校長室から

校長室から

5年生田植え

 5月10日(水)に5年生は田植えを行いました。8日(月)に実施予定でしたが、当日生憎のお天気で10日(水)の実施となりました。

 4月末に田んぼに入り田慣れをしましたが、その後田植えができるように田を均す(ならす)代かきをしていただき、いよいよ苗を植えます。この日も田んぼ委員の方をはじめ、20名を超える5年生保護者の方々がお手伝いに駆けつけてくださいました。

 まず、田んぼの先生小川さん、百瀨さんから田植えの際の注意事項を聞きました。「畔(あぜ)を絶対こわさないこと」「苗は5本を束からとって植えること」「植える際はロープの目印に植えること」「苗はピースサイン(人差し指と中指)で挟み、しっかりと土の中まで押し込むこと」など、植える際の気を付けなければいけないことを確認しました。

 最初は、苗を5本に分けることや、どれくらいの深さまで植えればよいかなど、勝手や加減がわからず悪戦苦闘していた子どもたちでしたが、繰り返し植えていくうちにどんどん上達していきました。植えた苗が浮いて流れないようにしっかりと土に手際よく差し込むことも上手になり、予定時間内に田植えを終了することができました。

 田植えを終えた子ども達からは、「とっても楽しかった!」「苗を植えるまでにたくさんの人の協力があってできた田植えなので、これからの学習も頑張ります」「米作りは大変なことだと分かった」などの感想が出ました。

 田んぼの先生からは、「この学習は、たくさんの人の支えがあってできるので、その人たちへの感謝を忘れないでください」と最後にお話をいただきました。この貴重な体験を通して、子どもたちにはお米一粒を大事にする人になってほしいと思います。

 これからは苗が稲に成長していく様子を観察記録にまとめていきます。おいしいお米が収穫できますように!

4年生谷津田観察(春)

 5月2日(火)に、4年生は谷津田に出向き、観察を行いました。今年度も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々や、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただき、谷津田の自然、生き物について説明をしていただきました。

 薫風香るこの日は谷津田を吹き渡る風も気持ちがよく、絶好の観察日和でした。

 植物では、かわいらしい見た目とは裏腹に毒を持つ「キツネノボタン」や、まだ青い桑の実などを、生き物では、足が生え始めたヒキガエルのおたまじゃくしや、オオカマキリの卵を見つけることができました。

 次回は夏、気温が上がり植物も生き物もどんな成長を見せてくれるのか今から楽しみです!

 

田んぼに慣れよう!

 4月28日(金)に田んぼに慣れるため、今年度も田んぼの先生である小川先生と百瀨先生にご指導をいただき田んぼに入りました。5年生は総合的な学習の時間に「米作り」に挑戦しています。

 この時期は、土をかき混ぜ空気に触れさせることで土壌の養分を活性化させる作業である田おこしを行います。「先に機械で田を耕してあるけど、まだ昨年の稲の根が残っている所があるから十分気をつけて」と先生からアドバイスを受け、いざ活動開始です!

 「どんな感じかな?」「土で汚れちゃうね」と田んぼに入る前は少々怖がっていた子ども達も、入ってみて踏みしめた土の何とも言えない感触に大喜びでした。慣れてくると田の端から端までみんなで手をつないで行進です。その後は「よーいドン!」とかけっこもしました。泥だらけになりましたが、子どもたちからは「にゅるっとしたよ!」「楽しい!」「気持ちよかったね」等の感想を聞くことができました。

 これから半年間に及ぶ米作りの学習がスタートしました。二小では、この米作りの学習を後々他の教科・単元とも関連させていきます。また、子どもたち自身も、自分の興味関心によって学びの内容や範囲を多方向に広げていくことでしょう。この学習によってどんな気づきがあり、どんな学習と結びついていくのか、可能性は無限大です!

  ゴールデンウィーク明けには田植えに挑戦します!お手伝いくださった保護者の方々ありがとうございました!

第1回避難訓練

 4月25日(火)に、避難訓練を実施しました。今回は我孫子市で震度6の地震が発生したという想定での訓練でした。「地震発生」のアナウンスが流れると、すぐに1次避難です。机の下に素早く潜り「落下物」から身を守りました。地震が収まった旨を聞き、次は2次避難です。事前に避難の際の合言葉、「おかしもち」(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、ちかよらない)を学んでいた子どもたちは、この「おかしもち」をよく守り、教室から避難場所の下校庭に素早く移動していました。全学年の移動の姿が素晴らしかったことはもちろんでしたが、1年生は小学校で初めての避難訓練だったにもかかわらず、黙って静かに避難をしていてとても立派でした。

 

 校庭集合後に行った訓練の振り返りでは、子どもたちに「自分の命は自分で守る」ことや、「練習は本番のように、本番は練習のように行う」ことを話しました。5月の中旬には保護者の皆さんと一緒に「引き渡し訓練」を行う予定にしています。今日の訓練の成果を次回の訓練でも生かしてほしいと思います。

 災害が起きないことを日々願うばかりですが、学校外での避難方法や地域の避難場所等について、日頃からご家庭でも是非話題にしてみてください!

1年生誘拐防止教室

 4月21日(金)に1年生は教室で誘拐防止教室を行いました。この日は我孫子市防犯協会、我孫子市青少年指導員、我孫子警察署職員の方々が講師として来校し、子どもたちは、誘拐などから自分自身で身を守るための行動を教えていただきました。合言葉は「いかのおすし」です。

 入学前にすでに習っていたり、教えてもらったりしている子もいて、「知っているよ!」「気をつけているもん」との声もありました。講師の先生方から最後に、「このような場面にならないことが一番」とのお話。子どもたちは「一人では遊びに行かない」「明るい道を歩こう」など、「自分はこうやって自分の身を守る」と、自分事として捉えていました。

 

 避難訓練もこの後予定しています。これからも防犯や防災について学びを深めていきます。