校長室から発信
新生徒会スタート!
21日(火)、生徒会役員・委員会委員長の引継式が行われました。長時間となりましたが、「式」という形にふさわしく大変に厳かな雰囲気の中で実施されました。立会演説会のことを記載したときにも触れましたが、新生徒会役員・委員長ともに、ほどよい緊張感の中に意欲に満ちた表情も感じられ、一人ひとりが述べた決意もやる気をアピールするだけではなく、例えば「2分前着席を2分前学習に切り替えます」とか「家庭学習のサイクルを学校全体で統一します」といった具体的な公約まで堂々と述べることができていました。彼らには、これからの生徒会行事の企画・運営にとどまらず、ぜひ政策提言した「地域貢献」や「学力向上」に向け、思い切って具体的な活動を展開していってほしいと思います。全教職員で応援していきます。
また、この1年間頑張ってきた旧生徒会役員・委員長も後輩に後を託し、立派に最後の挨拶を終えました。彼らのここまでの苦労、そして一つ一つのことをやり遂げた後の成就感や感動は、間違いなく彼らの成長のエネルギーとなっているはずです。1年間の活動の成果を誇りとして、今後の学校生活でますます自分を向上させていってほしいと願っています。
なお、新生徒会役員・委員会委員長の名前は、ホームページの「生徒会から」にて紹介いたします。
東葛駅伝大会・堂々の26位!
18日(土)、第68回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸スタート、野田ゴールの31.9㎞を10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の70校以上がすべて参加し、交通規制をして実施する、全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。68回目の大会ということで、実は布佐中も68周年を迎えた学校ですから、まさに東葛駅伝の歴史は布佐中の開校以来の歩みと同じ伝統があるということに改めて驚きました。
本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、サポートの選手を含めた一人ひとりが自分の力を出し切り、見事に26位という好成績を収めました。これは本校規模(生徒数)の学校としては、本当にすばらしい順位です。昨年度が54位という成績だったと聞いていますので、その躍進ぶりにも目を見張ります。葛南駅伝では、今一歩不完全燃焼であった面もありますので、努力が報われた今回の結果には校長としてもとてもうれしく思っています。駅伝チームの生徒たちの表情も、とても晴れ晴れとしていました。
今回の結果を誇りとして、生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたことが、それぞれの大きな成長に結びついているはずです。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、今回の結果を自信にして精一杯頑張ってくれることを期待しています。
選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。すばらしい1日でした。
部活動・葛南新人戦
ここ数週間、各部活動の葛南新人戦の応援に行っています。日程が重なったり、他の行事があってすべての部活動には行くことができず、生徒たちには大変に申しわけないのですが、本当に本校の生徒は一生懸命頑張っています。
生徒数から考えると、対戦校によっては小国が大国に挑むという構図にもなります。応援に行って校長特権?でベンチに座らせてもらったりすると、選手が試合をしている間、本校のベンチには交代する選手がほとんどいません。全員がレギュラーという部活動もあります。当然、他校とは違って1年生もたくさん試合に出ています。怪我をしたり、反則で退場となる選手がいたりすると大変なことになりますから、顧問の先生方も一層気を遣って指導したり、指示を出したりしています。試合の最初から最後まで走り回っているサッカーやバスケットボールなど、体力がもつだろうかと心配にもなってきます。そんな不利な条件の中、まだすべての競技が終わってはいませんが、バレーボール部(女子)が第3位(準決勝もセットカウント1対1、最終セット23対25という僅差)、バスケットボール部(女子)も第3位という立派な成績を残しました。
この結果を励みにして、どの部活動も少人数というハンデに負けず、少数精鋭の意気込みで、目標を明確にもって、達成する度に一段一段上向きの軌道修正をしながら、日々の練習にさらに励んでほしいと思います。そのためにも、この冬は冬季トレーニング等で体力と気力をじっくりと養うことが大切です。保護者のみなさまも子ども達への応援、よろしくお願いします。
フレー!フレー!布佐中部活動
大空学級合同運動会参加
11日(土)、市内の特別支援学級合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。以前は柏市と合同で実施していたのですが、諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で3回目です。当日は、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、駐車場は第2も含めてすぐに満車になるほどの盛況ぶりでした。
本校からは大空学級の生徒たちが参加して元気に競技・演技を行いました。1日、子どもたちの様子を見ていて、本校に限らず、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かして走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走るのを止めません。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿からたくさんの元気をもらえた1日でした。
閉会式で話をさせていただく機会がありましたので、子ども達に100点満点をたくさんあげると同時に、すべての頑張った仲間たちに感謝の拍手を贈り合って講評とさせていただきました。子ども達に精一杯の声援を送り、おいしいお弁当を準備してくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい1日を本当にありがとうございました。
立会演説会&音楽発表会
7日(火)、生徒会役員立会演説会・投票が行われました。いよいよ布佐中学校のリーダー学年が2年生へと引き継がれ、1年生がそれをサポートしていく新体制がスタートです。
生徒会の新執行部には、意欲に満ちた7名の生徒が立候補しましたが、どの生徒も(特に2年生は)大変にすばらしい演説内容でした。中学校の立会演説会だと、ややもすれば立候補の意欲とやる気を前面に出した話の内容であったり、取りあえずは「こんな学校にしたい」という目標を話して終わることがほとんどです。しかし、昨日の立候補者の演説は、一人ひとりがそれぞれの視点で学校を向上させていくためのビジョンをもち、そのために「こんなことに取り組んでいく」といった具体的な(立候補者の言葉を借りると)政策提言が為されていました。校長としても大いに感心しました。
生徒の演説を聞き、布佐中学校のこれからを託す新生徒会役員中心に、全校一丸となって「学校力」向上と生徒個々の成長をめざし、今以上に「地域に愛され、地域に貢献できる学校」にしていきたいと改めて考えさせられた次第です。
また、本日・8日(水)は10日(金)に行われる市内音楽発表会の壮行会が行われます。本校からは吹奏楽部と特設合唱団が参加します。御存知のように、吹奏楽部は地域に積極的に出て地域のみなさんに愛されながら演奏活動を展開しています。特設合唱団については、発表会の後、布佐小学校の音楽フェスタに招かれて未来の布佐中生の前で演奏を披露します。小学生たちが先輩の歌声に圧倒され、中学校生活への憧れや期待をもってくれたら…と願っているところです。実は、私がこの後2泊3日の出張に出てしまうため、本番の発表を聴くことができないのですが、生徒たちには布佐中学校の代表として、堂々と自分たちの力を出し切って演奏を楽しんでほしいとエールを送りたいと思っています。
「フレーフレー!!吹奏楽部&特設合唱団」