学校の様子
1学期最後の生徒評議会
9月24日(火)、専門委員会の後に、生徒会本部役員、専門委員長、学級委員長が集まり、1学期の反省を行いました。
また、今年の生徒評議会はSDG’sについても取り組んでおり、4つのグループに分かれて熱心に話合いをしていました。このメンバーでリーダー研修も行っているので、互いに遠慮することなく学年関係なく意見を出し合っていました。全校生徒へ投げかけるには、まだ話合いが必要なようですが、新たな取組に感心しています。
木工作品作り
1年生は技術の授業で、木工作品を製作しています。
何を作るかを考え、製図し、一枚の板に印を付けて切り、今は組み立ての段階に入りました。友達の協力なしには、できない作業です。「差し金」を使って角度を確認する様子に感心しました。道具の用途を理解し、使いこなしていました。
作品は、11月の総合文化発表会にて、展示する予定です。デザインは各個人に任されているので、個性豊かな作品がご覧いただけることでしょう。お楽しみに。
地区新人大会
9月20日(金)・21日(土)の2日間にわたって、地区新人大会がありました。
7月に3年生が引退し、2年生中心の新チームになっての大会です。どの部においても、新部長の引き締まった表情が印象的でした。この1~2ヶ月間の練習の中で、部員をまとめようと一生懸命取り組んできたことが分かります。他の部員たちも、今まで以上に積極的に部活動に参加してこの大会に臨んだことが感じられました。
●サッカー(会場:SAKURAグリーンフィールド)
3年生が引退し、単独チームとしてはギリギリの人数ですが、精一杯戦いました。このチームが来春の大会にはどれくらい成長するのか、楽しみです。
●バレーボール(会場:阿久津中学校)
2年生は一人で、あとは全員1年生。それでもよく声を掛け合い、励まし合って戦っていました。試合をしながら多くのことを学び、学校に戻ってきたときは大きな声で挨拶していました。元気が一番!
●卓球部(会場:本校)
前回の地区総体に引き続き、3冠達成! 団体戦、ダブルス戦、シングルス戦を全て優勝するのですから、すごいことです。本校が会場なので早朝から準備をすることも多く、生徒はよく仕事をしていました。応援の態度もまとまりがあり、素晴らしいと感じました。
団体戦はもちろんですが、シングルス戦では4名が県大会出場となります。(優勝、準優勝、ベスト4、ベスト8)
●ソフトテニス(会場:氏家中学校)
1日目の団体戦は、決勝トーナメントに進めず悔しい思いをしましたが、2日目には個人戦で、準優勝と3位になり、県大会出場です。
●陸上(会場:さくらスタジアム)
新人大会は、上位2位までの入賞者が県大会出場となります。(リレーは3位まで)
400mに出場した本校生徒が、大会新記録で優勝を飾りました。昭和56年以来の記録更新です。
県大会出場資格を得たのは、2年男子400m、2年男子800m、1年女子800m、1年女子1500m、2年男子砲丸投、1年男子砲丸投、共通男子リレーです。
多くの保護者の皆様が応援に駆け付けてくださり、感謝申し上げます。大いに勇気づけられたことと思います。
日没が早まってきましたので、今後部活動終了時刻も早くなります。効率よく練習することを考える必要がありますね。
学校巡回公演のワークショップ
9月11日(水)、3年生を対象に、文化庁による舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)のワークショップがありました。なんと、吹奏楽ファンなら誰もが憧れる「シエナ・ウインド・オーケストラ」が本校にやってきます!
その公演を前に、楽器の理解や鑑賞について教えていただき、指揮やボディーパーカッションの実技体験もありました。
●楽器の紹介
ファゴット、ユーフォニアム、様々なパーカッション(打楽器)を、実演を交えながら紹介してくださいました。特に、司会者がゼンマイ仕掛けの人形役を演じての演奏には、大笑いしました。
●演奏会の曲紹介
「感じるのは自由で人それぞれ。それが音楽の楽しみ方」とおっしゃる司会者の言葉に、気持ちが楽になりました。
●指揮者体験
●ボディーパーカッション体験
曲に乗りながら体を動かすことがなんと楽しいことか、と誰もが思ったことでしょう。生徒の笑顔が物語っています。
●代表生徒によるお礼の言葉
この「舞台芸術等総合支援事業」とは、全国の小学校・中学校等においてトップレベルの文化芸術団体による巡回公演を行うことを通じて、 将来を担うすべての子供たちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能力の向上を図るとともに、文化的な地域格差の解消を促進することを目的としています。
普段授業などで使っている体育館が、素晴らしい舞台へと変わり、一流の演奏を、目の前で見聞きし、音の調べの優雅さや迫力を直接体感することができるのです。とても楽しみです。
思春期教室
9月13日(金)、矢板市子ども課の協力により、思春期教室を実施しました。病院に勤務する助産師4名の皆様が来校し、各学年1時間ずつ授業をしてくださいました。
1年生は、思春期の心と体の変化を中心に、生命の誕生や性の多様性について学習しました。共通の内容もありますが男女別の教室だったので、男子生徒と女子生徒に起こる様々なことへの対処法も詳しく学ぶことができました。女子は接近欲が、男子は接触欲が強いのは、性格ではなくホルモンの影響であり、だからこそ相手の思いや考えを尊重することが大切だと話されていたことが印象的でした。
2年生は、お母さんのおなかの中での胎児の成長の様子、出産の時に赤ちゃんも工夫して産道を出てくることなどを学び、妊婦の疑似体験、赤ちゃん人形の抱っこ体験などをしました。首が据わっていない赤ちゃんを大事そうに抱っこする生徒の表情はとても柔らかく、命の尊さを感じる学習でした。
3年生は、男女交際、妊娠、性感染症について学習しました。保護者の皆様には「まだ早い」と思われるかもしれませんが、興味本位でインターネット等から情報を得るより、日頃から妊婦さんの出産に立会い、子育ての支援をされている助産婦さんから、「心も体も環境も揃って赤ちゃんを迎えられる準備ができてからの妊娠・出産・子育ては幸せ」とのお話は、説得力がありました。不特定多数の人との性交渉による性感染症の広がりを理解する実験も行いました。
学年ごとに学習内容を準備し、体と心の発達段階に応じて授業をしてくださった助産師様には、大変お世話になりました。ぜひ、御家庭でも話題にしてみてください。