今日のできごと

2021年11月の記事一覧

新校歌の歌唱練習(富岡校)

クリアタイムの時間、全校生を集めて高学年がこんな提案をしてくれました。

「新しい校歌の練習を頑張ろう」

 「低学年は元気に」「中学年はリズムに気を付けて」「高学年は音程に気を付けて」

大友さんは本校の校歌制作に向けて熱い思いをもって取り組んでくださっていること、12月でレコーディングしたものはずっと残っていくこと。そのためにも、上記の提案に気を付けて歌おうということでした。

これまでも、各学級では朝の会等で新校歌の練習をしていて、歌詞もだいぶ覚えてきましたが、みんなで一緒に練習してもっとしっかり歌えるように、2つのグループに分かれて練習しました。

12月に大友さんが登校してレコーディングする時には、子ども達が元気に歌う声が残せるように練習を続けていきます。

東日本大震災被災校援助 教育設備品寄贈 ベルマーク(富岡校)

公益財団法人 ベルマーク教育助成財団様より教育備品をいただきました。主に環境整備や備品準備等で使用させていただきたいと思います。ありがとうございました。

 落ち葉の清掃に大活躍の送風機。バッテリー式でパワーもあり、とても使いやすいとのこと(用務員さんより)

電動空気入れです。タイヤやボールなど、いろいろなものに使え、空気圧も指定できます。

2つの機器は同メーカーなので同じバッテリーなのがとても使いやすいです。

出張出前講座(三春校)

9月に引き続き、今月も富岡町さくらスポーツの林さんをお招きし、幼稚園のお友達が楽しく

運動遊びをしました。

 

前回の運動がすごく楽しかったので、この日を楽しみに待っていました。

 

今回はボールを投げたり捕ったりするだけでなく、バランスをとることにも挑戦です。

空気が抜けたボールを使って、上手に積み上げられました。

 

首の後ろにのせたボールを落とさないように、慎重にマーカーの上を歩いていきます。

こちらも上手にバランスをとりながら歩くことができていますね。

 

林さんと一緒に運動をしていると、楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいます。

次回の出張出前講座は1月の予定です。今からとても待ち遠しいですね。

とみおか交流会(三春校・富岡校)

本日、とみおか交流会を行いました。三春校の小中学生が富岡校に移動して一緒に学習などをして交流しました。先日は持久走大会を三春校で実施しましたが、今回は富岡校で一緒に勉強しました。

2階ホールではじめの会を開き、校長先生からお話を聞いたり日程の確認をしたりしました。

3校時は各学級の授業でした。

高学年は、そのままホールで少しアイスブレイク。いくつかゲームをしていくうちに打ち解けてきました。その後、教室でソーシャルスキルの学習を行いました。

低学年は、教室で自己紹介をしたあとに生活科の「お店屋さんを開こう」で楽しい時間を過ごしました。3つのグループに分かれて、店員役とお客役を交代しながらたくさんのお店で楽しみました。

4校時目は、全校生でドッチビー。上学年と下学年に分かれて、雪合戦形式や王様ドッチなどのドッチビーで夢中になって楽しみました。

お昼は、鳥藤本店様からのご寄付で、浜鶏カレーをいただきました。

本当においしいカレーで、子ども達は夢中になって食べていました。ごちそうさまでした。

午後は、カレーを提供してくださった鳥藤本店社長 藤田 大 様から、キャリア教育の一環として講演会を開いていただきました。これまでの店の歴史や、震災で被災してからどのように乗り越えてきたかをお話しいただきました。時間が限られていたため、大事なことについて要点だけお話しいただきましたが、心に残る金言をたくさん教えていただきました。きっと、その一つ一つにエピソードや思いがあるのだと感じました。また機会があったらまた子ども達に話していただきたいと思います。

 三春校と富岡校が交流できた貴重な一日となりました。子ども達にとって心に残る思い出がまた一つ増えたと思います。

研究授業(富岡校)

本日は、5年生英語の研究授業を行いました。

まずは、担任とALTのスモールトークから。外国料理のお店の設定で、お客役のALTがウエイトレス役の担任に料理の質問をしました。でも、はじめのお店では、料理の説明ができなくて客さんが帰ってしまいます。次のお店では、材料などの説明をしたので、注文してもらえました。

見ていた子ども達も、「説明が足りなかったから注文してもらえなかった」と気づき、今日のめあては「客に料理の魅力を伝えよう」となりました。

 子ども達は、事前にいろいろな国の料理のメニューを準備していました。これから、どんなことについて調べるかをみんなで確認し、「材料」「味」「食べ方」などを本やインターネットで調べることになりました。

 本やインターネットで調べる子ども達。インターネットで調べるのも慣れています。本では材料などをすぐに調べられました。インターネットでは、英単語だけでなく、その単語の発音を音声で聞くことができました。

調べたら、実際に会話の練習です。先生方のお手本を見て、お客と店員のセリフの練習をしました。自分で調べた単語を使って、料理の説明ができるでしょうか。

ペアになって練習。調べたことをもとに、交代しながらセリフの練習をしました。

最後は代表のペアが前でやって見せてくれました。自主的に発表でき、素晴らしかったです。

普段の英語は、決まった言い方や単語を練習しますが、今回は自分で必要だと思う言葉を調べて、自分で取捨選択した言葉を伝え合いました。調べるのは大変でしたが、頑張って伝えられたことに子ども達は満足気でした。今回の学習を、次回はお客役の6年生と勉強するので楽しみです。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、富岡町老人クラブのみなさんとの思い出です。

 

これは、郡山市にあった富田仮設住宅近くの畑で行ったサツマイモ掘りの様子です。

富岡町から郡山市周辺に避難されている老人クラブのみなさんが、三春校の子どもたちのために

集まってくださいました。

 

 「世代間交流」や「昔遊び」の学習では、みなさんそろって三春校に足を運んでくださり、

お手玉や紙飛行機などで一緒に遊んでくださいました。

 

運動会前には、震災前から行っていた恒例プログラムの盆踊りを毎年教えに来てくださいました。

また、総合的な学習の時間には、富岡町の記憶がほとんどない子どもたちのために、富岡町の名所や

行事などについてインタビューに応じてくださったこともあります。

 

老人クラブのみなさんの中には、震災前はお孫さんと一緒に暮らしていたのに、避難後は離れて生活して

おられる方も大勢いらっしゃいます。

「学校に来ると、孫に会っているみたいで本当に楽しいわ。」とおっしゃっていた言葉が忘れられません。

 

富岡町老人クラブのみなさま、コロナウイルス感染症が広まってからはなかなかお目にかかることが

できなくなってしまい、本当に残念です。またお目にかかることができる日を楽しみにしています。

全校集会(三春校)

今回の全校集会では、12月に予定されているふるさと創造学サミットについて

話し合いました。

 

各学校の発表時間は決められているので、各学年の発表内容を共有すると共に、

今の段階でどの程度時間がかかるか確認してみました。

 

お互いの発表内容について、良かった点や改善点について意見を出し合いました。

どの学年も、発表内容を精選したり資料や伝え方を工夫したりしていく必要があることを

確認することができました。

 

ふるさと創造学サミットに参加するのも、今年度で最後となります。

自分たちの学習の成果を伝えられるように、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

テーブルマナー給食(三春校)

食事のマナーの向上を目指して、テーブルマナー給食を実施しました。

 

主任栄養技師から、ナイフ・フォーク・スプーンなどの種類と使い方、食事が運ばれてくる順番や

食事中のマナーなどについて説明を受けます。

 

 フレンチサラダ、スープの順に配ばれてきました。

みんな音を立てずに、上手にスープを口に運んでいますね。パンは1口サイズにちぎっていただきます。

ちなみにウェイターを務めているのは、慌ただしく検食を済ませてくださった教頭先生です。

 

本日のメインディッシュは、デミグラスソースハンバーグです。

ハンバーグはもちろんですが、付け合わせの野菜もとてもおいしかったです。

 

最後は、チョコレートケーキと紅茶をいただきました。

新型コロナウイルス感染症が広まってからは、給食の時間はいつも静かにいただいています。

この日ももちろん黙食でしたが、いつもと違った華やかな雰囲気を味わいながら、テーブルマナーを

学ぶことができました。ごちそうさまでした。

研究授業(富岡校)

1年生の道徳で研究授業を行いました。

先生が、自分の得意なこと・苦手なことを紹介。

みんなも考えて書いてみようと声をかけました。

ワークシートに「苦手なこと」「得意なこと」の順で自分のことを書きだしてみました。たくさん書いてくれた子もいましたが、得意なことについて悩んでいる子もいました。自分のいいところって、なかなか書きにくいですね。

教材文「ぼくにもあるかな」でも、主人公のちゅうたが友達のよいところにたくさん気付いて、自分にもよいところがあるのかなと悩んでいました。お話の中身がよりわかるよう、お話を聞いた後で役割演技をしました。

役割演技をしながら、登場人物の思いを考えてみました。登場人物になりきったことで、気持ちが想像しやすかったようです。

 登場人物の気持ちが分かったところで、友達のよいところを書いてみることになりました。先生が「みんなのよいところ、書ける?難しいかな?」と聞くと、「書ける、書ける!」と子ども達。

 熱心にお友達のよいところを書いていました。なかには、2枚書いたり、先生方の分も書いたりする子もいました。

 

せっかく書いたので、お友達にお知らせ。教えてもらった方は、はにかみながらもニコニコ顔になっていました。

 

半年以上一緒に生活してきた1年生は、お友達のよいところにたくさん気付いていました。たくさん書きたい、伝えたい、という子ども達の様子がとても素敵でした。これからも、お互いのよいところをたくさん見つけて、仲良く生活していってほしいと思います。 

体育の授業(三春校)

2年生の低い障害物を乗り越える運動遊びと、5、6年生のハードル走を合同で行いました。

 

3歩のリズムで走り超えることができるように、自分に合ったインターバルの距離を選択したり、

振り上げ足や抜き足の動きを確かめたりしながら練習します。

 

この日は、それぞれの自己の記録の伸びに応じて得点を付けることになりました。

やる気満々の2年生も、低いハードルで挑戦してみることになりました。

 

遠くから踏み切って、振り上げ足を真っ直ぐに振り上げられているでしょうか。

 

お互いの走りをタブレットで撮影し合い、改善点や良さについて話し合います。

「もうちょっと体を前傾させて走り超えられるようにしたいな。」

「振り上げ足の反対側の腕を、つま先に近づけるように意識してみたら。」

 

 子どもたちのがんばりに触発されて、教員チームも必死です。

それぞれが高得点を出すことができ、満足のできる走りができました。