学校の様子

学校の様子

2学年 見学旅行の様子③

    班別行動もあと30分ほどとなりました。生徒は、タブレットPCを使って風景を撮影したり、訪問場所の感想を述べあったりしています。また、旅の思い出を残すために、会津に関するグッズなどにも興味を向けています。

   今、鶴ヶ城へ道案内をする生徒を見かけました。お礼を言われ、照れながらも応えるその姿に頼もしさを感じました

2学年 見学旅行の様子②

   鶴ヶ城公園は、遠足や中学生の班別行動、修学旅行などのグループ、一般の観光される方々で賑わっています。

   本校では市内巡回バスを使って行動するグループが8グループあります。今、そのうちの一つのグループが、無事にバスに乗って目的地へ向かいました。

   さて、昼食の時間帯になりました。会津若松市では、会津ソースカツ丼や、わっぱ飯などが有名です。事前に調べておいた昼食の場所で食べているのかどうか、気になるところです。

県民の日 検定

 6月15日(木)は栃木県の県民の日です。今年は栃木県誕生150年です。

 そこで、本校では、「県民の日 検定」がタブレットを通して生徒に配布され、TDタイム(朝の活動)に実施しました。栃木県のことが調べられるリンク先もあったので、調べながら15問の質問に答えました。

    

 一番難しかった問題は、

「日光にある世界遺産『日光二荒山神社』これはなんと読む?」

① にっこう ふたらさん じんじゃ

② にっこう ふたあらやま じんじゃ

③ にっこう ふたあらさん じんじゃ

④ にっこう にこうさん じんじゃ

  

 正解は①です。ちなみに、宇都宮にあるのは「うつのみや ふたあらやま じんじゃ」だそうです。

 また、「日光」という地名の由来は、男体山の古称が「二荒山」で、「ふたら」を音読みで「ニコウ」と読み替え、「日光」という文字を当てたとされたようです。

 

 最後の質問は、

「今から20年後、みなさんが大人になっている栃木県はどうなっていてほしいですか?」です。

いくつかご紹介します。 

・いろんな人に栃木県の良さを知ってもらい、都道府県の魅力度ランキングで上位に入っていてほしい。

・大きな建物や若者に人気なスポットがあっても自然の豊かは残ってるような感じ。

・お店が増えてほしい。都会っぽくなってほしい。空き家とかをなくしてほしい

・SDGsが進み、都市に近い町としてベットタウンとして栄える。

・ずっときれいな田園風景が残っていてほしい。 車がなくても生活できる環境になっていてほしい。

・「緑」と「都会の発展」のバランスが取れた住みやすいところになっていてほしい。

 

 生徒たちは、栃木県のよさを理解し、それを大切に思う気持ちがあることが分かります。

 未来を担う生徒たちが、今の気持ちを忘れず、今のうちに大いに学び、心に思い描く愛する郷土の姿が実現できるようその役割を果たしてほしいです。頼みますよ!

2学年 見学旅行の様子①

 2学年は、見学旅行で会津若松を訪れています。

 現在はくもり、気温は21℃。飯盛山訪問の際には、車酔いの生徒も2名いましたが、今は回復して会津若松市内の班別行動を行っています。班別行動も時間どおりに進んでいます。生徒は矢板市から貸与されたタブレットPCとWifiルーターを活用して、班の日程を確認したり、歴史を確認したり、また、栄養を補給したりして、次の訪問に備えたりしています。巡回用自転車も確保して、いまから巡回教員が出発します。

地区総合体育大会①

 6月8日(金)・9日(土)、地区総合体育大会がありました。梅雨入りとともに始まった大会なので、雨天延期する種目もありましたが、ほとんどの競技はこの2日間で開催されました。

 勝ち上がれば7月の県大会に出場することができますが、3年生は負ければ部活動から引退することになります。例年より1ヶ月早い引退の時期を迎えます。「絶対勝つぞ!」との思いを胸に戦う生徒の姿を追いました。

 

● サッカー(さくらグリーンフィールド)

 土砂降りの雨の中、最後まで諦めずに声を掛け合い、ボールを追う姿に感動しました。3年生は一人しかいない中、よくチームをまとめ、支えてきました。同じ相手に大差で負けた新人の頃に比べ、成長した自分たちの実力を感じることができたようです。

      

● 陸上競技(さくらスタジアム) 

 多数の生徒が県大会への切符を手にしました。(各種目3位以内が目安) 毎日、自分の目標を発表してから練習をしていた陸上部の生徒たち。自己新記録を目指して走る・投げる・跳ぶ生徒たち。応援の声を掛ける生徒たち。全員の姿をカメラに収めることができませんでしたが、かっこよかったです。

        

● ソフトテニス(氏家中学校) 

 団体戦3位! 4校総当たり戦の予選リーグでは2勝1敗の2位で通過し、準決勝まで進みました。県大会まであと1歩でしたが、頑張っていました。個人戦は、6月17日(土)に延期となりました。

      

● バレーボール(阿久津中学校)

 4校総当たり戦の予選リーグ、最終戦で1セット先取しましたが惜しくも負けてしまったと報告に来た生徒たち。とてもすがすがしい笑顔を見せてくれました。きっといいプレイができたのでしょうね。

      

● 卓球(塩谷中学校) 

 団体優勝、ダブルス優勝、シングルス優勝 3冠達成! 圧倒的な強さで地区大会を制覇しました。昨年度の新人大会に続き、3冠を達成するのですからすごいことです。ダブルス戦、シングルス戦ともに片岡中学校同士の決勝戦。決勝戦にふさわしい見応えのある試合でした。目指せ、関東大会!

        

 応援に駆け付けてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 新型コロナウイルス感染症により大会そのものがなかった年、大会があっても無観客で行った年がありましたが、今回は、従来に近い形で実施することができ、応援の声も聞くことができました。

 生徒が部活動に参加するということは、休日の練習試合や大会の参加に向けて早朝からお弁当を準備したり送り迎えをしてくださったりと、家族の応援があってのことです。「引退する時、必ず言葉にして家族に感謝の気持ちを伝えること!」という壮行会での校長の話は、生徒たちは実行できたでしょうか。

部活動壮行会

 6月1日(木)、生徒集会があり、今回は1週間後に迫った地区総合体育大会にむけて部活動壮行会がありました。

 

 各部による意気込み発表と、この日のために結成された応援団による激励がありました。

 

 

 かつては、部活動紹介や部活動壮行会が毎年のように行われていましたが、コロナ禍で大会そのものもなくなったり、体育館に集まることもなかったりしたので、今の生徒にとっては初めての部活動に関する集会でした。

    

 それぞれの部がどんな思いで最後の大会に向けて準備をしてきたのか、どんな練習をしてきたのか、人数が多かったのか少なかったのかなど、発表を通して初めて知ることが多く、「互いのよさを認め合う」集会になったと思います。

    

 3年生にとっては最後の総体です。負ければ引退となります。そんな3年生を応援しようと有志で集まった応援団が、とてもかっこよかったです。昼休みを返上して日々練習を重ね、本気の応援をしてもらいました。「主体的に挑戦する」後輩たちの思いは、3年生にも伝わったことでしょう。

    

 これまで目標に向かって日々努力をし、仲間と共に励まし合い切磋琢磨してきた3年生です。いよいよ決戦の時が迫っています。7月の県大会、8月の関東大会を目指す発表もありました。
 残り1週間の調整期間、万全の準備をして最高のパフォーマンスができるよう頑張ってほしいです。

新体力テスト

 5月31日(水)、全校一斉に新体力テストを実施しました。これは、毎年継続的に測定することによって、生徒自身が自分の体力を自覚し、日々の健康管理や体力増進への意欲づけとなり、全国の小・中・高で実施しています。

 全種目、記録ごとに1~10点の点数にし、合計点数によってA~Eの評価に分かれます。年齢によって違いはありますが、おおよそ7点以上を平均して取ると、評価Aとなります。

(詳しくはこちらをクリック)

保護者の皆様には、懐かしく感じていることでしょう。実施項目が平成11年に変更となり、「新体力テスト」と呼んでいます。

 20mシャトルランという往復持久走と50m走は、体育の時間に測定しています。

この日の実施項目とその様子は次のとおりです。(7点獲得の目安の記録)

● 握力(男子43~46kg、女子28~29kg)

 

● 上体起こし(男子27~29回、女子20~22回)

    

● 長座体前屈(男子49~52cm、女子50~53cm)

   

● 反復横跳び(男子53~55点、女子45~47点)

    

● 立ち幅跳び(男子230~241cm、女子179~189cm)

      

● ハンドボール投げ(男子28~30m、女子16~17m)

    

 自分の記録更新に向けて精一杯頑張っているので、「頑張れ!」「あと少し!」「最後まで!」と、思わず声も出てしまいます。一生懸命な姿は、すがすがしくていいです!

 結果が楽しみですね。

 栃木県は、Aのうち全て8点以上の生徒にはS認定証が渡されます。さて、今年はどうでしょうか。

新体力テストの準備

放課後、生徒が一直線に並んでいるので校庭に出てみました。

 

近くに行くと…

 

新体力テストのハンドボール投げの会場を作っていました。

 

途中、素早く修正を指示する3年生。大きな声で的確に伝えるので、遠くにいた生徒もしっかり修正できました。

 

新体力テストでは、最後まであきらめずに取り組んで、昨年度の記録を更新してほしいです。1年生も、中学校で初めての新体力テストです。みんな、頑張れ!

生徒総会

 5月26日(金)は、生徒総会がありました。これまで本部と各教室をつなぐリモートで実施してきましたが、今回は3年ぶりに体育館で行い、全員が一堂に会する形にしました。

 

 全生徒の手元には14ページにも及ぶ資料があり、生徒会本部役員や専門委員長の発表内容の要約がプレゼン資料として正面に映し出されました。これらすべて、生徒が準備したものです。この日を迎えるまでの準備の大変さを考えると、生徒の英知の結集には、感動します。

 

<生徒会長からの話>

・生徒会本部として、新たな生徒会行事の企画・運営や専門委員会との連携から活気あふれる学校を作りたい。

・生徒会や各専門委員会がどんな目標の下でどのような活動をするのかよく聞き、一人一人が自分にできることを考えよう。

・みんなでアイディアを出し合って、さらに活力ある片岡中学校にしよう。

 

<生徒会本部、各専門委員長の発表>

          

 

<生徒からの質問>

     

 生徒会が掲げたスローガン

「一新紀元 ~新たな挑戦、新たな片中へ」

  今年の生徒会や専門委員会が、常時活動はもちろんのこと、どんな活動をして学校を盛り上げていくのか、楽しみです。生徒の活動を、応援します!

<生徒会本部役員と専門委員長>

 

第1回PTA理事会

 5月24日(水)、午後6時半から第1回PTA理事会を開催しました。

 今年度の理事の皆様にお集まりいただき、各専門部の組織作り、年間活動内容の確認と役割分担を行いました。それぞれの専門部には、6名のPTA総務部(副会長・会計)が一人ずつ入って進行をお手伝いするとともに、理事の皆様の積極的な参加で、話合いも短時間に終えることができました。

 PTAの各事業の運営を、1年間どうぞよろしくお願いします。

●PTA会長挨拶(校内放送で実施しました。)

 

●広報部(主に行事の際に写真撮影をします。)

 

●指導部(主に挨拶運動や通学路の安全確認をします。)

 

●施設部(主にカーテンの洗濯とPTA奉仕作業を中心になって進めます。)

 

●体育部(主にスポーツフェスティバルや学校保健委員会で協力します。)

 

●研修部(主に研修会を運営したり参加したりします。)

 

●学年委員(主に学年部会の進行や研修会に参加をします。)

1学期オープンスクール

 5月23日(火)、1学期オープンスクールを開催しました。あいにくの雨模様にもかかわらず、約90名の保護者の皆様が来校し、授業を参観していただくことができました。ありがとうございました。当日になっての授業変更等があり、御案内どおりには実施できなかったことをお詫び申し上げます。

  

 昨年度までは、感染症対策として廊下からの参観でしたが、今回は教室の中に入っていただき、生徒の様子をより近くで見ていただくことにしました。お子様の授業参加の様子ばかりでなく、学級の雰囲気、教室の掲示物や生徒の作品など見て、新年度がスタートして2ヶ月近く経った様子を感じていただきました。

  

 オープンスクールは2学期にもあります。また、2学期には総合的な学習の時間の学年発表会や総合文化発表会、保護者も参加できるスポーツフェスティバル等があります。また、夏休みと1月には三者・二者面談もあります。(3年生は進路関係でより多く来校していただくことになります。)お忙しい中ご協力いただく場面があります。どうぞよろしくお願いいたします。

市長講話(3年生)

 5月22日、矢板市長の齋藤淳一郎様を講師としてお招きし、3年生を対象に「将来のために、今、学ぶこと」と題して講演会を開催しました。

   

 3年生は、夏休みの高校一日体験学習の申込みをする段階で、いよいよ進路選択を本気で考える時期です。だからこそ、将来を見据え、自分の立てた目標に向かって逆算し、今は何をすべきかを考え、実行することの大切さをお話しくださいました。

   

 齋藤市長が政治家を目指しどのような努力をしてきたかは、とても具体的で生徒にもわかりやすかったと思います。これまで、総合的な学習の時間に様々な職業人のお話を聞いてきた生徒たちですが、まさか政治家や市長という「職業」について、知る機会を得るとは思ってもみなかったことでしょう。

  

 また、矢板市に対する市長の熱い想いを聞き、改めて我がふるさと「矢板」を見つめなおしたのではないかと思いました。今なお学び続ける市長の姿勢に、大いに刺激を受けた講演会でした。

 

第1回アタックタイム

 5月18日(木)、今年度初めての「アタックタイム」がありました。年間に10回計画されていて、今回は、1年生は理科、2年生は英語、3年生は国語でした。

 

 これは、学習内容の定着と自主的な学習の習慣を身に付けることを目的として、実施しています。1週間前に課題が出され、その課題の中から出題されたり、類題が出されたりします。全校一斉に、帰りの会前の10分間にテストを実施するので、問題数は多くはありません。努力した分、結果に表れるので、生徒の学習の励みになっています。学期ごとに成績上位者は表彰されます。

さて、今回はどうだったでしょうか。満点は何人くらいいたのでしょうか。楽しみです。

矢板市地域クラブ活動実証事業 説明会

 5月18日(木)、本校にて3つの部活動(サッカー、ソフトテニス、卓球)の保護者を対象に、説明会を実施しました。

 これまで学校教育活動の一環で実施していた部活動を、地域クラブ活動として移行する実証事業です。とはいっても、今年度は参加を希望する生徒が休日等に月1~2回、地域クラブの指導者に指導していただくというもので、今回は3つの部が対象となりました。これまでも顧問とともに外部指導者が指導する場面はありましたが、この地域クラブ活動では、顧問は指導せずクラブの指導者だけでの指導となります。そのために、クラブ活動中のけがや事故に対応する保険にも加入します。

 

 栃木県としては、生徒が主体的に多様なスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくりに取り組んでいるところです。活動目標として、令和7年度までに、すべての公立中学校の休日の部活動を、1つ以上地域クラブ活動にすることを目指しています。

緊急点検! 校庭の安全確認

 5月17日(水)の昼休みに、校庭の安全確認を行いました。杭やくぎ、ガラス、大きな石などによるけがの未然防止のためです。お昼の放送で呼びかけたところ、ボランティアで約70名の生徒が集まりました。その気持ちがうれしいですね!

  

 バケツなどを手にして、一列に並び、校舎を背にして南側へ隙間なく確認する方法です。大勢の生徒が集まったので、10分足らずで作業は終了しました。小石はもちろんですが、杭やくぎなども見つかりました。

   

 安全な環境づくりに自分自身で関わることはとても大切です。意識して環境を見るようになり、新たな気づきも生まれます。学校の安心・安全を生徒とともに作っていくことは、とても意義のあることだと思います。さらに、保護者や地域の方とともに環境づくりができるようにしていきたいものです。

 

スケアード・ストレイト方式の交通安全教室

 JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。

 

 はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。

   

 あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。

    

<学んだこと>

・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。

・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。

・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。

   

<今後の生活に活かしていきたいこと>

・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。

・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。

・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。

・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。

  

入学して1か月(1年生)

 1年生は、本校に入学してから1か月が経ちました。さわやかな挨拶をする生徒が多く、礼儀正しい様子も感じられます。年度当初は検診等いろいろな行事がありますが、各教科の学習が進み、軌道に乗ってきたところです。何人かの生徒に話を聞くと、

「少しずつ慣れてきて疲れはしますが、楽しいです。」

とのこと。勉強、運動、係や委員会活動、部活動と、新しい環境に対応しようと一生懸命な様子をご紹介します。

 

〇TDタイム

 始業後15分間は、タブレットの問題を自分で選んで解き、学力向上につなげます。

 

 

〇授業の様子

 意欲的に取り組んでいます。

   

〇検診や検査

 5月11日は、血液検査がありました。これまでも歯科検診や腎臓検診(尿検査)があり、来週は内科検診があります。病気の早期発見はもちろんですが、自分の健康に関心を持ち、自分の健康は自分で守ろうとする気持ちや態度を育てることを目的に実施しています。

  

〇給食の準備

 衛生に気を付けながら、落ち着いた準備風景です。話をせず、整然と準備をすることができます。

  

〇昼休み

 教室で係の仕事をしたり、校庭で元気に遊んだりしています。1年生と2年生の混合チームで、仲よく遊ぶ様子には感心します。片岡小学校出身の生徒が中心になって始まった遊びに、他校出身の生徒も加わり、元気に遊んでいます。

   

〇部活動

 ゴールデンウィーク後、1年生も本格的に始まりました。上級生との体力・技術の差はありますが、先輩を目標に一生懸命取り組んでいます。

  

英語「話すこと」に関する調査

 5月9日(火)、3年生は英語「話すこと」に関する調査を実施しました。これは、4月に行った全国学力・学習状況調査の一部で、英語の4技能「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」のうち、「話すこと」に特化して行われるというものです。

 ICT端末を用いたオンライン方式で、ネットワーク等の負荷を分散させるため日程調整が行われています。本校の指定日が5月9日で、学級も3グループに分けて分散して実施しました。

 ヘッドセットを通じて自分の音声を録音し、そのデータが文部科学省のシステムにアップロードするというものです。ICTを使いこなす生徒の姿がそこにはありました。みんな、頑張っていました。

「お昼の放送」再開

 生徒会メディア委員会による「お昼の放送」が、3年ぶりに再開しました。これは、給食の時間にメディア委員の生徒が、献立やその日の給食についての一口メモを放送します。5月9日は、豆乳パンナコッタがデザートに提供されましたので、「豆乳」についての話がありました。

 また、「今日の記念日」のアナウンスもありました。5月9日はアイスクリームの日、黒板の日だそうです。そして、生徒たちが選曲した音楽を流し、給食の時間に彩りを添えていました。

 

 感染対策は継続しますが、少しずつ以前の学校生活が戻ってきています。すべて過去に戻すのではなく、コロナ禍によって新しく取り組んだ良いものは継続し、生徒の主体性を尊重しながら常により良いものを目指していきます。

修学旅行5

 これまで3日間の様子について、時間を追って紹介してきました。最後は、実行委員を中心に「生徒自身が修学旅行をつくる意識」で行動していた様子をお知らせします。

 実行委員は10名。今回の修学旅行に向けて実行委員会が結成されました。事前に何度も話し合いを重ね、スローガンを決めたり役割分担をしたりして、準備を進めてきました。

スローガン: 「古都の伝統に触れ、友情を深める旅 ~歴史の世界へおいでやす~」

 このほか、しおり編集委員も活躍しました。様々な人が関わって実現した修学旅行でした。

  

 修学旅行当日、実行委員は出発式に向けて、早朝の片岡駅に集まってきた生徒たちへ呼び掛け、整列させるところから始まりました。

 

 旅行中にも、実行委員が公共のマナーについて気付いたときに自主的に言葉を掛けたり、次の場面で必要なことを先に伝えられるようしおりを見て確認をしたりしていました。

 

 はじめの頃は、実行委員からの発信が多かったのですが、それに協力し生徒一人一人が全体のことを考えて行動する様子が増えていきました。生徒の感想にも表れているので一部紹介します。

「実行委員がクラスの人に大きな声で指示をしていたのですごいなと思いました。」

「人員確認をするときに班のみんなが『全員いるよ!』などと声を出してくれたり、手を振ってくれたりしてくれたのでとてもスムーズに行うことができた。とてもありがたかった。」

「バスでも新幹線でもどの場面においてもみんな自分で考え行動し、先生への負担は少なかったと思う。」

  

(班別研修の会計係が、残金を分配するために計算をしている様子。実行委員以外の生徒たちも活躍していました。)

 

 旅行中も、旅館では実行委員会議を行い、良かったことや改善点を話し合い、翌日の朝食の時に連絡をしていました。実行委員の連帯意識が高まり、日中も声を掛け合う様子が多く見られました。

  

 最終日の朝に荷物を発送するため、1階のロビーに荷物を出す順番を考えたのも実行委員のアイディアです。3階の生徒の荷物から順番に館内放送を使ったり各階にいる実行委員が呼びかけをしたりして、6階の生徒の荷物までを、狭い階段を混乱なく短時間に行うことができたのは素晴らしかったです。この頃になると、みんなのために役に立つ行動をする楽しさを感じていた様子が見て分かりました。

   

(生徒たちは実行委員の方へ意識を向けている写真)

 

 東京からのバスがいよいよ片岡中学校に到着するというとき、生徒の目に映ったのは、暗闇の中、全ての教室の電気が付いていて明るく輝く校舎からの光です。「帰ってきた」という思いを感じたことでしょう。生徒の帰りを待っていた先生方の粋な計らいです。バスを誘導する先生方も多く出てくださっていました。

 バスを降り始めた生徒たちから「実行委員は全員先に降りたかな?」という発言が聞こえました。実は、実行委員が代表して出迎えてくださった先生方にお礼の挨拶をするためだったのです。

 事前に生徒同士で打合せをしていたのでしょう。実行委員に協力する他の生徒の気持ちもうれしかったです。先生方ももちろんですが、生徒も粋な計らいができるのですから、感動しました。

 

 最後に、生徒の感想をいくつか紹介します。多くのことを学んだ様子が、言葉になって表れています。御家庭の皆様の御協力あっての修学旅行でした。本当にありがとうございました。今回の学びを、今後の日々の学校生活につながるように、連続性を意識させていきたいと思います。

 

・修学旅行先でも感謝の言葉などのお礼やあいさつは欠かさずすることができたので続けたいです。

・3日間だけではあったけど、ここまで長い時間クラスの人と過ごしたことはなかったので、皆のことをより知ることができました。

・一人一人が公共の場でのマナーを守り、常識のある行動を心がけていた。また、挨拶も誰かから指示される前に自ら進んでできていた。

・今回の修学旅行で私は、自主性などを身につけることができました。これからは、身につけた自主性を学校生活で生かしていきたいと思います。

・修学旅行を通じて友達の大切さを改めて感じました。班別研修や旅館の生活は仲間の協力があったからこそ成り立ったのだと思います。友達と協力することを忘れずに、今後の合唱コンクールや受験でも支え合っていきたいです。

・修学旅行を通して、主体的な行動や仲間との協調性が修学旅行を楽しく過ごすための必須能力なのだとわかった。これから行われる行事などに修学旅行で学んだ主体性・協調性のスキルを生かしていきたい。

・修学旅行で学んだ「自分で考えて行動する」というのを日常生活でも頑張ってやっていきたい。色々な人の支えや協力があって行くことができたので、感謝の気持ちを忘れないようにしたい。