たちから、子どもたちは、規範や思いやりやコミュニケーションを学んでいます。布佐という地域にはそれだけの教育力があります。そのような布佐の地の教育力を私たちは、小、中をつないで子どもを育てる教育内容として開発したいと考えました。それには、一つの大きな願いがあります。この教育内容の存在により、布佐小学校、布佐南小学校、布佐中学校が未来永劫につながって、布佐のまちを支え続ける人材を輩出する地域の学校でありたいということです。私たち3校教職員は、地域、保護者の強い願いに支えられ、布佐の文化、歴史、風土、人、まち、くらし、まつり、水害などをテーマとして、教育内容を「ふさカリキュラム」として造りあげる決意をしました。その願いは唯一つ、「ずっとつながる小中学校でありたい」のです。

しかしながら、私たち教職員は、いつかはこの学校の勤務を去る日が来ます。私たち教職員がたとえ異動により入れ替わろうとも、この「ふさカリキュラム」は、次の代の教職員により受け継がれ、布佐の小中学校に通う子どもたちが、必修する教育内容として位置づくよう配慮したいと考えています。地域の方々には、このカリキュラムが、たゆみなく教え続けられるよう働きかけていただきたいと願っています。そのような思いをこめて、このカリキュラム開発の目的を記しておくことにします。
                              布佐中  校長

平成24年度がスタート!


 整然とした始業式でスタート
 2年生、3年生はそれぞれ1年ずつ進級し、学校を支える学年となりました。私も3年目となりました。新しい職員を迎えて、新しい風を感じながら、心地よいスタートを切ることができました。
 布佐中の学校文化ができつつあります。私は、その文化に、品格と秩序とエネルギーを加え、より質の高い教育内容を創造していきたいと切に願っています。
 地域の方々と共に、社会性高く、主体的で、深い洞察力と行動力を備えた、地域の担い手となる生徒の育成
を目指して行きたいと思います。今年度のご理解・ご協力をお願いいたします。
                 布佐中学校 校長  杉橋朋子

地域に貢献する生徒たち


   「復興支援」布佐中吹奏楽部の善意 
              「ライトブルー少年賞」 知事より表彰
 
 親切な行いをした児童生徒をたたえる「ライトブルー少年賞」の表彰式が、1月19日(木)千葉県庁で行われました。今年度は、11個人、5団体が選ばれ、布佐中学校吹奏楽部も表彰を受けました。
 3年矢口真理部長と石堂ちはるさんが代表として授賞式に参加しました。吹奏楽部は、地域の催しに積極的に参加し、演奏を通じて地域住民を元気づける活動を行ったり、演奏の案内を地域のお年寄りに届けながらコミュニケーションをして励ましたりしてきました。東日本大震災後は、布佐地域の被災された方の復興の一助として、チャリティーコンサートを開催し、義捐金の募金をおこないました。
 今後も学校全体で地域貢献を進めていきたいと考えています。

林間学校が終わる

   生き方を考えさせる学習
 2年生の福島林間学校の学習が終わりました。
 福島への林間学校に際しまして、ご支援いただきました
 保護者の皆さま、関係者の皆さま、我孫子市教育委員会
 には、御礼申し上げます。
  福島裏磐梯の方々から、勇気と元気をいただいてきたようで、
 帰校してから、生徒ともども、布佐の復興に、私たちは何ができる
 のかを考えさせられました。
  帰校後、生徒は、すべての方々に感謝しつつ、
 自発的に布佐復興にむけたボランティア活動に
 でかけるなどしていました。それぞれの生き方に影響を与えた
 学習となりました。2学年だより9月号に詳しく掲載されています。ぜひ
 ご覧ください。23 学年だより9月号(林間学校編).pdf
 

布佐4校合同あいさつ運動の記事について

 こんにちは。秋本番となりました。いかがお過ごしですか。
   布佐4校のあいさつ運動が紹介されました。
    千葉テレビのニュース
    我孫子市のホームページ
    県教委ニュース
  布佐中学校は昨年6月以降、地元に開校した我孫子東高校の順調な立ち上がりを支援
  しようとと、布佐小学校と布佐南小学校の校長先生と相談しながら、布佐のまちづくりと
  学校経営を連動させ、さまざまな話し合いを行ってきました。
   この活動の一つである、「布佐マナーアップキャンペーン」あいさつ運動は、20回
 以上にも及び取り組みが行われ、このほど9月26日分の活動が紹介されました。
  取り組みの様子は、我孫子市のホームページの「楽しむ・観光」「まちのできごと」「まち
 の話題」と進んでご覧ください。
  布佐中生徒会、我孫子東高校生徒会、布佐小児童会、布佐南小児童会やPTA、教員
 地域防犯関係者、少年指導関係者、我孫子警察など、おおくの方々とともに歩んでいます。


■我孫子市のホームページ
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/21,0,219,877,html

■VOL.85(平成23年10月)県教委ニュース
  巻頭特集
   (震災関連)我孫子市布佐地区のあいさつ運動

http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/seisaku/kouhou/news/h23/vol85-h23-10.html