学校の様子

学校の様子

緊急点検! 校庭の安全確認

 5月17日(水)の昼休みに、校庭の安全確認を行いました。杭やくぎ、ガラス、大きな石などによるけがの未然防止のためです。お昼の放送で呼びかけたところ、ボランティアで約70名の生徒が集まりました。その気持ちがうれしいですね!

  

 バケツなどを手にして、一列に並び、校舎を背にして南側へ隙間なく確認する方法です。大勢の生徒が集まったので、10分足らずで作業は終了しました。小石はもちろんですが、杭やくぎなども見つかりました。

   

 安全な環境づくりに自分自身で関わることはとても大切です。意識して環境を見るようになり、新たな気づきも生まれます。学校の安心・安全を生徒とともに作っていくことは、とても意義のあることだと思います。さらに、保護者や地域の方とともに環境づくりができるようにしていきたいものです。

 

スケアード・ストレイト方式の交通安全教室

 JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。

 

 はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。

   

 あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。

    

<学んだこと>

・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。

・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。

・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。

   

<今後の生活に活かしていきたいこと>

・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。

・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。

・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。

・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。

  

入学して1か月(1年生)

 1年生は、本校に入学してから1か月が経ちました。さわやかな挨拶をする生徒が多く、礼儀正しい様子も感じられます。年度当初は検診等いろいろな行事がありますが、各教科の学習が進み、軌道に乗ってきたところです。何人かの生徒に話を聞くと、

「少しずつ慣れてきて疲れはしますが、楽しいです。」

とのこと。勉強、運動、係や委員会活動、部活動と、新しい環境に対応しようと一生懸命な様子をご紹介します。

 

〇TDタイム

 始業後15分間は、タブレットの問題を自分で選んで解き、学力向上につなげます。

 

 

〇授業の様子

 意欲的に取り組んでいます。

   

〇検診や検査

 5月11日は、血液検査がありました。これまでも歯科検診や腎臓検診(尿検査)があり、来週は内科検診があります。病気の早期発見はもちろんですが、自分の健康に関心を持ち、自分の健康は自分で守ろうとする気持ちや態度を育てることを目的に実施しています。

  

〇給食の準備

 衛生に気を付けながら、落ち着いた準備風景です。話をせず、整然と準備をすることができます。

  

〇昼休み

 教室で係の仕事をしたり、校庭で元気に遊んだりしています。1年生と2年生の混合チームで、仲よく遊ぶ様子には感心します。片岡小学校出身の生徒が中心になって始まった遊びに、他校出身の生徒も加わり、元気に遊んでいます。

   

〇部活動

 ゴールデンウィーク後、1年生も本格的に始まりました。上級生との体力・技術の差はありますが、先輩を目標に一生懸命取り組んでいます。

  

英語「話すこと」に関する調査

 5月9日(火)、3年生は英語「話すこと」に関する調査を実施しました。これは、4月に行った全国学力・学習状況調査の一部で、英語の4技能「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」のうち、「話すこと」に特化して行われるというものです。

 ICT端末を用いたオンライン方式で、ネットワーク等の負荷を分散させるため日程調整が行われています。本校の指定日が5月9日で、学級も3グループに分けて分散して実施しました。

 ヘッドセットを通じて自分の音声を録音し、そのデータが文部科学省のシステムにアップロードするというものです。ICTを使いこなす生徒の姿がそこにはありました。みんな、頑張っていました。

「お昼の放送」再開

 生徒会メディア委員会による「お昼の放送」が、3年ぶりに再開しました。これは、給食の時間にメディア委員の生徒が、献立やその日の給食についての一口メモを放送します。5月9日は、豆乳パンナコッタがデザートに提供されましたので、「豆乳」についての話がありました。

 また、「今日の記念日」のアナウンスもありました。5月9日はアイスクリームの日、黒板の日だそうです。そして、生徒たちが選曲した音楽を流し、給食の時間に彩りを添えていました。

 

 感染対策は継続しますが、少しずつ以前の学校生活が戻ってきています。すべて過去に戻すのではなく、コロナ禍によって新しく取り組んだ良いものは継続し、生徒の主体性を尊重しながら常により良いものを目指していきます。