校長室

校長室から発信

学校行事の見直しや教科指導計画の変更や工夫など知恵を出し合って・・・教育課程の再編成

 本日は教職員打合せを行いました。臨時校長会で確認した市内小中学校の対応等の確認、共通理解をしました。5/7の学校再開についても先が見えないことも多く、分散登校の場合の対応や学校行事、給食への対応など話題になりました。その中で、分散登校をする場合の対応ひとつとっても、生徒の学習の質と量ともに確保しようとするとなかなの工夫が必要であること、学校行事などの精選も含めて大きく具体的な対応が必要であることを確認し、全教職員で知恵を出し合い、柔軟で具体的な取り組みをしていくことを確認し合いました。やはり、「3密」を避けるための手立てをどうするか、学校としてどういう手立てができるのか、学習の時間、質と量をどう確保するかが打合せの議題となりました。学校行事の精選や地域連携についても保護者や地域の皆様のご意見やご支援をいただきながら進めてまいります。

入学式が行われるはずの4/8・・・ 教科書等の配布に新入生保護者の皆様のご協力を得て・・・

 四月八日の入学式が延期となりました。希望と不安を胸に明るくはつらつとした新入生を迎えることができなくなりました。今日は保護者の皆様に教科書や提出が必要な書類等を取りに来ていただきました。本当にありがとうございました。「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」を目指し、職員一同、学校生活の正常化に向けた準備をしてまいります。何とぞ、宜しくお願い致します。今年度学校教育目標並びに重点目標などの学校経営に関することや職員一覧など学校だよりもアップしておりますので、地域の皆様もご一読願います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年 3学期始業式を迎えて

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は本校教育活動の推進に対しましてご理解やご支援をい ただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日の3学期始業式で生徒に話したことを報告いたします。
「 本校の学校教育目標は「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」です。これは、2学期の終業式にも 話しましたが、「自ら」という言葉の意味は、「自分から進んで~する」とか「自分から積極的に~する」、「自 主的に~する」などの意味ととらえると思います。新学習指導要領をもとにした授業が小学校は令和2年か ら、中学校は令和3年度から始まります。そこには、「主体的で対話的な深い学び」というキーワードがあり ます。「主体的に~」というのは、「自分なりに考え、こんなふうにしようと自分で判断して取り組むこと」とい う意味ですが、これは、本校学校教育目標を「自ら学び」の意味に合致するものです。学習はもちろんのこ と、行事や日常生活など様々なところで、自分なりに考えて自分で判断して取り組むことが大切だということ が本校の目標の中にあるということを生徒、教職員すべての人たちで確認し、実践に向けて頑張っていきま しょう。また、「共によりよく」とは、「お互いに認め合い、励まし合い、支え合って、自分の夢や希望の実現に 向けて頑張り、それが社会貢献につながるような自己実現を目指しましょうという意味です。3学期は、今年 度のまとめ、締めくくりの学期であると同時に、3年生は4月からの新しい門出に向けた大切な準備期間、 助走の時期でもあります。それは、1、2年生も同じです。PDCAサイクルという言葉がありますが、P(Plan =計画する)、D (Do=実行する)、C(Check=評価、反省する)、そしてA(Action=改善する)を1年という単 位を通して、また、学期をとおして、そして、1か月、1週間、1日を通して日々前進していけるように3学期 の3年生は45日間、1、2年生は52日の学校での生活を過ごしてほしいと思います。」
以上が要旨となります。学校といたしましても、ご協力いただいた学校評価アンケート等をまとめて具体 的な課題と改善策を考えていきたいと思います。また、学校でできること・できないこと、ご家庭にお願いす ること、また、地域の皆様にお願いすること、皆で考えなければならないことなど具体的にできるところから 進めていきたいと思います。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

2学期終業式を終えて

 今学期も布佐中学校へのご支援、ご協力誠にありがとうございました。大きな事故、怪我等もなく終業式を迎えられますのはひとえに保護者・地域の皆様の力のお陰と心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。終業式では2学期の生徒たちの頑張りを讃えました。体育祭から始まり、駅伝や合唱祭、文化活動発表会など行事が立て続けにあり、大変忙しい思いもあったかと思いますが、3年生を中心に力を出し合い、支え合い、いずれも大きな成果を出すことができたことを伝えました。学習に関しては、「主体的」とはどういうことだろう?と問いかけました。自分で考え、どのようにしたら効果的か、仲間と学び合うということはどういうことか?を問いかけました。小学校は来年度から新学習指導要領による学びが開始します。中学校も再来年からですが、「主体的」「対話的」「深い学び」などのキーワードについて、教職員・生徒、保護者や地域の皆様全員で考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。

左の写真は、「ふさタイム」(総合的な学習の時間)の講座のハーモニカ講座の宮越先生と教え子たちとの写真です。年齢的なことなどの事情で今年度をもって講座担当を終了することになりました。10数年この布佐中の生徒にハーモニカを教えていただきました。このようにたくさんの方々によって支えられている布佐中学校です。  

第73回体育祭を終えて・・・皆様の支援と子どもたちの頑張りと・・・・

 2学期が始まり1週間、第73回体育祭も無事に終えることができました。子どもたちを中心に自主・自律の目標のもと保護者・地域の皆様に支えられ、子どもたちの躍動した姿を見ていただくことができました。夏休み前から応援団や実行委員を中心に自分たちで創り上げる体育祭を目指して取り組んできましたが、やはり保護者・地域の皆様のご支援の力は大きいと改めて感じました。例えば、各自治会の方が総出で組み立ててくれるテントは、保護者席に張られ、この残暑厳しい時に実施しなければならない心配を大きく軽減してくれるものでした。小学校にも協力をいただき、今年はテントを多めに張ることもできました。朝早くから多くの来賓の方々にもご臨席賜り、温かく応援していただきました。閉会式では、子どもたちに努力と結果についてお話をしました。努力して結果が出た時の自信、努力して結果が出なくとも得ることができた経験、喜びと悔しさ、個人と集団、そして協力・・・・子どもたち一人ひとりの顔を見ながら私自身も子どもたちから多くのことを学ぶことができたなあと、胸が熱くなりました。ご支援くださいました皆様、本当にありがとうございました。