学校の様子

学校の様子

市長講話(3年生)

 5月22日、矢板市長の齋藤淳一郎様を講師としてお招きし、3年生を対象に「将来のために、今、学ぶこと」と題して講演会を開催しました。

   

 3年生は、夏休みの高校一日体験学習の申込みをする段階で、いよいよ進路選択を本気で考える時期です。だからこそ、将来を見据え、自分の立てた目標に向かって逆算し、今は何をすべきかを考え、実行することの大切さをお話しくださいました。

   

 齋藤市長が政治家を目指しどのような努力をしてきたかは、とても具体的で生徒にもわかりやすかったと思います。これまで、総合的な学習の時間に様々な職業人のお話を聞いてきた生徒たちですが、まさか政治家や市長という「職業」について、知る機会を得るとは思ってもみなかったことでしょう。

  

 また、矢板市に対する市長の熱い想いを聞き、改めて我がふるさと「矢板」を見つめなおしたのではないかと思いました。今なお学び続ける市長の姿勢に、大いに刺激を受けた講演会でした。

 

第1回アタックタイム

 5月18日(木)、今年度初めての「アタックタイム」がありました。年間に10回計画されていて、今回は、1年生は理科、2年生は英語、3年生は国語でした。

 

 これは、学習内容の定着と自主的な学習の習慣を身に付けることを目的として、実施しています。1週間前に課題が出され、その課題の中から出題されたり、類題が出されたりします。全校一斉に、帰りの会前の10分間にテストを実施するので、問題数は多くはありません。努力した分、結果に表れるので、生徒の学習の励みになっています。学期ごとに成績上位者は表彰されます。

さて、今回はどうだったでしょうか。満点は何人くらいいたのでしょうか。楽しみです。

矢板市地域クラブ活動実証事業 説明会

 5月18日(木)、本校にて3つの部活動(サッカー、ソフトテニス、卓球)の保護者を対象に、説明会を実施しました。

 これまで学校教育活動の一環で実施していた部活動を、地域クラブ活動として移行する実証事業です。とはいっても、今年度は参加を希望する生徒が休日等に月1~2回、地域クラブの指導者に指導していただくというもので、今回は3つの部が対象となりました。これまでも顧問とともに外部指導者が指導する場面はありましたが、この地域クラブ活動では、顧問は指導せずクラブの指導者だけでの指導となります。そのために、クラブ活動中のけがや事故に対応する保険にも加入します。

 

 栃木県としては、生徒が主体的に多様なスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくりに取り組んでいるところです。活動目標として、令和7年度までに、すべての公立中学校の休日の部活動を、1つ以上地域クラブ活動にすることを目指しています。

緊急点検! 校庭の安全確認

 5月17日(水)の昼休みに、校庭の安全確認を行いました。杭やくぎ、ガラス、大きな石などによるけがの未然防止のためです。お昼の放送で呼びかけたところ、ボランティアで約70名の生徒が集まりました。その気持ちがうれしいですね!

  

 バケツなどを手にして、一列に並び、校舎を背にして南側へ隙間なく確認する方法です。大勢の生徒が集まったので、10分足らずで作業は終了しました。小石はもちろんですが、杭やくぎなども見つかりました。

   

 安全な環境づくりに自分自身で関わることはとても大切です。意識して環境を見るようになり、新たな気づきも生まれます。学校の安心・安全を生徒とともに作っていくことは、とても意義のあることだと思います。さらに、保護者や地域の方とともに環境づくりができるようにしていきたいものです。

 

スケアード・ストレイト方式の交通安全教室

 JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。

 

 はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。

   

 あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。

    

<学んだこと>

・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。

・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。

・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。

   

<今後の生活に活かしていきたいこと>

・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。

・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。

・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。

・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。