学校の様子

学校の様子

スケアード・ストレイト方式の交通安全教室

 JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。

 

 はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。

   

 あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。

    

<学んだこと>

・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。

・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。

・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。

   

<今後の生活に活かしていきたいこと>

・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。

・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。

・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。

・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。