今日のできごと

2021年11月の記事一覧

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、富岡町老人クラブのみなさんとの思い出です。

 

これは、郡山市にあった富田仮設住宅近くの畑で行ったサツマイモ掘りの様子です。

富岡町から郡山市周辺に避難されている老人クラブのみなさんが、三春校の子どもたちのために

集まってくださいました。

 

 「世代間交流」や「昔遊び」の学習では、みなさんそろって三春校に足を運んでくださり、

お手玉や紙飛行機などで一緒に遊んでくださいました。

 

運動会前には、震災前から行っていた恒例プログラムの盆踊りを毎年教えに来てくださいました。

また、総合的な学習の時間には、富岡町の記憶がほとんどない子どもたちのために、富岡町の名所や

行事などについてインタビューに応じてくださったこともあります。

 

老人クラブのみなさんの中には、震災前はお孫さんと一緒に暮らしていたのに、避難後は離れて生活して

おられる方も大勢いらっしゃいます。

「学校に来ると、孫に会っているみたいで本当に楽しいわ。」とおっしゃっていた言葉が忘れられません。

 

富岡町老人クラブのみなさま、コロナウイルス感染症が広まってからはなかなかお目にかかることが

できなくなってしまい、本当に残念です。またお目にかかることができる日を楽しみにしています。

全校集会(三春校)

今回の全校集会では、12月に予定されているふるさと創造学サミットについて

話し合いました。

 

各学校の発表時間は決められているので、各学年の発表内容を共有すると共に、

今の段階でどの程度時間がかかるか確認してみました。

 

お互いの発表内容について、良かった点や改善点について意見を出し合いました。

どの学年も、発表内容を精選したり資料や伝え方を工夫したりしていく必要があることを

確認することができました。

 

ふるさと創造学サミットに参加するのも、今年度で最後となります。

自分たちの学習の成果を伝えられるように、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

テーブルマナー給食(三春校)

食事のマナーの向上を目指して、テーブルマナー給食を実施しました。

 

主任栄養技師から、ナイフ・フォーク・スプーンなどの種類と使い方、食事が運ばれてくる順番や

食事中のマナーなどについて説明を受けます。

 

 フレンチサラダ、スープの順に配ばれてきました。

みんな音を立てずに、上手にスープを口に運んでいますね。パンは1口サイズにちぎっていただきます。

ちなみにウェイターを務めているのは、慌ただしく検食を済ませてくださった教頭先生です。

 

本日のメインディッシュは、デミグラスソースハンバーグです。

ハンバーグはもちろんですが、付け合わせの野菜もとてもおいしかったです。

 

最後は、チョコレートケーキと紅茶をいただきました。

新型コロナウイルス感染症が広まってからは、給食の時間はいつも静かにいただいています。

この日ももちろん黙食でしたが、いつもと違った華やかな雰囲気を味わいながら、テーブルマナーを

学ぶことができました。ごちそうさまでした。

研究授業(富岡校)

1年生の道徳で研究授業を行いました。

先生が、自分の得意なこと・苦手なことを紹介。

みんなも考えて書いてみようと声をかけました。

ワークシートに「苦手なこと」「得意なこと」の順で自分のことを書きだしてみました。たくさん書いてくれた子もいましたが、得意なことについて悩んでいる子もいました。自分のいいところって、なかなか書きにくいですね。

教材文「ぼくにもあるかな」でも、主人公のちゅうたが友達のよいところにたくさん気付いて、自分にもよいところがあるのかなと悩んでいました。お話の中身がよりわかるよう、お話を聞いた後で役割演技をしました。

役割演技をしながら、登場人物の思いを考えてみました。登場人物になりきったことで、気持ちが想像しやすかったようです。

 登場人物の気持ちが分かったところで、友達のよいところを書いてみることになりました。先生が「みんなのよいところ、書ける?難しいかな?」と聞くと、「書ける、書ける!」と子ども達。

 熱心にお友達のよいところを書いていました。なかには、2枚書いたり、先生方の分も書いたりする子もいました。

 

せっかく書いたので、お友達にお知らせ。教えてもらった方は、はにかみながらもニコニコ顔になっていました。

 

半年以上一緒に生活してきた1年生は、お友達のよいところにたくさん気付いていました。たくさん書きたい、伝えたい、という子ども達の様子がとても素敵でした。これからも、お互いのよいところをたくさん見つけて、仲良く生活していってほしいと思います。 

体育の授業(三春校)

2年生の低い障害物を乗り越える運動遊びと、5、6年生のハードル走を合同で行いました。

 

3歩のリズムで走り超えることができるように、自分に合ったインターバルの距離を選択したり、

振り上げ足や抜き足の動きを確かめたりしながら練習します。

 

この日は、それぞれの自己の記録の伸びに応じて得点を付けることになりました。

やる気満々の2年生も、低いハードルで挑戦してみることになりました。

 

遠くから踏み切って、振り上げ足を真っ直ぐに振り上げられているでしょうか。

 

お互いの走りをタブレットで撮影し合い、改善点や良さについて話し合います。

「もうちょっと体を前傾させて走り超えられるようにしたいな。」

「振り上げ足の反対側の腕を、つま先に近づけるように意識してみたら。」

 

 子どもたちのがんばりに触発されて、教員チームも必死です。

それぞれが高得点を出すことができ、満足のできる走りができました。